
プロフィール

あんり
大阪府出身。前職はパチンコ店のコーヒーレディとして、ワゴン販売を5年ほど。その間に風俗はエステとホテヘルを経験している。体への負担から一度は引退を考えたが、現在のお店を友人から紹介され、興味を抱いて入店。今後他店に移籍する意思は無く、ここが最後の店と考えている。最近ハマっているものは「ポケモンGO」。
このインタビューのポイント!
- 創業25年以上。痴女プレイで楽しんで働ける梅田で唯一の店舗型ヘルス店
- 集客抜群で昼の時間帯でも稼げるから、短時間でも1日3万円以上が可能
- テクニックにこだわるより、接客で必要なサービス精神を大切に
“痴女ヘルス”というジャンルに強い好奇心を刺激された

――あんりさんは、前職ではどういったお仕事をされていたのですか?
パチンコ店のコーヒーレディです。ワゴンで店内を回って軽食やコーヒーを売る仕事で、5年くらい続けていましたね。
――風俗経験もあるそうですが、その時期に働かれていたのですか?
はい。長期でがっつりではなく、飛び飛びでの勤務でしたけど。最初は風俗エステ店でソフトに働いていたのですが、あまり稼げなかったのでホテヘルに移り、ここのお店では4年ほど働いています。
――ホテヘルから今のお店へ移ろうと思ったきっかけは?
最初のうちはあまり気にならなかったのですが、 1日何人も受け身のプレイが続くと、 次第に体がしんどくなってしまうときがあって。それでホテヘルに在籍しながら個人的に女性からの責めプレイに切り替えたんですけど、それでも体への負担はあまり変わらなかったですね。エステはエステでソフトサービスだから、どうやってもパンツの向こう側を覗こうと するお客様が多くて、それを毎回かわすストレスもあって(笑)
――そこから今のお店へは、どの様な経緯で入店されたのでしょうか。
友達がこの店で働いていたんです。風俗はごく普通のお店しか知らなかったので、「痴女ヘルス?なにそれ?」と興味を惹かれまして。友達から仕事内容について簡単に聞いた後は、すぐにお店のホームページを調べました。
――ちなみにどんなところが面白そうだなと思いましたか?
「前立腺だけで気持ちよくできるってどういうことなんだろう」って興味津々でしたね。あとは、 普通のお店と違って痴女に責められたい変態さんが多いところも楽しそうだなって。以前風俗を辞めたときは、もうこの業界に戻ることは無いと思っていたのですが、好奇心が勝りました。
――最初の接客で戸惑ったことはありませんでした?
お客様によって喜ばれる責め方が違うので、奥深いんだなと思いました。でも 「そんなことで感じてくれるんだ!」って、 普通の風俗では見られない男性の姿が見られる接客はすごく楽しいんですよ。もう他のお店で働くのは考えられませんね。
出勤時間を短くしても日給3万円以上!

――今はどのくらいのペースで出勤されているのでしょう?
週に4日、5時間出勤することが多いですね。1日給は平均で3万円くらい。月額で50万円ほどになります。
――1日5時間出勤でそんなに稼げるのですか?
店舗型で移動時間が無い分、短時間出勤でも稼げるんですよ。近くに競合店もないですし、昼の時間帯だけで充分です。もう少し長く出れば、1日5万円以上は余裕で稼げますよ。
――あんりさん自身は、そこまで稼ぎたいわけではないんですね。
若い頃にすごく稼いだ時期があったのですが、お金が原因で人間関係を狂わせちゃったことがあるんです。なので今はあえてセーブして、1日3万円をキープしています。
――セーブしても3万円とは、凄い数字だと思います。給与面以外でのこのお店の長所があれば教えてもらえますか?
キャスト専用のサイトがあって、出勤管理や給与明細がひと目でわかるようになっているんですね。だから出勤はスマホで登録するだけなのでスタッフさんに連絡する手間がありません。どの日が出勤する女性が少ないなども分かるので、この日に出て稼ごうとか予定を立てやすいんですよ。
――それは確かに便利そうですね!
他にも実家暮らしなので、キャストへの問い合わせがフリーダイヤルの電話番号なのがありがたいです。通話履歴で家族に怪しまれることも無いですから。他には、お店で下着を洗ってくれるのも家族バレが無い安心感があります。
――キャストさんを守るためのシステムが徹底されてるんですね。
こういうのは、すべてキャストからの要望だそうなんですよ。何かあれば随時、店の待遇を改善してくれるところが気に入っています。
――あんりさんが「他のお店で働くのは考えられない」と言われた理由がわかってきました。
そうなんですよ。働いていて、とにかく楽しくて1日中笑っています(笑)
稼げる秘訣はテクニックではなく、人対人の接客

――オプションには、前立腺などもありますがテクニック面で悩んだことはありますか?
まさに「痴女ヘルスならではのプレイが出来ないと、お客様が満足されないのでは」と、疑問をスタッフさんにぶつけたことがあります。他のキャストさんも同じ質問をされる方が多いみたいなのですが、スタッフさんから「指名が返せるのは技術よりも、人柄」だと教えられて、意識が変わりましたね。お客様も痴女ヘルスで遊ぶのが未経験の方が多いんですよ。だからテクニックだけじゃなくて、どんな女性とどう楽しめるか、人対人の接客が重要なんだと。
――では、テクニックはまったく関係ない?
テクニックだけが大事だとしたら、新人時代は全然指名が返せないってことになりますよね。でも実際はそうじゃなくて。やっぱりお客様と仲良くなることが大事。ただプレイはまったく意識していないわけじゃなくて、最初の講習で女性講師からしっかり学べますね。この女性講師がまた、キラキラして いてオーラが凄い方なんですよ。人間的な魅力に溢れているので学ぶことがたくさん あって、今も尊敬しています。
――得意プレイはありますか?
前立腺マッサージだけですね。他は全然。前立腺も最初は全然やり方が分からなかったんですけど、男性ってイキそうになると前立腺が動くんですよ。それでお客様の反応を見てコツが分かりました。前立腺を責められるのが初めてのお客様も多いので、今ではプロフィールに”前立腺開拓メンバーの一人”と書かれるくらいに成長しました(笑)
――まさに職人芸ですね!(笑)。お客様はどういった方が多いのでしょうか?
年齢層は幅広くて、気持ち良くしてくださいという気持ち強い方が多いですね。だからキャストに対して身を委ねてくださるので、丁寧で優しい方ばかりなんですよ。
――お客様が紳士的なのは、”痴女ヘルス”が好きなお客様に共通する良い点かもしれませんね。
あと、女性はシャワーがプレイ後の1回のみなので、肌荒れの負担が無いのも個人的に嬉しいところなんですよね。お陰で精神的にも肉体的にも負担無く、楽しく稼がせてもらっています。
――では、風俗を辞めるその日まではこのお店で頑張っていきたい?
はい。もう他のお店は考えられないので、これからも今のペースで続けていければと思います。出勤ノルマや稼ぎに対する不安などプレッシャーが全く無い働き方を叶えてくれるお店に、心から感謝をしています。

編集後記
全国に90万人以上の会員数を誇り、創業25年以上の長い歴史を持つ『秘密倶楽部グループ』。痴女ヘルス、人妻など多彩なコンセプトの7店舗を関西エリアで展開。その中の『梅田ゴールデン倶楽部』は、梅田エリアで唯一の店舗型痴女ヘルス店です。同エリアには店舗型の競合他がないため、昼からお店は大繁盛。そのおかげで1日5万円以上稼ぐ女性がほとんどで、月200~300万円の収入も見込めるとのこと。さらに最終営業時間も23時までなので、終電で帰宅できるから、夜職のイメージとは無縁の健康的に働いているキャストさんばかりだそうです。今回お話を伺ったあんりさんも昼の時間帯のみの出勤でお肌ツヤツヤ。充実して働かれていました。
- 取材=藤原リョウコ
- 文=もちづき千代子(@kyan__tama)