
プロフィール

ユナ
京都府出身。大学進学とともに上京してきた現役女子大生。在学中に1年間北欧へ留学した経験もあり、語学は得意。留学した北欧で、ジェンダーやLGBTQなどの文化に触れ、さまざまな「性」について考えるようになる。今賀はるさん主宰のイベント「手コキ研究会」を知り、それをきっかけに半年前、同店に入店。生活費は飲食バイトで稼いでいたため、風俗バイトは、あくまでも趣味の一環として始めたのだそう。処女でありながら、無理なく働け、この仕事は「天職」だと思うほど楽しいのだとか。高校時代は演劇部で全国大会まで出場した経歴あり。趣味は読書。マンガ、エッセイ、小説などジャンルは多岐に渡る。
このインタビューのポイント!
- 「性を楽しむきっかけ作り」のイベントから、自分の天職を見つけた
- 処女でも安心。お店がクリーンで、粘膜接触なし、下脱ぎもなし!
- 今賀はるさんとの3Pは学びの場。驚きと楽しさでいっぱいだった
性を楽しむために、毎月開催。「手コキ研究会」のイベントが入店のきっかけ

――ユナさんは現役大学生とのことですが、このお仕事を始めたきっかけを教えてください。
1年間、北欧に留学をしていたのですが、性に関する考え方が日本とは全く違うんですよね。ジェンダーやLGBTQなどへの理解も深く、いろいろと考えることが多くなって。帰国後に、性に関することを調べていくうちに、Twitterで「手コキ研究会」というイベントがあることを知ったんです。
――新宿で行われている、今賀はるさん(同店プロデューサー)のイベントですね。私も一度行きましたが、楽しく手コキを学んだり、いろいろな性の嗜好を持った方が集うオープンな場という印象でした。
はい。その時はまだイベントについて調べていただけなのですが、「手コキ研究会は、お店もあるんだ」とびっくり。エロの世界にも興味があったし、定期的にイベントをやっているくらいなのですごくクリーンなお店なんだろうなと。稼ぐためというよりも、「趣味の一環」として楽しむために、入店しました。
――とはいえ、風俗のお仕事は初めてで抵抗はなかったですか?
やはりキスやフェラなど、粘膜接触がないというのは大きかったです。あとは胸を触られるのも服の上からですし、パンツは絶対脱ぐことはないので。私は体型に自信がないので、全身全裸を見られなくていいのは大きいですね。
――確かにそれだけでハードルは下がりますね。ちなみにそのイベントには、実際に足を運んでみましたか?
入店したのは半年前なのですが、入店後は毎月イベントに遊びに行っています。そこで出会った方がお客様として来てくださることもあったんですよ。ゲストによって客層も変わるので、毎回楽しく参加させていただいています。
――イベントは、手コキについてひたすら語るような感じでもないんですね(笑)
コンセプトは「性に対するきっかけ作り」。今賀さんも明るい方ですし、来る方も本当にさまざま。カジュアルな性教育という感じなので、みんなでワイワイと、楽しく性について理解が深められるんです。
ネーミングも楽しい!得意技は「きっとジュボジュボ」

――いざ入店してみて、いかがですか?
めちゃくちゃ楽しい!天職じゃないかと思ってます(笑)。自分の中のSっ気が目覚めてきましたね。さまざまな手コキのバリエーションで、たくさん感じてもらえるとすごく嬉しいです。
――「手コキ48手」の習得度により、ランクづけがされるようですが、今、ユナさんは「中級」ですよね。具体的にどんなテクニックを持っているのでしょう?
習得した技の数は、39種類です。初級は片手でできるものが中心なのですが、中級になると両手を使った技が多くなります。複雑なものや、面白いものが増えるので、覚えるのも楽しかったですね。
――しみけんさんとの動画を観ましたが、技のネーミングも面白いですよね。「ワンダーランド」やら「フォークボール」やら(笑)
私の決め技は亀頭をたっぷりのローションで責める「きっとジュボジュボ」です。「きっと」は「亀頭」にかけていると思われます(笑)
――本当にいろいろな技があって「あなたのおちんちんに運命の出会いを提供」というコンセプトそのもの!
お客様も楽しんでくれているし、他のお店にはない、オリジナリティがありますよね。
――ちなみに、ユナさんはお店のプロフィールを見ると「処女」とのことですが。
はい、まだ処女なんです。正直に話すと、そういったシチュエーションになったことはあったのですが、挿入できなかったんですよ。彼氏と付き合ったこともなくて。自分が好きになる人と、自分を好きになってくれる人、歯車がかみ合わないんですよ。でも焦っても仕方ないですしね。
――そう思います。いずれにしてもこのお仕事は、処女でも問題なくできるお仕事だということですよね。
風俗のようで風俗っぽくないというか。対面してから最初に行う「手コキ体操」でリラックス。自然とお客様も笑顔になるんです(笑)
手コキの体位を変えるだけで、同じ技も違ったものに。

――ユナさんの現在の出勤ペースと収入を教えていただけますか?
週に3~4日、1日4時間くらいです。学校があるので時間はバラバラですね。土曜は12時~18時まで出ることもあります。収入は多くて1日3万円くらいです。
――オナクラなので、やはりプレイ時間も短めですか?
そんなこともないですよ。やはりご新規様は30分、40分といったショートコースが多いですが、リピーターさんは長くなります。収入的にも、ロングコースだとたくさんオプションを付けてくれる方が多いので、収入もアップしますね。
最近はオプションの「前立腺マッサージ」ができるようになったので、ますますプレイに幅が出ました。
――お店のプロデューサーの今賀はるさんと、イベント以外で会う機会はありますか?
待機所でたまにお会いするのと、3Pでご一緒させていただいたことがあります。
――お~!それはいいですね。さぞかし勉強になったのでは。
なりました!雰囲気作りがすごかったです。イチャイチャ系なんですけど、技はプロ。あとは体位を変える誘導も自然だし、すごく参考になりました。
――体位を変えるとはどういうことでしょう?
手コキって、普通は仰向けでやるイメージですよね?でも同じ手コキでも、四つん這いやうつ伏せで、手コキをすることで、全然違った感じ方になるみたいなんです。お客様も四つん這いとか、ちょっと恥ずかしいですよね。そうすると痴女っぽく責めることもできたり。
――なるほど!では、最後に、ユナさんがこのお仕事を通じて感じる、一番のやりがいを教えてください。
手コキに技術を求め、さらにお客様と一緒に楽しめるお店って他にはないと思うんです。そして、接客の数だけ、毎回新しい発見もあります。スタッフさんも穏やかで、女の子のことを本気で考えてくれるお店。身体に一切の負担や不安がなく働けるのは、長く働くうえで大事なことですよね。

編集後記
今賀はるさんプロデュースのオナクラ『手コキ研究会 五反田』。ここは単なるオナクラとは、ひと味もふた味も違うお店なんです。その理由は手コキに「技術」と「面白さ」をプラスしているから。人気男優、しみけんさんとYouTubeで共演したこともあり、注目度も急上昇中です。今回取材をしたユナさんは、北欧の某国に留学経験を持つ大学生。まだ処女ということですが、コンセプトの独自性や、粘膜接触のない安全なプレイ内容、定期的に“イベント”が開催されていることからも「クリーンなお店」であると思い、迷わず応募をしたそう。その“イベント”とは、月に一度、今賀はるさん主宰で開催されている「手コキ研究会」。毎回さまざまなジャンルのゲストを招き「性を楽しむきっかけ作り」を提供しています。ユナさんは半月前から毎回イベントに参加。ジェンダーや性的嗜好などの垣根を越えた交流に、学ぶことも多いのだとか。時代はどんどん変わり、今はもう「風俗=男性経験が豊富な女の子が働く場所」ではありません。経験がなくても無理なく働けるオナクラ。特に遊び心満載のお店なら、きっと楽しく高収入が稼げますよ♪
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)