【マリングループ・女性講師大募集】Story①「結果が出る楽しさを伝えたい」

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マリングループ/まりの

プロフィール

まりの

まりの講師/29歳)

神奈川県出身。高校卒業後は俳優養成所に通い、見事、事務所契約。舞台を中心に活躍の場を得る。しかし、1本で生計を立てるのは難しく、俳優業と掛け持ちの形でハタチの時に風俗入り。ホテヘル、箱ヘルを経て、ソープへ。行く先々でナンバーワンの座を獲得する。話術と接客だけで勝負をしてみようと、風俗を卒業し、水商売にチャレンジ。そこでもナンバーワンになったタイミングで、風俗講師としてもう一度業界に関わりたいと応募し。2022年12月に講師として正式入社。休日の過ごし方は舞台観劇や飲み歩き。仕事帰りに、講師仲間と軽く飲んで帰ることもあるそう。

このインタビューのポイント!

  • グループ全体の底上げのため、接客・技術をイチから見直し。
  • 行く先々でナンバーワン。売れるコツを掴めば基本はそれの繰り返し!
  • 技術は後から付いてくる。経験さえあれば年齢、講師スキルは不問!

安定の正社員雇用。現役の次は「講師」の道もある。

まりの

――『マリングループ』さんで、講習員を複数名募集するとのこと。キャスト募集の風俗求人サイトに、あえて講習員の募集広告を出した理由を教えてください。

本来は、掲載する媒体が違うかもしれませんが、「風俗求人みっけ」に掲載したのは「そろそろお店を替えようかな」と思う方に、講習員という選択肢もあるということを知っていただきたかったからです。

――今後の働き方を考え始めている女の子もいるでしょうから、こういった打ち出し方は面白いかもしれませんね。

今回募集の雇用形態は「正社員」なんです。フリーや期間を設けた契約ではないので、週5日勤務で、有給あり。社保も完備されています。風俗経験が長かったり、元々一般職の経験がないと、こういった待遇の良い昼職に就くのって、実はすごく大変なんです。

――正社員!それはすごくありがたい。お給料は当然現役に比べたら低くはなりますが、生活が安定するし、この業界で長く働きたい、という方にはぴったりのお仕事かも。

業界に愛着があり、続けたい気持ちがあっても、年齢や体力的に、ずっと現役でいることはできません。頑張って習得したスキルを存分に活かせるのが、風俗の講習員なんです。

――ここまで大々的に講習員の募集をしたことはあったのでしょうか?

実は私がグループで最初の講習員で、入社が2022年12月。まだ4か月しか経っていないんですよ。現在、講習員は4名。これから採用を進め、まずは10人ほどに増やしていく予定です。

――新規事業のような感じですね。講習員を一気に採用することになった理由を教えていただけますか。

お店は以前からあったのですが、ここ最近『マリングループ』として統合。ブランドコンセプトを明確にし、リニューアルをしたんです。データを解析するとリピート率もあまりよくない。ならばしっかりと接客を見直そうということになったようです。

――まりのさんは、どういった経緯で入社されたのでしょう?

現役時代、おかげさまで在籍する店では全て1位をいただき、更なるスキルアップのため水商売へと転身。ちょうどラウンジでもナンバーワンになった時に、マリングループの求人に目が留まりました。

元来、知識欲求が高いタイプなので、「育成する」という新たな世界に挑戦したいと考え、応募させていただきました。

「頑張る方法」を教え、「楽しい」の道しるべを示す。

まりの

――最初の風俗入りのきっかけを教えていただけますか?

高校を出て、劇団へ。舞台をメインに活動していました。でも、駆け出しで生活も安定しないので、ハタチになりホテヘルに入店。舞台の稽古も忙しく、時間の自由と高収入が両立できる風俗を選びました。

最初は掛け持ちをしていた俳優業ですが、次第に自分には合わない…というよりは、風俗の奥深さに魅入ってしまい、辞めてしまいました(笑)

――風俗のお仕事は、どの店でもナンバーワン。まだ年齢的には十分稼げそうなのに、なぜナイトラウンジへ?

風俗の仕事を続けていくうちに「売れるためのコツ」が分かったんです。お客様によって違いはありますが、枠の中でのバリエーションであって、ポイントは大きく変わりません。ルックスや技術が全てでもない。であれば、身体を使わずに、話術と人柄だけで稼げるかを試してみたい、とラウンジで働くことにしたんです。

もちろんまだ体力もある年齢ですが、とにかくチャレンジ精神と好奇心で決断してしまう性格で(笑)。

――ラウンジのお仕事でも1位になれた理由は、何だと思いますか?

風俗時代のお客様もたくさん来てくれた、というのもあるのですが、今まで肌を合わせてきたお客様たちなのに、身体の関係も持たず、アフターもせず、それで気持ちよく帰ってくれたんです。あぁ、やはり、大事なのは、中身。人間性を気に入ってもらうことだ、と再認識しましたね。

――こちらはグループの在籍人数も多いと思いますが、講習員の中でどのようにお仕事を分担されているのですか?

グループ全体の在籍は全国で800人ほどいるんです。まずは首都圏から。今は自分の担当する店舗だけを見て、順次講習を進めています。講師の人数が増えれば、拠点を拡大したり、レベルごとに講師を分担するなども考えています。

――気になるのが、在籍の女の子からすれば、いきなり講習員がやってきた、という感じにならないですか?

そうなんです。そこもどのように進めていくか考えました。最初、グループの上長は一斉に全員講習を義務付けようと考えたようなのですが、私はそれに反対しました。なぜなら講習をしたくない、技術を習得しなくてもいい、という子には、いくら教えても身にならないからです。なので、最初に行ったことは「面談」。

稼げなくていい、指名で返ってこなくてもいい、と思っている子もいます。でも、これは本人の問題だけでなく、お店のリピート率にも関わってきてしまうのです。

――結構そういう考えで働いている子っていますよね。新規で入れば普通のアルバイトより稼げるわけですし。

ご新規様で何十人も接客をして、全く指名が返らないということは、ひどい接客をしているかもしれない。お店に所属する以上、それでは困ってしまいますよね。それを伝えると「学びたくないから辞める」という子もいれば、はっと気づいて「頑張りたいから講習を受けたい」という子もいます。

頑張り方が分からない、どうすればいいか分からない。そこに道しるべを示してあげたいんです。

結果が出る楽しさを教えるのが講師の仕事。

まりの

――面談のあとは、具体的にどのような講習をするのでしょうか?

最初にスキルチェックから始めました。特に経験者で移籍したきた方は、講習なしで入店しているので、どの程度できるのか誰も把握していなかったんです(苦笑)

本人はできているつもりでも、すべて自己流。実際は、お客様にとって気持ちのいい技術を提供できていない方もいます。

――確かに、経験者に講習はしないですよね。接客方法なども細かく指導するのですか?

私は技術も大事ですが、接客こそが大事だと思っているので、しっかり教えます。というよりも、実際に私の接客をロールプレイングで再現するので、それを見てもらいます。そこで、自分と何が違うのかを気づいてもらう形ですね。

――具体的に、流れを全て見せる感じですか?

どんな声を掛けながら服を脱がせるのか、どうやって身体を洗うのか、お見送りの仕方までを見てもらいます。逆にプレイは技術指導はしても、ロールプレイングでは見せないんですよ。

――それはどんな理由からですか?

女の子によって、できるできないが違うからです。技術さえあれば、どんなプレイをするのかは女の子が好きなように、やりやすいようにやればいいと思っているんです。体型も柔軟性も違うなかで、ああしなきゃ、こうしなきゃ、って大変ですから。

――女の子の個性というところでいくと、性格も違うので、教え方にも気を遣うのでは?

言葉選びは最も気を遣いますね。「例えば“お客様は大事”という言葉。当たり前のようですが、女の子にとって、お金が稼ぎたいだけであって、お客様が嫌いな子も多いわけです(笑)。そういう子に「大事」といっても、「大事なんて思えない」となってしまう。そういう子には「こういう風に考えれば、イヤだと思う気持ちも半減しませんか」という言い方に変えるんです。その見極めはすごく重要ですね。

――気持ちに寄り添う、ということですね。講師として、今後の目標はありますか?

講習によって接客レベルを上げて、店舗のリピート率をあげること。あとは、お店のランキング上位の「実力格差」を極力小さくすること。つまり、1位のひとり勝ちで、あとは大きく指名数に差がついてしまう、というのは避けたいんです。

上位の子たちが競るような店は、いい店で、新人さんも背中を追いたくなるんですよ。

――すごく具体的ですね。現役から講師の道へ。お話を聞いているだけで、まりのさんがイキイキとお仕事をされているのが伝わります。

ありがとうございます。ほとんどの方がお金を稼ぐために働いているのですが、お金だけに執着している女の子って、どこか辛そうなんです。「お茶を引くのが怖い」「今日は何本しか接客できない」、そんなことばかり考えていると負のループにしかなりません。

でも技術が身につけば「次のお客様にはこれを試してみよう」と思える。たくさん接客につくチャンスがあれば、失敗しても「次回は頑張ろう」と前向きに考えられます。接客が楽しくなれば、おのずと結果がついてくる。

結果が出る楽しさ。私たち講師がしっかり伝えていきたいですね。

まりの

編集後記

みやねぇ

みやねぇ

@mikke_story_myn

都内、千葉、北関東、仙台、福井に店舗を持つ『マリングループ』。新店も続々計画中で、現在、みっけの求人では希少な「女性講師」を大募集。グループとしても講師の求人は初めてなのだそう。しかも、フリーランスの講師ではなく、正社員としての採用なので、福利厚生や有給もあり。一般職の経験がなくても、その風俗経験だけで、安定した職を手にすることができます。風俗業界の正社員というと、イメージがつきにくいかもしれませんが、オフィスも綺麗で広々。一般の会社と何ら変わりません。風俗経験のある女性が、採用担当になったり、店舗スタッフになることはよくありますが、こちらは「講師」として各店舗を回り、技術・接客面を指導。講師として未熟な部分があっても「講師向けの講習」があるので、「マ〇トをしたことがない」という方でも安心してご応募いただけます。今回は、キャストと講師業、両方の実績から白羽の矢が立った、まりのさんのインタビュー。まだ講師チームとして発足したばかりなので、一緒に盛り上げていく仲間を大歓迎してれるそうです。必要なのは技術よりも、高いモチベーションと人間性。講師というセカンドキャリアは、検討の余地ありだと思いますよ♪講師インタビューは2回連続で掲載予定!次回の記事もお楽しみに!

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