ここに決めて大正解！風俗に抵抗があった私が選んだ「本当に脱がないエステ」

女性スタッフさんがいるのは安心感が違う！

――現在、あいなさんは他にお仕事をされているのですか？

今はこのお仕事だけです。高校卒業後、一度就職したのですが、パワハラがひどかったのと、勤務時間も長く休みも少なくて。1年ほど頑張ったのですが、耐えきれず退職しました。

――それは大変でしたね。風俗のお仕事は『NADIA心斎橋』が初めてですか？

はい。去年の10月に入店したので、もうすぐ8か月になります。

――風俗で働くことにした理由を教えていただけますか？

ひとり暮らしをしたかったからです。友達にそのことを話したら「早く稼ぐなら風俗かなぁ？」と。でも、風俗にはものすごく抵抗があったんです。どうしても自分のカラダで稼ぐ、的なマイナスなイメージがあったし（苦笑）。だからいったん保留というか、その話は一度立ち消えたんです。

――その後、消えた話がまた再燃したということですか？

そうなんです（笑）。半年くらい経って、友達が「NADIAってところならソフトだし、大丈夫そう」って。いろいろ調べてくれたみたい（笑）

――それであいなさんも、ここなら大丈夫だと思ったわけですね。

はい。脱がなくていい仕事があるなんてびっくり。今までの風俗のイメージが覆りました。

ホームページを見て、女性スタッフさんがいるのも安心かなって。実際に面接に来たら、本当に女性スタッフさんが担当してくださって、すっごく優しかったんですよ。ここなら自分にもできそうだと思って、入店を決めました。

――ちなみに、お店を探してくれたお友達も入店されたのですか？

はい。私のほうが先に入店したのですが、その後、友達も入店しました。なかなかシフトが合わないので待機で一緒になることはありませんが、楽しく働いているようです。見つけてくれた本当に友達には感謝ですね！

粘膜接触や、脱衣系のオプションも一切なし！

――こちらはオプションが一切ないというのは本当ですか？

はい。ありません。キスもフェラもないです。服も脱ぎません。風俗の要素といえば手コキだけですね。

――この内容であれば、確かに風俗に抵抗がある方でも大丈夫そう。

本当にそう思います。シャワーもお客様に浴びていただきますし。その間にセラピストのユニフォーム（白衣に黒のミニスカート）に着替えます。

――お客様はどのような目的で来店されていると思いますか？

疲れているからマッサージもしてほしいけど、ちょっとエッチな要素も欲しいっていう感じだと思います。講習の時に先輩セラピストさんから「お客様は技術ではなく、女の子と話すことを目的に来ている」と教えていただいたのですが、実際に働いてみて、その通りだなと感じています。

――講習はどのような流れで行ったのですか？

入店が決まってから講習を受けるのですが、時間は2時間ほど。最初は自分が先輩にマッサージをしていただきます。そのあとは、先輩が練習台になってくれて、同じように施術をしてみる、という流れですね。

――実際に自分がやってもらうと、すごく分かりやすそう。

そうなんです。マッサージだけでなく、声のトーンも勉強になりましたし、耳元で囁かれるとこんなに気持ちいいんだなって。接客の心構えのようなものも学ぶことができました。

――お客様が求めているのは、やはり癒しだったり、楽しい時間ですものね。

私自身もこの仕事が楽しくて楽しくて。自分は世間知らずなので、お客様との会話でいろいろなことが勉強になるし、知識がどんどん増えるんです。帰り際に「楽しかったよ！気持ちよかったよ！また来るね」と言われると、すっごく嬉しいですね。

お客様の期待に応えたい。やるからには「エクセレント」なセラピストを目指す！

――今はこのお仕事1本とのことですが、どのようなペースで勤務されていますか？1日あたりの平均的な収入もよければ教えてください。

週4日、11～21時で出勤しています。お給料は1日3～4万円くらいですね。

――前のお仕事よりだいぶ稼げているのでは？

月給15万円くらいだったので、3倍以上（笑）。仕事も楽しいし、念願のひとり暮らしもできました。でも、このまま甘えて在籍していると金銭感覚もずれてしまいそうなので、ある程度貯金ができたらまた正社員として復職しようとは考えています。

――たくさん稼げて、ひとり暮らしの夢が叶ってよかったですね♪

実はひとり暮らしをするにあたって、店長に相談したら、休みの日に一緒に物件を探しに行ってくれたんですよ（笑）。おかげさまで新築で立地もいいのに、お手頃な物件を見つけることができました。

――店長がそこまでしてくれたとは、何かコネクションでもあるんですか？

いえ、普通に一緒に探してくれました（笑）。女性スタッフさんもそうなんですけど、何でも相談しやすい雰囲気で、本当に居心地抜群なんです。

待機室は、集団になりますが、逆にそのほうが開放的でいい感じ。個室って女の子同士で会話がないぶん、ギスギスしていそうなイメージがあります。ここは、スタッフさんや女の子も含めて、待機中も楽しく会話ができるんですよね。

――エステというジャンルなので、普通っぽい子が多いのも居心地がいい要因なのかもしれませんね。お仕事の話に戻りますが、あいなさんが接客時に気を付けていることがあれば教えてください。

最初の挨拶が肝心だと思っているので、丁寧な言葉づかいで、対面するようにしています。お辞儀もしっかりと。堅苦しくならないようにもちろん笑顔は忘れずに。

――あいなさんの笑顔は本当に可愛いので、お客様も心を一瞬で奪われそうですね。言葉遣いも確かにしっかりされていますが、どこで覚えたのですか？

今、秘書検定を受けるために参考書を読んでいるんです。秘書をしたいということではなく、将来の就活に役立てたいのと、このお仕事をするうえでも、きちんと丁寧語や謙譲語の使いわけができたほうがいいなと思って。

――まだ19歳にして、その努力は素晴らしいですね。今のお仕事も、責任感を持ってお仕事に取り組まれているのが伝わってきます。

風俗のお仕事は長く続けることは考えていません。でも、時間とお金を割いて来ていただけるお客様がいるからには、期待を裏切りたくないんです。

若いからとか、バイトだからといって、それに甘えず、お客様にとって最高の時間を提供したいなって。今は、技術も接客も極めてお店の定めた特別なランク「エクセレントセラピスト」を目指して頑張っています。