プロフィール
ほたる
神奈川県出身。キャバクラで働くものの、お客様への時間外の営業活動に疲れを感じて転職。デリヘルで働く友人の紹介を受けて、同店へ入店する。将来はエステティシャンを目指しており、稼いだお金は、エステ・マッサージの専門学校に通うための学費を貯金中。動画配信サービスの海外ドラマに多数ハマっている。
このインタビューのポイント！
- キャバクラの営業に疲れて友人の紹介でデリヘルへ
- 待機中もずっと電話が鳴っていて指名が一気に入ることも
- 夢はエステティシャン。学費に向けてしばらく続けます
鶯谷、上野、大塚、五反田、錦糸町エリアにて現在5店舗を運営している、デリヘル倶楽部グループ。
そのうちのひとつ『大塚デリヘル倶楽部』は、地域密着型のデリヘルで、ほぼ大塚エリアのみで仕事が完結し、ホテルのみで自宅出張もなし。貴重な出勤時間を移動時間に割かれることなく、効率よく稼げると評判だ。
もともとキャバクラで働いていたほたるさんは、同店で働く友人の紹介で入店。入店1ヶ月目の新人キャストだが、給与や仕事内容など友人から聞いていた通りの内容で、風俗未経験でもギャップなく働けているという。幅広い年齢層の女性が在籍しており、女性一人ひとりに寄り添った売り出し方で稼げない女性はいないとい豪語するお店の魅力を伺った。
キャバクラの営業に疲れて友人の紹介でデリヘルへ
――以前はキャバクラで働かれていたそうですが、風俗へ移ったきっかけを教えてください。
キャバクラって給料は良いんですけど、仕事が終わってからもお客様に遊びに来てもらう営業は自分でしなくてはいけないんです。毎日LINEで時間外の営業活動をするのがとにかく大変でしたし、仕事中も毎日吐くまで飲んでいたりして、胃を壊してしまって……。
キャバクラを辞めて手に職をつけようかなと思った矢先、友達が稼げる仕事があるよと紹介してくれたのがこちらのお店でした。
――ご友人も同店でキャストさんとして働かれているのですね。風俗に抵抗はありませんでしたか？
前から仕事の話を色々と聞いていましたし、抵抗はなかったですね。いい仕事じゃなければ友達に薦めないでしょうし、入店して合わなかったら友達と感性が違ったと思って、辞めればいいかと気楽に捉えていました。
――ちなみにご友人からは、お仕事についてはどのように聞いていたのですか？
仕事内容の詳細や給料はどのくらいかなどですね。で、面接に行ったらスタッフさんもフレンドリーでしたし、仕事内容は友達から聞いて知っていたので条件面の確認くらいですぐに入店となりました。
――実際に働いてみて印象は変わりましたか？
いえ、友達から話を聞いていたのと全く一緒だなと思い、仕事を始めてからも特にギャップはなかったですね。エリアも大塚がほとんどで、移動時間も無駄にならないのがいいなと思いました。
待機中もずっと電話が鳴っていて指名が一気に入ることも
――今はどんなペースで働いているのですか？
2日出勤したら1日休むペースで働いていて、週平均で8～10万円くらい頂いています。1日あたりは2～3人を接客していますね。
――ご友人とシフトを合わせて出勤することもありますか？
いや、それはないですね。たまたま集団待機所で会えば一緒に居ることはあります。でも、シフトに関しては、一週間前くらいに決めてスタッフさんに口頭で伝えていますが、そこで友達と一緒に合わせたりはしないですね。
――待機所は集団なんですか？
集団以外にも個室の待機所があり、私は基本的に集団待機所にいます。空いていれば好きなほうに居ていいのですが、テレビが見れたり、友達と会えたりしますし、何より集団待機所の雰囲気がいいんですよ。
――キャバクラのときは、裏側で女性同士のドロドロみたいのはありましたか？
キャバクラは向こうのほうが稼いでいるとか、お客様を取ったみたいなバチバチはありましたよね。私は、そういうのに関わらないように在籍していましたけど。今はキャストさんもフレンドリーですし、指名や売上を競う必要がなく、自分の目標だけで頑張れるので働きやすいです。
――今は専業で働かれているんですか？
はい、今は専業でお昼の12時から22時まで出勤しています。お店の営業時間は24時までなんですが、終電の時間を考えて、自分で働きたい時間を選ぶことができます。
――働きたい時間だけ出勤できるのはいいですね。他にどういったところが働きやすいですか？
まず、お客様は紳士的な方が多いですね。お店としては20代後半～40代後半の方がご利用されていますが、私は見た目のせいかM気質な方からよくご指名を受けます（笑）。
――それはほたるさんがＳっぽい見た目だからですか？（笑）。
そうかもしれません（笑）。私自身は指名に波がありますが、お店自体は物凄く忙しくて、待機中もずっと電話が鳴っているのが聞こえますよ。
ここのお店は在籍女性の年齢が幅広くて20代～40代くらいまで多く在籍していますが、どんな女性でも稼げるようになるとスタッフさんが言っていました。その女性の特徴を見抜いて、いいところを推して売り出してくれるんです。
だから、波があるといいましたが、例えば前半で長く待機している日があったとしても、後半で一気に5～6人から接客が入るなんてこともあります。
――指名が入る理由はSっぽさが支持されているんでしょうか。
うーん、まだ入店したばかりで自分のポイントはよくわからないですね。ただ、お客様によって希望が違うため、相手によった接客が大事なのかなとは思ってはいます。あとは、「明るい性格の子でよかった」とお客様から言われることもあり、接客中はなるべく黙らないように明るくはしていますね。
夢はエステティシャン。学費に向けてしばらく続けます
――求人では70％以上と高バック率を謳われていますが、実際にいただけていますか？
出勤数や指名率など条件はありますが、もちろんですよ。バック率やお店の雰囲気は、ネットに書かれている口コミを見るよりも、実際に働いている人に聞いたほうが早いですからね。
私は友達から聞いたうえで、実際に面接時に待遇面を確認しましたが、求人だけではどうしてもわからない部分があると思うので、実際に気になる部分は面接で直接聞いてみるのがいいと思います。
――今後はどのくらい続けようとか、目標金額はありますか？
入店したばかりで特に目標や期間は決めていないですが、今は手に職をつけるため、エステティシャンになろうかと考えています。
そのため、エステかマッサージ系の専門学校に通うために、学費を貯めているんですよね。
――そうなんですね。風俗エステの仕事もありますが、そちらで働きながら経験を積む選択肢はなかったですか？
このお店に入る前に風俗エステというジャンルを知ったのですが、やはりデリヘルほどは稼げないと聞きました。それに風俗でエステやマッサージの癖がつくよりは、ゼロから学校で学んだほうがいいのかなと思い留まりました。
――ご友人がいる安心感もありますしね。そうなると、今の目標は学費が貯まるまですかね？
そうですね。続けやすいので長くいるにしても、次の東京オリンピックが始まるくらいまでには辞めようと思いますが（笑）。
――そうするとあと2年は働けますね（笑）。それだけ居心地がいいんですね。
ほぼ大塚エリアのホテルだけで働けるので、移動に時間が取られないですし、お客様への自宅に行かない安心感も働きやすさのひとつかもしれません。移動で道に迷うこともないですし、ホテルだと非日常的でお部屋もキレイですから女性は働きやすいと思いますよ。
――それでは最後に、この記事を読んでお店が気になった方にメッセージをお願いします。
私は友達の紹介で来ましたが、ギャップなく働けていますし、職場やお客様との人間関係で煩わしいことは一切ありません。働く上で疑問に思っていることは、面接で直接聞いてしまえば早いですよ。
うちのお店は、とにかく幅広い年齢層の女性がたくさん在籍されていて、容姿やスタイルに自信がない、他のお店で稼げない方でも、スタッフさんが親身になって売り出してくれますから、そこまで深く悩まなくても大丈夫です。一緒に東京オリンピックまでがんばりましょう（笑）。
- 取材・文＝藤原リョウコ
