プロフィール
さりな
京都府出身。高校卒業後、芸術系の専門学校に進学。卒業後はインテリアショップに正社員として入社し、10年近く勤務していた。退職してからは半年ほど休養をした後に、刺激を求めて一念発起。風俗は未経験だったが自ら『新大阪秘密倶楽部』の扉を叩き、入店前の講習でこの仕事の楽しさに目覚めたという。趣味は多岐に渡っており、原付でのドライブがてらのソロキャンプでキャンプ飯と焚火を満喫したり、サーキットでゴーカートに乗ったり、最近では競馬を始めてみたり(子どもの頃に乗馬経験あり)。本人曰く「普通のことしかしてない」とのことだが、ラインナップから非凡な視野の持ち主といえる。
このインタビューのポイント!
- 駅からすぐの好立地。紳士的なお客様のみが来店する老舗M性感
- きちんとした女の子が、気持ちよく働けるお店!
- "安心ルール"でプライバシー保護や衛生面もバッチリ
実際に見ないと分からない。ここは先輩とお客様とのプレイを見学できる!
――さりなさんは入店1ヶ月。それ以前の風俗経験はなかったそうですが。
はい。このお店が初めてです。それまでは、専門学校を卒業してからずっと10年近くインテリアショップの正社員として働いていました。でも、とにかく残業が多くて……。お給料はそこそこ良かったのですが、好きなこともできないストレスが貯まってしまったのです。
――退職後はすぐに転職活動を?
いえ。貯金もあったので、半年くらいゆっくりしていました。暫くするとだいぶ元気も充電されたんですけど、コロナ禍で外で遊べるわけでもないから毎日がつまらなくて……。
バーで友達に「刺激が足りない!」みたいな話をしていたのですが。なんと、その友達が以前に『新大阪秘密倶楽部』で働いていたって告白してきたんです。
――お友達は、どんなお話しをされていましたか?
「風俗って言っても脱ぐお店じゃないから、風俗だけど風俗じゃないよ」みたいな説明をされました。「すごく刺激があるし、昼職より給料も貰えるし、病気になる心配もないし」って言われたので、それなら試してみようかな、と。まだ友達には、働き始めたことは言ってないんですけど(笑)
――秘密倶楽部グループは何店舗もありますが、新大阪に決めたのは何か理由が?
立地が大きいですね。新大阪は来やすいし、駅から徒歩2分っていうのが決め手でした。本当に駅近で便利。面接に来た時も、スタッフさんが優しくて。最初は怖いイメージもあったのですが、アットホームな感じだったので逆にビックリしました。
――その時にM性感の仕事内容について、説明を受けたと思うのですが、できそうだと思いましたか?
その気持ちはあったけれども、実際は想像がつきませんでしたね。その後に一時間くらいのモザイクのかかっていない講習のDVDを見せてもらって「こんな感じなのか」と少し安心はしたのですが、やっぱりまだできるかはわからなくて。
――「できる!」と確信したのはいつでしたか?
見学の時ですね。ここは最初に先輩とお客様のリアルなプレイを間近で見ることができるんです。お客様には「視姦プレイ」ということになっていて、あくまでもプレイの一環として、新人が参加することができるんです。
難しいテクニックやハードなプレイは全然なかったので。これなら私も楽しめそうだなと思いました。で、実はプレイ中、私もそこに交ざっちゃったんです。
――え!本来、見てるだけでいい講習なんですよね?
はい(笑)。でも、私も自分も興奮してきちゃって、「このお客様、どうなっちゃうんだろう」って思ったら、ついおっぱいの谷間をチラ見せしちゃったり。そうしたら先輩が、私の様子を見て上手いこと声掛けをしてくれたんですよ。
お客様に「もっとされたいんでしょう?」とか、「おっぱい見えそうで見えないね」とか。お陰で私もノリノリで一緒に楽しめました。
多くの顧客から「ハズレ無し」と言われ続ける理由
――さりなさんは、現在はどのくらいのペースで出勤していますか?
11時半~14時半までで、週に3~4回出ています。つい最近、出勤時間を変えて、今は9時半から来ていますね。朝方のシフトですがお給料は、1日2~3万円は稼げています。本音を言えば、もっと長い時間働きたいくらい。ちなみに、ここで働いていた友達は一日に6万円くらい稼いでたらしいですよ。
――さりなさん、敢えて短時間勤務にしているのですか?
夜の6時から3時間くらいのアルバイトをしているんです。風俗ではなく、ピッキングとか。普通の仕事です。金銭感覚を狂わせたくないっていう思いがあるので、風俗一本に絞る気はないんです。
――それは大事なことですね。プレイの時はどんな服装で接客をするのですか?
ちょっとセクシー系のミニスカートのワンピースとか。体のラインが出るニットワンピとか。ここ、レンタルもあるんですけど、入店後の一回だけ購入した衣装への経費が出るんですよね。
――自分で買った衣装がお店持ちってことですか?そんなお店、初めて聞きました!
下着1万5000円分、洋服1万5000円分、合計で3万円分出ます。せっかくなので、高くてセクシーな下着を買っちゃいました(笑)。すごく有難かったです。
――最近、他店ではオールヌードや本番行為を迫ってくる人もいるとちらほら耳にしますが、ここではそういう方はいなさそうですね。
全然いないです。うちみたいな老舗って、皆さん遊び方をわかってますから。すごいですよ、どの方もみんな紳士で。
――そういった客層は「ハズレ無し」だとリピーターが後を絶たない、老舗人気店ならではですよね。
でも、その分この店は頑張っている人でないと活躍できないと思います。だらしないのは絶対にNG。身なりの清潔感もそうですが、普段の生活態度も含めての話です。
うちの待機所には、寝転んじゃいけないってルールがあるんですよ。体調悪い時は別ですけど、寝起きの顔で接客とかよくないじゃないですか。
――でも、ハッキリ言ってそういう風俗嬢って少なくないと思いますよ。
ここはそういうのは禁止。それが嫌だっていう子は辞めていきます。だから地盤として、結局イイ子しか残らない。それが良い接客に繋がっているんだと思います。
この店には”安心ルール”がいっぱいある
――『新大阪秘密倶楽部』の魅力って何でしょう?
まず、信頼できるスタッフさんが多いです。わからないことを相談しやすい雰囲気だったり、給料のこともわかりやすくしてくれたり。プレイや、お仕事の考え方についてもアドバイスをしてくれます。
――お仕事の考え方とは、具体的にどのような?
秘密倶楽部に何故多くのお客様が来るのかという話なんですが。お仕事ではあるけれど、どの女性も楽しんでプレイをしているのが人気の秘訣なのだと。
ちょうどそれを聞いたタイミングで来たお客様が「普通の風俗は業務的なのが嫌だけど、ここは仕事って感じがしないのが好き」って言っていて。すごく納得できました。
――風俗といえども、ただ抜くだけの場所ではないのですね。
あと、オプションに「乱入プレイ」というのがあるんですけど、私はこれが結構お気に入りなんです。女の子とお客様が1対1でプレイしているところに、こっそり入っていって乱入しちゃう!
――すごいプレイですね。そんなことできるんですか?
お客様がすごく驚いてくれるので楽しいですよ。時間としては10分くらいだし、ちょっとした空き時間にチャチャっといけちゃうんです。自分のお客様が来ない時にも稼げるのも有難い。回数重ねると、塵も積もれば山となる的な!
――稼ぎやすい環境が整っているわけですね。
そうそう、お店自体が連絡先の交換を禁止しているのもいいですね。お客様とも女の子とも。プライバシーが守られてる、自分の素性を明かさなくていい安心感があるんです。そういう安心ルール、この店にはいっぱいあるんですよ。
――安心ルール!それ、すごく良い。ぜひ、もう一つくらい教えてもらえませんか?
3Pをするのにも、衛生的で安心。お客様を責める場所が、それぞれ最初から決まっているんです。男性の体の右担当、左担当みたいな。他の女の子の唾液がついたところは舐めなくていいんです。
――徹底していますね。しかし、さりなさんは本当に楽しそうにお店のことを話してくれるので、聞いているこちらも嬉しくなってきます。
本当に楽しいんです。やっぱり、自分が楽しければお客様も楽しくなると思うんですよ。
――これから先、M性感の仕事をどうやって極めていきたいのか聞かせてください。
一番はお客様との関係性でしょうか。お客様が「客としてしか見てもらえないのが嫌」って思うのと一緒で、私も風俗嬢としてだけじゃない私を見て欲しいんです。もちろんお店のルールの中でですけれど、ひとりの男と女っていう関係を築いていけたらって思います。
あとは、もっともっといやらしい言葉が知りたい!淫語のボキャブラリーが少ないので、まだまだ勉強していきます。いずれ後輩の女の子が講習で私のプレイを見る時が来たら、「あの先輩、すごくいやらしかったわ」って言われたいですね!
編集後記
創業30年以上の実績を誇る『新大阪秘密倶楽部』は、関西最大級と謳われる秘密倶楽部グループ店であり、痴女ジャンルで風俗シーンを切り開いてきた、M性感のトップランナー。遊び慣れた男性から「この店にハズレ無し」と言わしめるほどの信頼の秘訣はどこにあるのか?その答えは、これからランキング入り間違いなしと言われる逸材・さりささんへのインタビューに隠されています。彼女が語るお店の魅力には「楽しさ」が溢れていました。初めてのプレイ見学講習も、接客も、時に行われる乱入プレイまで……。その笑顔からはこの店での仕事を愛していることが伝わってきます。しかし、それも全てはお店のスタッフさんたちによる、弛まぬ努力の賜物の結果。連絡先交換禁止・粘膜接触禁止を掲げる安全ルールや、だらしない身なりや行動を禁ずるなどを徹底しています。逆にいえば、このお店では働く上で常識あるきちんとした女性しか続けることができない地盤があるということ。だからこそ『新大阪秘密倶楽部』には質の良い客層が集い、稼げる店として君臨し続けるのでしょう。大切なのは容姿でもテクニックでもなく、女の子の意識であることを再確認させてもらいました♪
- 取材=みやねぇ(@mikke_story_myn)
- 文=もちづき千代子(@kyan__tama)