障害を持つ妹との将来のために！高単価＆高バック率のお店で稼いで、しっかり貯金

障害を持つ妹と、ずっと一緒に暮らしたい！

――エマさんは、いつ頃から風俗のお仕事をしているのですか？

風俗デビューしたのは、18歳のとき。昼職と水商売の掛け持ちで体調を崩してしまい、もっとラクに、効率的に稼ぎたいという気持ちで風俗入りしました。

――体調を崩すなんて、どんな働き方をしていたのでしょう？

今振り返ると、当時はかなり過酷なスケジュールだったと思います。昼間はガソリンスタンドの仕事、夜はガールズバー、その後は朝キャバで。そのまま自宅に戻らず満喫でシャワーを浴びて、またガソリンスタンドへ……。そんな生活を送っていたら、身体を壊すのは当たり前ですよね（苦笑）。

――寝る時間が全然ないじゃないですか！それは働きすぎかも……。

「あぁ、このままじゃダメだ！」って思っているとき、風俗経験のある友達から「稼ぎたいなら、風俗もあるよ」って言われたんです。水商売より短時間で稼げる仕事だと聞いて、「やってみようかな」と。

――風俗で働くことに抵抗はなかったのでしょうか？

正直、それまで風俗で働くなんて考えもしませんでした。だって私、20歳手前まで処女だったんですから！（笑）

――えっ！男性経験が無い状態で風俗デビューするなんて、かなり思い切りましたね。

最初は何をすればいいか分からなくて、困りましたよ～。ドキドキするし、恥ずかしいし、とにかく怖かったです。もともと人が好きだから、割とすぐに慣れましたけど。

――そもそも、どうしてそんなに「稼ぎたい」と思ったのでしょう？寝る間を惜しんで働くほどお金が必要だったのには、何か理由があったのですか？

障害を持つ妹との将来のために、できるだけお金を貯めておきたいんです。実は、ちょっと家庭が複雑で……。幼い頃に両親が離婚、8歳で母を亡くし、私たち姉妹は母方の祖父母のもとへ。今も妹は祖母に助けてもらって幸せに暮らしています。だけど、いずれ妹を引き取るのは私。将来、妹とずっと一緒に暮らしていくのにお金がいくらかかるか分からないし、私がもし働けなくなったら妹と共倒れになってしまうので、とにかく貯められるだけ貯めておきたいんですよ。

――そんな事情があったのですか。妹思いの素敵なお姉さんですね、エマさん。

大切な妹のためですから、「大変だ」「辛い」だなんて言ってられません。でも、自分では気づかないうちに、心が擦り減っているのかな……。たまに「なんでこの仕事やってるんだろう」「もう駄目だ～」って、心が折れてしまうこともあるんです（泣）。それでお店を辞めるんですけど、しばらくすると「稼がなきゃ」って不安に駆られて、また別の風俗店に。その繰り返しで、ここ『素人専科』は4店舗目。3週間前に入店して、今日が4回目の出勤です。

富裕層のお客様がメイン！店長の人柄に惹かれて、入店を即決

――こちらのお店はどのようにして探したのでしょうか？

求人サイトで、通いやすい鶯谷・上野エリアの高級店を検索。ランキングが上位で良さそうだな～と思ったので、このお店に決めました。

――高級店で働こうと思った理由は？

前のお店も高級店だったので、やっぱり稼ぐには客単価が高いお店かなと。高額バックと客層の良さが、高級店の魅力ですよね。

――面接の印象はいかがでしたか？

店長の人柄に惹かれて、入店を即決。その日のうちにお客様をつけていただきました。実際に接客したら、ものすごく客層が良くて。2回目の接客を終えた頃には、「風俗はここで最後にしよう！」と思えたんですよ。こんな気持ちになったのは、この店が初めて。お客様も店長も、ドライバーさんも、みんな大好きです♡

――エマさんから見た「店長の泉さん」はどんな人なのでしょう？

いい意味で、風俗っぽくない（笑）。風俗以外の普通のお店の店長みたいな感じですね。私の話を親身になって聞いてくれるし、絶対に無理強いしないし。いつも気遣ってくれる、とっても優しい人ですよ。

――見た目も優しそう（笑）。女性に無理強いしないって、すごく大事なことですよね。客層についても教えてください。

まだ数回しか接客していないですけど、どのお客様もリッチな印象でした。会社経営者や資産家など、いわゆる富裕層って呼ばれる方々ですね。50分や70分のショートコースを利用する方は、ほとんどいないみたいです。実際、私が接客した方も皆さん120分以上のコースでしたし。しかも、プレイの時間はたったの20～30分ということも。残りの時間は一緒にお酒を飲んだり、会話を楽しんだりして過ごしましたね。服を脱がずにお話だけして終わったこともあって、私のほうがビックリしてしまいましたよ。

――ロングコースを利用してくださるなんて、稼ぐには最高の環境ですね。

ご自宅に派遣されたこともあるんですけど、高級マンションでめちゃくちゃ素敵なお部屋でしたよ。でも私、高所恐怖症だから高層マンションが苦手で。「夜景が綺麗だから見てごらん」って言われたけど、無理でした（笑）。

――高所恐怖症なら、仕方ないですね（笑）。それにしても、良いお客様ばかりでうらやましいです！

お金をたくさん出せる方って、心に余裕があるんですよね。ガツガツしていないので、本当に接客しやすいです。それに、この店はお客様の戻りも早い。体験入店で接客したお客様がもう、本指名で返ってきていますから！

1本あたりの平均バック金額は2～3万円！

――指名を返すために意識していることや、心掛けていることはありますか？

心掛けているのは、“丁寧な接客”。私と過ごす時間が無駄だったと思って欲しくないので、いつも超一生懸命です。それと、テクニックに自信ありかも（笑）。私、処女の期間が長かったけど、ずーっとエッチには興味津々だったので。小学5年生からAVやエロ動画を観て、勉強してきましたから（笑）。

――小5でエロ動画って、おませな女の子ですね。

中学ぐらいで友達がどんどん処女を卒業して行ったので、「私も早くしたい！」って焦りもあったのかな。いろいろ研究しなきゃと思い、当時は「どの筋肉を使っているんだろう？」って感じで真剣にフ〇ラ動画を観ていましたね。それで得たテクニックが、この仕事に活かされています（笑）。

――中学生が筋肉レベルでエッチの研究とは、本格的で驚きました（笑）。今日で出勤4日目のエマさん。今後は、どれくらいのペースで出勤するご予定なのでしょう？

週に3～4日、1日6～7時間は働きたいですね。昼間は老人ホームで介護の仕事をしているので、仕事が終わってからの時間や休日を利用して、しっかり稼ぎたいと思っています。

――実際に働いてみて、いくらぐらい稼げそうですか？

この店は客単価もバック金額も高いのが特徴で、1本あたりの平均バック金額は2～3万円。3本で10万円を持って帰ることも可能なんです。3回出勤して、実際にお給料をいただいた率直な感想は、それが本当だってこと。お給料アップの交渉も月2回あるそうなので、自分がどれぐらい稼げるようになるのか、今から楽しみです。

――稼いだお金は、妹さんとの将来のためにしっかり貯金。こちらのお店で働けば、どんどん貯まっていきそうですね。

私もそう思います。お金を貯めて、いつか妹と一緒に働ける場所を作りたい。人が好きだし、料理も得意だから、小料理屋を開業しようと考えているんです。割りばしを袋に入れたり、おしぼりを巻いたりする作業なら、妹にもできますから。高校生の頃から飲食店でバイトして、すでに調理師免許は取得済み。小料理屋の女将になるには人生経験も必要だと思うので、開業するのは30代後半ぐらいかな。

――とっても素敵な目標ですね。

子どもが好きなので、青空教室を開きたいという夢もあるんです。妹のような障害を持った子ども達だけじゃなくて、不登校やひきこもりの子ども達に居場所を作ってあげたくて。心理カウンセラーの友達と「一緒にやろうね」って話をしているんですよ。小料理屋も青空教室も「やりたい」じゃなくて「やる」。絶対に実現させますので、期待していてください！