プロフィール
JKスタイル(新宿)/スタイルグループ
えれな
東京都出身。アパレル系の専門学校を中退し、風俗業界へ。AKBや地下アイドルが好きなガーリー系美少女。秋葉原のメイドカフェでのアルバイト経験もあり。趣味は友達とのカラオケと、美味しいものを食べること。お気に入りのファッションブランドは「LIZ LISA」で、今日着ている服はこの取材のためにわざわざ購入してくれたそう!
このインタビューのポイント!
- 収入、客層、安心感。どれも自分が求めていたもの
- 潔く!年内卒業を目標に
- 写メ日記のひと工夫で一気に指名が増えました
『JKスタイル』は、制服デリヘルとして地域でもトップクラスの人気店。
新宿歌舞伎町に4店舗を展開する『スタイルグループ』の系列店で、風俗店の持つイメージを払拭させるべく「日本一真面目な風俗企業」を方針として掲げている。お客様への対応だけでなく、女の子のサポート体制に定評があり、一人ひとりに担当スタッフがつき、親身になって話を聞いてくれる、という点も特徴だ。
今回お話を伺ったのは、リアル高校生でも通用しそうな雰囲気を放つ19歳の「えれな」さん。『JKスタイル』に入店してからまだ半年だが、本指名数が急上昇中という注目度抜群のキャストさんである。
収入、客層、安心感。どれも自分が求めていたもの
――えれなさん、見るからに制服が似合いそうですね。風俗業界に入った経緯を教えていただけますか?
洋服が大好きで、服飾の専門学校に行っていたんですが、諸事情により1年で退学してしまったんです。うちは母子家庭だし、奨学金の返済もあり、お金が必要になったので高収入の仕事を探すことにしました。最初はキャバクラに勤めたのですがお酒が飲めなかったので、そもそも向いていないなと(笑)。そこから風俗に入りました。
――服飾の専門学校ということは、デザインなんかを勉強していたのですか?
いえ、私はファッションビジネスについて学びました。お店の運営づくりに関わるような内容です。
――風俗店は『JKスタイル』がはじめてなのでしょうか?
実は少しの期間だけ他の店で働いたことがあるんです。最初は同じような制服コスプレ系のお店。集客に力を入れていないのか、すごく閑散としていて全然お客様がつかなかったんです。待機時間が長すぎて、稼ぎにきたのにこれじゃ意味がないなって。
次はホテヘルのお店へ。そこは単価が安かったので、酔った勢いで会社の同僚なんかと来るような方も多かったし、遊び方を知らない若い方もいて、すごく乱暴な扱いをされていたんです。プレイ時間がショートのお客様も多く、このままでは体がもたないと判断し、すぐに辞め、たどりついたお店が、ここ『JKスタイル』です。
――今のお店は、かれこれ半年勤務と聞きましたが、自分に合っている感じ?
はい、すごく働きやすいですね。いいお店を見つけたって思います!
――お店選びのポイントはどこだったのでしょう?
最初に入った制服系のお店は、集客がなかっただけで客層は良かったんですよ。制服が好きなお客様は落ち着いた方が多い印象だったので、働くならまた制服系がいいと思っていました。ここの制服は、すごく種類が多くて、かわいいものばかり。量販店で売っているようなペラペラのではなく、本物さながらです。
あとは、お店のホームページを見て「真面目なお店」をうたっているので、安心できそうだなと。いろんなランキングサイトにも登場していて、知名度が高そうなところもポイントでした。
――集客の面でもかなり力を入れているとホームページに書いてありますもんね。
面接の際はずっとお客様からの電話がオフィスに鳴り続けているんですよ。女の子の出入りも多くて、活気があるというか。今までのお店の雰囲気とは全く違いました。
――働いてみて、しっかり稼げています?
週に5~6日、10~20時まで働いているのですが、平均1日6~7万円くらいかな。月100万円以上はお給料をいただいています。
――それはすごい。えれなさん的には、満足していますか?
はい。お客様もいい方ばかりで楽しいし、お給料的にも大満足です。
潔く!年内卒業を目標に
――客層の話しが出ましたが、制服系だとお客様の層に特徴があるのでしょうか?
制服を着た女の子と遊びたい方って、富裕層が多い気がしますね。お客様のご自宅に行くこともありますが、タワーマンションだったり。最初はお家に行くのは抵抗ありましたが、みなさん綺麗なお家なので、逆に驚いてしまったくらい。今は全く抵抗もなくなりました。
――いいお客様ばかりだと安心ですよね。困ったお客様なんかは居ませんか?
基本的に紳士ばかりですが、実は1回だけ盗撮事件があったんですよ!
――盗撮?! どういうことですか?
私は風俗で働くようになってから「盗撮の危険」があることをネットで知ったんです。ペンやメガネなど、日常で使うものが小型カメラになっているらしく、すごく精巧にできているようですよ。かなり手口なども調べて、自分の身にふりかからないよう細心の注意をいつも払うようにしています。
ある時、ソファのうえに不自然に置かれた車の鍵があったのですが、お客様も動きが怪しくて。鍵のほうを意識してるというか、明らかにそっちに見せるような体勢にしたり。その場でお店にLINEを入れて最初は様子見でした。
きちんとサービスはしたあと、私が「これは何?」と聞いたら口ごもったので、お店に連絡。スタッフさんがすぐに飛んできて対応してくれました。やはり盗撮をしていたんです。そのデータは破棄してもらい、もちろんその方は出入り禁止になりました。
――それは危機一髪でしたね。さすがに盗撮はお店側では事前に防ぐことは難しいでしょうし、女の子のほうも自分の身を守るような情報を収集することって大事ですね。
そうなんですよ。知らない子も多いと思うので、風俗で働くなら調べておいたほうがいいんじゃないかな。リスク管理は大切だと思います。
――貴重なアドバイスありがとうございます。風俗って、いいこともあれば、時には今のお話のようなリスクもあると思うのですが、えれなさんはいつまでこのお仕事を続ける予定ですか?
はっきりとは決めていませんが年内いっぱいかなぁ。ある程度お金を貯めたらアパレルの道に進みたいと思っています。アパレルはお給料が高いわけではないので、やはり貯金はできるだけしておきたいですね。
――年内? それはちょっと残念な気もしますが(笑)
はい、こんなに稼げて楽しいお仕事ってなかなかないと思いますけど長くやる仕事でもないと思うので。かわいい制服もいつまで似合うかわからないし(笑)。スパッと気持ちよく卒業したいですね!
写メ日記のひと工夫で一気に指名が増えました
――今、指名もかなり増えているようですが、何か工夫されている点はありますか?
一番意識しているのは、とにかくいちゃいちゃ。恋人感を出すこと。お客様にとっては、安いお金ではないわけですし、皆さんに満足して帰っていただきたいと思っています。お店に電話するときも、ぴったりくっついていたり。お風呂でもすごく甘えちゃうかな。あとは印象に残るような言葉や動きをするよう、お客様に合わせていろいろと変えていきますね。
――えれなさんにいちゃいちゃしてもらったら嬉しいだろうなぁ(笑)。他には何かありますか?
写メ日記を頑張っています。これでかなりアクセスや指名が上がってきたので、ますます頑張りたくなっちゃいますね。
――頑張るというのは、書く回数ですか? それとも内容?
どちらもです。今まで1日3回だったのを5、6回に増やしました。これだけでもアクセスは増えます。内容で意識しているのは、決して偏らないこと。バリエーションを多く持つというんでしょうか。ちょっとエッチなことを書くこともあれば、面白い内容や、身元がわからない程度にプライベートを覗かせたり。
――なるほど。ターゲットを絞るというやり方もあるようですが、えれなさんは幅広い内容を書くことで成功しているのですね。
最初はやっぱり私を知ってもらうため、いろいろな面を見てもらおうと思って。もちろんお会いしたことがある方でも、「あ、こんな一面もあるんだ」って気づいてもらえれば嬉しいですし。
写真の撮り方も、エッチなものだけに偏らないようにします。むしろ制服フェチってあんまり露出が多いと逆効果だということがわかったんです。そのあたりも考慮して、興味を持ってくれるような内容を幅広く書くようにしています。
――若いのに……って言ったら失礼ですが、19歳にしていろいろ研究、努力されていて素晴らしいですね。最後に、風俗への想いを聞かせてください。
体力を使うし大変だと思うこともあるけれど、自分の頑張りが成果としてすぐに表れてくるのでやりがいがあります。頑張れば頑張っただけ、お客様が喜んでくれて、また戻ってきてくれます。
人生も限られているなか、風俗人生はもっと限られています。だからこそ、今を一生懸命努力して頑張っていきたいですね。
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)