2018年10月2日 更新

迷えるお姫様たちへ。とびきり輝く魔法をかけてあげる|いちごしょら☆フォトスタジオ「マネージュ」オーナー

いちごしょら
いちごしょらさん
東京都出身。吉原高級店も含め、約10年の風俗経験有。美容師やマツエク講師などを経て、現在は、風俗嬢向け宣材写真や画像修正を行うフォトスタジオ『Manege(マネージュ)』のオーナー。「いちごしょら」というTwitterネームは、愛犬「いちご」と「そら」から。趣味は読書、映画鑑賞。ジャンクフードとドクターペッパーが好き。

ピンクとパープルのツインテールがすっかりトレードマーク化し、キャラクター商品まで販売するまでになった“いちごしょら”。2017年6月、池袋に風俗嬢向けのフォトスタジオ『マネージュ』オープン。2018年にはスタジオの規模を拡張し、移転を計画中。オーナーとして多忙を極めている。

元吉原高級店のソープ嬢として活躍していたいちごしょらさんは、風俗嬢の生命線ともいえる写真の大切さを訴える。同スタジオは、一人ひとりに合わせた「徹底的なコーディネート」が特徴。お姫様を作り上げるプロ集団だ。

両親は離婚。それでも天真爛漫な学生時代

いちごしょら

いちごしょらさんの両親は3歳で離婚。銀座のホステスをする母に引き取られ、母の付き合う男の影響で幼稚園を5、6回も転園……と聞くと、どんな悲惨な幼少期だったかと思ってしまうが、代々裕福な家系で曾祖父は議員。本人はよく笑う、元気で個性的な女の子だったそう。

母はモテたんでしょうね。父と離婚してからは、誰もが知っているような一流シェフや芸能人とも付き合っていて、途切れることはなく彼がいました。男に染まる母を見て、イヤな気持ちはしませんでしたが、それが反面教師になったのか、自分が相手に染まることはなかったです。

小さい頃から元気で活発。昔、「シノラー」って流行ってたの知ってます? 篠原ともえさん。奇抜な服装で、顔にペイント、髪型もおおきなお団子っていう。そんな個性的な格好を好んでやっていました。

高校を卒業して、美容師の専門学校へ進学。親友が風俗でアルバイトをしていたのですが、風俗のことがわからないから親身に相談に乗れなかったんですよ。「きちんと理解して相談にのってあげたいから、私もバイトしてみよう」っていう理由で、箱ヘルで働き始めました。
セックスも好きだったし、男性のあそこなんて洗えばみんな一緒ですし(笑)。全然抵抗はなかったです。

実際に働いてみたら、お客様から「ありがとう」って言われたり「会えてよかった」って言ってもらえることが本当に嬉しくて、素直に喜びを感じていました

美容師で売上げを増やしても、返ったのは周囲の嫉妬だけ

いちごしょら

資格をとり、美容師になったものの、激務で働きづめ。
風俗のお店は、美容師が薄給だったので、そのまま辞めずにつないでいました。

デビューをしてからは指名、売り上げなどをどんどん上げていきました。それこそ人の数倍。そうこうするうちに経営陣に気に入られるようになって。すると、技術試験もOKといわれたはずなのに、一切昇格・昇給なし。先輩たちの嫉妬だったのだと思います。どれだけ実績を積んでも上がらない給料……。

自分の仕事に疑問を抱いていたとき、友人からマツエクのお店に誘われて転職1年半で店長、とんとん拍子でエリアマネージャー、そして部長になったのですが、部長職が暇すぎて。週に2~3日しか会社に行かなくてよかったんです。なのに月給50万円くらいはもらっていました。
あまりに暇なので、大好きだった風俗で再度働くことを決めたんです。会社にも「暇だから風俗で副業したい」といったらあっさりOKしてくれて。なんだか変わった会社でしたね。

最初はそんな状況だったのですが、会社が経営不振になりどんどん人員を削減。ついに給与未払いに。これはやばいと思って逃げるように辞めました。

マツエク時代の人脈で、マツエクの講師をしたり、ヘアメイクをしたり、店舗立ち上げのお手伝いをしたりしながら風俗も継続。ヘルスの経験も積んだし、もっとローションプレイしたいから「よし、吉原ソープで働こう!」と。

目と鼻を作り直して向かった、吉原ソープ高級店

いちごしょら
当時、いちごしょらさんはロリ系で売っており、3サイズは88-58-88! 今はすっかり太ってしまったと言うが、小柄なカラダに豊満なバスト。ウエストはしっかりくびれている。ふわふわとした気持ちのよさそうな白い肌は、男性を虜にしたに違いない。

吉原の高級店なら、綺麗なほうがいいだろうって。奥二重を二重にして、鼻を少しいじりました。鼻の穴も小さくなったから鼻炎になると空気が吸いにくくて、ちょっと大変なんですよ(笑)。
当時付き合っていた彼がいたのですが、その彼は風俗が大嫌いで。でも私は、ソープで働くと決めたので、彼に別れを告げソープを選びました

吉原は最高に楽しかったです。ローションプレイとマットが大好きでした。高級店だと客層も素晴らしくて。ヘルスのときもそうでしたが、私はお客様一人ひとりに恋をしていたと思います。私は愛犬と遊びたいので、出勤日数は週2~3日と少な目、件数も1日3~4件しか入れなかったのですが、それでも1日15万円前後は稼げていたんじゃないかな。

イヤなこともツライこともなかったです。お店にも仲間にも、お客様にも恵まれて、心から天職だって思っていました。

私がソープを辞めたのは、いつの日からかお客様がお金にしか見えなくなってしまったんです。「あ、これは私がやりたいことじゃない。本当の接客ができない」って。そこできっぱりやめました。
結局ソープは5、6年やったかな。ヘルスも含め10年くらいは風俗の仕事をしていたことになりますね。

その後、過去のつながりでたまに講師業をしたり、美容師時代を経てマツエクの施術を受けにきてくれるお客様もいたりで、ゆるく仕事をしていました。

今のフォトスタジオ『マネージュ』ができた経緯は、倒産したマツエク会社で一緒だったデザイナーと、当時別の風俗専門フォトスタジオで働いていたカメラマンが飲み友だちで、私も含め3人でよく飲んでたんですよ。カメラマンの働いていたスタジオが結構ブラックな会社だったんで、退職するってことになって。そこで私がいろいろアドバイスし始めちゃったんです。実は私は、法律が好きで、資格を取るとかじゃないんですけど、六法全書もよく読んでいて、わりと詳しいんです(笑)。

風俗嬢は写真が命。こだわりの1枚を、お姫様のために。

いちごしょら

2017年6月にオープンしたばかりだが、すでに予約が1ヶ月待ちになるほどの人気。
いちごしょらさんは撮影にきた女の子たちに「本当にオススメしたい人にだけ勧めてください」と伝えているそう。徹底的にプロデュースをするから数はこなせない。だからキャンセル料もとるし、前金も必要だったりする。自分のために投資ができる人、写真の大切さをわかってくれる人だけに選んでもらえればいい、と語る。

スタジオをつくるにも、場所を借りる資金がないし……とふたりが悩んでいたところに、カメラマンが親しくしていた風俗店のオーナーさんから「空いているデリヘルの事務所があって、もったいないから使っていいよ」と言っていただいたんです。

そしてその方は「スタジオのオーナーは、あなたがやったほうがいい。絶対向いてるから」と私にオーナーになるよう勧めました。

ということで開業資金も私が出しオーナーになったのです(笑)

かつて私がフォトスタジオで撮影をしたとき、流れ作業で撮影をされたのがイヤでした。決められた背景、指示どうりにポーズを撮り、どんなふうに写ってるかわからないのに写真が送られてきて……。
パネルが選ばれるかどうかで、風俗嬢の運命は変わります。その重要さをわかってくれてないのがもどかしかったんです。

最初はデザイナーとカメラマンが「ペット用の撮影スタジオ」にしたかったのですが、それでは経営的に成り立たないと思い【風俗嬢を徹底的にプロデュースするスタジオ】コンセプトを変更。そこからは私のこだわりが炸裂します(笑)

女の子は“お姫様”。スタジオにきたら、お姫様として扱います。ここは不思議の国なんです。ここに迷い込んだお姫様は、お客様を呼び込むための戦闘服に着替え「自分がなりたい自分」になって、幸せな気持ちで帰っていってほしいんですよ。
お姫様の欲しいもの、やりたいことは、風俗嬢を代表する声。それを聞いて、叶えてあげることがスタジオの成功にもつながります。

うちは一般的なスタジオより料金は高いです。それだけクオリティにも自信がありますし、写真やセルフプロデュースの重要さを理解して、そのための自己投資を惜しまない人だけが来てくれればいいと思っているんです。その分、悩み相談もひっくるめて全部任せてくれてOKです。毎日40件くらいお姫様の相談のLINEが来ますよ。撮影のこと、服のこと、次のキャラクターづくりのこと、仕事の悩み、ヘアメイク、整形の相談、写メ日記の書き方まで何でもありです。

全然わからなくて、悩んでるなら、全部私がプロデュースします。どうなりたいか、どう見られたいか、どんなプレイが好きなのか、それらをじっくり聞いて、最高の1枚を作っていきます。写真やキャラクターでお客様の質を変えられるってすごくないですか? 本当に写真って大事なんですよ。

最後に、いちごしょらさんから頑張る“お姫様”へ応援メッセージ。

笑ってほしいです。真剣に稼ぎたいなら明るく笑顔でいなくちゃ。
今、Twitterでもお客様の悪口ばかり、ネガティブ発言ばかり言ってる子が増えています。溜まるのはわかる。でも、そういうのは公な場で言うものじゃないと思うんです。聞いてくれる人がいないなら、私が聞いてあげるし。ネガティブオーラに包まれてる子ってそういう人をひきつけてしまいます。笑顔が一番。笑っていきましょう!

可愛くて個性的な経営者は、将来的には事業の幅を広げ、風俗嬢のセカンドキャリアを積極的に支援していくことも視野に入れている。
綺麗になりたい“お姫様”の気持ちをしっかり汲んだ、ハートフルなオペレーション。
いちごしょらさんの魔法にかかれば、まだ見ぬ自分に出会えるかもしれない。

■いちごしょらTwitter:@hmtn0601
■フォトスタジオ『マネージュ』:https://www.studio-manege.com/

いちごしょら

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みやねぇ

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  • みっけStory編集部

みっけStory編集長。東京の下町で育ったチャキチャキの江戸っ子。何事にも熱く、感動ストーリーにはめっぽう弱い。昔、路上で拾ったじいさん猫が宝物。自慢は大食いで甘いものと揚げ物とお酒が大好き♪趣味は旅行(中南米LOVE)とマラソンと阿波おどり。

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