ほとんどの風俗店では、利用したお客さんからのアンケートを募集しています。うれしいコメントならば励みになりますが、中には完全にいいかがりのようなクレームもあるのがつらいところです。
1.画像と本人が違いすぎる
ホテヘルなどの風俗では、お客さんがパネルやファイルで女の子を選ぶのが一般的です。しかしその写真が、実際の本人とあまりにかけ離れている場合にはアンケートにクレームを書かれてしまいます。なぜそんな違いがあるかというと、女の子がきれいに見えるために修正をしているから。これは男性からも「パネマジ」と呼ばれ、風俗の悪しき習慣とされているのです。
風俗に慣れた男性は、パネマジを含めて楽しみます。「今日の女の子は、マジでパネマジがひどかった」なんて言いながらも、それが風俗の慣習だと割り切っています。しかしパネマジの文化が受け入れられない人は、アンケートにクレームを書いてしまうのです。パネマジに対して、お客さんがクレームを入れる気持ちもわからなくはありません。写真を見ているのだから、それと違う人が出てくるのは、違和感があって当然でしょう。
ただあまり女の子がはっきりわかる写真を置くと、万が一、知り合いが来たときに写真でバレてしまうのです。パネマジは女の子を守るためにあるとも考えれば、多少は仕方がないことのでしょう。
またネット指名のときに、「写真と違う」とのクレームをアンケートを書く人がいます。しかしその女の子は顔出しをしておらず、勝手に男性がイメージを膨らまして違っただけということも。こちらは、なかなか納得のしにくいクレームといえるでしょう。
2.デリヘルで本番を断られた
風俗でもデリヘルは当然ながら本番行為は禁止なのですが、迫ってくる男性は後を絶ちません。きちんとした女の子ならここで断るのですが、そうすると男性はアンケートにクレームを書いてくるのです。本番をしてはいけない風俗なのですから当然のことをしたまでなのに、クレームに発展してしまうのは意味がわかりません。
男性の中にはバカ正直に「本番をさせてくれなかった」と書いてくる人もまれにいますが、これではお客さんに否があるのは言うまでもありません。そのために男性も本番を断られたとは書かず、「サービスが悪かった」などオブラートに包んだ書き方で女の子を責めるのです。
アンケートを見たお店は、女の子に事情を確認するかもしれません。きちんとしたお店であれば、女の子が本番をねだられたと説明すれば納得をしてくれるはずです。要注意人物として、お店で共有することもあるでしょう。
ただスタッフの中には、お客さんの意見を鵜呑みにする人もいます。女の子の意見を聞かずに、「サービスをもっと良くしろ」と注意をされるかもしれません。女の子に配慮がないスタッフが多いお店は他のトラブルも考えられるので、注意をしたおいたほうがいいでしょう。
3.女の子の話が長い
男性が風俗でサービスを利用する場合、お客さんはコースに対してお金を払います。つまりどんなサービスを受けようが、時間単位の支払いなのです。そんな重要な時間なのですから、有意義に使いたいというのがお客さんの心理。できるだけ無駄なことは省いて、性的なサービスに専念して欲しいのが本音のところでしょう。
そんなときに女の子がやたらと話をしだし、しかもそれが長時間におよぶとお客さんは損をした気持ちになってしまいます。「話が長かった」というクレームをアンケートに書かれた場合、「つまらない話ばかりしていないで、もっとプレイをたくさんしろ」という意味が後ろに隠れていることを把握しておきましょう。
ただ全員に話を短くプレイを長くすればいいのかといえば、そうとは限りません。お客さんの中には、女の子と恋人気分を味わいたい人だっています。そんな人はプレイよりも、女の子との交流を重視します。恋人気分を味わいたい人対してプレイばかりに力を入れた場合、「事務的なサービスしかしない」とアンケートにクレームを書かれてしまいます。
お客さんが風俗にどんなことを求めているのか見極めることは、とても大切です。
4.とてもケチなクレーム
風俗に来るお客さんは、ケチなお客さんほどアンケートにクレームを書く傾向があるのです。先に書いたとおり、風俗の支払いは時間制。それならばめいっぱい楽しまないと損だと考える人が、たまにおかしなクレームを入れるのです。たとえばお風呂に時間をかけられてしまうと、ケチなお客さんは損をした気分になります。「お風呂を長くして、時間稼ぎをしている」などと、アンケートに書かれてしまうでしょう。
またモタモタとプレイをされると、ケチなお客さんはイライラとします。せっかくコースでお金を払っているのだから、女の子にも貴重な時間だという認識を持って欲しいのです。たとえば手コキがやたら長くてフェラが短いだけで、クレームになることも。「手軽な手コキで時間を稼いで、フェラの時間を故意に短くしている」などと感じて、腹が立つのでしょう。
またお客さんが早めに発射した場合には、その後、まったりと時間を過ごすなんて考える女の子もいるかもしれません。しかしケチなお客さんからすれば、「せっかくお金を払った時間を、なにもせずに終わるなんて手抜きだ」と思います。このようなお客さんは問答無用で2回戦を期待しており、とにかく時間いっぱいに女の子が働かないとすぐにクレームになります。
相手にするには、なかなか面倒なタイプです。
5.発射できなかった
風俗で最も女の子が嫌がるのが、遅漏のお客さんです。一生懸命にサービスをしているのでまったく反応がないために、相手にしている女の子が疲れてしまいます。女の子の技術不足とはまた別の問題がある場合も多いのに、遅漏で発射をできなかったことをアンケートでクレームに書いてくる男性もいるのがつらいところです。
基本的に風俗の目的は発射をすることなので、イケなかったことを問題にする気持ちも少しはわかります。しかしどこの風俗でもなかなかイケない場合には、自分に問題があると少しは考えて欲しいもの。女の子に対してクレームばかり入れても、なんの解決にもなりません。
遅漏のお客さんは、日頃のオナニーのやり方に問題がある人も多くいます。激しい刺激が当たり前になっている人やいわゆる床オナニーをしている人は、女の子の手コキやフェラではなかなかイケない体質になってしまっているのです。そんな男性をイカせるのは、女の子にとっても指南の技。自分が遅漏であるということを、少しは自覚して欲しいものですね。
6.うそのクレームを書く
風俗のアンケートでも一番厄介なのが、うそのクレームを書くお客さんです。「そんなことをしてどうなるの?」と思うかもしれませんが、私的な恨みをアンケートではらそうとしているパターンがほとんど。
先にも書いた本番を断られた場合に、「態度が悪い」などのマイナスなことを書いて女の子に嫌がらせをするのです。さらに高度になると自分から本番を持ちかけて断られたのに、「本番を提案された」とうそを書く男性もいます。女の子が本番をしていると聞くと、お店側としても放置しておくわけにはいきません。
嫌がらせとしてはかなり効く方法ですが、お店も女の子からの説明を聞けば納得をする場合がほとんど。ただやはり後味がいいものではないので、できる限りこのようなお客さんには当たりたくないものです。
風俗のアンケートに書かれたクレームの中には、もちろんしっかりとした指摘もあります。ただ自分の思いどおりにならないのを女の子のせいにするようなクレームは、気にしないほうがいいでしょう。
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