プロフィール
せな
関東地方出身。高校卒業後、保険会社に就職。遊ぶお金欲しさに、18歳でセクキャバに入店した。その後、デリヘルとソープを経験。現在、事務系の昼職と掛け持ちで同店に出勤中。稼いだお金は、海外旅行や美容に使っているのだとか。趣味は身体を鍛えること。休日は必ずジムに行ってトレーニングをしているそう。
このインタビューのポイント!
- キスなし、下脱ぎなし、下半身タッチなし。本当に“手”のみで働けるオナクラ店
- お客様はM気質の男性。女性主導のサービスは、身体の負担を抑えて働ける
- 短時間出勤で驚くほど高収入!「ずっとここで働きたい!」と心底思える最高の環境
本当にソフトサービスで働ける「本物のオナクラ店」を見つけた!
――これまでの経歴をお聞かせください。
高校を卒業後、保険会社に就職。営業マンとして働いていたんですけど、仕事は大変なのに、そんなに稼げなくて……。遊ぶお金が欲しくて、18歳のときにセクキャバに入店しました。その後、デリヘルとソープを経験。3年ほど前から、事務系の昼職と掛け持ちで、ここ『痴女りーな』で働いています。
――セクキャバからデリヘルに移る際、抵抗はありませんでしたか?
セクキャバは朝まで営業で、副業で働くには体力的にキツかったんですよ。デリヘルに移ったのは、待機時間に寝れると聞いたから。友達がデリヘルで働いていたので、あまり抵抗はなかったですね。
――その後、ソープで働き始めた理由は何だったのでしょう?
デリヘルは本番強要が多いし、移動もダルくて。何もかも面倒くさいと感じるようになってしまったんです。それで、もっと効率的に稼げるソープで働こうかなと。でも、その店はすぐに辞めたんですよ。
――それはどうして?
部屋は狭いし、隣の部屋から声が聞こえてくるし……。1日中あんなところに居たら病んじゃいます。私、意外とナイーブなんですよ(笑)。それに、とにかく病気が怖かったんですよね。
――ソープを辞めて、こちらのお店へ。ハンドサービスのみのオナクラ店なら、病気の心配がありませんね。
もともと病気が怖くて、ずっとオナクラ店を探していたんです。でも実際に行ってみると、ピンサロやデリヘルってパターン。何店舗も面接に行ったけど、どの店も嘘ばかりで嫌になっちゃいましたよ。
――ガールズバーの求人広告を出しているのに本当はピンサロだったり、オナクラ店の求人広告を出しているのにデリヘルだったり。私も、そういう話は聞いたことがあります。
騙されすぎて、そのうち店や事務所に入った瞬間に「ここはオナクラ店じゃないな」ってピンとくるようになりました(笑)。当時の私は疑心暗鬼に陥り、「本物のオナクラ店なんか絶対にないんだ」って思っていましたから。
――何度も騙されたら、何もかもが疑わしく感じてしまいますよね。『痴女りーな』には、どのような経緯で入店することになったのでしょう?
友達の友達がこの店で働いていて、本当にハンドサービスだけで働ける店だと教えてくれたんです。話を聞けば聞くほど、「手だけ、見てるだけでいいなんて、めっちゃラクじゃん!」って(笑)。実際に働いている子の話なので信憑性が高いと思い、紹介してもらいました。
キス、全裸、下半身タッチなし!女性主導で、Mの男性を責める
――「本物のオナクラ店」だと思ったからこそ、こちらのお店に入店したというわけですね。でも、それって本当ですか?実は私、以前のせなさんのように……疑っています(笑)。
その気持ちはよく分かります(笑)。私も、友達の話や面接での説明を完全に信じたわけではありません。とりあえず体験入店してみて、本当かどうか確かめてみようと思いました。
――それで、どうでした?
仕事内容は、本当に“手のみ”のソフトサービス。それなのに、4時間で2万円も稼げたんです。しかも、昼間の時間帯で。でも、私はそう簡単には信じませんよ(笑)。「体験入店マジックかもしれない」と思ったので、翌日も出勤。すると、また4時間で2万円を持って帰ることができたんです。正直言って、オナクラでそんなに稼げると思っていなかったから、ビックリしましたね。それで完全に信じて、本格的に入店したんです。
――2日連続、4時間で2万円。ハンドサービスだけでそんなに稼げるなんて、すごい!改めて、こちらのお店の基本サービスについて教えてください。
手コキがメインで、キスや全裸、局部へのタッチはなし。全コース(オプションを含む)、病気の心配があるサービスは一切ありません。私が求めていた「安心・安全な仕事」に、ようやく出会うことができました。
――女性にとって「キスなし」は嬉しいですね。でも、「脱いで欲しい」「下半身に触りたい」って言ってくる男性もいるのでは?
まぁ、ゼロではないですよね(苦笑)。でも、絶対に脱がないですよ。いつも黒いショーツを着けているので、お客様には「黒い部分は触っちゃダメ!見て楽しんで!」って言ってます(笑)。「下半身のお触り禁止」に関しては、お店が徹底しているので心配する必要はありません。受付の時点でスタッフが必ず「下のタッチはなしでお願いします」って伝えているから、無理やり触ってきたり、しつこく言ってくるようなお客様はいませんよ。
――スタッフさんがしっかり案内してくれているなら、安心して働けますね。「痴女」というお店のコンセプトについては、どう思いましたか?
最初は「無理っ!」って思いました。だって私、プライベートでは完全にMなんで(笑)。男性を責めたことがないし、そもそも責め方が分からない……。手コキで本当にイカせられるのか、不安で仕方なかったです。でも実際に働いてみたら、意外と大丈夫でした。責めれば責めるほど男性から触られないので、身体がものすごくラクなんですよ。
――たしかに、女性が責める側に回れば触られないで済みますね。痴女っぽい雰囲気を出してプレイするのでしょうか?
接客するときは、自分なりの“痴女スイッチ”を入れます。「あら、どうしちゃったの?」みたいな感じで(笑)。私と同じように責めたことがない女性は多いと思うけど、そんなに心配しなくて大丈夫。接客していくうちに、自然とM気質の男性が何を求めているのか分かるようになりますから。
“手”だけの仕事なのに、40分で8,000円バック!
――どんな男性が来店するのでしょう?客層について教えてください。
基本的に、来店するのはM気質の男性。一番多いのは20代~30代の方ですね。Mの男性と言っても、本格的なSMプレイをしたい、というわけではなくて。ハードなプレイは求めていないけど、「エッチなお姉さんにちょっと優しくいじめられたい」という願望を持っている方が多い印象です。
――こちらのお店には20分~80分の様々なコースがありますが、他のオナクラ店に比べて料金設定が若干高いように感じました。人気があるのは、何分のコースですか?
たしかに、他のお店より高めの価格設定かもしれませんね。人気があるのは、40分と60分のコース。他店に比べて、お客様が利用する時間は長いと思います。客単価が高いから、必然的に女性へのバックも高額になるんですよ。
――バック率は決まっているのでしょうか?
バック率60%で、本指名・ネット指名は全額バック。40分のコースだと、本指名料込みで8千円バックになります。
――“手”だけのお仕事なのに、そんなに稼げるとは驚きました。せなさんは、どれぐらいのペースで出勤して、いくらぐらい稼いでいるのですか?
私の場合は、1日平均2万5千円。昼職が終わってからなので、出勤するのはいつも20時~23時半ぐらいですね。昼職が休みの日は18時~23時半で、 4万円弱を持って帰っています。今は週4日のペースで働いているんですけど、本当は毎日でも出勤したいんですよ~。家にいるより、お店にいたい。それぐらい、私はここが好きなんです!
――3時間半で2万5千円って、すごい!副業としては最高の仕事だと思います。
一度だけ、昼職を辞めて専業で働いていた時期があるんですけど、そのときは月収70万円以上でした。接客場所は待機所から徒歩1~2分のレンタルルームなので、移動に時間を取られることもありません。
――オナクラ店の稼ぎとは思えない額ですね。待機所の雰囲気はいかがでしょうか?
集団待機と個室待機、好きなほうを選んでOK。集団待機は女の子同士がギスギスしているイメージで嫌だったんですけど、この店に入店して、そのイメージがガラリと変わりました。女の子もスタッフも、とにかく仲良し。みんなで飲みに行ったり、プライベートの悩みを相談したりできるぐらい良い関係ですね。
――かなり居心地が良さそう。今後も続けていく予定ですか?
もちろんです!辞めたくないし、そもそも辞める理由がない(笑)。不満なんてひとつもありません。
――最後にぜひ、「本当にソフトサービスで働ける店はあるのか?」と不安や疑念を持っている女性へメッセージをお願いします!
「本当なの?」と疑う気持ちは痛いほどよく分かります。でも、このインタビューで私が話したことは紛れもない事実。まだ信じられずにいる方、興味がある方はぜひ、私の話が真実だってことを確かめに来てください! ソフトサービスだから、仕事内容は簡単。風俗の入り口として、未経験の女性にぴったりの店だと思います。病気が心配な方や、風俗の仕事に疲れてしまった経験者にもおすすめですよ!
編集後記
痴女をコンセプトにしたオナクラ店『痴女りーな』。S気質の女性が働いているのかと思いきや、今回インタビューした在籍3年のキャスト・せなさんはプライベートで男性を責めたことがないMの女性でした。「慣れれば責めるのも楽勝!」と笑う彼女が教えてくれたのは、「責める側になれば、触られない」「身体への負担が減って疲れない」ということ。粘膜接触があるサービスが一切ないため、病気の心配をする必要もないそうです!
- 取材・文=松尾さと
- 撮影=伊藤メイ子