絶対に信用できるスタッフがいるからこそ出戻りを決意した

公開日:
東横人妻城/けい

プロフィール

けい

東横人妻城/モアグループ

けい(28歳)

秋田県出身。高校を卒業後、就職のために上京。事務員として3年のOL生活を送りながらキャバ嬢を兼任していたが、結婚の予定があったために退職。パチンコ屋で働きつつ資金を貯めていたが、婚約破棄をされた上に腰を痛めて無職となり、風俗に従事することとなった。現在は別の男性と結婚しており、2匹の猫(スコティッシュホールド)と共に暮らしている。

このインタビューのポイント!

  • 仕事と恋を同時に失い、風俗の道へ……
  • お客様と深く接せる分、デリヘルの方が楽しい
  • 信頼できるスタッフの存在により出戻りを決意

東横人妻城』は、モアグループならではの圧倒的な集客力を誇るデリヘル。入店の女性のほとんどが10日間で30万円以上の収入を得られるという稼げるお店。女性スタッフが在中しているため、相談事のしやすい環境であり、JR横須賀線や東急目黒線など計5路線が使えて通勤に便利な立地も◎。キャストであるけいさんは、お店に絶対の信頼を寄せているようだが、それは何故なのか? じっくり話を伺ってきた。

仕事と恋を同時に失い、風俗の道へ……

東横人妻城

――けいさんはどちらのご出身なのですか?

秋田県です。高校を卒業した後、19歳で就職のために上京してきて、それ以来はずっとこちらですね。会社事務員として3年ほどOL生活をしていたのですが、手取りで12万円とあまりに安月給すぎたので、歌舞伎町のキャバクラでも働いていたんです。

――お昼は普通に会社で働いて、夜は水商売……。かなりハードな生活ですよね。その時、キャバクラでは稼げたのですか?

それが当時は会社の寮に住んでいて夜の門限があって、会社終わりで働いても1日3~4時間が限界でした。そんな時、当時お付き合いしていた彼氏から「結婚しないか」とプロポーズされたんです。それで会社を辞めてキャバクラも卒業して、結婚資金を貯める目的でパチンコ屋のホールで働き始めました。2年ほど続けていたのですが、腰を痛めて退職。そして、そのタイミングで彼氏から別れを切り出されてしまったのです。

――衝撃的な展開! 仕事と恋を一気に失ってしまったのですね。彼氏との別れの理由はなんだったのでしょうか?

長すぎた春だったんでしょうね。2年の間に結婚する気持ちが消えてしまったみたいで……。意気消沈していたそんな時に、時給2500円と書かれたキャバクラのティッシュを手にしまして。「これは稼げそう!」と思って面接に行ったんです。でも行ってみたら店内が薄暗くて、そこがピンサロだと気づきました。

――そこはもちろん、すぐに断ったのでしょう? 

いえ、面接官から「キャバより稼げる」「彼氏にするのと同じこと」と言われるうちに納得してしまい、あっさり働くことを決めてしまいました(笑)。

――切り替えが早い! 実際に働いてみてピンサロの仕事はどうでしたか?

仕事内容については特に問題なく。ただ、狭い空間でするのはプライベートと勝手が違うのでやりづらかったですね。体を動かすたびに自分のブースだけ、やたらガタガタ音がするので周りからは不思議に思われていました(笑)。そこで半年くらい働いた後で、新しい店舗へと異動をしたのですが、客層があまりに合わな過ぎて辞めてしまいました。

――仕事に抵抗はなかったけれど、ピンサロという業種に馴染めなかったような感じでしょうか。

そうですね。なので、次に働くところも風俗でいいかなと思っていたんです。だって、週5日の1日8時間で月に40~50万円くらい稼げたんですよ?! OL時代の3倍以上でしたからね。むしろ「ピンサロでこれだけできたなら、他の風俗でも稼げるはず」と、期待度満点でした。

お客様と深く接せる分、デリヘルの方が楽しい

東横人妻城

――そうして見つけたお店が、こちらの『東横人妻城』というわけですね?

はい。ネットで「川崎 風俗」というザックリしたワードで調べたら、お店のサイトの女性求人ページが出てきて、読んでみたら良さそうなお店だったので直ぐに決めちゃいました。川崎駅ではなく、沿線の駅に待機所があるところが決定打でしたね。個人的にひじょうに通勤しやすい場所だったんです。

――それ以外に、こちらのお店に決めたポイントはありますか?

「人妻店」っていうところですね。普通のヘルスだと、採用基準もレベルが高そうで自分が雇ってもらえるのか不安だった部分があります。また、キャバクラで経験したキャスト同士の対抗心丸出しな雰囲気が凄く苦手で。若い子のデリヘルも似たような感じじゃないかな、と思ったのもありますね。人妻店はもっとのんびりしたイメージがあったんですが。

――実際のお店の雰囲気はイメージ通りでしたか?

はい。このお店は集団・個室両方の待機所があるのですが、私はだんぜん集団派だと言えるくらい楽しいです。ほかのキャストと情報交換なんかもできるし、ギスギスした雰囲気も皆無。ただ、お店が忙しいせいか、待機所に常にいるのは2~3人程度なんですよね。入れ代わり立ち代わり仕事に出ていっちゃうので、ゆっくり話ができるのはレアケースです。

――デリヘルの仕事はピンサロと違って、お客様の元に出向くスタイルですが、そこについて不安は感じませんでしたか?

それはありませんね。たまにお客様自身からも「顔も知らない人のところに行ってプレイするなんて怖くないのか?」と聞かれることがありますが、私にはその発想自体がなかったというか。

――デリヘルのキャストの中には、自宅NGを出す方も多いと聞きますが。

私はぜんぜんOKです。自宅に呼ばれた時って、ホテルよりもお客様がだんぜんリラックスしているので、ラストまで到達するのがすごく早いことが多いので助かるんです(笑)。

――仕事内容についてはどう思われますか?

ピンサロよりも遥かにプレイ時間が長い分、お客様の人となりを深く知れるところが面白いと思っています。本物の恋人同士っぽい雰囲気にもなりやすいので、私個人としては楽しめるしやりやすくなりました。たぶん、デリヘルはおしゃべりが好きだったり、人と接することが好きな子に向いた業種なんだと思います。

――お店の客層についてはいかがでしょう?

おそらく40代がメインの層ですね。たまに30代、50代がくるかなって感じです。でも、すごく良いお客様ばかりで有難いんですよ。自分とは合わないな~と思ったお客様は、入店半年間でひとりくらいです。

信頼できるスタッフの存在により出戻りを決意

東横人妻城

――入店してまだ半年なんですか?

そうなんです。実をいうと私、出戻り組なんです。3年前に友人の紹介で知り合った方と結婚をしまして、それを機に一度お店を辞めているんですよ。

――そうだったんですか! 失礼ですが、ご主人はこの仕事のことはご存じで?

私が風俗で働いていたことは知っています。でも、付き合ったばかりの頃から「辞めて欲しい」と言われていたので、入籍の半年前に退店しました。その時は、気持ちをリセットして完全に普通のお嫁さんになるつもり満々だったんですけどね。

――それが、何故に出戻ってきてしまったのでしょうか。

結婚後に知人が設立した会社のスターティングメンバ―として働き始めたんです。ただ、私は自分でいうのもなんですが、そこそこ仕事はできる方で。立場が偉くなるほどに、周囲の人間が扱いづらくなってきたようで、裏に手をまわされて辞職に追い込まれてしまったんです。

――まるでドラマのような話。それは辛い経験でしたね。

正直、風俗よりもぜんぜんドロドロした世界でしたね。そんな時に夫が起業することになり、稼ぎが大幅に下がる可能性が出てきたんです。私は音楽ライブやフェスに行くのが趣味なのですが、「もう行けなくなるのでは」と思い立ち、夫には内緒で再びこちらのお店でお世話になることにしたんです。

――自分の自由になるお金が欲しかったということですね。現在、どれくらい稼げているのですか?

平均すると、働いているのは月に12日くらいです。それでも50万円くらいはキープしていますね。

――月の半分も働かないで50万円?! それはかなりの数字ですよ。

ですよね(笑)。もともと一年を目途に足を洗う予定だったのですが、今はもう貯められるだけ貯めて、夫の起業が上手くいかなかった時にフォローができるようにしておくことも考えています。

東横人妻城

――まさに内助の功。しかし、確かに稼げるとはいえ、一度辞めたお店でもう一度働くなんて、そんなに風俗では聞かない話ですよね。

スタッフさんが本当に快く迎えてくださったんです。「また一緒に頑張りましょう」って言ってくれて嬉しかったなぁ。私がここにまた戻ってきた理由のひとつは、確実にスタッフさんへの信頼感ですね。

――例えば、どんなところが信用できると感じているのでしょう?

お店が暇だった日には、必ず謝られるんですよ。しかも、人前でアピールするかのようなでなく、帰り際にこっそりと「今日は本当にごめんなさい、またよろしくお願いします」って。こういうひと言って凄く大事じゃないですか。それだけで気持ちが安らぎますし、素直に「次も頑張ろう」って思えますよね。

――それは素晴らしい姿勢ですね。キャストに対し、深い敬意を持って接していることが伝わってきました。

それに色んな事情を抱えたキャストそれぞれへのフォローもバッチリなんです。シングルマザーのキャストには、急なお迎えにも対応してくれますし、何よりそういう要望を言い出しやすい空気を作ってくれるんですよ。気遣いと優しさに包まれたお店だと思います。

――では、最後にこの記事を読んでいる女性たちにメッセージをお願いします。

とにかく最初から業種を限定して「無理だ」と決めつけずにやってみるといいと思います。どのジャンルに行っても接客であることは変わらない。視野を広くもって、自分に合った仕事を探してみてください。私にとってはそれがデリヘルで、『東横人妻城』だったわけですが、自分の選択には満足しています。皆さんも、良いお店に巡り会えますように!

  • 取材・文=もちづき千代子(@kyan__tama

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