「転々虫」だった私が根を下ろしたいと思えた、大手グループ店ならではの安心感

公開日:
川崎回春性感マッサージ倶楽部/みかこ

プロフィール

みかこ

みかこ(28歳)

九州出身。大学を卒業した後、営業職に就くも半年で退職。転職活動の間、当面の生活費のために風俗の仕事をスタートする。これまで兼業の時期と専業の時期を織り交ぜつつ、M性感、オナクラなどさまざまな業種を渡り歩いてきたが、2017年の1月から現在の店に在籍。将来の夢に向かい、貯金に勤しんでいるとのこと。趣味は旅行で、つい先日栃木の日光・鬼怒川をたっぷりエンジョイしてきたばかりだとか。

このインタビューのポイント!

  • 「人手不足」と謳われてたからこそ稼げると考えた
  • 待機所はマイペースで過ごせる自分の居場所
  • お店選びでチェックすべきは求人ページの情報量の多さ

エステ業界において、ダントツに稼げると話題のスターグループ。『川崎回春性感マッサージ倶楽部』は、そんな超大型グループの系列として栄えある業績を誇る人気店のひとつ。集客能力の高さだけでなく、無料で取得できるエステ資格や、出稼ぎの交通費・宿泊費の負担など、キャストが働きやすい環境を整えた福利厚生が抜きんでている。

今回お話を伺ったみかこさんは、これまでさまざまな店を転々とし、特定の店に定着することがなかった流浪のキャストだったという。彼女がこの店に留まり続ける理由はいったいどこにあるのだろうか?

「人手不足」と謳われてたからこそ稼げると考えた

――みかこさんが風俗業界に入ることになったきっかけを教えてください。

そもそもの話をすると、大学生の時からメンズエステでアルバイトをしていたんですよ。その頃から、この仕事に対しては興味津々で、特に回春マッサージには強い興味を抱いていました。「男の人が悦ぶマッサージなんて、なんか面白そう!」くらいの軽いノリでしたけどね。

――では、大学を卒業した後はすぐに風俗の道へ?

いえ、普通に就職をして営業として働き始めました。ただ、会社がどうしても自分に合わなくて。給料も歩合制で金銭的にも厳しくなり、半年くらいで辞めてしまいました。そして転職活動中に食いつなぐため、「次の仕事を見つけるまで」と自分の中で期限を決めて回春マッサージ店に入店したんです。

――満を持しての入店ですね! でも、期限付きということは、そのお店にはそんなに長くは勤めなかったのでしょうか?

その店に関しては、そうですね。ただ、それから後も何度か転職を繰り返したり、給料が低めの会社にいたりしたので、風俗の仕事自体は続けていました。時々お休みすることはありましたが、兼業・専業どちらも経験しています。業種も転々としていて、回春のほかにM性感やオナクラでも働いたことがあります。

――『川崎回春性感マッサージ倶楽部』入店されたのはいつ頃だったのでしょう?

2017年1月に入店しています。直前まで勤めていたのはM性感のお店だったのですが、ここで改めてM性感というジャンルの難しさを知りました。M男さんを責めるために頭を使いすぎてキツかったです。

――なるほど。業種が自分に向いていないと判断されたのですか?

それ以外にも、シフトが固定で融通が利かなすぎだったり、休むと指名料を貰えなかったりと待遇面にも不満があったのは確かです。冠婚葬祭でも認めてもらえないくらいだったので。そんな時に新しいお店を探していて、スターグループの求人のホームページに辿り着きました。大手ということで安心感があったのと、記載されていた待遇面も満足のいくものだったので、ぜひ入店してみたいと思いました。

――かなりの数の系列店があったと思いますが、その中で敢えてこの店に決めた決定打はどこにありましたか?

今のお店は「今、女の子が少ないから絶対に稼げる!」って謳い文句を掲げていたんです。人手が欲しい=仕事があるということじゃないですか。ほかのエリアも考えましたが、「人手不足」とハッキリ打ち出していたのは川崎だけだったので。

待機所はマイペースで過ごせる自分の居場所

――給与面に関してはどうですか?

そうですね、お店の給与形態にも惹かれた部分は大きいです。月の本指名数によって基本給がアップするので、頑張れば頑張るだけ稼げることが目に見えるんですよ。ベースは最初は60分8000円ですが、最大で16000円まで上がるそうです。ほかの店ではないシステムですよね。

――では、現状の給与については満足されていますか?

はい。でも、ランクをもう少し上げていきたいというのが本音です。まだ伸びしろがあるなら、もっと高めていきたいじゃないですか。カフェを経営したいという将来の目標のためにお金を貯めている時期でもあるので、頑張りたい欲が強いんです。

――お店自体の雰囲気について聞かせてもらえますか? こちらは集団待機でしたよね。

風俗の待機所でよくあるイメージの、キャスト同士が争っているようなバチバチした感じはまったくないです。つかず離れずの絶妙な距離感というか、マイペースでいられる場所というか。

――最近では集団待機に対してあまり良いイメージを持っていない女性も多いようですが、そのあたりはどう思われますか?

私自身、待機中は一人で過ごしたいタイプなので、個室の方がよかったと入店当初は思っていました。でも、時には誰かと話したいときってあるじゃないですか。そういう時にしみじみと集団待機の良さを感じます。世間話やファッションの話をしたり、たまには仕事で使う持ち物なんかを見せ合ったり。「そのオイルボトル可愛い~」なんて盛り上がっちゃう。けっこう楽しいですよ。

――スタッフさんへの印象はいかがでしょうか?

すごく優しいです。それに、良い意味で本当に普通の方々なので安心できます。ちゃんとしたサラリーマンというか、勤め人って雰囲気がありますね。以前いた店は、どこもクセの強い人が多くてコミュニケーションを取るのに苦戦しました。モロに「風俗世界で生きる」みたいな。あと、全般的に清潔感がなくて辛かったです。

――ではお店の居心地については、かなり良いと思われているのですね?

はい。正直に言って、私はこれまでずっといろんな店を転々としていたんです。それが、気が付いたらもう1年半も在籍しているなんて、本当に珍しいことなんですよ。

お店選びでチェックすべきは求人ページの情報量の多さ

――お店の魅力をひと言で表すなら、何だと思いますか?

安心感ではないでしょうか。色んな面でキャストのケアが行き届いているんですよ。特にビックリしたのが、エステ講習ですね。風俗エステのほかに、一般のエステティシャンの方が教えてくれるものもあって、そっちは資格も取ることができるんです。履歴書にも書けるらしく、キャストのセカンドキャリアについても考えてくれているんだなぁ、と。

――みかこさんは、資格はもう取得されたのですか?

初級はもう取り終わって、今は上級を勉強中です。持っているだけでも自分の中で気持ちの余裕が生まれるので、他のキャストにもぜひ取得をオススメしたいです。

――仕事内容について、具体的に教えていただけますか?

脱ぎはトップレスまでで、お触りはありません。サービスは、自分から密着した性感マッサージがメインです。基本的に、お客様に対しては自分たちからタッチしていく流れになります。

――いわゆるソフトサービスの部類ですよね。

はい。ハードなサービスは行わなくてもいいので、すごく気持ちがラクです。ここで働き始めてから、改めて受け身で行う風俗の仕事はムリだと感じました。ちょっと肉体的にも精神的にも負担が大きすぎる気がするんですよ。特に性病リスクについては深刻ではないでしょうか。この店はその心配がない分、長く勤めやすい環境なのかもしれません。

――みかこさん自身、いわゆる「転々虫」タイプだったのに、すっかりこの店に根を下ろしているわけですし。

はい。今までいたお店の中で、一番自分らしく働けているような気がします。今回はお店選びにかなり慎重になっていたのが功を奏したのでしょうね。

――どのような選び方をすると良いと思いますか? ぜひコツを教えてください。

キャストの求人ページを、しっかり作り込みをしているお店がいいのではないでしょうか。とにかく見ておくべきだと思うのが、ほかのお店と比較検討できるだけの情報が公開されているかどうか。私が今回、グループ店を選んだ理由のひとつには、それがあるんですよ。最近の個人店は本当に情報量が少なくて、入店するのにどうしても不安を感じてしまったのです。

――どのような情報が欲しいと感じましたか?

例えば、給与形態なら「日給〇円以上」とだけザックリ書かれているよりも、「スタートは〇円で頑張り次第で〇円までアップします」と具体性のある数字を出してくれていると信頼できますよね。また、仕事内容についてもなるべく説明してくれていると自分ができるかどうかの指針になります。

――なるほど。自分に合うか合わないか分析するにも、やはりお店の情報は必要不可欠ということですね。

それと同時に、自分を知ることも大事です。私は向いてないと自己分析していますが、ヘルスやデリヘル、ソープのようなハードなお仕事が向いている女性もいるはずです。風俗も一般職と同じで、自分の能力や性格を考えて、分析した上でお店選びをするべきだと思っています。ぜひ自分に合ったお店を見つけてください!

  • 取材・文=もちづき千代子(@kyan__tama

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