とにかく仕事が楽しい!自信のなかった私でも輝けたフェチの世界

公開日:
五反田M性感フェチ倶楽部 マスカレード/Aska

プロフィール

Aska

Aska(28歳)

千葉県出身。服飾の専門学校を卒業し、アパレルメーカーの企画職として就職。結婚を機に退職するが、その後離婚。以前は風俗に嫌悪感すらあったというが、今では奥が深く、楽しい仕事であると実感しているそう。アパレル時代、ストレスで体調不良を経験したことがあり、以降、すっかり健康志向に。趣味はガーデニングと料理。漢方やアーユルヴェーダも勉強中。田舎で自給自足の生活をするのが夢。

このインタビューのポイント!

  • 触られないうえに、憧れのボンテージが着れるなんて!
  • ソフトSMから赤ちゃんプレイまで幅広く対応
  • 最初は必ず先輩と。いきなり現場に放り出すことはない

オフィスも多く、ビジネス街のイメージも強い五反田だが、東口は多くの飲食店、風俗店が立ち並び、東京を代表とする歓楽街としても知名度が高い。
ここ『五反田M性感フェチ倶楽部 マスカレード』はM性感のお店。「M性感といいつつ、実際は素股やフ○ラなど、ほぼヘルス」のような店舗もあるなかで、同店は「正統派なプレイスタイル」を売りにしている。これは女性があくまでも主導権を握り、さまざなフェチのあるお客様の欲望を満たして差し上げるということ。働く女性の身体に負担がかかならないのもM性感のメリットだ。

痴女感を出すために、あえてホームページの写真はハードなボンテージの衣装を着用しているが、実際こちらはオプション。SMクラブのように自分がSである必要はもちろんない。今回取材をしたAskaさんは、小柄ながら、目鼻立ちのはっきりした美人。身体への負担が少ないという以前に、何よりも働くことが楽しいと思えるお店だと語ってくれた。

触られないうえに、憧れのボンテージが着れるなんて!

マスカレード

――アパレルからAskaさんがこのお店に入ったきっかけを教えてください。

アパレル販売は給料も安いし、仕事をどれだけ頑張っても限界が見えてしまっているので、ひとり暮らしにはきつかったんです。

最初はキャバクラの面接に行ったのですが、お店の方に「キャバには向いてないよ。風俗に行ったほうがいい」って言われたんです。

――ん? それはどういう意味ですか?

アパレル時代、パワハラを受けて心身ともに疲弊してしまったことがあって、勤務条件をゆるめで希望したんですよね。キャバクラは、お客さんがつかないと売り上げにもならないので、仕事が終わった後の営業メールなんかも当たり前じゃないですか。そういうのも私には難しくて。「その条件で、高額な給料を求めるなら風俗しかないよ」と。

――あぁ、それは仕方ないかもしれませんね。ちなみに話を戻してしまいますが、服飾の専門学校まで出て、アパレルに未練はなかったのでしょうか?

ありました。なので、最初は本業と掛け持ちするつもりでした。そうすると必然的に勤務条件も絞られてきちゃうんですよ。

――で、そのあと風俗店の面接に行ったのですか?

いえ、実は一旦考えるのが面倒になって、特に何も行動せず、今までどおりアパレルで働いていたんです。あるときふと思い出して、風俗業界について調べてみたんですよ。
元々は潔癖症で、風俗なんて絶対イヤだって思っていたのと、病気も怖かったので、あまり触られない仕事で探し、最初はエステに行きました。

そこで働くうちに「私、攻めるのが好きかも」って気づいてしまい(笑)、そのあと、M性感のこのお店にたどり着きました。もう1年半以上前の話なので、在籍も長いほうですね。

――M性感は、攻めが基本ですものね。数あるお店の中でも『マスカレード』を選んだ理由は何だったのでしょう?

ホームページの女の子たちが着ているボンテージ姿にワクワクしたんです。実は子どもの頃からボンテージに憧れがあったんですよ。

――子どもの頃!?ボンテージなんて見る機会なかなかないですよね?

ヤッターマンの“ドロンジョ様”や、ルパン三世の“ふじこちゃん”!

――そうか、アニメでは確かにありますね。キューティハニーなんかもそうですかね。ピチピチのセクシィ衣装。

そうです。清楚系のお姫様キャラより、かっこよくてダークなキャラに憧れていたんです。ボンテージなんて普段着る機会もないし、「こんなの着てみたい!」って思ったんですよね。

――なるほど、わかる気がします。このときもアパレルと兼務だったんですか?

もうこのときはアパレルを辞めていました。パワハラを受けた会社を一旦退職し、別の会社に入社したこともあるのですが、また女性の上司がきつい方で……このままだとまた体調を崩してしまいそうな予感がありました。幸いM性感の仕事がとても楽しかったこともあり、過去の二の舞になる前に辞めて、ここ1本でいこうと決めたんです。

――Askaさんの出勤ペースはどんな感じですか?

身体を壊した経験から無理は絶対しないと決めていました。出勤ペースも週3~4日、時間も一番込み合う深夜の時間帯は避け夕方から終電までの短時間です。収入は月30万~40万円ですが、生活も満足にできるし、これくらいで十分です。夜から朝4時くらいまで働ければ月に100万も可能ですが、私はゆったりマイペースで。いろいろな働き方ができるので、掛け持ちしている方も多いですよ。

ソフトSMから赤ちゃんプレイまで幅広く対応

マスカレード

――M性感って、まだまだ「SM」と勘違いしている方が多いように思えますが。

そうかもしれません。攻めは攻めですけど、痛みを伴うようなハードなプレイは一切ないんですけどね。言葉攻めや、前立腺開発、手コキ、乳首攻めなどを中心に、フェチ向けプレイを行います。

――どんなフェチの方が来店されるんですか?

もう、本当にいろいろですよ。
例えば唾液とか、ニオイとか女装フェチとか。レズ鑑賞もあります。彼女や奥様の前ではできない欲求を叶えてあげる場所なんです。
もちろんNGプレイは申告できますけど、どれもやってみたら難しいことはなかったですよ。プレイ自体は優しいので。レズプレイなんかも最初は恥ずかしいかもしれませんが、普通におしゃべりしながら自然にいい雰囲気になっていくので誰でもできると思いますよ。

――働いている女性はどんな方が多いかご存知ですか?

19歳~40代前半くらいまで在籍してます。待機所でお話することもありますし、3Pで会う機会もありますけど、決して女王気質の子ばかりじゃないです。あ、私自身は根っからのSだな、と思っていますけど(笑)。

とにかく仕事を楽しそうだと思えて、実際に楽しんでいる子が多いです。
プレイ内容そのものに興味ある子はもちろん、普段レズやバイで、プライベート以外でも楽しみたいという子や、女装をしたい男性を綺麗にしてあげることを楽しいと思える子。赤ちゃんプレイで甘える男性が愛おしいと思える子。
さまざまなフェチのお客様に出会えるのは、新しい世界が見れるようでとても楽しいですよ。

――普通のエッチだけじゃなく、人に言えない性癖もここなら包み隠さずさらけ出せるという感じでしょうか。

性の話ってデリケートですからね。今まで誰にも言えず抱え込んでいた人もいるんですよ。私たちはプレイ内容のカウンセリングも行います。
リラックスしてお話をしていくことで、凍っていた心が解放されて、雪溶け水のように涙が溢れ出すお客様もいるんですよ。

――思いつめていたことをやっと吐き出す場所に来れた、という喜びと今までの思いが混じり、堰を切ったように涙が出てしまうのかもしれませんね。

心を開いていただければ、フィニッシュ時の満足度も絶対違うじゃないですか。ご自身のフェチを恥ずかしがらずにさらけ出していただいて、非日常的な欲求を100%叶えてあげたいな、と思います。

最初は必ず先輩と。いきなり現場に放り出すことはない

マスカレード

――こちらのお店の研修は、どのように行われますか?

最初は当店オリジナルのDVDで身体の仕組みや接し方などを学びます。そのあとは先輩と一緒に実践に入ります。新人研修コースというものが設けてあり、普段よりリーズナブルな価格でお客様に提供しているんですよ。

――ということは、お客様、先輩、新人の3Pということでしょうか?

はい。先輩のプレイも見れるし、同時にお客様にサービスすることで、的確なアドバイスを受けることができます。いきなり人前で抵抗があるという方は、最初は見ていて、途中からできそうだな、と思うところだけ一緒に入る、なんていうのもOKです。

――それは全くの初心者でも安心ですね。

よく、口頭やDVDだけでいきなり接客につかされるお店もありますが、うちの店はひとりで放りだすことはありません。先輩がしっかりアドバイスしてくれるし、お客様も新人指導の場であることを知って予約を入れているので、むしろ学ぶ場として堂々と失敗して構わないんです。

――今ではお仕事にもだいぶ慣れてきたと思いますが、そんなAskaさんが感じる、このお仕事の難しさって何でしょう?

役作りと瞬時の切り替えですかね。お客様の要望を叶えるためにどんな風にプレイを進めるのか、時間配分も含め頭のなかで組み立てます。
そして、その世界にすぐに入り込むこと。頭も使うし、言葉遣いだって変えなくてはなりませんからね。

――女王様のような口調や、母のような口調、優しいお姉さんなど、その都度変えるわけですよね。すごいなぁ。まるで女優みたいですね。

そうなんです。まさに役に入り込む女優のようです。でも、やってみると意外に自分も楽しめるし、別の人格になりきるのもハマりますよ(笑)

――性癖を人に言えずに悩んでいるお客様にとって、何でも吐き出せる場所。キャストさんが演じることで、喜びや安らぎを与えられるお仕事なんですね。

こんな私でも、この方の人生に何か役立っているのかなって思うと、感動すらあります。
フェチのお客様ばかりなので、自分に自信を与えてくれるところも好きです。私は大きなお尻が自分ではコンプレックスでしたが、お尻フェチさんに褒められて、今ではチャームポイントに変わったんですよ。

この仕事を始めるまでは、風俗=ただ抜くだけのようなイメージがありましたが全然違うなと。
1度きりの出会いだとしても、その出会いを大事にしたいし、限られた時間を一生懸命尽くしたいと思っています。

マスカレード
みっけ営業担当 風間、悦ぶの絵

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