ダメ元で応募して大正解！高級店を利用されるお客様は、マナーも超一流でした

友達の中でも、風俗で働くのは「意外に普通のこと」

――すずかさんは、現役の大学生だそうですね。いつから風俗のバイトを始めたのですか？

ちょうど半年前ですね。今、大学4年なのですが就職も決まり、時間も自由に取れるようになったので。風俗は、このお店が初めてです。

――イメージ的に、風俗嬢というよりもカフェの店員さんとかにいそうな…。

以前はカフェでアルバイトしていました（笑）。あと、チョコレート屋さんとか。

――やっぱり！まさにそんな感じ！（笑）なぜまた風俗のお仕事に就いたのですか？

友達で風俗のバイトをしている子がいて、話を聞いているうちに興味を持ちまして。全く経験がない仕事なので、どういう感じなのかなって。今は、実家を離れて一人暮らしですが、仕送りもあるし、本当に興味本位だけで始めましたね。

――そのお友達は、風俗で働いていることを内緒にはしてなかったのですね。

仲の良い友達なので、隠さず教えてくれましたし、お店選びのアドバイスもしてくれましたね。結構、周りの子でも風俗でバイトしている子は多そうですよ。言わない子も多いですけど、わりと普通にやってると思いますね。

――若くて可愛いし、初めての風俗となれば、オナクラやエステなど、ソフトサービスのお仕事もあったと思いますが、なぜデリヘルを選んだのでしょうか？

友達が、いろいろなジャンルを経験してデリヘルが働きやすいと教えてくれたんです。やっぱり風俗といえば、デリヘル、というイメージもありましたし。業界自体が初めてなので、ソフトサービスもどこまでソフトか分からないですしね。

――ちなみにお友達はお店選びについて、どんなアドバイスをしてくれたのですか？

「高級店は客層がいいから、絶対高級店がおススメ」と言われました。なので、最初から高級店に絞って検索しましたね。あと、口コミサイトも参考にすること、立地による客層の違いなんかも教えてくれました。最終的には『代官山フェアリズム』のサイトを一緒に見て、「ここは良さそう」と言ってもらえたので、応募をしました。

1日の収入は6万～10万円。出勤日数少なめで、心身も健やか

――すずかさんは確かに可愛らしい女性ですが、高級店に応募というのは、やはりルックスに自信がないとできないですよね？

私も自信はなかったです。でも「不採用だったらどうしよう」と、最初から心配してチャンスを逃すよりも、ダメだったら、その時に諦めればいいので（笑）。本当にダメ元で応募しましたよ。

――その「思い切り」は高級店か否か、お店のランクに関わらず大事なところですね。初めての女の子は「面接で落とされる可能性」を気にしてしまいがちです。

求人情報に書いてある、適性や求めるタイプ、あとはお店のサイトに掲載されている女の子の雰囲気などを見て、全然違っていなければ、あれこれ考えるより、応募してみるのが一番だと思います。

――実際にお店に行ってみて、どんな印象でしたか？

スタッフさんも丁寧だし、素人専門店なので、難しいテクニックなども求められないし、想像以上に「すぐにできそう」だと思いました。実技講習はなく、マニュアルを見ながら仕事の流れを説明していただき、体験入店。その時のお客様も優しくて、すぐに仕事にも慣れました。

――こちらのお店は、お客様単価も高いですし、すずかさんは単価料金が「ASK（要問合せ）」になっている特別ランク。実際お給料はいくらくらいなのでしょう？

1日に2、3人の接客で6万～10万円くらいですかね。最初は当然一番下のランクからスタートしたのですが、いつの間にかランクが上がっていたみたいです。バック率もそれに伴って上がっているようなのですが、あまりそういうのも気にしてなくて（笑）

――1日10万！やはりランクが最も上ということは、指名客で埋まる感じですよね。

そうですね。出勤自体、週に1、2回しか出ていないので、必然的にそうなっちゃう、っていうのもあると思います。

――ランクやお給料も気にせず、馴染みの指名客で埋まるとなると、メンタル的なダメージも少ないのでは？

おかげさまでそういうのは全くないです。友達は一週間出勤が続いたりすると、やはり精神的にも疲れてしまうようで、情緒不安定になっています。元から性格がポジティブ思考だということもありますが、高級店だと1回の出勤で大金が稼げますし、何より客層がいいので、全くこの仕事でストレスに感じたことがないんですよ。

知識と教養のある方との会話で、自分も成長もできる

――高級デリヘル店を利用するお客様は、どんな方が多いのでしょう？

地位のある方が多いですね。すごく有名な会社の会長さんや社長さんもいらっしゃいます。芸能人はまだ会ったことがないですが（笑）

――そういう地位のある方たちは、すずかさんに何を求めて来店されていると思います？

「一緒にいて落ち着く」とよく言われますし、やはり癒しを与えられる存在でいたいですね。でもここは風俗店なので、性的サービスに関しても満足いただけるよう頑張ってはいます。でも、お客様が紳士的すぎて、逆に私がお姫様状態（笑）。「痛くない？イヤだったらすぐに言ってね」と、本当に優しくて！日常のお仕事が忙しい中で、わざわざ会いに来てくれるだけでも嬉しいのに。

――よく「男性に責められるのが痛いから苦手」という女の子もいますけど、ここでいう「責め」は意味が違いますね。女性へのサービス精神が旺盛、ということですものね。

嬉しいのはそれだけでなくて。実は私はコミュ障というか、極度の人見知りなんです。この仕事、特に高級店は、話すことより「聞くスキル」を求められているようなので、最初は聞き上手を目指していました。でも、次第にお客様の人柄が良いだけでなく、話題の幅が広いため、いろいろ知りたくなり、自然と会話のキャッチボールができるようになってきたんです。これは、今後社会人になった時に、必ず役に立つと思いますね。

――普通に生活をしているだけでは、知り合う機会もないし、得るものは大きいでしょうね。働く環境についてもお聞きしたいのですが、待機室はどんな感じですか？

集団待機の形をとっていますが、椅子も離れているし、他の子と顔を合わせますが、会話をするような感じでもないですね。私は待機室を使いますが、すぐに連絡がとれて待ち合わせ場所に行ければ自宅待機でもいいし、近くにネットカフェも借りているようで、そこで待機しても大丈夫、と言われています。

――さきほど出勤は週に1、2回ということでしたが、どれくらい前にシフトを伝える感じですか？

自由出勤なので空いている時に「次いつ出れます」とスタッフさんに伝えるだけです（笑）。突然出れるという時は急遽連絡したり。とにかく無理をしないことが楽しく続ける秘訣ですね。

――では最後に、ストレスなしのお店に出会えたすずかさんから、お店選びをする際のアドバイスがあればお願いします。

面接では「スタッフさんが優しい」「しっかりしていそう」という印象だけではなく、全てにおいて自分が納得できるかを考えてみてください。面接の短い時間でもお給料などのシステム的な面や、「？」と思うスタッフさんの言動があった場合、「まぁいいや」と思って流してしまうと、実際に働いた時に、それがどんどん表面化、ストレスになってしまうことも。入ってみないとわからないこともたくさんありますが、面接時で不安が払しょくできなければ、他も当たって比較してみてください。実はこれも、友達からのアドバイスだったんですけど、私が入店する際、ここは全てクリアになったので不安なく入店できました。良いお店に出会えれば、金銭面も潤うだけでなく、人間的にも成長できます！