優良大型グループのエーススタッフが語る「風俗キャストの健康的な在り方」

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新宿シンデレラ/高野

プロフィール

高野

新宿シンデレラ/シンデレラFC

高野フロント/25歳)

神奈川県出身。高校を卒業後、有料老人ホームで介護の仕事に従事。部署異動の話が出た時に他分野に興味をいだき、転職を決意してシンデレラFCグループに入社をする。キャストからもお客様からも「この人になら『お任せ』できる」と評判高い、同店きっての若きエース社員。趣味は旅行で、友達でワイワイ楽しむのも一人旅も好き。最近行ったオススメの場所は島根の温泉だそう。

このインタビューのポイント!

  • スタッフのPC周りで和気あいあいのお喋りタイム
  • 稼ぎたい額に応じて、働き方をアドバイス
  • スタッフとキャストは「ビジネスパートナー兼友達」

首都圏に約40店舗、在籍女性数約3000名の風俗店を展開する大型グループ・シンデレラFC。創業15年目という歴史あるグループで、稼ぎの面だけでなく働く上での安心安全がしっかりと保障されており、関東トップクラスの優良グループと謳われている。

同グループが経営する『新宿シンデレラ』は、普通の女の子が60分11,000円~稼ぐことができる高待遇のホテヘル。「明るく楽しく稼げる仕事環境」だと自信を持って語るスタッフの高野さんに詳しく話を聞かせてもらった。

スタッフのPC周りで和気あいあいのお喋りタイム

――高野さんは『新宿シンデレラ』で働き始めてどれくらいになりますか?

まだ10カ月ほどです。もともとは介護職だったのですが、友人が風俗業界で働いていて話を聞いているうちに挑戦してみたいと思うようになりました。やりがいのありそうな世界、というか。若いうちに、敢えて大変そうな仕事にチャレンジしてみたいという気持ちが強かったです。

――実際に働いてみて、どういった印象を抱かれました?

思っていたより優良企業だな、と(笑)。うちはしっかりと週休2日制ですし、疲れが溜まらなくて全体的に余裕があるんですよね。また、スタッフが少人数なので、その仲の良さはズバ抜けていると思いますよ。しょっちゅう一緒に飲みに行ったりするような、本当に仲が良くて明るい職場で、それが何よりの自慢なんです。

――なんでも、その楽しい雰囲気はキャストさんの待機の場にもしっかり浸透しているとか。

そうなんですよね。うちの待機所は基本的には完全個室なんですが、私たちがPCの前にいるとワラワラと女の子たちが出てくるんですよ。お菓子を持ち寄って一緒に食べたり、気楽な感じでお喋りしていますね。たまに店長が「よし、寿司取るぞ!」なんて急に言い出してプチパーティーになることもあります。昨日もちょうど開店9周年パーティーを開催したばかり。仕事が終わった後も、残って一緒にゲームで遊んだりもしてますよ。

――すごいアットホームさですね。でも、逆にそういう環境には馴染みづらいタイプのキャストさんもいらっしゃるのでは?

それが不思議と、人見知りの子も気が付いたら輪の中に入って来るようになるんです。もちろん私からも働きかけていますよ。まずは自分から趣味の話をしたりして、心を少しずつ開いてもらうんです。そうすると、そのうち仕事のことやプライベートのことも話してくれるようになっていきますね。自分の座っている席の方に呼んで、雑談することも多いです。

――そういう時は、どんな話をされているのですか?

ファッションの話なんかが多いです。恥ずかしながら、この店で働くまでは女性の好きなものとかをまったく知らなくて(笑)。話をしているうちに勉強させてもらった感じですね。今では「この服〇〇のなんだ」と言われたら「知ってる!あと、△△も可愛いよね」なんて返せるくらいにはなりました。服のこと以外にも、その女の子が何を好きとか、何にハマってるのかとか、しっかり知っておきたいと思っています。

――そこまでキャストさん一人ひとりの好みを把握しようとする理由は?

「こういう子」という画一的なタイプがいない店だからです。できるだけ、それぞれの個性を大事にしていきたい。それはお客様へのアピールにも生きていきます。

うちのグループは在籍女性数約3000名で、ホームページ上でもグループ全体で女の子を検索できるなど、集客の間口の広さが特長ですが、だからこそ、個人個人の魅力について私たち店舗スタッフがさらに詳しく伝えていきたいんです。

女の子の魅力を伝える時に単に「明るい子」だけでなく、「趣味は〇〇で、甘いものが好き」とか、プラスアルファの情報を加えるだけで、印象がまるで違いますから。

稼ぎたい額に応じて、働き方をアドバイス

――『新宿シンデレラ』の業種はホテヘルですが、この仕事が他のヘルスと違う点を教えてもらえますか?

ホテルに呼ばれて派遣される、というところはデリヘルと同じですね。ただ、大きく違っているのは、ホテヘルの場合は受付用の店舗があること。待合室でお客様と合流し、一緒にホテルまで移動します。スタッフが直接お客様と接するため、安全性が高い業種だと思います。

――具体的なお給料額はどのくらいになるのでしょう。

60分11,000円~です。平均だと1日で6万円くらいでしょうか。本指名率が上がると翌月のバック率も上がるシステムがあるので、頑張り次第でかなり稼げるはずです。人気のある子だったら、1日10万円以上、月にすれば100万円くらいですね。

――そのわりに、こちらのお店は仕事を詰め過ぎず、ゆったり働かせてもらえるという評判を耳にしました。

はい。うちは同じ待機時間でも、仕事と仕事の間の時間を好きなように選べるんです。例えば、1本仕事に行ったら15分は空けて欲しいとか、間は空けなくていいからまとめて1時間休憩が欲しいとか。逆に集中して働きたいから休憩なしでOKという方もいますけどね。

――その子に合わせた働き方の工夫を提示しているわけですね。

長期的なところでも、そういったアドバイスはしています。うちの場合、まず面接の時点で「どれくらい稼ぎたいのか」目標額とその理由を必ず聞いているんです。そうすれば「これだけのペースで出勤すればこの期間で稼げる」などのプラン立てをしてあげることができるので。

――かといって、出勤シフトの規定があるわけではない?

そうですね。私たちが提案するのはあくまで目安ですから。ただ、目標がハッキリしている子に対しては、こちらから出勤提案をすることがありますね。「ここら辺で出勤しておかないと、稼ぎづらくなるよ」とか。また、「この時期はお客様が多いから出た方がいい」などの情報も逐一伝えるようにしています。

――そういう話も開示されるのですね。

伝えられることは包み隠さず話すようにしています。やっぱり、女の子から見れば入店直後なんかは特にお店に対して多少なりとも不信感があるはずですから。少し評判のよくないお客様が来た時なんかは、それをちゃんと伝えて「無理そうなら帰ってきていい」と言って送り出したり。アットホームさがウリだからこそ、女の子とも信頼関係は崩さないようにしています。

――こちらには保証金制度があるそうですね。

求人ページに出ている「新人保証8万円」ですよね。はい、確かにちゃんと制度としてお金を渡すことはできます。ただ、結果的にその保証が必要にならないくらい稼げてしまうのが実情なもので。ほとんど使われることがない制度なんですよ(笑)。

――それだけ新人さんが稼げるには、やっぱり理由がありますよね?

うちはリピーター率が圧倒的に高い店なので、新しい子が入ればすぐにお客様が飛びついてくるんですよ。メールマガジンで新人情報を流せば3分で電話が鳴るくらい。待ってました!と言わんばかりです。

――でも、それってお客様とお店の関係性が強固である証じゃないですか。「この店の新人なら間違いない」という。

はい。お客様を含めてアットホームな店なんですよ。たまにお客様からスタッフの指名が入って「君のオススメの子でお願いしたい」なんて言われることもあります。言葉遣いを崩して敢えて友達っぽく接したり、冗談を言うこともあります。そうすることで、お客様のパーソナリティーも掴めるため、女の子に事前に伝えられる情報も増えていくんです。

――なるほど。先ほど、お客様に対してもキャストさんの細やかな魅力をしっかり伝えていきたいと仰っていましたが、それと同じことを対キャストさんにも行っているわけですね。

私の役目は、より満足してもらう形でお客様と女の子を繋げることですから。間に入っている私が双方の情報を正確に伝えなくては、信頼関係が崩れてしまいます。逆に、それがしっかり出来ていれば、信頼をどんどん強めていくことができるのです。

スタッフとキャストは「ビジネスパートナー兼友達」

――在籍中のキャストさんは、どんな女の子が多いのでしょうか?

副業で働いている子や学生さんが多いですね。プロフェッショナルなテクニシャンというよりは、おっとりした素人っぽい子が揃っていると思います。

――稼ぐための秘訣のようなものがあれば教えてもらえますか。

基本的にはテクニックもトーク力も必要ありません。お客様の心にどれだけ寄り添えるかが鍵になっていると思います。具体的には癒し系か恋人系ですね。あと、断トツで稼げるのは清楚なルックスの子です。うちは服も無料レンタルできるので活用して欲しいです。服の印象を変えるだけでだいぶ違いますよ。

――先ほど、衣装部屋を見せてもらいましたけど、すごい数が取り揃えてありますよね。

若い女の子の特色なんですが、自分に合っていないものを着ていることが多いんですよ。買う時にどうしても好みを重視しちゃうというか。だから、服をレンタルすることでお店から似合う服を提案していこうとしているんです。謂わば、その子の魅力を生かすプロデュースの一環ですね。

――プロデュースと言えば、こちらではキャストさんの写真もすべてスタッフさんが撮影しているとか?

はい。敢えてプロを使わず、自分たちで。素人がコンセプトの店なので、写真も素人が撮った方がいいのかな?ということで(笑)。でも、女の子側からしても、プロの人には自分の意見は言いづらいけれど、私たちには「こういう風にして欲しい」とか、希望が言いやすいみたいですね。

――スタッフさんは全員、撮影ができるのですか?

はい。写真だけに限らず、HPに載せる紹介文や接客におけるアドバイスなんかも。他のお店だと「それは〇〇さんに言って」みたいに、役割分担がされていることが殆どだと思うんですけど、うちは誰に何を言ってもOK。女の子から言われたことには、何でもすぐに対応できるようになっています。

――なるほど。まずはスタッフさん同士にも「誰にでも任せられる」という信頼関係があって、その上でさらにキャストさんとも深い繋がりをつくっているように感じますね。

スタッフ同士がギスギスしていたら、その雰囲気って女の子にも広がっちゃうと思うんですよ。店の環境づくりはまず、スタッフから。常に笑顔を絶やさないフランクな職場を心掛けています。うちはもう、店長が進んで雑務をやっているくらいです(笑)。

――話を聞いていると、職場というよりも放課後の教室のような印象を抱きました。

そうかもしれません。私は今の時代は「いかに楽しめるか」が、この世界で稼ぐための最大のポイントだと思っているんですよ。仕事だけの世界ではどうしても病んでしまうことが多い。だからこそ、我々スタッフとキャストが「ビジネスパートナー兼友達」という関係性をしっかり築けていけたらと思っています。

  • 取材・文=もちづき千代子(@kyan__tama

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