プロフィール
みき
福岡県出身。入店7か月目の博多美人でお酒が大好き。特にウイスキーがお気に入り。大阪での立ち飲み文化も楽しいが、長く飲みたいタイプなので飲み会時間が短いのが少し悲しいとか。趣味はAV鑑賞。接客のスキルアップ目的も含めて、休みの日はチェックに余念がないとか。
このインタビューのポイント!
- この店で働きたくて福岡から大阪へ上京
- M性感は難しくない!大切なのはトーク力
- 苦手だった技も実践を重ねて得意技に
創業25年、関西屈指の痴女専門店として名高い大手・秘密倶楽部グループ。近年ではテレビのバラエティー番組などでも取り上げられ、同業の中でも圧倒的な知名度を誇っている。グループ会員だけで総計約25万人と驚愕の集客力。その強みを活かしながら、ソフトな仕事内容で幅広い年齢層が活躍できると、女性からの信頼度が高いお店が、『梅田秘密倶楽部』。経験者はもちろん、風俗未経験の女性も稼げるサポート体制もバッチリの働きやすいM性感だ。
今回は博多美人と評判の人気キャストのみきさんにインタビュー。未経験から仕事を始め、先輩から教わったという接客のコツ、実際の給与について詳しく話を伺った。
この店で働きたくて福岡から大阪へ上京
――みきさんは福岡出身とのことですが、いつ頃から大阪で働かれているのですか?
入店と同じタイミングなので7カ月前ですね。実はもともと、このお店で働きたいから大阪に出てきたんですよ。
――そうなんですか!?福岡でも風俗で働かれていました?
いえ、未経験から風俗を始めました。さすがに地元ではすぐ身バレしてしまいそうで、風俗で働く発想が無かったです。
――それが何故お店で働くために上京を?
ある時、地元の飲み友達の男性から「この前、大阪ですごく面白いお店に行った」って言われたんです。よくよく聞いてみたら、それが秘密倶楽部グループのことで。「そんなお店があるんだ」と興味を抱き、”M性感”について自分で調べるうちに好奇心が止まらなくなっちゃって。それでとりあえず1カ月ほど働きたいと面接に来たんです。
――好奇心旺盛ですけど、まずは1カ月というあたり、冷静かつ慎重に行動されたんですね。
まずはどんな仕事内容なのかチャレンジしたくて。面接の日は、忘れもしない台風の日でした(笑)。そのまま即入店になったのですが、タイミング悪く寮が空いて無かったんですよね。でも、スタッフさんがマンションを探してくれて、お店で家賃や光熱費などの費用も持ってくれたんです。
――それは凄い!そこまで尽力してくれるお店だとは……。
結局、1カ月やってみて「これは大丈夫そうだな」と判断しました。地元で働いていた会社を辞めて、本格的にこの店に腰を据えることにしたんです。
――ひとつ気になったのですが、秘密倶楽部グループは関西に8店舗もあるじゃないですか。その中でこのお店を選んだことに何か理由はあるのですか?
どのお店も面白いと思ったのですが、系列によってはSM色が強いお店もありまして。それよりは未経験だからソフトサービスのお店で働きたいと思ったんです。自分の年齢や性格、仕事内容を加味して、一番相性が良さそうだと思ったのがここでした。お店選びについては、結果的に自分でも満足しています。
M性感は難しくない!大切なのはトーク力
――お店で働き始めて驚いたことはありますか?
女性がパンツを脱がずに稼げる仕事があるのかって、素直にビックリ(笑)しましたね。お店のコンセプトは非日常体験。言葉責めや前立腺マッサージなど、パートナーにはお願いしづらいプレイ願望を叶えてあげることになります。キスやヘルス行為など、女性の受け身は一切なし。しかもお客様が受け身プレイ前提で来ているから、本番交渉等の駆け引きが一切ないから、体力だけでなく精神的にも負担がありません。
――未経験での入店されたわけですが、面接後はどういった形で仕事を覚えていくのでしょうか。
マニュアルはありますが実技講習はないんです。そのため、まずは「視姦コース」という女性2人でお客様に付くオプションがあって、先輩キャストの接客を見ながら少しずつ慣れていきます。単なる見学ではなく、現場で学ぶといったイメージですね。
――先輩の背中を見て学んでいくスタイル。それはそれで、なかなか刺激的ですよね(笑)。
慣れるまではほぼ見ているだけで大丈夫。人のプレイを生で見るのは初めてで、凄くドキドキして楽しかったです。M性感は技術がないとできないと思いがちじゃないですか。でも実際は、言葉責めやお客様とのコミュニケーションの取り方など、お客様を楽しませるトークが重要なんだなと思いました。
――なるほど。確かにそうしたオプションでも無いと、先輩キャストさんの仕事ぶりを目にする機会って無いですもんね。
そうなんですよ。さらにうちは集団待機なので、よく一緒になる先輩から仕事の話やアドバイスを直接聞けるんです。それでスキルアップが図れるのも嬉しいところでした。
――具体的にどういったアドバイスを貰いましたか?
お客様によって女性の好みが千差万別なんですよね。そのため、接客毎の気持ちの切り替えが難しくて悩んでたことがあったんです。でも「衣装や下着を毎回全部変えると気分も変えられるよ」と教えてもらってから、それを実践することで接客しやすくなりました。
苦手だった技も実践を重ねて得意技に
――月にどれくらい稼いでいるのですか?
今は週6日出勤で月に60~70万円ほどです。1日平均で3万円くらい。多い時だと月に80~100万円いくこともありますね。人気キャストさんなら100~150万円くらいは可能だと思います。
――稼いだお金はどの様に使っているのですか?
お金は殆ど使ってないので、必然的にどんどん貯まっていきます。使うとしたら、たまにお酒を嗜むくらいですね。飲みに行くのが大好きなので。
――こちらのお店はM性感ということで、未経験から始めて難しかった技術はありますか?
入店時に難しそうだなと感じたのは前立腺責めです。でも、お店には医療用の直腸検査の人形が置いてあって責め方を学べるんです。それとやはり実践で経験を積むうちに、今ではすっかり得意技のひとつになりました(笑)
――かなり努力をされたのではないですか?
努力というより、感覚で慣れていくのが一番の習得の近道なんです。未経験者が思っているほど、難しい技術はいらないから身構えなくて大丈夫です。
――お店の客層について教えてください。
かなり幅広いですね。20代そこそこの男の子から70代のご高齢の方まで。おじさまも優しいですし、若い男の子は弟みたいな感じですごく可愛いです。
――みきさんの今後の目標は?
私はこの仕事をすごく楽しんで働けているので、日々勉強中です。人気、稼ぎ、技術すべてに於いて、尊敬できる先輩キャストさんたちがたくさんいますから、もっともっと上を目指していきたいです。
――お話されている表情を見ると、みきさんが今の生活をとても楽しんでいるのが伝わってきますね。
そうなんですよね。自分の中の好奇心を満たしつつ、仕事の面白さを満喫しています。テレビで芸人さんが話題にするほどの人気店ですから、暇なときがありません。ヘルス行為がないから体に負担なく働けるところも満足ですね。今後も優しいスタッフさんたちに囲まれながら、この生活を謳歌していきたいと思います。
- 取材=藤原リョウコ
- 文=もちづき千代子(@kyan__tama)