週に2、3日の出勤でも、月に数十万円は当たり前。短時間で驚くほどの高収入を稼ぐことができる、風俗のお仕事。

その一方で、ストレス過多でメンタルが安定せず「病んでしまう」女性も少なくありません。

具体的にはどんな場面でストレスを感じてしまうのでしょうか。

今回はメンタルをテーマに、風俗で働く女性が病んでしまう理由や、メンタルを健やかに保つ方法についてお伝えします。

風俗嬢が病んでしまう理由

風俗の仕事は「究極の接客業」とも言われており、誰でも簡単にできるものではありません。

そもそも、いきなり初見の男性に性的サービスをするって実はすごいこと。これだけでもストレスを感じてしまいそう。

メンタルを病んでしまう原因は人それぞれではありますが、風俗で働く女性は、以下のような状況が大きなストレスだと感じるようです。

1.客層の悪さ

いわゆる「クソ客」の存在はメンタルを病む大きな原因のひとつ。

ケチ、不潔、乱暴、嫌味、説教、店外や本番強要…。風俗店には、いいお客様もくれば、最悪なお客様も来店します。

みやねぇ

稼ぐためには、うまくスルースキルを身に着けること。すべて真に受けていたらメンタルが持ちません！

もちろん絶対に無理！という場合は遠慮なくスタッフさんに伝え、NGにしてしまいましょう。

2.稼げない、お茶を引く

大金を稼ぐために思い切って風俗の世界へ。

しかし、繁忙期もあれば閑散期もありますし、すぐに稼げるほど現実は甘くはありません。

新人期間はお店のプッシュもあり、お客様はつきますが、そこから先は本人の努力次第。

みやねぇ

お客様は決して安くはない、大切なお金を持ってお店に来てくれているのです

容姿が良い子でも、接客に難ありでは売れませんし、元々会話が苦手な女の子は、積極的に話しかけていかなければ楽しい時間は演出できません。

また、お店選びを間違えると、どれだけ本人が努力をしてもお客様がつかない、という事態にもなりかねません。

周りの女の子はお仕事に出かけているのに、自分はずっと待機。頑張っているのに指名客が全然入らない…これがメンタルを病む理由のひとつです。

3.掲示板などの誹謗中傷

見ない方がいいと分かっていても、ついつい見てしまう匿名掲示板。

みやねぇ

自分は見ないようにしていても、ご丁寧に「掲示板に書いてあった」などいらない情報を伝えてくるお客様も（怒）

心無い容姿の悪口、サービスへのクレーム、虚偽情報やプライベートの暴露まで公表されてしまう場合もあり、日常生活に恐怖を感じることも。

4.鬼出勤

風俗の仕事は体力を使います。

そんな中で「もっと稼ぎたい」「休むのが不安」という状況になると、出勤数・時間が増え、カラダが悲鳴をあげるように。

全くお休みを取らずに働くことを業界用語で「鬼出勤」と言っていますが、体力の限界を超え頑張り過ぎてしまうと、結果的にメンタルまで崩壊してしまうのです。

5.お店の環境、スタッフの質

風俗に限らず、どんな仕事であれ人間関係のストレスで仕事を辞めてしまうケースはとても多いです。

特に風俗嬢は常に心身を削り接客をしているため、お店の対応が悪かったり、スタッフの対応が雑だったりすると、イライラもピークになってきます。

• 言われたことを忘れられている
• スタッフ間の報連相がされていない
• 特定の女の子をえこひいきする
• 稼げないと嫌味を言われる

また、集団待機などでは女の子同士のトラブルも。

• 性格の悪いお局がいる
• 売れている子がマウントを取る
• 目立つ新人に冷たい態度をとる
• 待機所に置いてあった私物を盗む

みやねぇ

陰湿ないじめは、ねたみひがみ！

それを知るスタッフが、見て見ぬふりをすることも。

環境が悪いと、いい接客はできません。改善の余地がなさそうであれば、すぐにお店を替えることをおススメします。

6.相談できる人がいない

仕事でイヤなことがあった時に、愚痴を聞いてもらう人がいたり、接客で悩んだ時にアドバイスをくれる人が近くにいたら、どれだけ気持ちがラクになることか…

でも現実は、風俗で働いていることを周りに言えない人がほとんどだと思います。

みやねぇ

お店のスタッフさんに相談はできても、やはり内容によっては相談できなかったりしますよね

今は元々風俗嬢として働いていた女性がスタッフとして内勤しているお店も増えており、仕事面だけでなく、プライベートも相談しやすいと好評です。

みっけの求人検索でも、こだわり条件の中に「女性スタッフ在籍」の項目があるので、気になる女性はチェックを入れて求人検索をしてみてくださいね。

7.そもそも風俗の仕事がイヤ

風俗に入るきっかけは、ほとんどの女性がお金目的。

最初から「この仕事をやりたかった」「興味を持っていた」という女の子もいますが、割合は少数です。

大金を稼ぐための手段として風俗を選んだだけで、ずっと抵抗があったり、嫌悪感を持ちながら働いている女の子は、些細なことでも辛くなってしまうもの。

みやねぇ

難しいですが「源氏名と本当の自分は別人」と思い込むことを意識してください

たくさん稼げた達成感や、喜んでもらえた時の嬉しさなどをモチベーションに変えていければいいですね。

8.風俗を辞めるに辞めれない

将来のための資金稼ぎや、副業としてお小遣い稼ぎ程度であれば、このような不安はないかもしれません。

しかし借金返済があったり、生活水準を落とせない、といった場合「このままでは風俗を辞められない」という不安が募ってきます。

いずれは風俗を卒業しなくてはならないので、今より早いペースで稼げるようにスケジュールや接客スキルを見直したり、少しずつ生活水準を標準に近づけていく努力をしていくしかありません。

また、風俗を続けていると、履歴書に書けない空白の期間ができてしまいます。

ゆくゆくは昼職に就きたいと考えているのであれば、どんな仕事ができそうなのかを調べたり、資格取得のための勉強を始めていくのもおススメです。

みやねぇ

今は風俗のスキルを活かして風俗講師の道や、内勤スタッフとして働く女性も増えています

風俗で病んでしまった際のリスク

ひとことで「病む」といっても、人によってその感覚は異なります。

「かったるい」と軽いニュアンスの場合もあれば、日常生活に大きな支障を与えるほど深刻な場合もあります。

メンタルの病は、周囲に理解されにくいこともあり、ますます精神的に追い込まれてしまうことも。

以下ような症状が出始めたら心が疲れてきたサインです。

• 常にだるい
• 遅刻・欠勤が急に増えてきた
• 不眠、過眠
• 食欲不振、過食

軽視したままにすると

• うつ病
• 躁うつ病
• パニック障害
• 依存症
• 睡眠障害
• 摂取障害
• 適応障害

といった症状へ進行してしまう可能性もあります。

重症化すると長期に渡り、病気と付き合うことになりかねませんし、日常生活にも支障をきたします。

少しでも気になる点が出てきたら、早めにメンタルケア専門の病院に行き、医師に相談をするようにしてください。

風俗でメンタルを保つためにできること

自分は絶対病まない、メンタルの強さには自信がある、と思っていても、知らず知らずのうちに疲弊し、ある日突然メンタルが落ちることも。

そうならないために、日頃からできるメンタルを健やかに保つ方法をいくつかピックアップしてみました。

休養をしっかりとる

頑張り過ぎは結果としてストレス過多となり、メンタルに影響します。

出勤時間を短縮したり、連続して出勤していたのであれば、思い切って数日～1週間程度休みをとってリフレッシュするのもいいでしょう。

なお、本来人間は昼に動いて夜に眠るというリズムで生活をする生き物。夜型だと体内時計にズレが生じ、健やかなリズムが保てません。

みやねぇ

日頃夜型で仕事をしている女性は、昼型シフトにしたり、日中外に出ることを心がけるだけでも調子が上向きに！

ストレスを発散できる人、場所を見つける

溜まりそうなストレスを買い物や、グルメ、推し活、ライブなど、日常的に発散できていればOK！

しかし、直接誰かに愚痴を聞いてほしい場合もありますよね。

信用できる親友などに話せれば良いのですが、親友であっても風俗で働いていることを言えない場合もあるでしょう。

やはり風俗ならではの悩みを理解してくれるのは、同業者。

女性スタッフに相談するのも良いですが、今はSNSを通じて全国の風俗嬢とつながることが可能ですし、実際に愚痴や悩みを発散させる場としてSNSを利用している現役嬢がたくさんいます。

みやねぇ

お店のアカウントで露骨な悪口や、ネガティブ発言は、お客様に見られている可能性もあるので要注意。マイナスな印象になるものは、必ずお店とは別のアカウントで発信するようにしましょうね！

さらに、今は風俗嬢向けのイベントや勉強会が頻繁に行われており、全国からわざわざ足を運ぶ女の子が急増中。

以前であれば、こういった機会はなかったので、メンタルの安定だけでなくモチベーションアップのためにも、とても良い傾向です♪

目標を設定する

メンタルの安定とモチベーションは相関します。

モチベーションをあげるには、目標を掲げることも効果的。そのモチベーションが保てれば、メンタル状態も安定してきます。

「今は稼げるからしばらくは風俗で働く」「将来のことはまだ何も考えていない」と楽観視している女の子は、何かしらの目標を持つようにしましょう。

大きな目標でも小さな目標でも構いません。コツコツとその目標を達成していくことで、メンタルを健やかに保つことが出来ますよ♪

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まとめ

いくらたくさんのお給料を稼げていても、メンタルを病んでしまっては元も子もありません。

自分は大丈夫と過信せず、メンタルに影響が出そうなものは、避けていく。

そして「環境そのものが問題」「改善ができそうもない」と感じたら、早々にお店を替えたほうが良いでしょう。

時間は有限。稼げる期間も限られています。

心身ともに気苦労の多い仕事だからこそ、自分のとってストレスのない、最適な環境を自ら整えていくことが大切です。