プロフィール
エコグループ(梅田エリア)/スピードグループ
さき
大阪府出身。フラワーショップでアルバイトをしていたが、オーナーと仕事の方針が合わずに退職。他店のオナクラを経由して現在の店で働き始める。当面の目標は一人暮らしのための貯金。趣味は映画、DVD鑑賞。特にアクション映画が好きで、スタローンが憧れの存在。
このインタビューのポイント!
- サービス全部込みで稼ぐホテヘル向きの性格
- 世代の違うお客様とたくさん会話をするために
- 「過剰なサービスは必要なし」の心強いアドバイス
大阪市内各地に10店舗を持つ関西有数の人気ホテヘル・エコグループが運営する『エコ梅田』。採用率100%を掲げ、未経験者や容姿に自信のない女性も歓迎する懐の深い店である。女性スタッフによる24時間の問い合わせ対応や送迎サービス、託児所完備など、安心と信頼の環境づくりがモットー。人通りの少ない待機所の立地やモニター常備など身バレ対策も万全で、働きやすさにかけて絶対の自信を公言している。
今回お話を伺ったのは、キャストのさきさん。おっとりした妹キャラとして人気の彼女が、この店で働き始めたきっかけや実際の接客方法、お店の良いところから今後の目標まで、じっくり聞かせてもらった。
サービス全部込みで稼ぐホテヘル向きの性格
――さきさんがこのお仕事を始められる経緯を教えてもらえますか?
お花屋さんでアルバイトをしていました。ですが、突然辞めることになってしまって、急に働き口がなくなってしまったんです。
――差し支えなければ、どうして辞めたのか聞かせてもらってもいいですか?
え~っと……それはオーナーと仕事の方針で揉めてしまって(笑)。私は実家暮らしなのですが、親にバイトを辞めたことを言えなくて「これからどうしよう」って状態の時に、同じタイミングで同僚も退職したんですよ。なので、2人で「よし、風俗で働こう」って思い立ちました。
――確かに友達と一緒だとそういう時に勢いづきますよね。風俗に対しての抵抗は無かったのですか?
もともと風俗の世界には、花屋で働いていたときから掛け持ちをしようと思ってたくらいに興味があったんです。それで同僚と一緒にエコグループの面接に向かったんですよ。最初は求人サイトを見てオナクラを考えていたんですけど、説明を聞いてるうちに「やっぱりホテヘルの方が向いてるかも」と思ってこのお店に入店しました。
――どういう流れで自分がホテヘル向きの性格だと分析したのですか?
実を言うと、前にほんの一瞬ですが別のオナクラで働いたことがあったんです。でも、そこはキスやハグ、服を脱ぐなど、すべて細かいオプションになっていて、その都度お金を支払ってもらうシステムだったんです。
――確かにオナクラだとそういうお店は多いかもしれませんね。
でも私は性格的に「それじゃオプション代を~」とか言いづらいタイプなので、正直なところ思ってたより稼げなかったんです。それなら服を脱いで一緒にお風呂に入ったり、ボディタッチしたりとサービス代が最初から全部込みで稼げるホテヘルの方がいいのかなって。そう判断してこのお店に決めました。
世代の違うお客様とたくさん会話をするために
――現在の出勤スケジュールはどの様になっていますか?
週3回の出勤で、10~18時の6時間勤務です。お客様の平均人数は1日で2~3人。平均すると1~2万5000円くらい。本指名やロングコースで料金が増加していくので、それが稼げるチャンスになります。
――お客様はどんな方が多いですか?
私を指名してくれるお客様の年齢層は、50~80代とかなり年上の方の率が高いですね。みなさん、だいたい70分コースで入ってくださいます。プレイだけでなく、お話も楽しんで行かれる方が多いです。
――年上の方に合わせて会話をするのは大変ではないですか?
そんなことはないですよ。でも、会話を弾ませるために、その世代が興味のありそうなことは随時チェックしています。やっぱり時事ネタは鉄板なのでニュースは必ず見るようになりました。
――なるほど、そういった影の努力が本指名客を掴む秘訣なのですね。
はい。とにかくたくさんお話をすることが大事だと思います。あと、お客様のことを絶対に忘れないようにしています。特に顧客ノートを付けているわけではないのですが、もともと記憶力がいい方なので一度お会いした方の情報はちゃんとインプットできています。
――オナクラ時代と比べて、接客に変化はありますか?
単純に客層がまったく違うので、それに合わせて無意識に変わっているとは思います。何しろ、オナクラ時代のお客様は20~30代が中心でしたから。今のお客様の方が優しいし、余裕があるので接客しさすさは断然上ですね。
「過剰なサービスは必要なし」の心強いアドバイス
――待機所の雰囲気はいかがですか?こちらでは集団か個室かを選べると聞いていますが。
私は集団待機の方を選びました。一緒に入店した元・同僚とシフトを合わせているので、よく2人で他愛もない話をして盛り上がっています。もちろん、他の女の子とも仲良しですよ。
――では、今度はスタッフさんについてを。店長さんにはどの様な印象をお持ちですか?
面接の時の第一印象は……ハキハキ話す人だなぁって思いました(笑)。でも爽やかでしっかりした方だと思いす。全体的には、女の子とスタッフの距離はすごく近いですね。仕事に関することは聞けばすぐに応えてくれるけど、押しつけがましくない。その絶妙なポジションが良いと思います。
――過去にスタッフさんに仕事の相談をされたことはありますか?
お客様から「お尻を舐めて欲しい」と言われて、その時は断れたものの今後の接客についてすごく悩んじゃったんです。そしたら「基本のプレイ以外のことはやらなくていいよ」とアドバイスを貰って気持ちがラクになりました。
――なるほど。過剰なサービスは必要ないんですね。
でも、そんな無茶ぶりはその1回きりですよ。本当にお客様はみんな紳士的で遊び方を知ってらっしゃいます。だからこそ私も、接客時は再考に楽しい時間を過ごして欲しいと心から思えるんですよね。
――身バレ対策についてはいかがですか?
受付にモニターが常備されているので、その辺については安心ですね。待機所の立地も、人通りが少なくて人目につきにくいので通いやすいです。接客場所も待機所からすぐ近くの指定ホテル3軒のみで、何回か行けば勝手知ったる空間になりますし。働きやすい環境であることは間違いないです。
――では、暫くはこのお店で働いていくつもりですか?
そうですね。当面の目標としては、脱・実家暮らし。一人暮らしをするための貯金をしたいと思っています。それが貯まったら卒業ですね。その後は、またお花屋さんに戻って花に囲まれた生活をしたいです。
- 取材=藤原リョウコ
- 文=もちづき千代子(@kyan__tama)