プロフィール
りん
大阪府出身。事務員をしていたが、生計を立てるのが難しいため、風俗で働き始めた。系列店の風俗エステ店とも兼業している。趣味は料理で、家飲みが大好き。自宅では酒のアテをよく作っている。元・美大生のため特技はイラストだそう。
このインタビューのポイント!
- 掛け持ちOKのお店だからこその稼ぎ方
- 渋い趣味のおかげで年上キラーに
- この店に入って接客の楽しさに目覚めた
梅田エリアでトップクラスの集客力を誇り、未経験者へのサポートも抜群だと評判のホテヘル『ホテマニ』。ホームページは顔出しナシでOK。完全自由出勤で自分のライフスタイルを貫きながら働ける。さらに同系列のお店の中で掛け持ちも可能というフレキシブルな環境も魅力的だ。
今回はお嬢様系のルックスが人気だというキャストのりんさんにインタビュー。現在は系列のエステ店との掛け持ちで働いているという彼女に、この店での稼ぎ方のコツを聞いてみた。
掛け持ちOKのお店だからこその稼ぎ方
――りんさんはどういった経緯でこちらのお店で働き始めたのですか?
アルバイトで事務員をしていました。でも、バイトでは生計が立てづらかったので、半年前に系列店のオナクラに入店したんです。ただ、私はオナクラと相性が合わなかったのか、あまり稼げなかったのでこのお店に移ってきました。
――このお店を選んだ理由があれば教えてもらえますか?
口コミサイトの評判が良かったので、ここに決めました。男性目線で良いお店だったら、働く女の子にとっても満足度の高いお店なんじゃないかと思って。
――そういう観点でのお店選びはなかなか斬新ですね。現時点でお店選びは成功したと思いますか?
そこは成功したんじゃないでしょうか。最近は、系列店の風俗エステ店と兼業で働いているんですよ。このお店は他店との掛け持ちがOKなんですけど、同系列だとシフトの調整もしやすくて稼ぎやすいんです。
――こちらのお店での出勤シフトはどういう感じになっているのですか?
週に4日、1日5時間勤務で、日給は平均して2万円です。正直な話、エステ店の方が給料はいいですね。
――えっ、そうなんですか? エステ店での給料も教えてもらうことはできますか?
ホテヘルの方の出勤日に1~2本入って、時間は80分。1日平均は1万5千円からなんですが、客単価はこちらの方がいいんです。ヘルス系のサービスは全てオプションになるので、そういったところでも細かく稼げるのが特徴ですね。
渋い趣味のおかげで年上キラーに
――スタンスとしては、メインはホテヘルで掛け持ちでエステという感覚なのですか?
そうですね。ここのエステ店はマッサージがかなり本格的なんですよ。先輩のキャストさんが教えてくれるんですけど、覚えるためにちょっと努力が必要でした。
――それでも、2店舗を合わせると日給はかなりの金額になりますよね。
はい。それに何より、日払いで貰えるのがすごく嬉しいんですよ。あと、シフトの連絡がライン1本で済むのでラクチンです。私たちの世代、今の若い女の子って本当に電話をしないので……。「電話をかける」という作業が無いだけで、どれほどストレスフリーになっているか(笑)。
――客層についてはいかがですか?
40~50代のお客様が多いです。私はガンダムが好きだったり、京極夏彦が愛読書だったりするので、わりと年上の方と話すのは得意だから全く苦になりませんね。
――趣味が渋いです(笑)。ちなみに、好きなガンダム作品は?
ファーストとゼータ(笑)。
――これはおじ様たちにウケますね。完全に年上キラーです(笑)。でも、そのキャラクターならオナクラでもじゅうぶん通用したと思うんですが……。
いや、あの当時は接客業自体が初めてだったので「接客は難しい」って頭になってしまって上手く稼げなかったんです。それから、接客方法を変えたいという気持ちも、ヘルスに移行した理由のひとつですね。
この店に入って接客の楽しさに目覚めた
――このお店に来て、自分の接客は変わったと思いますか?
はい。最近では、人に合わせた接客ができるようになって、仕事の楽しさに目覚めました。丁寧さ、目配り、気配りといった細かな部分が本当に大切なんだと日々実感しています。「コートおかけしますか?」とか、さりげないようで忘れがちなひと言がお客様に響くことだってあるんです。
――凄い!ほんの半年でその境地に達するってことは、接客業がすごく向いてるのでしょうね。
そのお陰か、最近はリピーターの方が増えてきてるんですよ。スタッフさんや他のキャストさんも優しいので、どんどんこの仕事が好きになってきています。
――この調子だと、自分なりの集客方法なんかも生み出してるんじゃないですか? ぜひ教えてください。
基本だとは思いますが、写メ日記。それと個人的にツイッターを始めました。出勤のたびに投稿したり、質問箱を設置して答えたりしてますよ。お客様との大事な接点になっているので、やって良かったと思います。
――りんさんが今充実していることは、こうしてお話しているだけでも伝わってきます。今後もますますポジティブに頑張って欲しいですね。
ありがとうございます。私、実を言うと素はすっごくオタクなんですよね(笑)。最初はそれを出さないように必死で隠してたんですけど、今はアニメ好きのお客様もいるし、それはそれで需要があることに気づいて、いいんだと思えるようになりました。自分の個性をどんどん発揮して、これからも稼いでいけたらと思います!
- 取材=藤原リョウコ
- 文=もちづき千代子(@kyan__tama)