友人の紹介で入店し、容姿コンプレックスを克服。現役大学生がオススメする無理なく働けるお店

公開日:
ひみつのリカちゃん/美崎リカ

プロフィール

美崎リカ

美崎リカ(22歳)

東京都出身。大学2年生のときに、生活費や遊興費を効率よく稼ぐために友人の紹介で入店。容姿にコンプレックスがあったものの、この仕事を始めてから友人のアドバイスを受けながらメイクを研究するようになり、見た目だけでなく内面にも自信が持てるようになったそう。この仕事のやりがいは、たくさんの人と出会うことで人として成長できるところ。

このインタビューのポイント!

  • 面接は容姿だけでなく、人柄を見られた嬉しさ
  • 自分の得意不得意プレイを見極めて
  • 充実した大学時代を送れたのはお店のおかげ

日暮里、西日暮里エリアにあるオナクラ店『ひみつのリカちゃん』。近隣にオナクラのライバル店はあまりなく、風俗未経験で入店する女性も多い。今回インタビューした美崎リカさんは、就職先の内定も決まった現役大学4年生。大学生活を充実させるためにはとにかく時間とお金を大事にしたいと、業界未経験から友人の紹介で入店した。イマドキの大学生はどのような想いで働いているのか、美崎さんにお店で働くメリットを伺った。

面接は容姿だけでなく、人柄を見られた嬉しさ

――美崎さんは現在大学4年生だそうですね。お仕事を始めた経緯を教えてください。

始めたのは大学2年生のとき。同じ大学に通う一学年上の友人から、お店を紹介してもらいました。その友人が以前からこちらのお店で働いていたことは聞いていたんですけど、仕事の話を聞くうちに、仕事内容やお店の雰囲気もいいし、楽に稼げると勧められたのがきっかけです。

――お友達から風俗で働くことを勧められて、抵抗はありませんでしたか?

その友人とはすごく仲が良いんです。私は見た目にコンプレックスがあったんですけど、その子のアドバイスのおかげで外見を磨くことができたり。そんな風に信頼している人が勧めてくれたお店なら悪くなさそうだなと思い、あまり抵抗はなかったですね。

――面接までの流れを教えてください。

友人は就職が内定しているので私と入れ違いで辞めてしまったんですけど、「ここに連絡したら面接してもらえるよ」と、お店のLINEと電話番号を教えてもらいました。
連絡したらすぐに電話がかかってきて、面接の日程が決まりました。

――面接を通じて、お店の印象はいかがでしたか?

誘われる前から仕事内容を聞いていたせいか偏見もなく、普通の面接として緊張しました(笑)。人から見られる仕事なので容姿に関して指摘されるかなと思っていましたが、人柄をすごく褒めてくださったのが印象に残っています。
その方はお店を移られてしまったので他の女性の参考になるか分かりませんが、当時面接してくださった店長さんは、常にモチベーションがあがるようなことを言ってくれました。

――何を言われてモチベーションが上がりましたか?

「君なら本気で働ければ、自分で思っているよりも稼げる」と言っていただき、よくある面接のような威圧的な雰囲気もなかったです。想像していたよりも好印象でしたね。
容姿にコンプレックスがありましたが、お世辞でも「その感じならすぐお客様が付く」と言われて嬉しかったことを覚えています。

――ちなみに、オナクラという業種はご存知でしたか?

オナクラという単語すら聞いたことがなくて、面接のときにスタッフさんに仕事内容を詳しく教えてもらいました。その後体験入店の日程を決めて、初出勤は30分コース日暮里にあるレンタルルームで接客しました。そこで、友人から聞いていた通りの内容で無理なく続けられそうだなと思い、入店を決めました。

自分の得意不得意プレイを見極めて

―どんなお客様がメインなのか、客層を教えてください。

30代~50代の方がほとんどで、優しい方ばかりですね。風俗で遊び慣れている方が多いみたいで、キレイな遊び方をされて嫌な思いをしたことがないです。そもそも日暮里にこういうお店があることも知りませんでしたから、友人には感謝していますね。

――普段は個室で待機されているのですか?

個室と集団待機室の両方があります。集団はスペースが広く、スタッフさんもキャストさんも仲がいいですし、私もおしゃべりで、集団待機室にいることが多いですね。一人で過ごされている方ももちろんいらっしゃいますけど、雰囲気がよくて大学のキャンパスみたいににぎやかですよ(笑)

――話が合うとなると、同世代くらいの女性が多そうですね。

私よりも年下の子がいますし、年上の方もいて幅広いです。基本的には18歳~20代半ばくらいでしょうか。普段学校で話しているのと変わらず、興味のあるコスメや芸能人の話をしたり、ちょっとした会話で盛り上がっています。

――大学の講義終わりに出勤されていたんですか?

そうですね。今は就職も内定が決まり出勤数も減ってきたんですけど、一番通っていたときは学校終わりで週3~4出勤、5~7時間くらい待機していましたね。

――美崎さんが、ハードだなと思うオプションはありましたか?

私は大丈夫でしたけど、履いたタイツをお客様が持ち帰るコースがあって、抵抗がある女の子もいるみたいです。
ただ、コースはA、B、Cの3種類のコースがあり、苦手なコースはNGにできます。Bコースにある、足コキが苦手な女性もいるみたいですね。
私はCコースの女の子のオ○ニー鑑賞をNGにしていたんですけど、これも人によってOK、NG違うと思います。

――確かに人によってどこまで大丈夫なのかは異なりますよね。

自分がお店で働く姿を想像したときに、プレイがどこまでOKか一旦考えるのもいいかもしれませんね。人によって得意、不得意はそれぞれあると思いますし、お店側からNGだからと言って強制されることもありません。

充実した大学時代を送れたのはお店のおかげ

――今まで稼がれたお金は、何に使うことが多かったですか?

学費や洋服、化粧品にメインで使って、あとは生活費用に貯金していました。今は車が欲しくて、中古車を買うのに、20~30万円くらい貯めたいと思っています。
車にはこだわりがなく、中古でも安くて、走ってくれればなんでもいいです。そのために、この前ようやく車の免許を取得して、あとはお金を貯めるだけですね。

――それは楽しみですね。働いていて、一番良かったことはありますか?

お客様もキャストさんもスタッフさんも、みんな優しくて説教してこないんですよね。そこがすごく働きやすかったです。アルバイト感覚で働いていましたけど、社会勉強になりましたし、プライベートでの悩みを聞いてもらえて、中身が成長できた気がします。
あとは、人から見られる機会が増えたためメイクを頑張れるようになり、容姿のコンプレックスを解消できました。

――仕事を通じて、自分の身になっていたら素敵なことですね。

うちのお店は、本業よりも兼業の方が多いんです。それって、仕事ですべて時間を取られてしまうというより、プライベートの時間を優先できる仕事だからだと思うんですよ。学生だけでなく、派遣のOLさんもいましたし、人それぞれのライフスタイルに合わせられる働きやすさはあります。
無理せず働いて、頑張ればお客様もついてきてくれます。差し入れをくれたり、どんどん仲良くなっていくのも楽しいです。結果を出すのが好きな方には向いていますね。

――どうしたら、美崎さんのように結果を出せるのか教えてください。

仕事にも自分にもプライドを持つことが大切です。例えば、他の女性にお客様がついているのに、自分につかないのは悔しいときもありました。スタッフさんには「お客様によって性格を変えるといいですよ」とアドバイスされたんですけど、私には合わなくてキャラを作るよりも素で接客することが向いていました。

――自分らしく働くことを選ばれたんですね。

スタッフさんのアドバイスはもちろんなんですけどね。ただ、お客様には時間とお金を使ってもらっているから、自分は選ばれた商品という意識があり、楽しんでもらうには素の自分が一番やりやすかったんです。
でも、常に素の状態でいられたのは他のキャストさんやスタッフさんがいい人だったからですね。大学卒業と同時にお店も卒業予定ですが、時間を大切に使えるお店でとても感謝しています。

  • 取材・文=藤原リョウコ
  • 撮影=伊藤メイ子

神田・秋葉原 オナクラのお店

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