プロフィール
高橋
京都府出身。前職は会計事務所の経理。当初は店舗経営のコンサルタントとしてお店に関わっていたが、現在は店長職として求人、面接、撮影、受付から、女の子の送迎までオールマイティに担当している。趣味は運動・ランニングで、休日は体を思い切り動かしてリフレッシュしているとか。
このインタビューのポイント！
- 「みんなで協力し合う」ことでお店が急成長！
- 風俗未経験者も掛け持ちも大歓迎！
- スタッフがキャストの心に寄り添うお店
京都で長年の実績を誇る老舗デリヘル店『京都BOOKMARK』。もともと定評はあったが、2016年からたった1年半で売上が2倍以上になるという驚きの成長を遂げ、今業界でも注目の的となっているお店だ。集団だった待機室は個室になり、送迎も完備。キャストの働きやすさを優先した改革を行い、スタッフ同士の圧倒的なチームワークで実績を高めている。
今回お話を伺ったのは、その立役者とも言える店長の高橋さん。この店がなぜ稼げるのか、その理由について詳しく語ってもらった。
「みんなで協力し合う」ことでお店が急成長！
――高橋さんは前職で、会計事務所で働かれていたそうですね。
はい。顧客の経理・会計全般に携っていました。数字を見て書類を作る事務職ではやりがいを得られなかったのが転職のきっかけです。自分が利益を上げていると、実感できる仕事に就きたくなったんです。
――なぜ敢えて風俗業界を選んだのですか？
この業界で働いている知人が何人かいたので、多少その影響がありました。前職をかってもらって、最初のうちはコンサルタントのような立ち位置でお店の経営面を見ていたのですが、自分ももっと中の業務に関わりたくなって。結局、求人に面接に撮影、受付に女の子の送迎まで、もはや「何でも任せろ！」な店長になってしまいました（笑）。
――外側から眺めるだけの立場ではいたくなかった？
そうですね。スタッフが忙しい時に「俺はコンサルだから」なんてふんぞり返っていたくなかったんですよ。それに何より、女の子を稼がせてあげたかった。そのために自分が何をすべきなのかを考えました。
――その結果、お店の売り上げが2倍以上になった、と。いったいどんな方法でお店を急成長させたのですか？
ひと言でいえば「チームプレー」だと思います。デリヘル店は決して一人でできるものではありません。とにかく女の子が働く環境を良くすることに注力し、待機所を個室にしたり電話応対のミスを減らすようにしたり、「みんなで協力し合う」というスタッフの意識も向上させました。その結果がついてきただけだと思います。
――敢えて稼げる秘訣を一つ挙げるとすれば？
女の子のさまざまな相談に対応できるスタッフの存在ではないでしょうか。アドバイスが的確だと女の子たちから評判が良いです。これも定期的にスタッフ同士がミーティングを行い、お店の中の課題などを常日頃から共有しているお陰だと思います。
風俗未経験者も掛け持ちも大歓迎！
――キャストさんが接客をする場所はどんなところが多いのですか？
ビジネスホテルやラブホテル、京都市内の自宅が中心です。お客様の年齢層は20～40代と、一般的なデリヘル店よりも少し若めですね。全国各地から出張で京都にいらっしゃっている方が多いようです。
――キャストさんのお住まいもさまざまですか？
はい。京都だけでなく大阪府や近郊他県から通われている方も多いです。中には滋賀県の中部に住んでいる女の子もいます。どのエリアにも送迎可能なので、遠方からの応募も大歓迎ですよ。
――どういった方が在籍されているのでしょうか。
風俗未経験の女の子が大多数です。別の仕事を持っている掛け持ちも多く、学生、フリーター、OL、主婦の方もいます。ネット上に写真を出さなくても問題なく、派遣NGの地域も設定可能なので、周囲の目を気にされている方も安心してもらって大丈夫です。
――身バレ対策もバッチリですね。お給料は平均するとどのくらいになりますか？
1日8～10時間待機だと、1日の平均は5万円くらいです。シフトは完全自由出勤で、都合に合わせて出てきていただければOK。静かで快適な個室待機のほかに、自宅待機も可能になっています。
――キャストさんの採用基準があれば教えてください。
容姿はまったく問わないです。性格は漠然としていますが、優しい子がいいですね。うちで月200万円稼いでいる子も、すごく性格が良いんです。いつも笑顔を絶やさないことが人気の理由ではないかと思います。
スタッフがキャストの心に寄り添うお店
――面接はどのように行われているのですか？
お店のシステムや仕事内容を一通り話して、あとは雑談です（笑）。だいたい30分くらいで終了して、すぐにでも体験入店することも可能です。入店後の接客内容についても説明のみになっています。
――キャストさんに「これだけは必ず心掛けて欲しい」ということはありますか？
「一つひとつの接客を丁寧にすること」ですね。お客様に対し、真心をこめたサービスを忘れずにいて欲しいです。その上で、困ったことがあればスタッフがきちんと相談に乗ります。
――キャストさんとスタッフさんの間でもミーティングが活発なんですね。
仕事の話だけでなく、プライベートのこと。例えば、彼氏の話や家族の話、趣味についてでも、何だって聞かせてください。単なる仕事上での関係とは思わず、味方になれる存在と考えていただければ。
――キャストさんの気持ちにスタッフが寄り添えるお店というわけですね。
恐らく、想像している以上にアットホームなお店だと思います。私が店長になった時、とにかく女性の目線に立った稼ぐためのアドバイスができる店にしたかった。それがきちんと軌道に乗ったことで、店の売り上げに直結したんですよ。
――お話を聞いてみて、今後もますますお店が成長していくであろう期待感を肌で感じました。
ありがとうございます。うちのスタッフの電話対応は、“おもてなし”の気持ちが第一です。お客様への応対でお店の良い印象を根付かせる努力をし、それを続けることで女の子とも信頼関係が生まれます。キャストを含めてのチームワークを大切に、今後もお店を盛り上げていきたいと思います。
- 取材＝藤原リョウコ
- 文＝もちづき千代子（@kyan__tama）
