選べるコスチュームは100着以上。お金を稼ぎながら趣味も満たされる最高のお店

公開日:
秋葉原過激コスプレクラブぴっくるす2/みく

プロフィール

みく

みく(18歳)

神奈川県出身。休日は好きなアニメキャラのコスチュームを着て、撮影会やイベントに参加する筋金入りのコスプレレイヤー。昼職をしながら趣味の生活を満喫していたところ、知人から「コスプレしながら働けるお店がある」と聞き、同店へ。1番好きなアニメ作品は「ラブライブ」。

このインタビューのポイント!

  • コスプレしながら高収入なんてレイヤーには天職
  • お客様がつくったシナリオで好きなキャラになりきれる
  • 25歳まではキャスト専業。それからは内勤スタッフを目指したい

秋葉原にあるデリヘル店『秋葉原過激コスプレクラブぴっくるす2』。実在するアニメ・ゲームの人気キャラクターのコスチュームを100着以上常備しており、在籍キャストの8割はコスプレ好きで、趣味を活かしながら働きたいと入店してくる女性が多いという。
今回お話をお聞きした在籍キャストのみくさんも、趣味を活かしながらお金を稼げるお店があると知り、入店したひとり。常にランキング上位に入るみくさんには、指名で一番人気のアニメキャラクターの衣装で登場いただき、スタッフの向後(こうご)さんと共に、お店の魅力について伺った。

コスプレしながら高収入なんてレイヤーには天職

――みくさんは、もともとコスプレイヤーをされていたんですね。このお仕事を始められた経緯を教えてください。

みくさん
昔からアニメやゲームがすごく好きだったんですけど、本格的にコスプレを始めたのはここ最近です。ただ、衣装にこだわるとものすごくお金がかかる趣味なんですよね。そんなときに知人から、「コスプレしながらお金が稼げるお店があるよ」と、こちらのお店の存在を教えてもらいました。

――風俗で働くことに、抵抗はなかったですか?

みくさん
抵抗は全然なかったですね。むしろ、怖くて危険なイメージはありましたけど……。でも、不安よりも可愛い衣装を着て働ける興味の方が勝り、お店のホームページから応募しました。面接は、隣にいるスタッフの向後さんがしてくれたんですけど、こんな感じでずっとニコニコされていましたし、外見や内面についても褒め倒してくれたので嬉しかったです。

――向後さんから見て、みくさんの面接での第一印象はいかがでしたか?

向後さん
正直こんな可愛い子が面接に来てくれてびっくりしましたね。しかも、普段はコスプレイヤーをされているということで撮影会での写真を見せてもらったらさらに可愛くて、笑顔も素敵ですしこの子なら絶対人気者になるなと確信しました。風俗の経験も無いとお話しされていたので、お店のコンセプトや接客内容、目標金額がこれくらいならこの期間で稼げるなどのご説明をしました。

――入店時のみくさんの目標金額はいくらだったんですか?

みくさん
コスプレできればよかったので、最初は月5万円くらい稼げればいいとお伝えしていました。
向後さん
そんなに設定が低いんだと驚きましたよね(笑)。それならもっと全然稼げますよと。今は週1~2日出勤で、1日5~6万円、月20万円くらい稼がれています。

――少ない出勤数でも稼げるのは嬉しいですね。こちらのお店はノーマルコースと同人誌コース、2つのコースがあるそうですが、それぞれ詳しく教えてください。

向後さん
どちらのコースもコスプレは必須で、ノーマルコースは、通常のヘルス。同人誌コースは、ソフトSMがメインとなります。こちらのコースでは、女の子は手錠で拘束され、おもちゃで攻められるサービスがあります。同人誌コースのほうが人気が高く、さらにオプションでコスプレ写真をOKにすると、給料は上がりやすいですね。
みくさん
私はもともとコスプレイヤーとして活動しているので、撮影のオプションはOKにしています。入店するときに店名の由来を聞いたら、写真のピクチャー+デリバリーヘルスを合わせた造語だそうで、やはり写真撮影をしたがるお客様は多いです。

お客様がつくったシナリオで好きなキャラになりきれる

――ちなみに、なぜソフトSMがあるコースは「完全なりきり同人誌コース」という呼び名なんですか?

向後さん
それこそ同人誌のようなエロいシチュエーションを再現したり、お客様が考えたシナリオでの接客が楽しめるからです。シナリオで接客を受けたい場合は、事前予約になりますので予め店宛にメールで送ってもらい、キャストさんがそのセリフやシチュエーションを覚えて、実際のプレイを行います。ただ、シナリオまで考えてくれるお客様は年に1~2人で、普段は通常のヘルスにソフトSM要素がある接客と考えていただければ、入店前後でのズレがありません。

――自分が考えたシチュエーションが実現化するなんて、まさに同人誌みたいですね。ちなみにみくさんとしては、どちらのコースで接客するのが楽ですか?

みくさん
シナリオがあると次のセリフを考えながらプレイしないといけないので、自分もプレイを楽しむのであれば、ノーマルコースのほうが楽です。同人誌コースはキャラを演じる恥ずかしさもあるので(笑)。でもその反面、役になりきれる楽しさはありますね。

――セリフを覚えてから、接客に向かわれるのですか?

みくさん
そうですね。シナリオを書いてきてくださる方は、台本が2~3ページはある場合が多いのでちゃんと覚えてから向かいます。ただ、セリフが飛んでアドリブが入っていても喜ばれるので、そこまで難しくはないですよ。

――お客様やキャストさんもアニメ・ゲーム好きな方が多いですか?

みくさん
はい、基本的には皆さんオタク趣味の方が多いです。ただ、アニメやゲームを全然知らないキャストさんもいて、私もゲームは詳しくないです。
ただ、同人誌コースはキャラになりきる必要があるので、指名が入れば作品を見て勉強しています。アニメやゲームの知識は全部ある必要はないですけど、多少は作品に興味のある方のほうがいいですね。

――アニメやゲーム好きなほうが、仕事をより楽しめそうですよね。コスチュームは、随時増えているのですか?

向後さん
コスチュームはお客様が好きなキャラを選べるので、最近ではTwitterでお客様から要望を募って、何の衣装を増やして欲しいかアンケートを取っています。人気があるのは、やはり「艦隊コレクション」や「アズールレーン」といった男性向けゲームのキャラクターですね。

25歳まではキャスト専業。それからは内勤スタッフを目指したい

――コミックマーケットなどのイベントがあるときは、やはりお店は混雑するのでしょうか?

向後さん
コミケの時期はお客様も倍増しますね。でも、逆にイベントに行くキャストさんも多いんです。そこで、コミケのついでに地方から出稼ぎに来る女性のために、「インターン引き受け制度」というものを設けています。
これは、店がキャストさんの住むところを探して3カ月や6カ月などの短いスパンで働けるよう、イベントで東京に来たときだけ稼げるような制度を設けています。

――都内でコスプレのイベントがあったときも稼ぎやすいですね。今後どういうお店にしたいですか?

向後さん
今後は女性マネージャーの育成に力を入れていきたいです。うちの店でキャストさんとして働いたあとに、その子がスタッフさんになれば体験に基づいた稼ぎ方のアドバイスができますよね。
あとは、もっとコスチュームをたくさん仕入れ、スタッフ、キャストさんもアニメ・ゲームに詳しい人を増やして、他店と差別化を図りたいです。もちろん、コスプレに詳しくない女性も在籍されていますが、この界隈には敵なしのお店を作りたいですね。

――みくさんとしては、今後の目標はありますか?

みくさん
私も今のお店は25歳まで働くつもりです。セカンドキャリアも考えていて、長く働いた後はこちらのお店で女性内勤スタッフになり、いつかは店長を目指したいなと思っています。スタッフさんどうしの雰囲気もいいですし、コスプレに詳しくてアニメ好きなのはスタッフとしてもウリのひとつになると思うので。

――キャストとしても現役のコスプレイヤーさんというのは、強みになりそうですね。

みくさん
お客様からすると、価値を感じてもらえていますね。写メ日記でも、「本当に現役のコスプレイヤーだぞ」というのはアピールするようにしています。お店以外のコスプレの写真も上げたりしていますね。実際にレイヤーではないキャストさんもいるので、私としてはそれをウリにして、差別化を図っています。そのせいか、この間誕生日だったんですけど、「これでコスプレ衣装買ってね」と、お客様からプレゼントをいただきました。

――お客様とも趣味が合うでしょうから、接客も楽しそうですよね。

みくさん
お金をもらっている以上は、ちゃんとやりたいなというのがありますね。頑張れば頑張るほど、指名が返ってくるお仕事なので。

――コスプレ好きには、まさに夢のような仕事ですね。

みくさん
プロフィール写真の衣装も自分で選べますし、どの写真にするかも選べるんです。やはりコスプレイヤーとしては盛れている写真にしたいものなので(笑)
接客業なので大変なときはたまにありますけど、それに負けないくらいたくさん楽しいことがあります。コスチュームを趣味で貸りれるのも嬉しいですし、お客様とお互いお勧めのアニメ作品を教えあったりなんて普通のお店じゃないですよね(笑)
アニメやゲーム、コスプレが好きな女の子には最適なお店だと思います。
  • 取材・文=藤原リョウコ
  • 撮影=伊藤メイ子

神田・秋葉原 デリヘルのお店

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