プロフィール
バイオレンス/ハピネスグループ
ぷらむ
京都府出身。本業はアパレルメーカーの管理職。親の入院で急遽大金が必要になり、副業として風俗未経験でソープを掛け持ち。1ヶ月間で150万円を稼ぎ出し、すでにお金の工面は不要となったが、お店にいることが楽しくなってしまいそのまま勤務継続中。休日なく働いているが、夜は9時過ぎに寝て、朝は5時に起きて犬の散歩を欠かさない健康生活でストレスなし。時間があればもっぱらプレステのゲームに没頭している。
このインタビューのポイント!
- 1ヶ月に150万円を用意するために駆け込んだソープ
- 初日はみなさんお話だけで終わりました(笑)
- ソープのイメージを覆す、優しさに満ちた雰囲気が好き
ソープ大手「ハピネスグループ」が運営する、『バイオレンス』は在籍数100名以上を抱える池袋エリア屈指の人気店。
以前、みっけStoryでハピネスグループ「H1グランプリ2017」潜入レポートを掲載したが、キャストのモチベーションをあげ、キャストのことを第一に考える同グループの根幹を見ることができた。
今回お話をお聞きしたぷらむさんは、有名衣料品メーカーで役職に就いているバリバリのキャリアウーマン。一般的なOLさんよりも「給料は多い」そうだが、今は本業よりもむしろお店に来るほうが楽しくなってしまったという。
京都なまりの穏やかな口調で語るぷらむさん。さすが副業でも月150万円を稼ぐ人気嬢だけあって、男性が放っておけないであろう可愛らしさが全身からにじみ出ていた。
1ヶ月に150万円を用意するために駆け込んだソープ
――ぷらむさんは現在、昼間は会社員だそうですね。何をされているんですか?
アパレルメーカーの営業で管理職をやってます。
――役職に就いている方が副業されるなんて初めて聞きました。給料は低くないと思いますが、なぜまた風俗へ?
給料は、普通のOLさんよりはかなり多くもらっていると思います。きっかけは親が入院することになり、急に大金が必要になってしまって。
1ヶ月で150万円を工面しなければならず、風俗に行こうと。入店したのは今年の1月、お金は2月には必要だったんですよ。
――そうでしたか。でも1ヶ月で150万円ってかなりの額ですよね。ここにきて、なんとかなったんでしょうか?
それがなんとかなったんですよ(笑)。面接に来たとき、面接を担当してくれたのが女性スタッフで「絶対大丈夫。余裕だから」って言ってくれて。めちゃくちゃいい方で、この人がいるなら働きたい、って思うくらいでした。
私は風俗業界がどれだけ稼げるのかもわからないし、本当に大丈夫かどうかもわからなかったんですけど、その方を信じて入店。結果、本当に150万円稼げたんです。
――その額を稼げるのもすごいですが、本職をしながらどうやってお店に出勤していたんですか?
外出が多い仕事なので、うまくやってます(笑)。本職が休みの土日と、金曜の夜や平日の午前を少し出たり。週4日ほどの出勤で150万円にはなりましたよ。
――すごいですね! 相当稼げるお店ってことですよね。
本当に稼げるんです。たぶん、週3日くらい出れば100万円は誰でも稼げるんじゃないかなぁ。ハピネスグループは業界で有名みたいですし、会員の方が多くて信頼度が高いんだろうなって感じています。
――無事に必要だったお金も工面できたのに、お仕事は続けている理由はなんでしょう?
指名してくれる方が多いし、お客さんもスタッフさんもみんな優しいし、お店に来ることが楽しすぎて辞める理由がなくなってしまって(笑)
とくに物欲もないし、お金を使う予定もないので貯めまくりです。
――貯めまくりですか(笑)。それだけ稼げていたら、貯まるでしょうね。
昼職の給料もあるので、こっちのお給料をこまめに貯金していたら、半年で500万円も貯まってしまいました(笑)
――お休みもなく働いて、体調面やメンタル的な面は大丈夫でしょうか?
休みはありませんが、自分の時間は確保しているので大丈夫ですよ。平日は21時半には寝ちゃいますもん。で、朝の5時に起きて犬の散歩や部屋の掃除。むしろすごく健康的な生活ができている感じです。1日3時間の出勤でもいいので、本業がある人でも全然問題なく働けると思いますよ。
初日はみなさんお話だけで終わりました(笑)
――ぷらむさんは、めちゃくちゃかわいらしい雰囲気をお持ちですよね。どんなお客様が多いですか?
みなさん、本当に本当に優しい方ばかりなんです。年齢的には20代の方も多いんですよ。一番初めて接客した方は20代の大学生でした。
――びっくり!初めてのお客様って、慣れているおじさま、っていうイメージでしたが大学生とは。
しかも、その方はソープに来たのにただハグをするだけだったんです。愛情が欲しくて来ただけだそうで。さらに次についたお客様も、ただおしゃべりをしたかっただけみたいで。初日が連続してそんな感じだったので、これがソープなの?! とわけがわからないままでした(笑)
――すごい貴重な経験から始まったんですね。その後はもちろん普通のプレイも経験されたんですよね?
はい。でも、今もおしゃべりだけする方が多いんですよ。1/3くらいはそんな方ばかりです。
――えーっ!?ぷらむさんにつくお客さんがたまたまそんな方ばかりなんでしょうか?
どうなんでしょう?(笑)でも、指名の方も「癒されに来た」とおっしゃっている方が多いので、お話して満足して帰っちゃうんですかね。
――確かにぷらむさんは癒しのオーラが出まくっているので、お話したり、抱きしめたりするだけで満足して帰る気持ちもわかります。
でも、心苦しいなと思うことも多いです。20代前半の方で明らかに金銭的に無理して通ってくれている方もいらっしゃるし、本気になられてしまってもその気持ちに応えられないというのがツラくて……。みなさん本当に優しいだけに、申し訳なくて。切ないです。
――身近にいそうな女の子だから余計本気になられてしまうのかもしれませんね。
お店的には、もちろんたくさん通ってくれるほうがいいんでしょうが、私はもっとゆったりペースで通ってほしいな、って思ってしまいます。
ソープのイメージを覆す、優しさに満ちた雰囲気が好き
――『バイオレンス』さんで、ぷらむさんは人気嬢のおひとりだそうですが、接客時、ご自身で心がけていることはありますか?
私はたぶん、何でも普通なんですよ。うちのお店はいろんなタイプの女の子が在籍しているので、お客さんは日替わりで女の子を選んだりすることもあるんです。セクシー系もロリ系も、私のような普通の子も。なので、気負わず、自分らしく接しています。
私を選んでくれた本指名の方が今日も満足してくれるといいな、って思いが一番強いですね。はっきりいって給料はどうでもよくて(笑)、自分のために会いに来てくれる方を大切にしたいって思います。
――お店の雰囲気はどうですか?
本当にいいですよ。スタッフさんはたぶん20人以上いますが、みなさんすれ違うだけで声をかけてくれたり、気遣ってくれたりします。お客さんも含め、このお店でイヤな人に会ったことがないです。
――よほどこのお店が合ったんでしょうね。
でも、他の女の子たちも、きっと居心地はいいと思ってるはずです。絶対稼げるし、お客さんは穏やかだし、スタッフさんも優しいので、私のように、目標額が貯まったあとも長く居てしまうんじゃないかなぁ(笑)
――ソープというと、結構風俗初心者には敷居が高い気もしますが、そこは心配なかったですか?
実はお店を選んだのは、私のゲイの友達だったんです。お金が必要といったらその友達が風俗しかない、って。で、その子も風俗のことなんて何も知らないのに私のかわりにたくさんのサイトを調べまくってくれて「絶対バイオレンスがいいと思う」って(笑)。入店の際、基本の講習を女性講習員さんがしてくれたのでそのへんは安心でした。実は今日も講習を受けて来たんですよ。エロい動きを教えてもらってきました!
――マットですか?
いえ、マットは覚えた人だけでいいので私はやっていません。やらなくても問題ありません。今日教えてもらったのは普段行うプレイ中の動きです。
1回教えてもらっても、時間が経つと忘れるというか、理解が浅かったりするじゃないですか。少し経験したあとに復習で講習を受けると、新たな視点で見れたり、技の理解度も深まるんですよ。あとは、最初は基礎だけですけど、その女の子の体型に合う合わないもあったりするので、応用的な感じで教えてもらえるんです。
本当に今日はエロかった~!
――定期的に講習ができるといいですよね。レベルや習得度なんかも日々変わりますから。ぷらむさんは、このお仕事はいつまで続ける予定ですか?
本指名さんがいる限りは辞めないです。
今は本当にこのお仕事が楽しいですし。お金が貯まったら、親も年をとってきているので、地元の京都か埼玉あたりにマンションでも買おうかなと思っています。
――本当に自分に会いにきてくれるお客様を一番に考えているんですね。
「今日も忙しかったよ~」とか「ここに来ないと生きていけない」とか、こんな私でも頼ってきてくれると思うと嬉しくて。最近、ファミリーマートのグレープフルーツジュースが美味しいっていったら、みんな買ってきてくれて、冷蔵庫に入りきらなくなっちゃいました。そういうところも、嬉しいなって思います。
――最後に『バイオレンス』の魅力をひとことでお願いします。
新人でも週3日、例えば7時~17時で働いたら100万は稼げます。それが全部フリーでも稼げると思います。それだけ客入りはすごいし、客層もとてもいいです。
私はお金以上のやりがいで働いていますけど、まずお金に困っている人なら一度働いてみるといいと思います。こんなにソープって働きやすいんだ、って驚くかもしれません♪
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)
- 撮影=Yuki Sakaniwa