風俗嬢10年以上。たどり着いたのは自由な雰囲気が心地よい人妻店

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~あげは~/新木

プロフィール

新木

新木(36歳)

神奈川県出身。家族の借金を背負い、ハタチで風俗業界へ。ヘルス系で数店舗を経験した後、以前いたデリヘル店で身バレしかけ、同店へ移籍する。特技は家庭料理で、煮物の味付けが好評とのこと。苦労人だが、微塵も見せない人当たりの良い性格。

このインタビューのポイント!

  • 大塚・巣鴨エリアで10年以上の営業実績を持つ人妻系デリヘル店
  • 自社スタジオ完備!面接から写真撮影、体験入店までの流れがスムーズ
  • 客層、スタッフの対応、穏やかな雰囲気が年齢を重ねた女性に居心地抜群

両親の借金返済のため、ハタチで風俗業界へ

――新木さんが風俗を始めたきっかけを教えてください。

私がハタチの時に、父が経営していた事業が失敗してしまったんですね。それで、3000万円ほどの借金を背負ってしまって……。私もすぐにでも働いて一緒に借金を返さなくてはいけなくなり、少しでも家族のためにと思って風俗で働き始めました。

――大変な苦労をされていたんですね。今も借金を返済されているのですか?

家族全員でがむしゃらに働いたこともあり、すべて完済できました。今は一人暮らしをしているので、将来への貯金と両親への仕送りのために風俗を続けています。

――ちなみに月どれくらい仕送りを?

月10万円くらいです。プログラマーとして働いていた経験があり、両親からはそれなりに給与を貰っていると思われていて、風俗で働いていることは誰にも怪しまれていないです(笑)

――こちらのお店は入店されてまだ5日目とのことですが、以前はどのような店舗で働かれていたのですか?

都内のデリヘル店を数店舗まわりましたね。自分の年齢や時代に合わせて、移籍を続けている感じです。

――直近ではどのようなお店で働かれていましたか?

最近まで鶯谷のデリヘル店で働いていました。実はそこで知人が遊びに来てバレかけまして……。それでお店を変えたんです。デリヘルにこだわるのは、そういうときにシフトの融通がすぐに利かなそうだから。「知人にバレそうだから今から出勤できないです」と言っても、直前じゃお店側が困っちゃうじゃないですか。その点、デリヘルは色々なケースに割とフレキシブルに対応をしてくださる印象があって、私に合っているかなと思っています。

――数あるデリヘル店の中でも、こちらに入店を決めた理由は?

面接に来た時、スタッフの皆さんが穏やかで、とても居心地が良さそうな雰囲気だったのが決め手ですね。しかも自社スタジオがあるから、30分ほどの面接後に、すぐにプロフィール写真を撮影して翌日から勤務できたのは助かりました。

10年以上の営業実績で、信頼の厚い常連様が多数来店

――お客様はどのような方が多いですか?

昔から大塚・巣鴨エリアで営業しているお店なので、常連のお客様が非常に多いですね。年齢は50代前半くらいかな?さまざまな方が遊びに来ますが、人妻店の中でも単価がある程度高いお店なので、皆さん紳士的で良識のある方ばかりです。

――以前いたお店と比べても、客層は違います?

いや~、全然違いますよ!私が鶯谷にいたときは、特に新人時代に横暴な人が多くて。「俺は客なんだから何してもいいだろう」っていう態度だったり……。ここは常連さんが多いから、お客様もお店やスタッフさんのことをよくご存じなんですよね。そうすると、お店に慣れていて「そんな細かいことは気にしなくていいよ」と、キャストに対して心が広い豪快な方が多くて。接客で気疲れしないところが好きです。

――エリアによって、客層に特色があるんですね。

職業も色々な方が来ますよ。プレイとは全く関係ありませんが、医師の方も遊びに来られたりして、「献血カードは必ず持ち歩いた方が良いよ」と教えられて。「なんでだろう?」と思ったら、例えば自分が震災などで怪我を負った時に、救急隊や警察が身元確認でお財布を見るじゃないですか。その時に献血カードを持っていると、「この人は献血に協力的」と判断されて、多少優先的に病院へ運んでくれるらしいです。真偽はわかりませんが、これからは積極的に献血しに行こうと思いました(笑)。

――へぇー!色々な人に会う楽しみがありますよね。まだ入店5日目とのことでしたが、現在は1日平均どれくらい稼げていますか?

1日7時間出勤で2名ほどの接客で、3万円くらいですね。

――その接客人数でそのお給料とは、かなりバック率が高いんじゃないですか?

人妻店の中でも待遇はとてもいいと思います。接客に関しても、特に制限はなくて、最低限のルールさえ守れば自由に接客をして良いと言われています。風俗経験の長い私からすると、とても働きやすいですよね。

――とはいえ、自由度が高すぎると大変なことは?

うーん、迷いそうと思われるかもしれませんけど、意外とそんなこともないんですよ。いくつか他店へ面接に行ったことがありますが、その時は「三つ指をついてお客様をお出迎えしないといけない」とか「こういうセリフを話してください」とか、マニュアルでガチガチの店舗も結構あって。性格的にそれだと続けられなそうだなと思っていたので、今のお店は楽しく接客できていますね。

自由度が高いからこそ、お客様のプライベートには踏み込みすぎない

――接客の自由度が高いというお話しでしたが、特に意識していることはありますか?

いかに“非日常空間を作るか”を一番意識しています。高いお金を払い、時間を買ってくださっているので、楽しく遊んで満足してほしいですよね。なので、私は自分からお客様のプライベートな話をまったく聞かないんですよ。仕事やパートナーの有無など、人によって聞かれたくないことって違うじゃないですか。そこで下手な会話をすると、現実世界に戻ってしまうので……。

――確かに会話は重要ですよね。

だったら人を見て、どんなプレイが好きかなど、見極められるように意識しています。といっても、お店によって全くカラーが違うので、接客も正解が無いんですよね。そのお店に来ているお客様に合わせた接客をして、そこからどう本指名に繋げていくのか。永遠の課題ですよね。

――お店のどんなところが気に入っていますか?

やはりスタッフさんたちの人の良さですね。チャラチャラしている人は一人もいませんし、お気に入りの女性だけ贔屓するなども全くありません。距離感も程いい方ばかりで、落ち着いた人妻店として私の年齢としても、居心地がいいです。

――新木さんのようにお店選びを成功させるには、何に注目したらいいのでしょうか?

私の場合、求人広告に大きなことを書き過ぎているところは、信用出来なかったので避けました。例えば体験入店金の額が多ければ多いほど怪しいなと(笑)。実際そういうところに昔面接に行ったこともありますが、求人内容と違うことを話されることも多々あって。それより、些細なことでも事実がしっかり書いてあったりするほうが信頼出来ますよね。

――こちらのお店の求人では、どのように書かれていたのでしょうか?

講習と称してセクハラまがいの行為をする「趣味講習がない」と書かれていたところは大きいですね。実際、他店から移籍してきた女性から聞くと、そういう目に遭った話もチラホラ聞くんですよ。ここのお店は講習がないし、接客も自由。身バレの危機がない限り、スタッフさんたちも信頼できる方ばかりなので、これからもずっと続けて行きたいです。年齢があがっても活躍できるお店なので、人妻店でも効率よく稼ぎたいと思う方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

編集後記

藤原リョウコ

藤原リョウコ

大塚・巣鴨エリアで10年以上の営業実績がある、人妻系デリヘル店『あげは』。人妻店の中でも価格帯は少し高級とのことですが、昔からの常連客が訪れる老舗人気店です。今回お話を伺った新木さんは風俗歴10年以上。自身の年齢や時代に合わせてお店を渡り歩いた結果、客層の良さや落ち着いたスタッフさんの雰囲気に惹かれて、今のお店を選ばれたそうです。取材に訪れた事務所は巣鴨にあり、街の雰囲気が客層に反映されているのかもしれないなと感じました。自由度が高く、大人の年齢層にぴったりな雰囲気で働きたい女性にはぴったりな環境と言えそうです。

  • 取材=藤原リョウコ

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