
プロフィール

ハッピーマットパラダイス/横浜恋愛グループ
ブルマ
山形県出身。高額な買い物で消費者金融に借金。その返済のため、上京し風俗を始める。ソフトM性感のデリヘルを経て、2024年11月、以前から興味を持っていたマット専門の同店へ。マットのお店は他にもあるが「横浜・関内」という立地は「稼げる」というイメージがあったのだそう。実際にマットをやってみた感想は、とにかく楽しくて、自分の好奇心が尽きないのだとか。実はプライベートではドM。女性が責められるアダルト動画や漫画を見ているので、それを逆に置き換えてプレイをしているとのこと。
このインタビューのポイント!
- 全員、月イチの性病検査が必須。安心して働けるのが嬉しい
- 未経験でも問題なし!専属講師が何度でも講習をしてくれる
- 受け身接客で傷ついた経験のある人は、ぜひマット専門店へ!
稼げそうなイメージで「関内」の街へ。
――ブルマさんが風俗のお仕事を始めたきっかけを教えてください。
借金返済です。高校を卒業して地元で普通のOLをしていたのですが、欲しいものを何でも買っていたら、借金を抱えてしまいまして(苦笑)
消費者金融の返済を先延ばしにしていたら、どんどん利息が増えてしまったんです。
「とにかく早く返済しなくては」「稼ぐなら風俗しかない」と思って、この仕事を始めました。
――そうでしたか。OLのお仕事と、風俗を掛け持ちをしていたのですか?
ちょうど転職も考えていたことと、東京に憧れていたこともあったので、会社を退職して上京しました。
――こちらの『ハッピーマットパラダイス』が最初の風俗店ですか?
いえ。最初に勤めたのはデリヘル店だったんです。
ここは2店舗目で、2024年11月に入店しました。もうすぐ半年ですね。
――最初のデリヘル店はどれくらい勤めたのでしょう?
3、4ヶ月です。でも、そこでは全然稼げなかったんですよ。このままじゃお金が貯まらないなと思って、すぐに辞めてしまいました。
――稼げなかったのは、お店の問題ですか?
そこはソフトM性感だったんですが、稼げている子は稼げていたので、私には合ってなかったんだと思います。
責めをしたかったのですが、接客時にうまく自分を売り込むことができませんでした。
――次に選んだこちらは、マット専門店なので、プレイは女性主導。やはりブルマさんは責め派なのですね。
そうですね。あとは、元々マットに興味があったんです。前のM性感とはまた違った責めになるので、チャレンジしてみたいと思いました。
――マットのお店もたくさんありますが、その中でなぜ『ハッピーマットパラダイス』を選んだのですか?
「関内」という立地です。風俗通いをする男性の口コミなどを見ていて、関内が気になっていたんですよ。風俗通の人がよく行くイメージがあったので「稼げそうだな」って。
未経験でも問題なし。マット講習は何度でも無料!
――実際にマット専門店に入っていかがですか?
楽しい!とにかく楽しいです。マットって奥が深いので、どんどんハマりますね。
――そこまで断言できるのは、天職かもしれませんね!でも、技術を覚えるのは難しかったのでは?
入店前にみっちり2~3時間、講習を受けるので、そこで基本的な流れは習得できます。
私の場合は、物覚えがあまりよくないので、2回受けさせてもらいました。講習後は、アンケートがあって、自信がなければ何度でも受けることができるんです。
――ホームページにマット技がかなり掲載されていますよね。
実際は、コースの時間内に全部することは不可能なので(笑)
だいたい流れは決まっているし、実践を通して慣れていく感じだと思います。私も初めてでしたが、そこまで難しく考えなくて大丈夫ですよ。
――お客様は皆さんマット目当てで来られるのですよね。
マットが好きな方もいれば、マットに興味を持って初めて来た、という方もいます。
年齢層は20代前半~50代まで幅広いですね。
住んでいる地域も、神奈川県内だけでなく、東京、埼玉など、わざわざここまで遊びに来てくれる方もいるんですよ。
――風俗は体力を使うお仕事ですが、マットならなおさら体力がいりますよね。
女性主導ということになれば、どうしても体力は使います。特にマットは全身使いますからね。
ただ、その分「大事なところは守れる」んです。
女性主導と男性主導、どっちが身体に負担がないか、っていったら、断然女性主導のプレイです。
――女性が責めにまわるお店って、客層も穏やかな方が多そうです。
そう思いますね。すごく客層はいいです。女性に責めてほしい方ばかりなので、本番強要は全然ないんですよ。
――ブルマさんは、どのような点を意識して接客をしていますか?
相手の気持ちいいポイントと苦手なポイントを事前に聞きますね。
あとは反応を見ながら。こちらが「気持ちいいだろう」と思っている場所でも、その人にとっては、くすぐったいだけのこともあるので。
全員徹底。月に一度の性感染症検査は「安心感が違う」
――現在の出勤ペースとお給料を教えていただけますか。
週に2、3日で、時間は10時~17時です。お給料は1日に3万円くらいですかね。
――出勤日数は少な目なんですね。
もう借金も返済しましたし、ある程度の貯金も確保できているので、無理なく働いています。
あと、今はスーパーのバイトを掛け持ちしているんですよ。
お給料だけなら、風俗1本のほうが稼げるんですが、借金で苦しんだ過去があるので、普通の金銭感覚も忘れないようにしたくて(笑)
――いい心がけですね。こちらのお店で働いてみて、気に入ってる点を教えてください。
たくさんありますが、安心して働けるという意味で「性病検査必須」が一番かもしれません。
これはキャスト全員、月に一度必ず検査をして、お店に陰性証明を出すことが義務付けられているんです。
たとえ出勤日数が少なくても、提出しないと本当に出勤ができないんですよ。
――ホームページにも、医療法人予防会の検査証明が毎月きちんと掲載されていますよね。
「受けてくださいね」って言うだけのお店はたくさんありますけど、本当に実施しているのは素晴らしいです。
ピンポン感染を防ぐためには、自分だけが陰性だけじゃダメで、他の女の子が感染していないことが重要なんですよ。お客様からも、この取り組みは安心できるとよく言われます。
――ブルマさんは、このお店をどんな女の子におすすめしたいですか?
責め好き、受け身接客に疲れた子、受け身接客で傷ついた子ですかね。
実は私、この仕事では責めに徹していますがプライベートではかなりのMなんです(笑)
――ええ!!それは身体を守るためですか?
それも確かにありますが、プライベートと完全に切り替えるのも楽しいなと。
普段趣味で見ているアダルト動画やエロ漫画は、女の子が責められるものばかり。その時の男性の言葉責めなんかを真似しています。
外からインプットしたものを自分に置き換えてアウトプットする感じ。そうすることで、責めもスムーズで、自分も楽しめるようになれました。
――なるほど。「マットに興味があるけど、自分はMだから無理そう」と思っていても、意外にできそうですね。
マットは本当に奥が深くて、非日常を味わえるプレイです。探求心が強ければ強い人ほど、面白いと感じるのでは。
――最近ではソープですらマットをしないお店も増えていますよね。
風俗のなかでも、マットって非現実な世界に浸れるツールで、根強い人気があります。
以前SNSで知り合った風俗業界で働く先輩に言われたのは「この先、30代、40代になっても身体に負担なく稼ぐなら、マット」。
将来はどうするかまだ決めていませんが、技術はしっかり身に着けておこうと思います。
編集後記
全国に6店舗を持つ「恋愛グループ」は創業22年目を迎えた老舗ファッションヘルス。こちら横浜・関内にある『ハッピーマットパラダイス』は男性客全体のうち、7割がリピーターなのだそう。その人気の秘密は、フェチを満足させるインパクトのあるコンセプトや、女性の質の高さ、性感染症検査の徹底における安心感などが挙げられるでしょう。今回インタビューをさせていただいたブルマさんは、あえて技術を必要とするマット専門店にチャレンジ。今ではマットの奥深さに惹かれ、仕事が楽しくて仕方ない様子。マットの講習は、基本プレイと流れを2、3時間かけて専門の講習員が指導してくれるのですが、ブルマさんは自ら志願して2度受講。SNSで知り合った同業の先輩からは「マットさえできれば30代、40代でも稼ぐことができる」と力強い言葉をかけてもらったのだとか。風俗は体力がいる仕事であることは間違いありませんし、特にマットは、女性主導で動きます。それでも、大事な部分はしっかり守れるのは、マットならでは。ここなら近隣に競合店も少なく、安定した集客が見込めますよ!
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)