期待を胸に吉原に来るお客様。大衆店であっても吉原レベルのサービスを提供したい

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プレシャス/おとは

プロフィール

おとは

おとは(22歳)

千葉県出身。大学では経済を学び就活をするが失敗。派遣会社に登録し経理の仕事を始める。一人暮らしの生活費のため2年前に都内の箱ヘルへ。その後、通勤が便利な場所として吉原ソープに職を変更。真面目な雰囲気とは似つかない積極的なプレイで入店早々人気キャストに。基本的にインドア派で休日は引きこもり。俳優の神木隆之介さんが子役時代から好きで休日はDVD鑑賞を楽しんでいる。

このインタビューのポイント!

  • 脱ぐことに抵抗がなければ、風俗が一番稼げる
  • 同じ吉原でも店によって全く違う。自分が稼げる店を!
  • 今日の客入りなども包み隠さず報告してくれる

吉原にずらりと軒を連ねるソープ店。ここ『プレシャス』は姉妹店の「スウィートキッス」と同様に、リーズナブルな大衆店のひとつではあるが、価格ランクだけで店の優劣は決められない。そもそもお客様が求めるものは異なるし、そもそも吉原という日本一の風俗街で存続するためには、良いサービスと信頼性がとても重要なのだ。

おとはさんが入店したのは半年前。以前も実は他の店舗に在籍していたが、キャストの数と部屋数があわず、飽和状態。トップランク以外は出勤してもなかなか仕事に就けず苦労した。しかし同店に来て、お茶を引くことは未だに一度もないという。
未経験OK、マ〇トが無しでも全く問題ないソープ店だが、おとはさんは今後講習会などに参加をし、技術を身に着けたいという。「吉原のサービスを提供して、吉原のファンになってほしい!」と元気に語ってくれた。

脱ぐことに抵抗がなければ、風俗が一番稼げる

プレシャス

――今までたくさんキャストさんの取材をしましたが、おとはさんは中でも特に風俗感がないです(笑)

ですよね。初対面のお客様には必ず風俗っぽくないと言われます(笑)。でも、19歳から働き始めて、もう3年。今が3店舗目なんですよ。最初は渋谷の箱ヘル、その次に同じ吉原のソープ。そしてここです。

――そもそもなぜこの業界に?

就活に失敗して、派遣で経理事務の仕事をしていました。でも一人暮らしをするには全然生活費が足りなくて。大学時代の友達が風俗で働いている子がいて「脱げるなら絶対風俗バイトがおすすめだよ」って。会社勤めしながら1日2時間でも3時間でも、空いている時間だけでかなり稼げると言われて、さっそく面接に行きました。元からちょっとこの業界に興味があったというのもあります。

――千葉県が出身ですが、東京にわざわざ出てきたんですね。

実家は千葉の奥地なんですよ(笑)。大学時代の友達がみんな東京に引っ越してしまって、遊びにいくだけでも片道2時間近くかかるし、交通費も高くて。何をするにも不便なので一人暮らしを選びました。

――最初の箱ヘルのお店は、どんな理由で選んだのですか?

仕事先から便利な渋谷の立地と、デリヘルはちょっと怖かったので店舗型を探しました。たまたま求人情報で一番上に出てきたところです。

――そのお店はどれくらい勤めたんですか?

2年くらいはいましたね。派遣契約も切れ、辞めてしまったので、今住んでいるところから通勤が便利なほうがいいと思って、次に選んだのが吉原でした。

――2年同じ店に勤めるって、この業界では結構長いですよね。居心地もよかったんでしょうか?

そうですね。あと、私はよほどのことがなければ、数か月でコロコロとバイトを変えるようなことはないんです。気に入らなければ自分で居心地のいい空間を作っていけばいいと思っているので。結構この業界って稼げなくなると次、っていう人が多いけど、その店に根付くほうがメリットはあると思うんですけどね。

――自分が居心地のいい空間をつくるって、いいですね。

働くうえで一番重要なのは人間関係だと思います。頑張れば信頼されるようになりますし、フリーのお客様にもおすすめしてくれる機会が増えますしね。

同じ吉原でも店によって全く違う。自分が稼げる店を!

プレシャス

――派遣を辞めて、その後は吉原一本ですか?

はい。でも最初入店した店は自分に合わないと思い、数か月で辞めてしまいました。

――先ほどの話からすると、おとはさんにしては、数か月で辞めるということは珍しいのでは?

そうなんです。ただ、そこはどうしても厳しいと思いました。まず部屋の数が8部屋しかないんです。なのに女の子の数が多すぎる。店のナンバー入りしている子が部屋を1日キープしているので、さらに部屋数が少なくなって。
ネット指名をとるためには過激な写真をあげなくてはいけなくなり、写メ日記がどんどん過激になってきて。そういうのが合わないなと。

――写真が過激化していくのはちょっと気になりますね。しかも母数のわりにわずかな女性しか接客につけないのは厳しいですね。

接客に付いたら付いたで、お客様と連絡先を交換したり、次回の予約を取るように促さないと部屋がなくなるので、そういった営業も必要でした
集団待機所でみんなで話していても、不満ばかりですぐに辞めていく子が多かったですね。出勤してもお茶で帰る日ばかりで、出稼ぎに来ている子なんてかわいそうでした。

――こちらのお店はどのように探したんですか?

いったん吉原の街を偵察しました。前の店にあまり近くないほうがいいなと(笑)。あとはここは、写メ日記もそんなに多くないし、過激化していないし(笑)、前の店の二の舞にはならなさそうだと思ったんです。

――現場偵察をしたとは(笑)。で、面接の印象はいかがでした?

スタッフさんが優しい。店長も途中で来てくれたんですけど、優しい。おまけにかわいい(笑)。本当にその印象が強くて。すぐに入店を決めました。

――以前のお店は接客につけない状況でしたが、こちらはいかがですか?

出勤すれば必ず接客できるのが嬉しいです。いままでお茶の日はゼロ。どうやらここは常連さんや紹介、店長の知り合いなんかも多いので(笑)、コンスタントにお客様が来ている感じがします。

今日の客入りなども包み隠さず報告してくれる

プレシャス

――では収入的には満足な額になっていますか?

そうですね、生理のときはお休みして、それ以外は週に4~5日で朝9時~16時まで。もちろん夕方以降のほうが稼げるとは思いますが、健康的な時間で働きたくて(笑)。月40~50万円にはなりますよ。

――実際に働いてみてどんなところが気に入っていますか?

スタッフさんが誠実なところです。0で帰る日はないとはいえ、客入りが悪い日もあります。そんな時に「今日は流れがよくないから難しい」とか「女の子の出勤が多いからあまりつけられない、ごめんね」とか、きちんと説明をしてくれるんですよね。そうすると「ま、仕方ないか」って思えます。

逆に「今日は女の子が少ないからよろしくね!」って言われたら頑張ろうって思えるし。

――たしかに、きちんと正しい状況を伝えてくれると心構えができますね。

今日は0かな、と思うときもあったんですが、店長が知り合いに連絡してお客様を呼んでくれたり(笑)。そういう優しさがあるんですよ。そういう場合の年齢層は店長くらい、50~60代の人が多いかも(笑)

――お店や店長の信頼でお客様を呼ぶことができるんですね。

そうなんです。お店のファンが多いようなので、働く側からしたらすごく安心なんですよ。

――おとはさんが接客時に意識していることを教えてください。

非日常的な時間を提供すること。例えば私が攻められていたのに、急に立場逆転で攻めにまわるとか。お客様は驚きつつも喜んでくれます。あとは、「はいシャワーを浴びましょう」、「はいベッドに行きましょう」、みたいな言葉はいちいち言わないですね。仕事感は出さないように意識しています。

――今後はどんなビジョンをお持ちですか?

実家が古いので、建て替えるお金を貯めるまではここで働きたいです。目標は3千万円ですね。あとはマ〇トを覚えたい。うちのお店は、できなくても全然OKなんですけど、一応部屋には置いてあるんです。たまに「できる?」って聞かれるんですよね。マ〇トに期待をする方は基本的に来店されませんが、きっと出来れば喜んでもらえることもあるんだろうな、と。

――できない女の子がメインのなかで、できるようになればひとつの武器にもなりますしね。

やっぱり吉原は特別な街。ここで働くことはステイタスでもあります。駅からも遠いし、何かのついででは来れない場所です。せっかくここに来てくれるなら、吉原のサービスをしたいです。期待はずれで「がっかり」ではなく、「どっぷり」吉原にハマってほしいですね(笑)

プレシャス

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