2015年10月に施行された「マイナンバー制度」ですが、風俗業界で働く女の子たちにとって、マイナンバー制度とは、どのような影響があるのでしょうか？風俗で副業をしている女の子たちの中には、マイナンバーによって、風俗で働いていることがバレるの？副業していたことが本業の会社にバレるの？と不安になっている方もたくさんいると思います。
結論から申しますと、風俗でバイト・副業をしていても、バレることは一切ありませんのでご安心ください。そこで今回は、そんな悩める女の子たちのために、風俗店の求人では、なかなか詳しく書かれていない「風俗とマイナンバー」の関係について詳しくお話します。
目次
そもそもマイナンバーって何？
ニュースやネットでよく目にする「マイナンバー制度」ですが、実際にどんな制度なのか、わかっている女の子は少ないと思います。筆者も実は、そこまで詳しくはありません。では、マイナンバーって一体どんな制度なのでしょうか？
簡単にいいますと、国民1人1人に与えられた12桁の番号で、収入から税金、年金、健康保険など、すべてを共有しましょう、という制度です。
今までは、各機関がバラバラだった為に、税金を納めていない人や、健康保険料を滞納している人など、他の機関では一切わからなかったことが、これからはマイナンバーで管理することによって、すべて共有することができるのです。
現在はまだ、システムなどのトラブルによって、運用は遅れているようですが、今後は徐々に管理されていくことになるので、今までとは少し生活は変わるかも知れませんね。
では、風俗で働く女の子たちの生活は、一体どのように変わるのでしょうか？マイナンバーによって風俗で働いていることが、バレるのでしょうか？
マイナンバーで風俗がバレるって本当なの？
昼職をしていたり、旦那さんの扶養に入っている女の子たちが、風俗の副業をしていることが、マイナンバーをきっかけに、バレるのではないか不安だと思います。それによって、風俗の副業を辞めたいと思っている女の子たちの声も実際によく耳にするようになりました。
実際のところはどうなのでしょうか？本当にバレるのでしょうか？
答えは「風俗で副業していても、マイナンバーをきっかけに、本業の会社や旦那さんの会社に、バレることはありません！」もちろん100％ではありませんが、これまでの風俗業界の雇用形態から申しますと、マイナンバーによって、副業がバレるといったシステムにはなっていないからです。
では、どうしてバレることはないのでしょうか？
それは風俗で副業する女の子たちと、風俗店との間で雇用形態が、普通の会社と違うからです。それについて、詳しく説明したいと思います。
風俗店と風俗嬢の雇用形態とは？
皆さんは、これまでアルバイトや会社勤めをした時は、毎月のお給料から「所得税」というものが引かれていたと思います。そして年末になると「年末調整」という紙が渡され、名前や住所を書いた覚えはありませんか？
しかし風俗で副業をしてからは、その年末調整という紙を渡されたことのある女の子は、ほとんどいないと思います。風俗嬢兼お店のスタッフとして雇用されている女の子なら別ですが、たいていの女の子は違うはずです。
すなわち、女の子とお店の間には、雇用形態が発生しないということになるのです。「えっ？じゃあ、私たちはお店とどんな契約を交わしているの？」と思うと思います。実は、皆さんは「個人事業主」なのです！
風俗で働く女の子は「個人事業主」です！
風俗店と風俗で副業する女の子は、雇用という形ではなく、業務委託という形になります。要するに、お店が受注したお客様を、お店は女の子に依頼します。女の子は、そのお客様に対して、接客できるか判断をし、OKならば、そこでお店との契約が成立します。
そしてお店はお客様から料金を徴収し、働いてもらった女の子に対して、報酬を分け合うという形を取るのです。それが業務委託です。建設業界でいう、元請けと下請け・1人親方といった関係によく似ています。
そうすることによって、お店側は女の子に、下請け業者として支払ったという形であって、雇用したということではなくなるのです。
よく雑費について不満を待つ女の子がいますが、基本的にはお店の従業員でも社員でもないので、女の子たちは、お店からタオルや衛生道具を借りているという形になります。その分と費用として、お店は「雑費」を徴収するのです。
それによって女の子たちは、引かれた雑費を「経費」としてみることができます。この経費は、ゆくゆくは「確定申告」に使われることになるのです。それでは、その確定申告についてお話します。
風俗嬢って確定申告するの？
ここまでで、風俗店との雇用関係がわかってきたと思いますが、ではマイナンバー制度によって、風俗で副業する女の子たちの税金はどうなっていると思いますか？個人事業主ということは、どんな副業であったとしても、税金は納めなければなりません。それが「確定申告」です。
しかし、多くの風俗嬢が確定申告している中で、会社バレ対策に納税をしていない女性がいるのも事実です。
最近の税務署は、女の子日記やブログなんかをチェックして、出勤日と休みをチェックしているという話も聞きます。中には細かく、お礼日記で「○○さんありがとう」という本数を数えている税務署もいるようですが…。それが女の子に対しての調査なのか、お店に対しての調査なのかは、今のところ不明です。
いずれにせよ全国の税務署で、直接女の子に調査が入ったという事例は今まで聞いたことがありませんので、安心していいと思います。税金を収めたらそこからバレるというわけでもありませんので、安心して確定申告をしてください。
過去の収入はどうなるの？マイナンバーまとめ
今のところ、マイナンバーと過去の収入に関しては、紐付けはしないといわれております。実際にそこまでやるとなると、税務署も手間がかかり過ぎるので、心配する必要はありません。しかし近い将来は、どうなるかわかりませんので、しっかりお金の管理はしておきましょう。
このように、マイナンバーによって風俗で副業していることがバレるといった心配は今のところ考えにくいと言われておりますが、今後はマイナンバーのシステムが進み、風俗業界に対しても、メスが入らないとは言い切れません。
だからといって、風俗で副業していることが、家族や会社にバレる心配はなさそうですので、今後も風俗で安心して副業してくださいね。税務署は、けして風俗店や風俗で副業する女の子たちを潰したいと思っている訳ではありません。
税金さえきちんと納めてもらえれば、税務署にとって風俗で副業する女の子は、ある意味、大切な「お客様」なのです。
風俗業界にとって、風俗で副業する女の子たちがいなくなれば、風俗という業界は破滅してしまいます。そうならない為にも、しばらくの間は、現状維持といったところではないでしょうか？お店によって雇用形態は様々ですので、求人サイトをよく確かめ、面接時にお店に詳しく聞くのも一つです。
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