意外に思うかもしれませんが、風俗の面接の採用基準はかなり厳しいです。事実、とある大手デリヘルグループの面接合格率はたったの20%しかないそうです。
そのため、風俗の面接に合格して晴れてお店で働けるのは選ばれし女の子たちというわけです。
今回は過去にデリヘル店長を務めさせていただいた私の経験をもとに、風俗の面接に合格できる、採用率がアップする秘伝のテクニックを紹介させていただきます。
ではさっそくいきます!
目次
容姿・年齢の採用基準はあるの?
風俗のお仕事は男性のお客様をお相手するということもあり、容姿・年齢がお店の採用基準を満たすかどうかはとても大事なポイントです。
風俗のお仕事が「内面」を重視するというのは嘘ではありませんが、「外見」が採用基準に達していなければ、合格へのハードルが高くなるのは間違いありません。
お店によって容姿・年齢の採用基準は様々あると思いますが、自分が担当していた時は以下のようなルールを設けていました。
採用基準 | |
年齢 | 求人情報に書かれている年齢から+5歳くらいまでOK。見た目年齢を重視。 |
体型 | 「身長-110=平均体重」かどうかをチェック。平均体重から大きくずれていなければOK。 |
もちろん、上記に当てはまらない人が必ず不採用という訳ではありません。年齢・体重の採用基準はあくまでも目安です。
例えば「40歳くらいまでの女性を大歓迎」としていたとしても、50歳の綺麗な方でお話してみて雰囲気がマッチしたら採用させていただきましたし、平均体重から離れていても、「お客様から人気が出そうかどうか」を考え、結果的に採用に至るケースもたくさんありました。
お店のコンセプトから外れる外れないというのを一番重要視していました!
続けて「風俗の面接テクニック」をご紹介させていただきます。
テクニックといっても、私が面接の際にどんな点に注意していたかというポイントになります。最低限守って欲しい部分にもなりますので、これから風俗の面接を予定されるかたはぜひ参考にしてみてください!
風俗面接テクニック① 面接前のメールマナーを気をつけよう!
求人『みっけ』さんをはじめとした風俗求人サイトの一般的な応募方法として「WEB応募」「LINE応募」がありますよね。面接前に必ず文面でのやり取りが発生するのですが、意外と礼儀やマナーができない方がいらっしゃいました。
人それぞれ、お店それぞれ感じ方があるかと思いますが、以下、私が「こうしてほしい!」という項目を書き出してみました。
①「です・ます」を使ってほしい
ビジネスメールのように堅苦しいものじゃなくていいんですが、「です・ます」をきちんと使える方は、面接前から印象がいいです。当たり前のことように思えますが、意外とできていない方が多かったです。
怒っているのかな?って思う時も。会ってみて話してみると、敬語で話されたりするので意外です。
②相手の表情・態度がわからないからこそ、いつもより丁寧に返信してほしい
お店側にも当てはまる部分ですが、メールでのやりとりは相手の表情や態度がわからない分、丁寧に返信することを心掛けると採用確率もアップすると思います。
「です・ます」と同じです。怒らせてしまったのかな?と思ったりして、実際会ってみるとものすごく優しそうな方だったりするので意外です。
③「既読無視」「未返信」はできたら返信してほしい
偉そうに申し訳ないのですが、「他のお店に決まりました」「次回お願いします」の返信があると「ご期待に沿えず申し訳ございません、次回またお願いよろしくお願いいたします!」とお互い気持ちよく、やり取りを終えることができると思います。
④求人情報には目を通してほしい
掲載中の求人情報に目を通さずに「いくら稼げますか?」「保証はもらえますか?」などの質問も多かった気がします。求人情報の目立つ部分に大きく書いてある内容でも、一方的な質問が続くと面接前に「なんやこいつ」となりがちです。
そういった方に限って「こんにちは」や「よろしくお願いします」もなかった気がします。もちろん、求人情報に目を通していただけて、その上でご不明な点があればなんなりとお問い合わせください!
デリヘルをはじめ風俗のお仕事は、容姿よりも接客マナーや教養、一般常識といった部分を大事にするお店がほとんどです。一般のお仕事と同様、面接前のLINE・メールのやり取りから採用面接は始まっています!
風俗面接テクニック② 靴をそろえ、上着は綺麗にたたむ
面接前のLINE・メールのやり取りを終えたら、いよいよ面接です。
喫茶店などで面接を行うお店も多いですが、事務所で面接を行うお店も多くあります。事務所で面接を行う場合、玄関で靴を脱いでスリッパに履き替えることになるでしょう。
この時、靴はしっかり揃えましょう。脱ぎ散らかしたりすると印象はかなり悪くなります。上着を脱いで面接を受ける時も同じです。綺麗にたたんだり、案内された上着掛けに綺麗に掛けましょう。
デリヘルの場合、お客様宅に伺う場合もあります。これが出来ない女の子は、お客様の前でもできないと判断されてしまいます。
風俗面接テクニック③ 服装は清潔感が大事!パンツよりスカートのほうが採用率アップ
よく面接前のやり取りで「どんな服装でいけばいいですか?」と聞かれることがありますが、「自由な服装で大丈夫です」とお答えしています。
ですが、やっぱり「上下ジャージ」「上下スウェット」「ヨレヨレの服」はNGです。
これからあなたが働くお仕事は女性らしさをウリにするお仕事です。男性から人気がある女性らしい服装をしていただけると面接官も気合いがはいります。
しかし、あまりキメキメでも反対に「あなたらしさ」が伝わりにくくなる場合があります。一番ベストなのは「付き合って2年くらいの彼氏とデート」するときの服装です。個人的にですが、いい感じに気が抜け、女性らしさが漂う服装なんじゃないかと思っています。
最近はジャージもスウェットもファッションアイテムとして取り入れられることが多いので、絶対にダメというわけではありません。だらしがなければいいです。清潔感が重要です!
また、どちらかというと、「パンツスタイル」より「スカート」のほうが採用率がアップします。これはお客様からもスカート着用の要望が多いため、私たち面接官も働くあなたをイメージしやすいといった背景があります。
風俗面接テクニック④ メイクはナチュラルメイクで控えめに
艶っぽい女性は男性にウケる。というのは間違っていないのかもしれませんが、風俗の面接を行う際は、控えなナチュラルメイクの方が好印象かもしれません。
下手に口紅を濃くしたり、アイラインやチークを派手に使うと下品でケバい女と勘違いされてしまう可能性があります。ノーメイクというのはさすがにNGですが、控えめなメイクで面接にのぞんでみると採用率がアップするかもしれません。
香水も香りの弱いものを選ぶと好印象です。強い香りの香水はお仕事中に禁止をしているデリヘル店も多くあります。これは、お客様が家に帰った際に奥さんや彼女にバレないことを考えてのことです。
面接時も控えめな香水を使用している方であれば、面接官も安心してお客様にご紹介できると判断してくれることでしょう。
風俗面接テクニック⑤ みずぼらしい格好は即NG!?
ちょっと言い方は悪いですが「みずぼらしい格好」をした方は、その方の「今後の目標」や「風俗で働く理由」に共感できない場合、不採用とさせていただいていました。
先述の「ヨレヨレの服」も当てはまりますが、髪の毛がボサボサで整っていなかったり、爪が長くて汚れがたまっていたりなど、自分自身のお手入れができていない方が当てはまります。
持ち物や身につけているものも重要です。パンパンに膨れあがるほど荷物を詰め込んだカバンを持っていたり、身分証明書を取り出した時の財布がひどく汚れていたり。
「裸になればお金が稼げる」というのも令和時代の風俗だと難しいと感じています。お客様は非常に高額の料金を払いお店を利用してくださいますので、やはりある一定の清潔感・常識・マナーは必要になってきます。
お金が欲しい、お金を稼ぎたいから風俗で働くのはもちろんそうなのですが、風俗のお仕事は人と人とのコミュニケーションが最も大事な部分です。キツい言い方になってしまいますが、みずぼらしい格好をして面接にいらっしゃる方に大事なお客様を接客・担当してもらうことはできないのです。
風俗面接テクニック まとめ
いかがでしたでしょうか?
「風俗の面接合格テクニック」というテーマでご紹介させていただきましたが、すべて一般のお仕事にも当てはまるポイントばかりだったかと思います。
「風俗の面接なんて誰でも受かる」と思っている女の子。風俗の面接はそんなに甘いものじゃありません。大きなグループにもなれば毎日何十名、何百名と応募があり、面接がおこなわれます。採用基準に達していなければ、結構あっさり不合格になってしまうかもしれません。
もしこれから風俗で働くことを考えている方がいらっしゃったら、ぜひこの記事でご紹介させていただいたテクニックを参考に面接にのぞんでいただければと思います。
基本的なことばかりですが、注意していただくとほとんどのお店で採用に至ると思います!
あなたの夢や目標がきっと叶えられるように陰ながら応援させていただきます。面接ガンバってください!