自分を支えてくれた風俗業界に恩返しをしたい!

自分を支えてくれた風俗業界に恩返しをしたい!
みいたんさん
みいたんさん
ヘルスで働いていた姉の影響や厳しい両親への反発などから18歳で横浜のヘルス店に入店したのが、風俗業界入りのきっかけ。20歳から23歳まで堀之内のソープランド店に勤務。結婚を機に風俗を卒業し、群馬に転居。しかし、家庭不和から別居、再び風俗業界に戻り離婚を経験している。現在は風俗店のアドバイザーや講師など、さまざまな形で風俗業界を盛り上げている。

18歳で風俗業界入りした訳は、姉の影響と厳しい両親への反発心から。

みいたんさんは、18歳の時、地元である横浜のヘルス店で働き始めたという。彼女は、「ヘルスで働いている姉から前もって仕事の内容を聞いていたので、不安はありませんでした」と、当時を振り返る。また、彼女は、多感な時期に多忙でいつも家を空けていた銀行員の父と教育ママの母との間で過ごした。そんな両親とのわだかまりがその後の人生に影響したようだ。

「風俗で働き始めた動機のひとつに、厳しい両親に反発する気持ちがあったかもしれません」

彼女は、横浜のヘルス店に20歳まで在籍した後、堀之内のソープランド店に移籍。当時、講習を担当してくれた女性のことが強く印象に残っていると言う。

「彼女は現役ベテランのお姉さんで、いつも予約が3、4か月待ちというくらい人気がありました。普段はおっとりしているけど、締めるところは締める人。忙しくて今日はもう接客したくないというとき、多くを語らず「行ってらっしゃい!」と背中をポンと押してくれるような方でした」

みいたんさんは、現役を引退し、今は風俗店のアドバイザーとして新人の講習やデビューまでのサポートをしている。かつての堀之内での経験が、「普段はやさしく、時に厳しく」という講師としてのスタイルにつながっているのかもしれない。

「若い女の子に多いんですが、自分がお客様のニーズに合わせるのではなくて、(わがままでおざなりなサービスでも)お客様に我慢してもらいたいとか、フリーのお客様は指名料のバックが付かないから、それなりの対応でいいやとか、気分によって接客に差をつけてしまうんですよね。そういう子には、「指名を取りたいなら選り好みせず、一人ひとりていねいに接客するのが大切だよ」としっかり教えています」

私はものすごく負けず嫌い。プレッシャーがあるほど気合いが入るんです

私はものすごく負けず嫌い。プレッシャーがあるほど気合いが入るんです

風俗の仕事を続けていくには、メンタルの安定が欠かせない。

「プライベートで問題を抱えていると、仕事に悪い影響が出て稼ぎづらくなります。だから、悩んでいる子を見かけたら、食事やカラオケに誘って、なるべく一対一で話をします。それとは逆に、稼げる子はオンとオフの切り替えが上手ですね。私がスカウトから携わった女の子でとても人気がある方がいるのですが、彼女はプライベートがゴタゴタしていても、仕事となるときっぱり切り替えられるんです」

かく言うみいたんさんだが、現役時代にプライベートで波乱に見舞われることがあった。彼女は、結婚を機に23歳で風俗業界を一度は卒業し、群馬に転居した。しかし、夫が幼いわが子に暴力を振るうなどの家庭不和から、別居、離婚を経験している。

「別居中に務めていた風俗店の同僚に、私が働いていることを元旦那にバラされて、彼が乗り込んでくるとか、いくつも修羅場がありました。でも私は元来ものすごく負けず嫌いなたちなので、プレッシャーがかかると逆に気合いが入っちゃうんです」

常に前向きで、向上心の強いみいたんさん。この「向上心」は、風俗業界で稼いでいくうえで大切なポイントだ。

「教え子に人気もサービスもほぼ完璧な子がいるんです。彼女はものすごく向上心が強くて、「どうすればお客様は喜んでくれますか?」とよく聞いてきます。だから私は、自分の技術をできる限り伝えています。その彼女が、「できました! お客様が喜んでくれました!」と喜んで言ってくると、私も教えて良かったなとうれしくなります!」

ネットの中傷よりリアルが大事。自分が精一杯やれば結果はついてくる!

ネットの中傷よりリアルが大事。自分が精一杯やれば結果はついてくる!

風俗業界で働くうえで悩みとして多いのが、インターネット掲示板の誹謗中傷だ。みいたんさんも現役当時、ネットの掲示板でいわれのない悪口を書かれ、深く傷ついた経験があると言う。

「でも、当時の社長の言葉に救われたんです。「お前は、それでも指名が減ってないだろ? つまり、そんな掲示板を見ている奴なんかごく一部なんだよ。万が一見ても、お前が精一杯やってれば、そんなの気にせずにお客様は来てくれるから」って。今悩んでいる子もネットではなく、現実の評価をしっかり見てほしいですね」

「お前ならできる!」その言葉が、風俗業界で働くことを後押ししてくれた

「お前ならできる!」その言葉が、風俗業界で働くことを後押ししてくれた

現在、みいたんさんは、風俗講師やアダルトグッズのアドバイザーなど複数の仕事をこなし、風俗業界を盛り上げるため精力的に活動している。しかし、一年前までは自身の進路について迷いがあったという。

「風俗の道か、世間一般の道を選ぶか、けっこう悩んだんです。けど、今も頼りにしている相談役の男性から、「お前ならできる。信じてるから」と言っていただき、また、周りの方からの後押しもあり、「自分を支えてくれた風俗業界に恩返しをしよう!」と決意しました」

今後は、東京都内のデリヘル店の共同経営者としてキャストのケアを担当するほか、店舗型風俗店の経営も視野に入れている。また最近では、あの人気店『鶯谷デッドボール』のアドバイザーに抜擢されたとか!

「社長さんが私のTwitterの発信を見て声をかけてくれたので「ぜひ!」って。やっぱりなんでも全力で楽しまないとつまらないと思うんですよ。風俗業界が未経験の方でも、楽しむ気持ちを大切にしてほしいですね。それに、風俗の仕事は、普通の社会に出ても役立つことが多いんです。だから、迷われている方は、ぜひ一歩踏み出す勇気をもってほしいですね!」

自分を支えてくれた風俗業界に恩返しをしたい!

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サポータープロフィール

陽月 メオ

ライター

陽月 メオ

(よみ:はづきめお)東京都出身。ナイトワーク系のフリーライター歴は10年以上。ホストクラブと風俗店への取材に定評があり、現役キャストの友人も多い。家族の確執や依存などで長年悩んだ経験を生かし、今春より心理カウンセラーとしても活動を開始。プライベートでは、猫とドトールをこよなく愛する。好きな風俗用語は「パネルマジック」。

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