プロフィール
なぎさ
東京都出身。大学時代に留学経験あり。語学力を生かし、現在は外資系の会社勤めている。海外で働くことが夢で、将来に向けて貯金をするため、1年前に入店した。趣味は3歳の頃から始めたアイススケート。過去にはスクールで講師の経験もある実力者。また、語学勉強も好きで、映画や音楽を通して、元々話せる英語以外の言語(韓国語、中国語、フランス語)を楽しく学んでいるそう。
このインタビューのポイント!
- 老舗店で固定客もたくさん!六本木唯一の店舗型ヘルス。
- 一括で買った50万円のバッグは頑張った証!
- 本職は会社員。ストレスなく働ける理由は「抜群の安心感」
副業で働くには融通が利いて、一気に稼げる風俗が最適
――なぎささんは会社員とのこと。副業でこのお仕事を始めるきっかけを教えてください。
最初はやっぱりお金ですね。将来、海外で働きたいという目標があるんです。昼の仕事だけだと貯金も難しくて、風俗バイトを始めました。入店してからもう1年以上になりますね。
――海外で働くのは、何か理由があるのですか?
大学時代に留学をしていて、今も外資系の会社で英語を使った仕事をしているんです。せっかく習得した語学なので、現地で使えたらいいなと思って。
――語学をさらに活かせる環境に行きたいわけですね。風俗のお仕事はこちらが初めてですよね?
はい。風俗は初めてですが、大学時代にキャバクラでバイトをしたことがあります。キャバの仕事はプライベートもお客様への連絡をしたり、同伴とかアフターなど、オンとオフの切り替えができないので、3ヶ月くらいで辞めてしまいました。
――キャバ経験があるといっても、風俗とは全然違いますよね。ずいぶん思い切りましたね。
最初は普通のアルバイト情報サイトで求人を見ていたんですよ。でも、急な残業があるのでシフトも固定しにくいし、時給も安いし。条件を絞って探していたら、結局風俗しかなくて(笑)
実際に働いてみると、自分の予定に合わせて出勤できますし、シフトを入れていなくても、直前に空いている日があれば出勤させてもらえて。さらにお給料もいいなんて、これ以上の環境はないな、と思っています。
――たくさんある風俗店のなかで『プレイボーイ』は、どのようにして選んだのでしょうか。
最初は、業種で絞りました。デリヘルのような派遣型は、知らない人といきなりふたりになってしまうので、やっぱり怖いなと。あとは移動時間も面倒だし、外で知り合いに会うリスクも避けたかったんです。
店舗型で調べたら、基本はソープかヘルス。未経験だし、さすがにソープは無理そうだなと思って、ヘルスで調べていきました。その中での決め手は、六本木という立地と、長く続いている老舗だったことですね。六本木で39年も続いているのだから、固定のお客様も多そうだし、すぐには潰れないだろうと(笑)
――「六本木」という立地は何が魅力ですか?
夜の街のイメージはあっても、風俗のイメージはないですよね。風俗街を歩くのは、身バレ的にも不安ですし。特にここは、駅から徒歩1分くらいで、建物も普通の飲食店が入っているビルなので、堂々と出勤できるのがいいですね。あとは、富裕層が多い街なので、稼げそうだし、変なお客様が来ない気がしました。
給料は1日3~5万。本職よりたくさん稼げます!
――実際に働いてみて、客層はいかがでしたか?普通のサラリーマンはあまり多くなさそうな感じがしますが。
そうですね。まぁケチの人は見たことがないですね(笑)。全員の職業を聞いているわけではありませんが、自営の方が多そうです。若い方も結構いらっしゃって、皆さん実業家っぽい感じ。あとは長年通っているおじいちゃんも来ますよ。年齢層は本当に幅広いと思います。
――さすが40年近く続いている老舗ですね!本業の合間での出勤になりますが、お給料のほうは、いかがでしょうか。
収入はだいたい1日に3~5万円ですね。出勤時間は会社帰りの18時~23時。週2、3日出ているので、月にすると本職のお給料より多いですね。
――人数的には何名くらい接客するのでしょうか?お客様の単価も高額ですよね。
人数は多いと4、5名ですね。プレイ時間は40分が基本で、お客様単価は1万6000円。延長20分で8000円。女の子のバックは50%です。指名料は千円で、全額バック。なので、指名で入った場合、40分だと9000円、1時間で1万3000円。店舗型で移動がないため、効率よく稼げるんですよ。
――プレイ内容は特にオプションなどもなさそうですが、入店時の講習はありましたか?
いえ、説明を受けただけで、講習は一切ありませんでした。未経験だったので、一連の流れと、シャワーの手順などの説明を受けて、細かい部分やベッドでのプレイに関しては女の子に任せるというスタンスです。
――やはり、本番を迫るお客様もいますか?
たまにいますけど、お約束的な感じなんですかね(笑)。普通に断ればそれ以上のことは言ってきませんよ。受付で本番行為は禁止と伝えていますし、なんせ近くにスタッフさんがいるので、無理にしてくることは絶対ないですね。
――やはり、スタッフさんが近くにいるという安心感は、店舗型の特権ですよね。
特に、ここのスタッフさんは、女の子との距離の取り方が絶妙なんです。仕事に関しては、「あのお客様大丈夫だった?」など、気を使って声をかけてくれるのですが、指名数や売り上げでプレッシャーをかけるようなことは一切ないので、すごく居心地がいいんですよ。
逆に、他の女の子も部屋待機で、みんな近くにいるはずなのに、顔を合わせないようにうまく調整してくれているのも、ありがたいです。
無理しない。「楽しむ」「割り切る」ことで、前向きに。
――待機の話が出ましたが、皆さんお部屋での待機なのですか?
そうですね。6部屋あるのですが、基本は部屋待機になりますね。『プレイボーイ』は一応、出勤時間にシフトがあって、12時~18時と、18時~23時の2パターン。私はこの遅番になりますが、多少前後で調整してもらうこともあります。
他の女の子の出勤状況にもよると思いますが、時間に関しては融通が利くので、私のように他に仕事を持っている方も、ぜひお店に相談してみると良いです。
――なぎささんが、この店で一番好きなポイントはどこでしょうか?
何よりも「落ち着ける」こと。先ほど、スタッフさんの話をしましたが、お店自体が本当に落ち着ける空間で。なんならここは自分にとって、羽を伸ばしてくつろげるような場所なんですよ。仕事の疲れも、ここに来れば癒されてしまうくらい(笑)
――そこまで!?仕事帰りに出勤しているのに、その疲れを感じず癒されるなんて、驚いてしまいます。
仕事って、出勤するとき、気が乗らないとか、脚が重い…みたいなことって少なからずあるじゃないですか。特にアルバイトならなおさら。でも、ここに出勤するときは、そういう感覚が全くなくて。
仕事自体もストレスがないし、この狭いプレイルーム、レトロな雰囲気、部屋に流れる毎回変わらない音楽さえも、居心地がいいというか。懐かしい感じがまたいいんですよ。
――なるほど。そう言われると何となくわかりますね。
ギラギラしたり、綺麗すぎるお店って、逆に身構えてしまいそうです。普通の感じが、私にとって一番居心地がいいのだと思います。
――お仕事自体で、悩んだり、行き詰ったりしたことはないですか?
それはありますね。今は半分くらい指名のお客様がついてくださっていますが、なかなか思うように指名が返らず、悩んだことがありました。次は指名するね、って言ってフリーで来店されていると、やっぱり残念な気持ちになっちゃいますよね。
おそらく、顔にしても、プレイにしても、自分の個性が弱く、印象に残りにくいタイプなんだと思っています。お客様に合わせすぎてしまうのかと。よかれと思って合わせていたのですが、自分流のスタイルがないってことなんだろうな、と。
――ご自身でしっかり分析されていて、素晴らしいですね。改善に向け、何か取り組んでいることはあるのでしょうか。
自分のスタイル、と思っても、なかなか難しくて。なので、今は発想の転換で、プレイやキャラを変えるのではなく「くよくよ考えず、楽しもう」と思うことにしたんです。結局、自分が楽しくないと続かないし、お客様も楽しいわけがないので。
手応えがあった方が、指名で戻ってこなくても気にしない。きっと自分とは合わなかったのだと割り切ります。逆に、反応があまり良くなかったのに、指名してきてくださる方もいるので、そういう方を大切にしてこうと。
――いいですね~。無理に自分を変えるのではなく、ポジティブな考えを重視するのは、とても良いと思います。最後に、このお仕事の一番の醍醐味って何だと思いますか?
やっぱりお金。お金の余裕は心の余裕にもつながります。元々は海外で働くという夢のために働きましたが、貯金も順調ですし、ある程度のものであれば、我慢せずに買えるようになりました。
最近では、サンローランのバッグと、実家のIH(笑)。どちらも50万円くらいするのですが、一括でポンと買えたのは、気持ち良すぎましたね(笑)。
頑張った分がお金になって、それが欲しかったものとして手に入る。見るたびに、「これは頑張った証」と思えるので、モチベーションがさらに上がりますね。
編集後記
場所は六本木駅からわずか1分。こちら『プレイボーイ』は創業39年の老舗ファッションヘルス(箱ヘル)です。昭和レトロの雰囲気が漂うお店ですが、キャストのなぎささんは、その雰囲気や、スタッフさんの程よい距離感がたまらなく落ち着くと言います。本職は会社員で、お店への出勤は週2、3日。仕事で疲れている時でも「ここに来たほうが休めるくらい居心地がいい」のだそう。お店選びの基準は、デリヘルなどの派遣型は不安だったこと、そして、何よりも六本木の立地。夜の街ではありますが、風俗街はなく、実際にお店があるのも飲食店の入る雑居ビル。出勤もしやすく、客層も安定していると思い、入店を決めたとのこと。未経験でお仕事に不安があったり、ふたりきりで会うことが怖いと思う方は、スタッフさんが近くにいる店舗型のお店も選択肢に入れてみてくださいね!安心感が違うはずです♪
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)