プロフィール
Eins group(アインズグループ)/アインズグループ
りぃな
埼玉県出身。現役の大学生でアルバイトをしながら学費を返済していたが、もっと稼ぎたいと友人の紹介でEins group(アインズグループ)のお店に入店。趣味はHuluで動画を見ること。特に海外ドラマにはまっている。最近見て面白かったのは「ハンニバル」だとか。
このインタビューのポイント!
- リーズナブルな店なら、高い回転率で稼げる
- 店長主催の食事会は大盛況
- スレンダー体型のコンプレックスが武器に変わった
西日本に34店舗を展開している『Eins group(アインズグループ)』。西日本最大規模と言われる同グループ内でも大人気のホテヘルが『密着指導!バカンス学園 谷九校』だ。学園コスプレ系のお店のため、キャストの年齢層は20代前半と若め。しかしグループ自体に長年の信頼と実績のある上、一人ひとりの希望や個性を大事に、店長が女性それぞれに合った稼ぎ方を提案してくれる。
今回は現役女子大生であるキャスト・りぃなさんに、お店の魅力や自身の今後の目標についてお話をしてもらった。
リーズナブルな店なら、高い回転率で稼げる
――りぃなさんは大学生だそうですね。風俗で働き始めたきっかけは何だったのですか?
学費の返済のためです。もともとは塾の講師や飲食店のアルバイトでまかなうつもりだったのですが、現実的になかなか厳しいものがありました。大学の同級生が同じグループの系列店で働いていたので、このお店を紹介してもらったんです。
――まさに近年、社会問題にもなっている学費返済。その渦中にあったわけですね。そういえば、こちらのお店は激安店ですけど、敢えて高級店に行かなかったのには何か理由が?
自分に対してあまり自信が無かったというのが大きいかもしれません。高級店に行ったら、私くらいのレベルでは完全に埋もれてしまうかな、と。それよりは、激安店で回転率を上げていく方が稼ぎやすいんじゃないかと思いました。
――自分の性格に合う、合わないを判断しての選択だったのですね。
それと個室待機であることや、お店の雰囲気にもこだわりたかったんです。マイペースを保てるけれど、温かみのある職場というのが理想で、ここはまさにそういうお店でした。
――どういったところで、自分の理想に近いと感じたのでしょうか。
まず、何よりも面接でお会いした店長ですね。見た目はいかついんですが(笑)、お話したらすごくいい人で優しかったんです。入店理由や、いくら稼ぎたいか、どれくらい働きたいかを丁寧にヒアリングしてくださって。何もわかっていない私にプレイの説明や、業界用語の解説なんかもしてくれました。
――なるほど。業界未経験の方にも不安のない面接だったんですね。
そして、働き始めて大きく変わったのが、女の子に対する印象です。風俗で働く女の子って、ちょっと特別な変わっている人たちだという勝手なイメージがあったんです。それが良い意味で裏切られて、本当にみんな普通だなって。普段私が接してる大学の同級生や、アルバイト先の子たちと何も変わらない。それこそ、人間らしい温かさを感じました。
店長主催の食事会は大盛況
――りぃなさんは1日平均でどれくらいのお給料をもらっていますか?
私はまだ入店して10日くらいなのですが、1日8~10時間働いて平均で2~4万円ほどいただいてます。
――1日当たりの接客人数は何名くらいなのですか?
5~9人というところでしょうか。集客率が高いとは聞いていましたが、働いてみてこんなに忙しいのかとビックリしました。もともと基本料金が安くてオプションも無料なので、お客様から見てコスパが良いんでしょうね。コンセプトも「学園系」と明確なものがあるので、男性からしてもハズレが無い店という印象が強いようです。
――これまでに印象に残ったお客様はいますか?
初日に来てくださったお店の常連さんたちです。この店には講習がないので、お客様から実践で仕事の流れを教えてもらったような感覚です。どの人たちもみんな優しくて、仕事をする上での不安が一気に解消されました。
――接客場所はどういったところがメインなのですか?
待機所から5分圏内のホテルです。と言っても、利用しているのは常に同じホテルですし、部屋の感じもわかるので安心感があります。立地は谷九という風俗街のメッカ。そういう目的の人しか歩いていない場所なので、身バレのリスクがほぼ無いのも嬉しいところですね。
――待機については、先ほど個室だと伺いましたが。
そうなんです。派閥もないし、平穏な空気の中でとても気楽に過ごせています。でも、女の子同士がお互いまったく話さないというわけでもなくて、毎週日曜に店長が手料理をふるまってくれるレクリエーションの時には、一緒に食事をしながら会話もしてますよ。
――そんなホームパーティーみたいな企画が?!
店長のご飯、すっごく美味しいんですよ。これまで、ホットケーキやシチューを食べました。参加する女の子はかなり多くて、食事会で仲良くなることもできるので、これからも積極的に参加したいと思っています。
スレンダー体型のコンプレックスが武器に変わった
――お客様に対する宣伝については何か取り組まれていますか?
今は主なツールとして、写メ日記・Twitter・チャットを活用しています。写メ日記は難しいですね。でも、効果は抜群なので一生懸命頑張っています。
――自分なりに何か工夫はされていますか?
いらしてくださったお客様へのお礼日記は欠かさないようにしています。これは本当に喜んでもらえるので、リピートに直結できるんですよ。あと、写真も試行錯誤しています。お客様に撮ってもらうこともありますし、コスプレイヤーさんを参考にしたりしてクオリティを高めています。
――確かに、写メ日記を見るとスレンダーなご自身の特長をちゃんとアピールされてますよね。これは確かに反響がありそうです。
でも、実を言うと私はこのスレンダー体型が凄くコンプレックスだったんです。身長156センチ、体重44キロで胸もBカップの貧乳。男の人はグラマーな体型が好きだと思い込んでいたので、このお店で自分に想像以上の需要があって驚きました。お陰で自分のコンプレックスに自信が持てたように思います。
――コンプレックスが武器になる。そういう発想の転換って大事ですよね。
これも店長が私のアピールポイントについてアドバイスをたくさんしてくれたからです。うちの店長はそういったサポートにも長けていて、女の子一人ひとりに「君はこういうところがいい」「君はここをもっと伸ばすべきだ」って常に良いところを探してくれているんです。みんなが頼りにしています。
――店長さん、キャストさんたちからすごく慕われてるんですね!
「24時間いつでもいいから何かあれば絶対連絡してきて」って言ってくれてます。何も言われない方が心配だからって。まるでお父さんみたいに女の子たちを慈しんでくれてるんですよ。みんなから愛をこめて「パパ」って呼ばれてます(笑)。
――それじゃあ、今の仕事環境には何も不安な点はないのですね。
はい。もともと学費返済のために始めた仕事なので、このまま学校を卒業するまではずっと働き続けたいと思っています。あと一年で約600万円を返済予定なのですが、このペースだったら貯金もできそうです。これからも頑張ります!
- 取材=藤原リョウコ
- 文=もちづき千代子(@kyan__tama)