プロフィール
白いぽっちゃりさん五反田店/秋コスグループ
かなた
北海道出身。転勤族で、計4回ほど転校を経験。人間関係を新たに築く必要に迫られ、自然とコミュニケーション力が身についていったそう。高校卒業後、上京し、医療事務として就職したが、現在は風俗専業。趣味はライブに行くこと。お笑いからロックまでジャンルは幅広い。料理も好きで、最近はアヒージョの手軽さと美味しさにハマっているそう。
このインタビューのポイント!
- 全国に30店舗以上!創業11年の大手「秋コスグループ」
- ソフトで可愛い!癒し度抜群のぽっちゃり店
- 実際に存在するアリバイ会社で身バレ対策も完璧!
ぽっちゃり店のお客様は優しそうなイメージ!
――かなたさん、全然ぽっちゃりしてないんですけど!
うーん、ぽっちゃり店だとそうですかね。お客さんにも言われます。でも、なで肩で胸が小さいから、細く見えるだけで、下半身はムチムチなんですよ。
――いやいや。でもなぜぽっちゃり店で働いているのですか?むしろ、こんなに細くても働けるんだ、って感じです(笑)
最初に風俗で働いてみたいと思っていろいろなサイトを見たら、モデルみたいにスリムな子ばっかりで。私は無理だと思ったので最初からぽっちゃり店で探しました。元から年上の人が好きなんですけど、ぽっちゃり店のほうが優しい年上の男性が多そうなイメージだったし(笑)
――風俗に入ったのはいつでしょう?
1年半くらい前です。北海道から就職のため上京して、医療事務の仕事をしていたのですが、女だらけのドロドロした世界に疲れてしまって。次は何をしようと考えた時に、全く知らない世界にチャレンジしたくなり、風俗を選びました。
――すごいきっかけですね。不安や抵抗はなかったのですか?
ありましたよ。ヤ〇ザみたいな人しかいないと思っていましたし、病気も怖かったし。でも、まぁ行ってみないことには始まらないので、面接へ。綺麗なオフィス、スーツ姿できちんとした身なりの店長さんが出てきて、逆にびっくりでしたね(笑)
――最初からこちらのお店だったんですか?
同じ『白いぽっちゃりさん』の新橋店に入りました。サラリーマンのお客さんなら安心そうだし。そこで半年くらい働いていたのですが、知り合いの男性が東京駅近辺で働くことになって新橋で飲む機会も増えたようなんです。会ったら困ると思い、移籍させてもらいました。
――面接に行ったとき、スリム体型について驚かれませんでした?
なんでうち?って言われました(笑)。でも理由を説明したら大丈夫でしたよ。私は細いほうみたいですけど、極端に大きい女性はいないので、許容範囲なのかもしれませんね。みなさんかわいくてぽっちゃり。本当にふんわりとした雰囲気の子が多いです。うらやましいくらい。
仲の良い子と3P。やってみると想像以上に楽しめた
――五反田店に移籍したのはいつですか?
半年前ですね。五反田は歓楽街のイメージはありますが、オフィスも多いし、場所的にも客層は悪くないんじゃないかな~って。
――実際はいかがでした?
最初はお客さんの自宅へ行くのも抵抗があったんですけど、五反田のデリヘルを使う近隣にお住まいの方=裕福、な感じしませんか?(笑)。目黒区、品川区、港区、渋谷区あたりが中心だから、やっぱり綺麗なマンションが多いんですよ。ホテルを利用する場合も、客層はいいです。30代のサラリーマンが一番多いかな。
――少し年上の裕福なサラリーマン、最高ですね(笑)
はい(笑)。優しくて品のある方が多いんですよね~。本当に楽しんで仕事をさせてもらっています。
――出勤ペースとお給料を教えてもらっていいですか?
今は平日のみ、週4日。11時半~20時くらいで、金曜だけ23時まで。お給料は1日3~4万円ですね。ぽっちゃり店って、普通のお店に比べると単価が少し安いんですけど、真面目に頑張れば全然稼げると思いますよ。
――こちらのお店で働いていて、面白いと思うことを教えてください。
3Pです!できるできないは本人次第です。私は最初から興味があったのでやってみました。恥ずかしいとかも特にないですね。男性にとって3Pって憧れみたいなんで、その反応を見るのが楽しいし。女の子はかわいい子ばかりで、肌も綺麗。そういう面でも楽しんでプレイしています(笑)
――では結構3P歴も長いんですね(笑)
そうですね。慣れてきたので、新人の女の子が一緒に付くことが多くなりましたね。私の経験からアドバイスできることもありますし。最初は慣れた子とセットで接客に入るので心配しなくて大丈夫です。お店側も相性を考えてくれています。本当に楽しいので、一度やってみることをおススメしますね。
自分がまた会いたいと思えば、相手だって同じ気持ち。
――在籍1年半って結構長いと思うんですよ。お店のどんなところが気に入っていますか?
一番はスタッフさんですね。仕事に行く義務感というより、楽しむために学校に行く感覚。決してチャラチャラしているわけでもなく、綺麗にスーツを着こなしています。見た目は本当に一般企業の人みたいですよ。何でも相談できるし、フレンドリーなのに、いい距離感を保ってくれるところが最高です。
――スタッフさんとの相性は大事ですよね。
人数もたくさんいるんですけど、普段合わない時間帯のスタッフさんも名前を憶えいてくれて、嬉しかったです。女の子も、ぽっちゃり店だからかな、雰囲気が柔らかくて、優しいんです。
――設備や福利厚生的な面はいかがでしょうか?
待機室はもちろん個室です。ゴロンと横になれるし、全室テレビ付き。身バレ対策もすごいんですよ。本部が実在するWeb制作会社で、そこに在籍していることにできるんです。ちゃんと検索するとホームページも地図も出てきます。一度親から勤務先を聞かれたことがあったんですけど、その会社名を教えて安心していました。あと性病検査もきちんと行えることですね。検査機関と提携しているので、検査キットが安く買えるんです。月1回、スタッフさんが声をかけてくれるので、忘れることもないです。
――さすがきちんとしてるなぁ。かなたさんは接客する際、意識していることってありますか?
このまんまです。でも話の引き出しは多いと思うので、面白いって思ってもらえる話題を探します。そこでヒットしたら、話を広げていく感じ。自分が楽しい、もっと話をしていたい、って思えたら、だいたいお客さんもリピートしてくれます。だから自分が楽しめるかが大事ですね。
――話の引き出しって、具体的には?
音楽、映画、ゲーム、アニメ、お笑い、ラーメン(笑)。北海道出身なのでウインタースポーツとか。だいたいどれかは合いますね。
――本当にいろいろ詳しいんですね。かなりリピートも多そう。
実は、会った瞬間悲しい顔をされたことがあって。後から聞いたら本当にぽっちゃりしている子が好きみたいで(苦笑)。その方にはさすがに申し訳なかったです。でも、私のように胸が小さくても指名してくださる方がたくさんいるので、ルックスだけではないんだろうな、と思います。
――結局は容姿じゃないんですよね。大切なのは「その時間が楽しいか」。
ですよね!ホテルの部屋をノックする時も、リピーターさんだったら恋人と会うみたいでウキウキしちゃうんですよね。話が盛り上がりすぎて、慌ててしまうことがあるので、そこは気を付けないとと思っています(笑)。
――そんな気持ちになれるのは、本当にこの仕事が向いているのでしょうね。
自分が「このお客さんにまた会いたい」って思う接客ができれば、きっとそれは成功なんだと思います。楽しくて、ストレスもなくて、お給料もいいなんて最高の仕事。このお店を辞める日が想像つかないくらい、気に入っています。
編集後記
業界大手「秋コスグループ」の『白いぽっちゃりさん』は、文字どおり、癒し系の女の子が揃うぽっちゃり店。広告費もかけているため知名度も高く、集客力は抜群です。取材でかなたさんを紹介された瞬間「全然ぽっちゃりしてない!」と思わず口にしてしまいました(笑)。やはりお客様にも細め体型だと言われるそうですが、自称下半身ぽっちゃり系。お店探しの際、他の風俗店で働くには自分は太すぎるのかな、と思って応募。「ほら!」とスカートをめくり足を見せてくれました(笑)。ぽっちゃり店は価格帯も少し安価な設定になっていますが、かなたさんは、ぽちゃフェチのお客様が多い中でも、お客様と楽しい時間を共有する努力をすることで、しっかり指名が返り稼げているとおっしゃっていました!
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)