プロフィール
横浜人妻花壇本店/モアグループ
ティナ
横浜生まれ。長年のOLを経て、現在は知人の紹介で女性向けのエステサロンに勤務。激務、薄給で副業を探し風俗の世界へ。経歴はまだ1ヶ月弱という初心者だが、お店のスタッフ曰く、エステ仕込みのホスピタリティと明るいキャラクターで、すでに人気嬢の予感があるという。趣味は犬と遊ぶことと旅行。休みの日は弾丸ツアーでアジア1泊旅行なども楽しんでいる。
このインタビューのポイント!
- 効率よくお金を稼ぐなら風俗が一番!
- 実際に危ないお店もあるので注意して!
- 将来は裏方としてスタッフで働いてみるのもいい
嬉しいことに「みっけStory」の記事を読み、同店への入店を決めてくれたというティナさん。35歳とは思えない白く透き通るような肌は、さすが現役エステティシャン。とにかく笑顔がキュートで、おしゃべりが上手。ところどころ使うスマートな尊敬語にも感心してしまった。こんな方が目の前に現れたら……。
現に「なんで風俗?」と勤務4回目にして多数のお客様に言われたそうである。今はこのような爽やかで美しく、接遇力を身につけたとびきりの素人が、普通に風俗を選ぶ時代になったのだ。
同店への面接前に、別のお店の面接で不信感もあったそう。ぜひ参考にしてほしい。
効率よくお金を稼ぐなら風俗が一番!
――本職はエステティシャンとのことですが、風俗ではなく女性向けの?
はい、女性向けのフェイシャルエステです。以前はOLで、そのあと知り合いの紹介でエステティシャンになりました。
――副業をすることにした理由は、やはりお金を稼ぎたかったからでしょうか。
本当に給料が安いんですよ。今、職場で一番の古株になってしまったので後輩の教育などもあり、長時間シフトが当たり前。残業代も出ないし、身を粉にして働いても時給換算するのが悲しくなるくらいの手取りです。もう少し、ゆとりのある暮らしがしたくて、風俗の副業を選びました。
――副業=風俗、というのをすぐに考えたのですか?
普通パートって曜日や時間は基本的に固定ですよね。好きな時間で休みも融通が利いて、お給料も高い風俗って一番効率がいい副業だって思いますよ。
なんていうか……エッチなことをしなきゃ、とか、特別変わったことだとは思ってないですね。接客は大切だと思いますが、スポーツ感覚なんです。
――あぁ、なんかわかります。今の出勤ペースはどれくらいですか?
実はまだ勤務開始から1ヶ月経ってないんです(笑)。出勤は今日で5回目の新人です。
エステの仕事がお休みの日、週2回出れたら出たいですね。1日6時間くらい働くと、1日3万円くらいかな。
――単純計算、月に24万円ですね。本職に比べていかがですか?
いや、もう本職より多くなりますよ(笑)
実際に危ないお店もあるので注意して!
――『人妻花壇横浜本店』に決めた理由を教えてください。
実は以前、「みっけ」とは違うサイトで見つけた某ホテヘル店に応募して、体験入店までいったことがあるんです。
面接にいくと、絵に描いたような怖い風貌の方がいて。でもまったく風俗の世界はわからなかったので、想像どおりというか(笑)。で、未経験のため、講習をするということになり、お客様と同等のサービスをするよう言われたんです。
軽くやっていたら「本番どおりにやらないとダメだ」と言われたので「お客様じゃないのにできません」って言ったら、それ以上は大丈夫でした。でも、あのまま言われたとおりにやっていたら、本番までいってしまいそうでちょっと怖かったですね。
そうそう、そのお店は面接時に「お客様と本番をするかしないかは、自己責任」って言われたんですよ。
――えー!やっぱり実際は黒い店も存在するようですからね……。その場を切り抜けられて良かったですね。
体験入店をすることになって、その場でスタッフさんに写真を撮っていただいたんですが、サイトのどこにも書いてなかったのに撮影費として4千円も取られて。さらに交通費支給だったはずなのに、出してもらえず。入店時のバックなども直接面接で聞いたらはぐらかされたんです。
――それは災難でしたね。そこで体験入店も?
はい。なにせ、疑問はあっても初めてのことなので、どこまでが一般的なのかわからなくて。
体験入店時、ついたお客様に「君はお店選び間違えてるよ、やめたほうがいい」って親切に教えていただいて。どうもそのお店の在籍している女性とはだいぶ系統が違うらしく、「あぁ、やっぱりやめよう」って思えました。良かったです、気づかせてくれて(笑)。
――親切なお客様でよかったですね(笑)
そのあと、いろいろ調べてたら偶然「みっけ」にたどりついて。「エリア」と「人妻店」で検索してこのお店に行ってみようと決めたんですけど、「みっけStory」では現役キャストさんのインタビューも読めたし、待機所の雰囲気なんかもわかったので、イメージがつきやすかったんですよ。入店時のフルバックもかなり大きかったです。頑張れば数日で大金が手に入るんですから、絶対お得ですよね。
――失敗したあとだから、余計慎重になったのでは?
女性の求人担当の方に面接をしていただいたのですが、面接というよりいろいろな話を聞いてくれた感じです。こちらから聞いていなくても、気になるフルバックの話しも、むこうからしていただいたので「やっぱりここなら信用できそう」と改めて思いましたね。
事務所も以前面接したお店とは全然違って、すごく綺麗。きちんとしたオフィス、って感じで好感が持てました。
将来は裏方としてスタッフで働いてみるのもいい
――仕事内容についての不安はなかったですか?
今は離婚したんですが以前、結婚していた頃があったんです。当時、主人に内緒で風俗で働いてみようかなって調べたことがあって。最初は業種の違いもわからないじゃないですか。かなり調べて、何をするかはだいたい理解していたので、仕事内容への不安はなかったですね。
――そうだったんですか。昔から抵抗はなかったわけですね。
接客業という点では、対象が誰で、何をするかだけの違いだと思うんです。女性向けエステの接客の場合、あくまでも裏方としてサービスに徹すればいいのですが、この仕事はお客様を立てながらも恋人感覚を求められます。裏方でありつつ自分を前面に出してしっかりアピールしていく必要もありますし。バランスが難しいですね。
でも、どちらの場合も、常に目の前にいるお客様に合わせること、そして謙虚さを持つことは忘れないようにしています。
――実際に接客をしてどんな印象ですか?難しいとか意外に簡単とか。
プレイ自体は問題ないです。
本番を求められるのも挨拶がわりと思って割り切れているので大丈夫。
ただ、この前本気で付き合ってほしいと、正座して涙目で訴えられました。私も困って涙目で正座してお詫びしました(笑)。こういったときの切り抜け方は場数を踏まないとですかね。あとは、技術的なことも学んでいかないと。素股とか全然うまくできないんで、お客さんに「いいよ、無理しなくて。やらなくていいから」って言われちゃって(苦笑)。
――そんなピュアなところもお客様からしたら可愛いんでしょうね。
でも、やっぱりきちんと勉強して、うまくなりたいなと思っています。そのほうがお客様が喜んでくれると思いますし!
――風俗で働く方って、借金や大きな夢があって大金が必要な方と、ちょっと今より贅沢をしたい方にわかれますよね。ティナさんは後者。その目標額によって働き方や期限が変わってくると思うのですが、この先どれくらい風俗を続ける予定なんでしょうか?
切羽詰っているわけでもないし、エステで開業しようとか、そういうことは考えていません。今お付き合いをしている人がいるので、結婚が機になりますかね。結婚後の生活資金や、とりあえず今はちょっとしたゆとり生活を楽しみたいです。風俗を辞めたら、スタッフもいいな、って思ってるんですよ!
――スタッフって、風俗店の?
そうです。以前OLだった頃は、広告代理店のアシスタントをしていたんです。人のお世話をするのが好きみたいで、まだこのお店に入ったばかりですがスタッフさんが女の子のケアをしたり、お客様に女の子の魅力を電話でプッシュしたり、そういうのが向いてそうな気がして。あ、でも現役でも働いていたいから、辞めてからですね(笑)
――広告代理店なら、広告の出し方なんかも詳しそうですね。
このお店はホームページに力を入れているのがすごくわかりますね。やはりここまでできるお店は集客力が違うと思います。
ウェブにおける集客についても学びましたし、キャストの気持ちもわかるし、どちらかというと縁の下の力持ちのような仕事が好きなんで、やっぱりスタッフって結構いいんじゃないかなぁ(笑)。
――将来まで考えるなんて、よほどこのお店が気に入ったんですね。思い切って風俗業界に入ってよかったですね。
そうですね。今、私のように本職があっても風俗なら時間の融通も利くし短時間でも雇っていただけます。入ってみて合わなければ辞めればいいんですよ。
今の生活に不満があったり、やりたいことがあるのにくすぶって悩んでいる時間があったら、1日でも早く、まずは話だけでも聞きにいったほうがいい。振り返れば、悩んでいる時間がもったいなかったと思っています。
私は、このお店に出会えて本当によかったです!
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)