風俗店採用マニュアル~外見以外で気を付けたい3つのポイント~

風俗店採用マニュアル~外見以外で気を付けたい3つのポイント~

容姿について

細め、太め、イケメンや美女、またその逆も……。
いろんな外見の人たちが、この世に生まれ落ちた瞬間から定まっている「自分」を受け入れて生きています。どんなに世の不公平を呪っても、造物主の残酷をののしっても、大規模な全身整形でもしない限り、人間は与えられた「外見」で勝負してゆくしかないのです。さらに、加齢による劣化を考えると、特に女性は劣等感を抱き、憂うつになることがあるでしょう。

しかし、服を脱ぎ、肌をさらす風俗業界に挑もうとするなら、容姿について心配しなくて大丈夫です(笑)。昨今の風俗業界の懐の深さは特筆すべきもので、「99%採用します」というキャッチコピーを掲げているチェーン店は少なくありません。つまり、「どんなタイプの女性でも欲しているお店はある」と言えるでしょう。

そこで当コラムのテーマです。題して、『風俗店面接マニュアル~外見以外に気を付けたい3つのポイント~』。読んでいただければ、少しは、あなたの参考になるかもしれません。

風俗店オーナーの本音を聞き出してみる

風俗店オーナーの本音を聞き出してみる

「雇用する側」に本音を聞くため、私、元風俗店オーナーである旅寅が自身の人脈を使い、現役オーナーに採用のポイントや女の子のどこを見るかなどを尋ねてみました。ジャンルの異なる3店舗の店主に聞いたので、タイプ別にチェックしてみてください。

A氏45歳(♂):若妻系ホテヘル店オーナー
B氏36歳(♂):高級デリヘル店オーナー
C氏34歳(♀):ポチャ系デリヘル店オーナー

Q.1 面接時に外見以外で重要視するポイントはどこ?

A氏「まずは面接の日時を守ること。人の目を見て話ができること」
B氏「きちんとした履歴書や職歴書の有無。風俗だからと甘えがないかどうか」
C氏「面接の時の言葉使いや態度。受け答え」

Q.2 具体的にどういう人材を求めているのか?

A氏「常識のある人」
B氏「社会性があって、気遣いができる人」
C氏「協調性があり、ほかの子に悪影響を与えない人」

Q.3 業界で働く上で最も必要な性格は?

A氏「自由だからと怠けず、自分をコントロールできること」
B氏「自分自身を律することができる人。社会性」
C氏「自制心」

では、上記を3点の重要なポイントとしてまとめてみましょう。

1.面接時の注意点

風俗店の面接時の注意点

一番印象に残ったのは、B氏が口にした「風俗だからと甘えがないかどうか」という言葉です。風俗店の門を叩く人の中には(内勤の男性も含め)、「業界が業界だし、適当でいいか」となめてかかって来るような人が多いんだとか。

そういう人の「姿勢」や「態度」には、やはり「甘え」がにじみ出るらしく、面接の日時を守らなかったり、用意するべき書類を持って来なかったり、礼節を欠いたりするそうです。さすがにそれでは、どんなに外見が良くても軽視されますよね? 3人の意見を要約すると次のようになります。

面接に挑む心得

  • 面接は日時を守り、履歴書や職歴書はきちんと作成して持参しましょう
  • 礼節を欠く言葉遣いや態度は控え、面接する人の目を見て話しましょう

覚えていてほしいのは、「風俗だからと甘えをもっている」人が多いという部分。ただでさえ心証の悪い方が多いので、常識的でいれば「好印象」を与えられるということです。

2.求められる人材

風俗店に求められる人材

こちらでも「常識」「社会性」というきわめて平凡な言葉が並びました。女の子の出勤表をHPで随時公開し、予約を受け付けているお店側としては、度重なる遅刻、無断欠勤、無断退職などをされることは、お客様からの信用を失うことになりかねません。

風俗業界に限った話ではありませんが、A氏はこう言っています。

この業界にとっての“逸材”とは、ルールを守れる確実性の高い子。ポテンシャル(潜在能力)がいくら高くても、本人に開花させる気持ちがなければ、それは絵に描いた餅。

「気遣い」については、B氏が次のように言っているのが印象的でした。

僕は女の子の人間性を常にチェックしていますよ。お客様からの評価もさることながら、ドライバーからの評判や、LINEのやりとりで事務的にならないよう、ちょっとした絵文字が挿し込めるかどうかとかね。

さすが高級店のオーナー、見聞がお広いですね。

また、「協調性」という言葉を挙げたC氏は、次のように語っています。

ほかの子のメンタルに悪影響を与えるようなクセの強い子を採用することは、お店の崩壊の始まり

風俗店も人間関係が存在する「普通の社会」ですから、お客様の信用を損なったり、女の子同士の「和」や「輪」を乱したりする人は必要ないわけですね。

店側が求める人材

  • 社会性と常識をもってルールを守り、人の「和」や「輪」を大事にし、気遣いができる女性

3.風俗業界で働くために必要な基礎資質

これに関しては期せずして3人の意見が一致しました。風俗店でキャストといて働く場合、多くが自由出勤制ですが、この「自由業的側面」に溺れてしまう人はまず稼げないし、ダメになるんだそうです。

風俗業界に向いているのは?

  • 自分自身に甘くない人。決めたことを決めたとおりにやり遂げられる人

では、A氏の大いにうなずかされるお話で、本コラムを締めることにいたしましょう。

夏休みの宿題に対して、どういうスタンスの子供だったかを思い出してください。早めに済ませてしまおう、計画的に毎日少しずつやろうという考えが実践できた人は、風俗業界でも間違いなく成功できると思います。
ただ、自由におぼれてしまって、最終日に徹夜するハメになっていた人は、月末の支払いに慌てて動くタイプになってしまうかもしれません。人間の性格ってそうそう変わるもんじゃないので、自分が徹夜したあの日からどう成長したか、この業界なら、きっと確かめられます。

風俗店採用マニュアル~外見以外で気を付けたい3つのポイント~

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サポータープロフィール

旅寅

ライター

旅寅

大阪在住、43歳のお父さんライター。はてなブログ『夜行性サナトリウム』を2016年より運営。同ブログ内で発表した複数の記事が、はてなブックマーク総合ランキングで1位を獲得したことにより、はてな有数の「バズライター」として知名度を上げ、本格的に執筆活動を開始。同年、カクヨムにて発表した『造花』がカクヨムエッセイコンテストの最終選考に残るなど、精力的に活動中。著作に『日向のブライアン』がある。

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