「非日常の時間」だと割り切ることで、人見知りの私でも楽しく稼げるように。

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スピードグループ/にこ

プロフィール

にこ

スピードグループ/スピードグループ

にこ(20歳)

兵庫県出身。大学進学と同時にひとり暮らしを始めたが、日々の生活費や奨学金の存在にストレスを感じ、2024年1月に『スピード京橋店』に入店。ちなみに「にこ」という源氏名は、スタッフにより命名。理由は、いつもニコニコしているから。お客様からも覚えてもらいやすく、とても気に入っているそう。趣味は、節約も兼ねた自炊とお皿選び。料理を始めて盛り付けにも興味を抱いたことを機に、見た瞬間にトキメキを覚えたお皿は値段にこだわらず購入するようになった。とはいえ、基本的には稼ぎつつ質素に暮らすことが何よりの喜びと語る堅実な女の子。

このインタビューのポイント!

  • 現役女子大生。限られた時間で効率よく稼ぐなら、やはり風俗
  • プライベートでは未だに人見知り。仕事だと不思議と会話も楽しめる
  • さりげなく腕を組んだり近づいたり。出会ってすぐの距離感が大事!

落ち込んだ時、すぐフォローしてくれるスタッフさんの優しさに感激。

――にこさんは現役大学生だそうですね。なぜ風俗の仕事をしてみようと思ったのですか?

一人暮らしで生活資金が足りなかったのと、奨学金を借りていることにストレスを感じていたのが風俗を始めた理由です。大学を卒業して奨学金の返済がスタートする前に、できるだけ貯金をしておきたかったんですよね。

――奨学金も高額ですからね。確かに普通のアルバイトではなかなか貯まらない。

そうなんです。稼げる額にも限界があるし、時間も制約があるし。お金の心配をせずに、心に余裕が持てる生活をするなら、風俗なのかな、と。

――それにしても、いきなり風俗というのも思い切りましたね。友達の中に、風俗で働いている女の子がいたのでしょうか?

パパ活をしている子ならいます。でも、相手に奥さんがいた場合に不貞行為で訴えられる可能性があったり、プライベートでも密に連絡を取り合わなきゃいけないとか、色々と話を聞いていて。そこまでしてリスクを背負いたくないと思ったんです。

パパ活って何か起きても誰も守ってはくれない。それなら、お店を通した関係の方が安心だと思いました。

――その通りだと思います。にこさんは『スピード京橋店』が初めてのお店なんですよね。どんな風にお店を探したのですか?

求人サイトで「ホテヘル 京橋 個室待機」で検索をかけてヒットしたのがここでした。まず、デリヘルはお客様の家に行くイメージがあって怖かったんですよ。衛生面も信用できませんし。ここは通いやすくて、駅から待機所が近いのもよかったですね。個室待機希望にしたのは、私が単に人見知りだからです(笑)

――働き始めてみて、お店にどういう印象を抱きましたか?

スタッフさんがめちゃくちゃ優しいんですよ。入店したばかりの頃、閑散期だったせいかぜんぜんお客様がつかない日があって。自分に価値がないように思えて、激しく落ち込んで泣いちゃったことがあるんです。その時に話を聞いてくれただけじゃなくて、肉まんやケーキを買ってくれたり、励ましながら駅まで送ってくれたり。

その時に、誰にでも分け隔てなくフォローをしてくれるお店なのだと感じましたね。

――シフトも融通が利くのですよね。

はい。私は次の出勤か、先々でも、2回先くらいまでしかシフトを伝えていないんですけど、希望したものは全部通ります。なんなら未定でも構わないって言われるくらい。ここまで融通がきくアルバイトって、他にはないですよね。

接客業で「無趣味」はつまらない。印象に残るためにも趣味は必要。

――今はどのくらいの頻度で出勤しているのでしょうか。

だいたい週に2~3回ですね。もともとは朝から夕方だったのですが、最近は昼12時~18時でシフトを出していることが多いです。稼げる金額は1日2~3万円くらいですかね。

――稼げそうな夜の時間帯ではなく、基本的に日中のシフトなのですね。

夜に出勤すると、自炊ができなくなっちゃうので(笑)。お金を手にすると、つい外に食べに行きたくなってしまいますが、毎日のように行くと楽しみが失われてしまうことを知ったんですよ。自炊をすれば節約にもなるし、たまに外食した時の喜びも復活しました。同時に私は稼ぎつつも質素に暮らすことが性に合っていることにも気が付きました(笑)

――かなりの堅実家なんですね。

自炊がきっかけで、料理が趣味になりました。最初は苦戦していたのですが、今ではレパートリーも増えてなんでも作れます。大根の皮を捨てずにきんぴらにしたり、鶏肉も2キロ1000円くらいで買って小分けで冷凍してます。常備菜も作り置きをしていますね。

――なるほど。実益も兼ねた趣味といった感じでしょうか。

あと、料理を始めるまでは全く興味がなかったのですが、お皿集めも趣味のひとつになりました。料理って無機質なだけのお皿より、自分好みのお皿に盛る方が俄然テンションが上がるんですよ。それが100円均一のものでも、ちょっとお高めな5000円のものでも、見つけた時に心ときめいたお皿なら買うようになりました。

――趣味が料理とお皿集めって、なんだかステキですね。

正直な話、私は今まで趣味を持ってなかったんですけど、この仕事をしているとビックリするくらい「趣味は?」って聞かれることが多いんです。そこで「趣味はないです」なんて答えはつまらないし、話も広がらなくなってしまうなと。だから敢えてこの機会に趣味をつくったんです。

――お客様との会話の糸口にもなりますもんね。特にお皿集めなんて印象に残りそう。

私を指名してくれるお客様は50~60代のおじさまが多いので、音楽鑑賞やゲームが趣味、と言っても会話が続かないんですよね。料理なら興味を持ってくれるし、話も広がるんです。

それに可愛いお皿を見た時に、私のことをチラっとでも思い出してくれたら嬉しいですしね。

褒め言葉を浴びることで、自己肯定感に繋がっていく。

――にこさんが、おじさま世代に受けがいいというのは、話をしているとすごく納得できます。

なぜか、おじさまからのリピート率は高いんですよ(笑)。私はもともと同世代の男性が苦手なんです。年が近い分だけ緊張してしまうし、自分から話やキャラを合わせにいこうとして疲れてしまう。その点おじさまは普段あまり関わることのない世代。現実感がない分だけ逆に自然体でいられるんです。

――他にも自分なりに愛されポイントを分析するとしたら?

物理的な距離感でしょうか。私は最初にさりげなく腕を組んだりして、いきなり距離をギュっと縮めちゃうんですよ。お客様の方から「近い、近い!」なんて言われたりするけど、若い女の子にそんなことをされて嫌な人なんていないじゃないですか(笑)

――かなりの高度なテクニックを駆使していますね。確かにおじさまは喜んじゃうだろうなぁ(笑)。強引なお客様はいないですか?

基本的にいい方ばかりです。ただ、プレイが強い人はたまにいますよね。そんな時の予防線として、私はアソコが人より弱くてすぐに痛くなっちゃうのですが、それを一番最初に伝えるようにしています。「弱いので、優しくして欲しい」と先にお願いしておけば、酷いことをしてくる人なんてほとんどいないんですよ。

――確かにそれはプレイの最中だとなかなか言えませんよね。

途中で「痛い」と言うと、お客様も「こっちが強くやりすぎたからだ、ごめん」となって、こちらも申し訳ない気持ちになっちゃうんですよね。最初から伝えておけば、強くしないように気をつけてくれるし、もしも痛くなった時でも「私が普通の女の子ほり弱いだけなの。ごめんね」といえば、相手に嫌な気持ちもさせずに済むんです。

――これら接客術は、にこさんのコミュニケーション能力の賜物なのでしょうか?

いえいえ。私はプライベートでは男女問わず人見知り。この仕事をしても、コミュニケーション力は変わらないです(笑)。でも、仕事という非日常の時間であると割り切っているからこそ、上手く話もできるんですよ。

それにホテヘルの仕事ってずっとお喋りが必要なわけではありませんから。ある程度は頭の中で話す内容を決めておけば、会話は成り立ちます。特に一番緊張するご新規様こそ、相手を知るためにする質問って同じようになりますよね。だから人見知りでもぜんぜんOKなんです。

――確かに、初回の会話を乗り越えれば人見知りでも問題なさそうですね。にこさんが考える、このお仕事のやりがいを教えてください。

たくさん褒めてもらえることですね。普通のバイトだと、1対1で向き合って褒められることってなかなかないじゃないですか。お客様から「可愛い」と言われたり、「一緒にいるだけで幸せ」なんて言葉を浴びまくっていると、仕事上の会話であっても、圧倒的な自己肯定感に繋がっていくんですよ。もっともっと可愛くなろうという向上心も湧きあがってきます。

――仕事はまだまだ続けていきたいですか?

大学卒業と同時にきっぱり辞めるかもしれないけど、就職しても自分の限界を感じるまでは続けるかもしれないなぁ。その時になってみないとわからないですね。何にせよ、自分に負担がかからないように働くことが私のモットー。がっつり稼ぐというよりも、日常生活に余裕ができるくらいを理想に、マイペースに続けていきたいです。

編集後記

もちづき千代子

もちづき千代子

@kyan__tama

『スピードグループ』といえば、関西で10を超える店舗数を展開しているエリア随一の超大手ホテヘル。今回は京橋駅ほど近くに位置する『スピード京橋店』の女の子にインタビューをしてきました。お会いしたのは愛嬌たっぷりのニコニコ笑顔が印象的な女の子、その名も「にこさん」。現役大学生で一人暮らしをしているという彼女は、風俗未経験で2024年1月に入店。落ち込んだ時にスタッフさんからの温かい励ましと美味しい肉まんやケーキで癒されたことなど、すごく嬉しそうに話してくれました。人懐っこそうに見えたにこさんでしたが、プライベートではすごく人見知りで、個室待機という条件からこのお店を選んだとのこと。「こんな私でも、楽しく働けてちゃんと稼げるお店です!」と太鼓判を押してくれました。自分にあまり自信がない、コミュニケーションが苦手という女の子も心配せずに飛び込んでみてはいかがでしょうか。

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