離婚歴も年齢も気にならない。過去もすべて武器にして「人妻店」で再出発

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東横人妻城/樹

プロフィール

樹

東横人妻城/モアグループ

(36歳)

東京都出身。祖父がイギリス人のクオーター。離婚後の経済的な不安を解消するために、風俗入り。現在は、事務職として働きながら、空いた時間に同店に出勤中。幼少期から17歳まで器械体操に打ち込んでいたこともあり、体の柔らかさが自慢なのだとか。お酒が好きで、休日は飲みに行くことが多い。家では愛猫と過ごす時間を大切にしているそう。

このインタビューのポイント!

  • 大手グループで働くメリットは、集客力と安心感
  • どんなときも、お客様を否定しないことが大事
  • タイプ別でプレイ内容を変更すると、満足度が上がる

首都圏を中心に60店舗以上の「待ち合わせ型人妻系デリヘル」を展開している、モアグループ。どの店舗にも若妻から人妻、熟女まで幅広いタイプの女性が在籍し、ホームページを訪れると、常に数百人の「今すぐ会える女性」の中からお気に入りの女性を見つけることができるという。選ぶ楽しさを味わえるのも、男性にとっては魅力を感じるポイント。関東最大級の在籍数を誇る同グループだからこそ、それを実現できるのだろう。また、圧倒的な知名度と集客力で働く女性からの信頼も厚く、「稼げる」と評判だ。

川崎エリア・武蔵小杉にある『東横人妻城』は、グループの中でも常にTOP3に入る大人気店。ライバル店が少ない場所で抜群の知名度を活かし、地域密着店として確固たる地位を築いている。

他店で働いた経験があるキャストの樹さんも、業界最大手の集客力に驚いたという。人妻というコンセプトにも抵抗なく入店。年齢的にも自分に合っていて働きやすいのだとか。今回は、風俗入りの経緯や人妻店ならではの魅力や客層について、詳しく話を伺った。

大手グループで働くメリットは、集客力と安心感

東横人妻城

――樹さんが風俗のお仕事を始めた経緯を教えてください。

風俗で働き始めたのは5年ほど前です。離婚し、娘を一人で育てなければならない状況になってしまって。当時働いていた事務の仕事だけでは金銭的に余裕がなく、将来も不安だったので、お金を稼ぐためにこの仕事を始めました。

――女手ひとつで子育てをするのは大変だったでしょう。

離婚したばかりの頃は、頼る人もいなくて、金銭的にも精神的にもいっぱいいっぱいでした。その状況から抜け出せたのは、この仕事のおかげです。収入が増えてお金に余裕ができたことで、心にも“ゆとり”が生まれたんですから。お金の力って、本当に凄いですよね。専業のデリヘル嬢として2年ほど働き、ある程度貯金もできたので、事務の仕事に戻りました。

――たしかに、お金に余裕があれば選択肢が増えて、気が楽になることもありますよね。1年前にこの仕事に復帰されたと伺いましたが、それはどうしてですか?

やっぱり、事務職では生活にゆとりを持てるほどのお給料はもらえなくて。「また少しだけ風俗で働きたいな」って考えていたときに、タイミングよく知人に『東横人妻城』を紹介されたんです。

――それは、いいタイミングでしたね。「人妻」というコンセプトのお店ですが、印象はどうでしたか?

私の年齢を考えると、「人妻」というコンセプトは自分に合っているのかなと思いました。お客様も若い子目当てでいらっしゃるわけではないですし、在籍している女性の年齢層も幅広いので、働きやすそうなイメージはありましたね。それに、以前から人妻城という名前は知っていたんです。大手グループのお店なので体制もきちんとしていて安心できると思い、この店で働くことにしました。

――首都圏屈指の大手デリヘルグループが運営しているお店という安心感は、とても魅力的ですよね。実際に働いてみて、いかがですか?

以前働いていたお店とは、集客力が全然違います。それに、サポート体制も万全で、こちらの事情や要望に合わせてしっかり対応してくれるんですよ。想像以上の働きやすさと、稼げる環境に大満足です。中小規模のデリヘル店では、ここまでの環境を作るのはなかなか難しいかもしれませんね。

どんなときも、お客様を否定しないことが大事

東横人妻城

――こちらのお店の客層について教えてください。

年齢は30代~50代と幅広く、家庭を持っているサラリーマンが多い印象です。既婚者のお客様にお話を伺うと、セックスレスで悩んでいる方が多くて。浮気が奥様にバレるのが怖い、愛人を作るのが面倒くさい、といった理由で風俗を利用しているみたいですよ。

――独身よりも既婚者のほうが多いんですね。派遣先はどんな場所が多いですか?

昼間は事務所の近くにあるラブホテル、夜は横浜・川崎方面のシティホテルやビジネスホテル、お客様のご自宅が多いですね。

――入店して約1年。特に印象に残っているお客様はいらっしゃいますか?

何度も指名してくださるお客様の中に、「たまにはホテル行かないで、外に飲みに行こう」って、最後の枠を予約してくださる方がいます。私のことを単なる性欲のはけ口として見ているのではなく、デートの相手として選んでくださることが嬉しいですね。そういう時は私も甘えて、デートを思いっきり楽しむようにしています。

――素敵なお客様ですね。逆に、嫌だな~って思ったことがあれば、それもお聞きしたいです。

不潔な方は、やっぱり嫌ですね。即尺を希望される場合は、事前にお風呂に入って待っていてくださる方がほとんど。ですが、ごくたまにお風呂に入ってない方がいるんですよ。そういう場合は、必ずお風呂へ誘導するようにしています。

――女性と会う前にキレイにしておかない男性がいるとは……。でも、「不潔だから」って言ったら、お客様が嫌な気持ちになってしまいますよね?

もちろん、「不潔だから即尺したくない」とは言わないですよ(笑)。そういう時に、上手く誘導するコツがあるんです。

――そのコツをぜひ教えてください!

ひとつは、自分のせいにすること。たとえば「私が汗かいてるので恥ずかしい。一緒にお風呂に入りたい」と言うと、たいがいの男性は喜んでくださいます。

もうひとつは、他の男性の影を匂わすこと。「前のお客様のとき、時間なくてサッとしか浴びられなかったから……」と言うと、嫌がらずに一緒にシャワーを浴びてくださいますね。

――なるほど。やっぱり、他の男性の影がチラつくのは嫌なものなんですね。ほかに、樹さんが接客時に意識してることはありますか?

接客中は話を聞く側に徹して、自分がしゃべりすぎないように気を付けています。「俺のほうがいっぱいしゃべってるな」ってぐらいがちょうどいいと、私は思っているんですよ。高いお金を払ってくださるわけですからね。相手が話しやすい雰囲気を作るために、いろいろ質問するようにしています。

タイプ別でプレイ内容を変更すると、満足度が上がる

東横人妻城

――接客中にお話する時間って、そんなにあるものなのですか?

そうですね。会話する時間が結構あるんですよ。お風呂にお湯をためている間や一緒にお風呂に入っている間、プレイ後は基本的におしゃべりタイム。他愛のない話を気に入って戻ってきてくれるお客様もいるので、会話を大切にしているんです。それから、責めタイプなのか受け身タイプなのかを見極めることも大事ですね。

――人妻がコンセプトのお店なので、お姉さん系の女性に癒されたい「受け身タイプ」の男性が多いイメージでした。「責めタイプ」の方もいらっしゃるんですね。

割合でいうと、半々ぐらい。責めタイプか受け身タイプか、両極端のお客様が多いですね。もちろん、お姉さん系や落ち着いた雰囲気の女性に癒されたいと思って来店される方もいます。でも、欲求不満気味のいやらしい人妻を責めたいと思っている男性も結構いるんですよ。だから、お客様に合わせてプレイスタイルを変える必要があるんです。

――さすがです。癒し系人妻と淫らな人妻、男性の希望に合わせて使い分けているというわけですね。現在は、どれくらいのペースで出勤しているのでしょう?

今もまだ事務の仕事を続けているので、出勤できるのは週に2~3日1日3~4人を接客して、平均3~5万円くらいのお給料をもらっています。

――待機所の雰囲気はいかがですか?

個室と集団待機、好きなほうを選べるんですよ。私はいつも、テレビに向かって椅子が並んでいるシアター風の集団待機室を利用しています。みんな同じ方向を向いているから、誰かに気を遣う必要もありません。居心地はかなりいいですね。分煙も徹底されているので、喫煙者も非喫煙者も快適に過ごせると思います。

――現在は昼職とこちらのお店のダブルワークですが、あとどれくらいこのお仕事を続ける予定でしょうか?

来年いっぱいで卒業かな。実は、自分の中で目標にしている貯金金額があって。来年にはその目標金額を達成できそうなんです。お金を稼ぐことも大事ですけど、どこかで線引きをすることも必要ですからね。きっぱり卒業しようと思っています。

――目標をクリアして卒業するのは、一番いい辞め方ですよね。それでは最後に、風俗のお仕事を始めようと考えている女性へ、樹さんからアドバイスをお願いします。

迷っているなら、自分が納得できるまでメールやラインで質問すればいいんです。そして必ず一度お店に足を運んで、「どんなスタッフがいるのか?」「在籍している女性はどんな人が多いのか?」を確認し、お店の空気感を肌で感じてみることをおすすめします。

雰囲気チェックは、お店を選ぶ際の重要なポイント。風俗も普通の会社と同じで、働いている人の雰囲気がいいお店、自分に合っていると感じるお店を選ぶことが大事なんです。もちろん私も、ここ『東横人妻城』の雰囲気をしっかり確認しました。ここなら大丈夫と思えたので、安心して働き始めることができたんですよ。

東横人妻城

  • 取材・文=松尾さと
  • 撮影=伊藤メイ子

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