プロフィール
町田人妻城/モアグループ
中島政光
神奈川県生まれ。27歳の頃、グループ会社の上司に誘われ入社し藤沢店へ。一度、退職するもこの仕事が好きだと気付き町田店で復職。キャストとのコミュニケーションや管理、面接などを担当する。小学校から中学校までバスケ部に所属。中学校から17歳まで、極真空手と総合空手を習っていた元スポーツマンだが、現在は完全なインドア派でゲームが趣味。
このインタビューのポイント!
- 上昇志向とキャパ不足でパンクした新人時代
- お客様からスタッフへのご指名電話も!
- 女性の雰囲気×プレイ内容の豊富さが売り
首都圏最大級のデリヘルグループのひとつ『モアグループ』。多数の路線が交差する町田だからこそ、人の流れもさまざまだ。そんな町田を拠点とする『町田人妻城』の事務所に訪れた。スタッフの中島さんは、お店の女性キャストのことはもちろん、地域の幅広い客層も熟知している熱血スタッフだった!
上昇志向とキャパ不足でパンクした新人時代
――中島さんが入社するまでの経緯を教えてください。
18歳で一度結婚し、20歳までは土木の総合工事の職人をしていました。でも、妻の浮気が原因で20歳で離婚をし仕事を辞めてプラプラと……。27歳の時に、中学の先輩でもあったグループ会社の上司に「いい歳なんだから、ちゃんと仕事しろよ。仕事する気あるんならウチに来い!」と誘われたのがきっかけです。
――『町田人妻城』で勤めてから2年ということですよね。
はい、この3月で2年目になります。実はその前にグループ内の藤沢に3ヵ月所属していました。
――異動したのは何か理由があったんですか?
一度、藤沢を退職しています。入社したての頃は、「ヒラの状態ではいたくない」と若さゆえのナマイキなことを言ってたんです(笑)。自分で「上を目指したい」と豪語して、店長がせっかく仕事を全部教えてくれたのに、自分自身のキャパが追いつかなかったんですよね。やっぱりこの仕事は、時間も不規則ですし、物ではなく人ですから、新人の身では、上手くフォローもできなくて。自分でどうすればいいか分からずにパンクしてしまいました。
――で辞めてしまったと。
実は、辞めると告げたんですが、会社的に有給扱いにしてくれていたんですよ。そのうち社長と話す機会が設けられて、面談の際に「この仕事は好きなの? 嫌いなの?」と聞かれました。初めて自分を正社員として扱ってくれた会社ですし、女性とのコミュニケーションをはじめこの仕事内容が好きだと話したら、「なら戻って来い!」と言ってくれて、町田で復職しました。
――リセットできましたか?
藤沢にいた頃は、先輩に教えてもらったことを、「1回教えてもらったのに……」とまた次に同じことを聞くのが嫌だったんです。頑固ですよね(笑)。だから、分からないことを自分なりに勝手に解釈して仕事を進めてましたが、当然、解決はできずに失敗ばかりでした。だから、今はわからないことは何でも聞くようになりました。根本的な仕事の姿勢を変えたんです。
お客様からスタッフへのご指名電話も!
――スタッフたちの役割分担があれば教えてください。
スタッフは店長と僕を含めて4人。自分は主に、出勤スケジュールやキャストの管理、イベントの内容決め、数字管理などを行っています。キャリアの長い女性スタッフもいて、彼女は写真が上手なので、女の子の撮影も担当したり。スタッフ間で個人のスキルにあった仕事内容を振り分けるようにしています。
コミュニケーションはみんな意識してとるようにしています。キャストさんはなかなか自分から心配事など見せないので、彼女たちの言葉のニュアンスなどで気づいてあげて、そのあたりのフォローをしています。写メ日記などはよく見るようにしていますし、個々に合った写メ日記の指導もしていますね。
――写メ日記の指導って、具体的にはどのようなことをされてますか?
「こういう内容を書いて」という指示ではありません。写メ日記って、写真のキレイさ・面白さ・気遣いの3点で成り立つと思うんですよ。容姿の美しさをアピールしたい女性には雰囲気づくりを大切にしますし、トークが軽快なら、写メ日記も楽しい方向にしてもいいですよね。
――それが結果に出ると嬉しいですよね。中島さんはどんなときに最もやりがいを感じますか?
やはりこの店を選び、働いてくれる女の子たちにお仕事をたくさん提供できて、笑顔で帰っていく姿を見たときに「ああ、頑張って良かったな」と思います。
――お仕事をたくさん提供するために気をつけていることってありますか?
細かいところでいくとプレイ内容の変更に気をつけてます。時間が経つことによって、もともとできたプレイができなくなったり、逆の場合もあります。もともとできていたプレイも、今できませんとなると、クレームにもなりかねません。また、逆に技術力や対応力が身について、プレイの幅が増えているのに告知できてなければもったいないですよね。定期的に女の子と面談して細かく確認していますね。
――ズバリ、この店の売りってどこでしょう?
お客様への気遣いはどこにも負けてないんじゃないかなと自負してます。例えば電話にしても、お客様の声のトーンひとつで対応のしかたを変えますし。急いでいてすぐに電話を切りたいお客様もいれば、本当はもっと色々聞きたいけど……というお客様もいますから。丁寧に対応をしていたら、今では「中島くんいる?」とお客様から名指しでお電話をいただくことも多いです。基本、お客様のタイプの女性も把握しているので、信頼してくれているのが嬉しいです。
――お客様の傾向を教えてください。
所属女性と同じく、30代半ばから40代半ばの男性ですね。町田の近隣店は格安店が多いんですよ。その価格設定に比べると、当店は高いと感じるかもしれません。それでもうちを選んでくれるのは、女性の能力や質がいいから満足頂いているのかなと思っています。
女性の雰囲気×プレイ内容の豊富さが売り
――面接ではどういう点を見てますか?
動機もそうですが、仕事の内容・プレイ、雰囲気などですね。トータルで見て、その方が町田のお客さまに合うかどうか。町田って、交通の便も様々な路線を使えますし、色んな客層がいるんです。女性の容姿がよければそれでいいというわけではありません。例えば、他店で採用が難しいと断られたかなりぽっちゃりした女性でも、プレイ内容が濃厚だったらその個性そのものが売りになりますしね。
――何人も面接をしたからこそ分かる、伸びる子のポイントってありますか?
目標がある方ですね。生活を落ち着かせるまたは独立したいとか、どのくらいまでにいくら稼ぎたい、などゴールが明確な子。そのために、こちらも何をしてあげればいいのかわかりやすいです。
あとはやはり気遣いです。お客様からのアンケートなんかを見ると、会った時に飲み物を用意してくれたり、冬場なら温かいおしぼりを用意してくれたりとか。ちょっとしたことなのですが、そんなところに感動していただいているようです。
――お店に所属している女の子たちのタイプを教えてください。
うちの店は色んな女の子が入り混じっているので、それが面白いと言ってくださる方もいますね。ただ、女の子の幅は広いけど、そのお客様と好みの女性が出会えないと意味がないんです。きちんとその子の魅力を引き出すことはもちろん、たくさんのお客様に、出勤情報を見てもらわなければなりません。
――タイミングの良い告知は大事ですからね。
女の子たちには1週間前にシフトを出してもらってます。早ければ早いほど、お客様の目に触れる機会も増えますし、検討していただく時間が増えますよね。朝、お昼休みと15時、17時……と、お客様のお仕事に応じたタイミングでメルマガを送り、女の子を宣伝しています。
――遠方から通うキャストさんもいらっしゃいますか?
一番遠い子は埼玉です。知人バレ防止も考えていたでしょうね。当時は妊婦さんだったので、店長が埼玉まで出向き面接。彼女はお子さんが生まれてからも今現在も働いています。こういった遠方の方でもバレ防止のため町田まで出勤している方もいるので、無理のない範囲で通えるのであれば、面接などの相談だけでも歓迎です。
――モアグループさんは、本当に、女性の立場でものを考えてくれるスタッフが多いですよね。
誰だって、こういったお店って、初めてだと緊張するじゃないですか。うちのスタッフはみんな明るい性格なのでなじみやすいと思います。あと、集合待機ではなく個室待機ですので、女の子たちは自分の時間もしっかり作れると思います。
――中島さんの将来の夢を聞かせてください。
いつか店長になって、後々は独立ですかね。今は自分の店舗だけではなく、グループ全体を底上げしていけるような仕事をしていきたいです。各エリアによって客層が違うはずなんですが、そういう情報をデータ化したり。
もし、成功事例ができればそれを全店舗で共有して、最終的にグループ会社ぜんぶが盛り上がるという流れを作っていきたいです。
そのためにもやはり働いてくれるキャストさんが一番重要。そして、働いてくれる皆さんに満足のいくお給料を渡せれば目標額まで働いてくれるでしょう。その結果、お店の売り上げもついていけばいいですよね。
――最後にお店からのメッセージをお願いします。
モアグループを信用しお店を掛け持ちで通っていただくお客様も多数いらっしゃいます。グループ全体のホームページで新人さんはプッシュしますし、宣伝効果は大手ならではだと思います。ぜひ興味があれば一度気軽にお越しください!
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)