風俗でなにも言わずにバックレることは「飛ぶ」と呼ばれ、日常化しています。もし風俗でなにも言わずに辞めた場合には、どのようなことが待っているのでしょうか？

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1.風俗のバックレはよくあること

風俗で女の子がバックレ現象は「飛ぶ」と呼ばれ、用語ができるくらいに頻繁にあることなのです。

なぜ女の子がバックレるかというと、風俗で働く女の子は適当な子が多いのも理由のひとつでしょう。一般的の会社などで辞めるときには、「事前に伝えないと申し訳ない」との気持ちになる人ほとんど。しかしそのような働き方が向いていない女の子が、風俗には多く流れ着いているのです。「行きたくないから、辞めちゃおう」くらいの感覚で、バックレる人もめずらしくありません。

また風俗はシステム上、バックレやすいところもあるのです。ほとんどのお店では自由出勤制を取っており、給料の支払いも即日払いが一般的な世界。他の仕事に就いている人の場合、会社を辞めるにはさまざまな手続きがいります。そのためにバックレても、後日、会社に顔を出さなければいけないことなってしまうために、面倒な辞め方をしない人はほとんど。しかし風俗の場合にはその日に辞めても、女の子にとっては大きなデメリットがないのです。

風俗のバックレは、頻繁にあること。お店もよくあるので、あまり気にしていないところも多いのが実情です。

2.大抵の場合にはなにも起こらない

バックレが多い風俗ですので、ほとんどのお店ではとくになにも起こりません。「来ないなあ、飛んだかな」と思うくらいでしょう。

ただ人手不足のお店の場合には、女の子が一人いなくなるのはかなりの痛手。また人気嬢にバックレをされるのも、お店にとってはつらいこよです。そんなお店の事情がある場合には、連絡をしてくる場合もあります。

女の子がそれぞれに事情を抱えていることも、お店は十分に理解しているもの。また風俗で働いている子には、一般社会の常識は通用しないということも知っています。働くスタッフの人たちもそんな世界で生きているので、むしろバックレが常識なくらいに考えているかもしれません。

ただやっぱりお店にはお世話になったから一言伝えておきたいと思う場合には、その日の清算のときに「今日で辞めさせてもらいます」と伝えるだけでも印象が変わるでしょう。黙って飛ぶよりは、お店への出戻りもしやすくなります。

一般的な会社であれば当日に言って辞められるところなんてなかなかありませんが、ここも風俗ならではの自由さが感じられる一面。辞めることをお店に伝えるだけでも、「ちゃんとした子」になるのが不思議なところですね！

3.悪質なお店からは電話などの嫌がらせも

これまで書いてきたのは、風俗の中でも比較的に良質店の事例です。ほとんどのお店は女の子がバックレても、放置しています。しかし悪質なお店の場合には、女の子を追い詰めるような行動を取るのです。女の子に戻って来て欲しいというよりも、飛ぶようなことをした事実に腹を立てている場合がほとんど。つまり、嫌がらせです。

まずは電話をかけて様子を見ますが、お店からの電話番号だと出ない子も多いでしょう。そこで他の電話からかけるなどして、女の子に取らせるようにするのです。知らない電話番号からは出ないという子も多いでしょうが、あまりにしつこくかけるので根負けして出てしまうのです。電話に出た女の子に対して、脅しとも取れるような言葉を浴びせかける人もいます。脅迫されて仕方なく、お店に戻る子もいるでしょう。ただそんな悪質なお店で長期的に働くのは、危険なことです。また辞めたくなっても同じことを繰り返されるので、沼にハマってしまいます。

悪質なお店だけでなく、店長の性格によっても対応が変わる場合もあるのです。黙って飛ぶことが許せずに、嫌がらせをしようと思う腹の黒い店長の場合には、大変な思いをするかもしれません。

風俗のほとんどお店ではバックレを気にはしませんが、一部の悪質店では嫌がらせがあることを頭に入れておきましょう。

4.家に押しかけられて家族バレ

悪質な風俗でバックレをすると、電話攻撃だけでは済まないこともあります。中には家まで押しかけて、脅しにかかるケースもあるのです。女の子が一人でけんか腰の男性に対応するのも大変なことですが、もっと面倒なのは実家に住んでいる場合でしょう。

ほとんどの女の子は、風俗で働いていることを家族に隠しています。それが悪質なお店でバックレてしまったがために家族にバレてしまうのは、災難としか言いようがありません。怪しい男性が女の子に会いに来れば、家族が不思議に思って当然でしょう。お店側は女の子に嫌がらせをしに来ているので、家族に風俗のことをバラすのはなによりも効果的な行為なのです。

さらに一人暮らしをしている子にも、「実家に行ってやる」と脅されることもあります。実家の住所を教えていなくても普段の会話で出身地を教えていたら、そこから割り出すこともあるのです。ここまでのことをされなくても、「実家に行く」の脅しはよく使われる言葉。女の子が嫌がることはなんなのかを、よく知っているのでしょう。

脅迫は十分な犯罪なので、録音して警察に相談をするなどの対応を考えてみるものひとつの方法です。風俗で飛ぶことで、お店の本質が見えてくるのが皮肉なところといえるでしょう。

5.辞めると言っても脅される

風俗の悪質店でバックレた場合、ときに脅されることがあることを紹介しました。それならば、あらかじめ辞めることを伝えていればいいのでしょうか？　悪質店と言われるだけあって、バックレずに辞めることを伝えても同じような状況になるのがオチかもしれません。

「辞めようと思います」と伝えても、なんだかの理由とつけて辞めさせてもらえないのです。「ぜんぜん稼いでないのに、辞めてもらうわけにはいかない」や「おまえの教育にかけたお金を、まだ回収していない」など、適当な言葉を使って女の子に脅しをかけるのです。実際にその言葉に納得をしてしまい、やむなく続けている女の子もいるでしょう。

お店の言うことを聞いていては、いつまで経っても辞められません。もちろん悪質なケースの場合には、先に書いたように電話や家に来るなどの嫌がらせがあるかもしれません。ただほとんどの場合には、引き止めるための作戦です。男性に脅されると怖い気持ちは理解できますが、女の子もそれに負けないように強気に出ましょう。

それにしても飛ぶにしても事前に辞めるにしても脅されるとは、なかなか面倒なものです。

6.早めに辞めるとこを伝えたらお茶をひくことに

風俗でバックレをすると、一部の悪質店ではとんでもない目に遭ってしまいます。そこで、辞めることを早めに伝える人もいるかもしれません。しかしここでも、悪い流れになってしまうことがあるので注意が必要です。

もう辞めてしまう女の子にお客さんをつけても、お店としては次につながりません。そのために出勤をしていてもお客さんをつけてもらえず、お茶をひくことになる場合もあるのです。これは飛ぶと家に押しかけるような悪質店でなくても、ちょっとした嫌がらせとしてやられることがあります。

つまり風俗を飛ぶのも良くないけれど、早めに伝えるのも女の子にとってはマイナスになる可能性があるということ。やはり清算のときに辞めることを伝えるのが、一番スマートな辞め方なのかもしれません。

風俗でバックレても、なにも言ってこないお店が大半です。しかし一部の悪質店では、飛ぶと嫌がらせをするところもあります。お店選びから慎重に、良質店を探すことが大切です。