在籍女性は全員副業!マッチングアプリよりキャスト兼女性スタッフが側にいる安心感

公開日:
デザインプリズム池袋/ほむら

プロフィール

ほむら

ほむら(21歳)

東京都出身。アパレル店員を続けながら副業を探していたところ、同店の求人を見つけて応募。明るく人見知りしない性格で、入店約1年で人気キャストに。趣味はカフェめぐり、友達と美味しいタピオカドリンクやカフェを探している。源氏名は好きなアニメのキャラクターから。

このインタビューのポイント!

  • 本業についてアツく語っていたら即採用
  • リアルイベントへの参加が本指名に繋がる
  • キャスト兼女性スタッフの存在が不安をゼロに

在籍キャスト全員が副業として通うデリヘル店『池袋サイドライン』。内勤スタッフもすべて女性、フリー客は一切取らないなどのユニークなシステムを採用し、多くのメディアに取り上げられる注目度の高い店だ。出勤すると94%以上が予約で埋まり、時間を無駄にしたくない学生や社会人のWワークにぴったりの集客力。また、接客場所も池袋駅西口近辺のホテルのみで移動費や雑費がかからないため、隙間時間を活かして副収入を効率的に得られる環境だ。

その分、採用率は20%と狭き門だが、面接で重視しているのは見た目ではなく、あくまでお客様と楽しくやり取りできるコミュニケーション能力だそう。今回インタビューしたほむらさんは、おしゃべりが大好きな明るい女性。まさに採用条件にぴったりな雰囲気で、昼職はアパレル店員として活躍している。しかしそんな彼女も、求人にも書かれている厳しい採用率を見て、不採用を覚悟してダメ元で応募したと明かしてくれた。

若い女性にパパ活やマッチングアプリが浸透するこの時代に、なぜ「副業女子専門」のコンセプトを掲げる同店への求人が殺到しているのか。インタビューを通じ、キャスト兼女性スタッフが経営しているからこその強みが伝わってくる取材となった。

本業についてアツく語っていたら即採用

池袋サイドライン

――こちらのお店では、全員が副業で在籍されているそうですね。ほむらさんは本業ではアパレル店員をされているそうですが、風俗を始めたきっかけは何でしたか?

風俗は未経験だったんですけど、この業界自体に興味があって始めました。生活費を稼ぎつつも、どんな仕事なのか純粋に好奇心が上回りましたね。ただ、ソープで働いている友達がいて、風俗の仕事の話はよく聞いていたんです。でも話を聞く限りは、男性スタッフしかいなくて話しかけづらいときもあるし、辞めたいときに引き止められて辞められない話も聞いていたので、怖いイメージを持っていたんですよ。

――それでも入店に至ったのは、何か理由があったんでしょうか?

本業の給料が安いんですが、仕事は続けたいのでずっと副業で出来そうな仕事を探していたんです。本業にバレずに、労力をあまり割かないのはこの業界しかないだろうなと。その友達からも、環境以外の愚痴はあまりなく、仕事内容に関しては楽と聞いていたのが大きいですかね。それで「副業 風俗」で調べたら、ちょうど今のお店の求人が出てきたんですよ。そこに女性スタッフしかいないと書かれていて、それなら怖い目に遭わなそうだなと思ったんです。

――では、面接官も女性スタッフさんが?

はい、女性スタッフのすみれさんが担当してくれました。求人には採用率20%と書いてあったから、絶対に受からないだろうという軽い気持ちで面接へ行きました。しかも、どんな格好で行けば正解か分からず、ラガーシャツにナチュラルメイクというすごくラフな格好で面接へ来てしまって(笑)。

――その時の服装について何か言われました?(笑)

恥ずかしいんですけど、いまだにスタッフさんから「面接時はやばかった!」ってネタにされています(笑)。本当は男性ウケするかわいい服装やメイクで面接に来たほうが無難ですよね。
ただ、なぜ受かったのがあとでスタッフさんに聞いたら、面接では会話の返しを見ているそうなんですよね。

――会話のキャッチボールが大切なんですね。ちなみにどんな会話をされたか覚えてます?

在籍している女性は、全員副業としてこのお店に来ているんですよ。そのため、本職の話を中心に話した記憶があります。あとは、スタッフさんから仕事内容の説明、接客時にどんなことに注意すべきかなどを丁寧に教えていただきました。その内容も、キャストと兼任されている女性スタッフさんばかりで的確なため、初日の接客も難しくなかったですね。

リアルイベントへの参加が本指名に繋がる

池袋サイドライン

――月1回、リアルイベントを開催しているとホームページで拝見しました。こちらは、どんな内容なのでしょうか?

抽選で当選した常連のお客様20~50名の方と、在籍キャストでオフ会風のイベントが開かれるんです。入店2日目にそのイベントがあって、その時は浴衣を着て食事会で、スタッフさんに誘われて参加しました。

――参加した感想はいかがでした?

緊張していたんですけど、お客様もノリがいい人ばかりで、参加したらすごく楽しくて!
うちのお店は、フリーのお客様を受け付けていないんですね。そうすると出勤が決まるとほぼ予約で埋まっているから、初出勤のときも待機所に他の女性がいなかったんです。イベントで初交流することで、お客様だけじゃなくてキャストさんともすごく仲良くなれました。

――ユニークな取り組みですね。他にはどんなイベントがあるんですか?

「例のプール」ってご存知ですか?AVの撮影でよく使われるスタジオがあるんですけど、そこでトークショーを開いたり、あとはカラオケ大会もやりました。お客様もペンライトをもってアイドルのライブみたいな(笑)。お店に遊びに来るお客様は、本業をしている普通の女の子と仲良くお話ししたいという希望の方が多いんですね。ですから、イベントに参加して仲良くなることで、次の指名に繋がっていきます

――お客様もまず、本業がある女性とお話ししたいというのがありきなんですね。

はい。ですから、食事がメインのデートコースで仲良くなって接客に入ることもありますし、通常コースでも、プレイのみというのはないですね。本業はアパレルなので「今期のトレンドは」なんて同業者のお客様と本業の仕事を絡めた話題で盛り上がれたりして、知識も増えるから楽しいです。

――現在どれくらいのペースで出勤されているんですか?

今は週2回、本業がお休みの日に出勤しています。平日は5時間土日いずれかの8時間。お給料に換算すると、平日は3万5千円~5万円土日は6~7万円になります。

――副業とはいえ、かなり稼げているんですね。

接客場所は待機所近くにある池袋の西口だけドライバーさんがいないから、余計な雑費や移動費を引かれないんですよ。移動時間も無駄にならない、効率の良さが気に入っています。

――お客様はどんなタイプの方が多いのでしょうか?

40~50代で職業はさまざまですが、ノリが良くて教えたがりの方が多いですね。実は私、接客するまで年上の男性が苦手だったんです。でも、清潔感があってお話しが面白い男性が多くて、変な先入観がなくなりましたね。お客様も働いてる女の子が全員副業だと知ったうえで遊びに来られていて、親身に本業でのアドバイスをくれたりもするんですよ。

キャスト兼女性スタッフの存在が不安をゼロに

池袋サイドライン

――イベント以外に、お客様の気持ちをつかむために努力されていることはありますか?

写メ日記Twitterの更新仲の良いお客様とはLINE交換をしています。Twitterに関してはお店から頼まれているわけではないんですが、個人で発信することでお客様が増減することはあると思います。ですから、接客で空いた時間にツイキャスをしていますよ。

――SNSの発信が多くて、面倒ではないですか?

自主性に任されていますから、苦手な子はもちろんやっていません。でも、Twitterだけフォローしている男性もいるんですよね。それならとツイキャスを始めたんですが、最近あった出来事をフリートークで話したり、勝手にお店のキャンペーンを宣伝しているんですよ。

――ほむらさんはマメなんですね。ちなみにどんなキャンペーンがあるんですか?

お得な価格で遊べる「ピュアの日」キャンペーンがあります。お客様の数が段違いなので、この日はなるべく出勤するようにしていますね。出勤する女性も多いですけど、だからといってシフトをずらされたり、ヒマになることもなく、いつも以上に稼げるのが嬉しいです。

――LINEに関しては、どのように活用されているんでしょうか?

毎日連絡という感じではなくて、「今日出勤したよ」、「じゃあ遊びに行くね」ってくらい気軽ですね。お客様はキャストは副業だと知って遊びに来ているので、しつこく連絡してくる方はいません。面接のときに聞いた、女性スタッフさんからの対処法も活かせていますね。

――今までどんなアドバイスを貰いましたか?

盗撮の見抜き方本番交渉の交わし方など色々と教えていただけます。スタッフさんは全員キャストも兼任しているから、新人が入ればお客様の好みに合いそうなタイプをマッチングさせて予約を入れているんです。だから、お客様の満足度も高いですし、女性側も接客しやすいんですよ。接客前にどんなお客様か情報共有できているから、接客への不安がなくなりますよね。

――未経験者に優しい取り組みをされてるんですね。ほむらさんの今後の目標は何かありますか?

仕事に関しての悩みはまったくないので、出来るだけ長く続けていきたいです。仕事終わりにみんなでご飯に行く機会もありますし、出勤が無い日でもお店に顔を出しちゃうくらい。他のお店では働いたことがないのでわからないですけど、この雰囲気が大好きで、お店は第2のホームです。

――第2のホーム!とは、そんなに居心地が気に入られてるんですね。

本当は寝泊りしたいくらいですが、それはスタッフさんからダメって止められています(笑)。みんな目的をもって入店しているのは当然なんですけど、居心地の良さから思ってた以上に長く続けられている話はよく聞きますね。未経験で始めて「こんなに当たりでよかったの?」と思えるくらい、直感的にお店を選んで大正解でした。スタッフさんやお客様が働く女性の気持ちに寄り添ってくれる優しい方ばかり。マッチングアプリみたいに個人でやる不安や危険性がないですし、「全未経験者にオススメしたい副業だよ!」と、声を大にして言いたいですね。

池袋サイドライン
  • 取材・文=藤原リョウコ
  • 撮影=伊藤メイ子

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