｢自分に合った働き方｣が大事！キャストの定着率が高い、人妻系ホテヘル

離婚を機に風俗の世界へ。再婚後、復帰してお小遣い稼ぎ！

――20代の頃、風俗で働いていた時期があるそうですね。風俗入りの経緯を教えていただけますか？

25歳で結婚して専業主婦になったものの、約2年で離婚。生活のために「何か仕事をしなきゃ！」と思い、水商売の世界へ。ただ、水商売って基本的に夜の時間帯だけなので、昼間は時間に余裕があるんですよね。それで、空いた時間を有効活用しようかなと。独り身になって、時間はたっぷりあったので（笑）。夜はクラブのホステスとして働きつつ、副業として風俗の仕事を始めました。

――昼間の時間帯は、他にもたくさんのお仕事があると思います。その中で、風俗のお仕事を選んだ理由は何だったのでしょう？

普通のパートも考えたんですけど、夜遅くまでお酒を飲む仕事をしていたから、毎日朝早くから働くのは体力的に厳しいかなと。風俗なら、週に数回、1日数時間だけって感じで都合よく働くことができるので。無理せず、効率的に稼ぐことができると思ったんです。

――風俗で働くことに抵抗はなかったのでしょうか？

抵抗感はものすごくありました。私、ホステスの仕事は10代からしていたんですけど、正直、風俗がイヤで水商売をやっていたところがありましたから。

――それなのに、どうして？

離婚とか、人生経験を積んだから……ですかね。「もう、何でもいい！」「独りで生きていく！」って感じで怖いものなしというか、吹っ切れたのかも（笑）。当時は離婚したばかりで将来に不安があり、「とにかく稼いでおかなきゃ！」という気持ちも強かったのかもしれませんね。その後、今の主人と出会ってこの業界からフェードアウトするまで約3年間、デリヘル、ホテヘル、ソープなど、何店舗か経験しました。

――“今の旦那様”ということは、再婚されたんですね！

はい。31歳のときに再婚して、子宝にも恵まれて。今は男の子と女の子、2児の母です。

――再婚して幸せいっぱいのほのかさんが、また風俗で働こうと思った理由を教えてください。

主人の収入だけで生活できるので、私が働く必要はないんです。でも家計の中からバンバン使ったら、主人からチクりと言われるかもしれないので。気兼ねなく、自由に使えるお金があったらいいな～って。自分の洋服や化粧品を買ったり、子どもたちやママ友とお出掛けしたり……。完全にお小遣い稼ぎですね。ただ、働くにしても、急な休みを取りづらい職場では無理だろうな、と。まだ子どもが小さいので、急に熱を出したり、具合が悪くなることも多いですから。

――なるほど。自由出勤のお店が多い風俗なら、急なお休みにも対応してもらえるというわけですね。

そうなんですよ。仕事を探しているとき、以前働いていたこの業界の自由な感じがよみがえってきました（笑）

子連れ面接OK！身バレの危険性が低いエリアで働く

――数年のブランクを経て風俗復帰。どのようにしてお店を探したのでしょうか？

ブランクがあるし、歳も取ったし。子どもを産んでから自分の身体の変化も感じていたし。20代のあの頃とは違うので、年齢的な不安はありました。でもインターネットで調べてみたら、30～40代の求人ってたくさんあるんですね。人妻・熟女の人気がすごくて驚きました（笑）

――人妻・熟女ブームが訪れているみたいです（笑）

いろいろと求人をチェックして、何軒か気になったお店にメールで問合せ。その中の1軒が、ここ『池袋人妻アデージョ』だったんですよ。メール対応が業務的ではなくて、好印象でした。

――メール対応以外に、こちらのお店を選んだ“決め手”はありますか？

子連れの面接を歓迎してくれたこと、ですね。面接の時間も快く私の都合に合わせてくれましたし、子どものことを気にかけて、事務所ではなく近くの喫茶店で面接してくれたことも嬉しかったです。他のお店は、子連れの面接を歓迎していないニュアンスが伝わってきたり、「いつでもいいですよ」って言いながら、私が行けない夕方や夜の時間帯に面接を設定されたり……。他店と比べるまでもなく、「働くなら絶対にココ！」って思いましたね。

――では、面接後すぐに入店されたのでしょうか？

いえ、すぐにでも入店したい気持ちはあったんですけど、やっぱり不安が大きくて。主人と子どものことを考えると、どうしても決断できなかったんですよね。1ヶ月以上悩みに悩んで、入店を決意。この店で働き始めてから、1年ちょっと経ちます。

――こちらのお店は池袋で20年以上の営業実績を誇る、完全会員制ホテヘル。池袋というエリアを選んだ理由は？

池袋は自宅から通いやすくて、普段買い物に来るエリア。万が一、知人に会っても怪しまれない場所なんです。池袋東口にお店の受付や待機所があるのも、私的にはポイントが高かったですね。西口や北口のラブホ街・風俗街からは少し離れているし、この辺りはそういう雰囲気もあまり感じないので。

――受付型のお店の“働きやすさ”は、いかがでしょう？

基本的にお客様とは別々にホテルに入るので、身バレの心配もなくて、すごく働きやすいですよ。接客場所は近場のホテルのみ。移動時間のロスがなくて、効率的に働くことができます。何より、受付でスタッフさんがお客様をチェックしてくれるから安心ですし。お客様と直接お金のやり取りをしなくていいってことも、私としては嬉しいポイントですね。

――たしかに、お客様は先に受付で会計をしてからホテルに行きますね。

デリヘルと違ってホテヘルなら、キャストがおつりを用意したり、プライベートと別の財布を用意したりする必要はありません。自分の財布は、退勤するまでスタッフさんに預けたまま。自宅に持って帰れないので、荷物（仕事道具）も全部、お店に置きっぱなしです。

客層バツグン！お客様を味方につけて、リピート率アップ

――客層はいかがでしょう？

40代以上の男性がメインで、年齢層は結構高めのイメージですね。お店自体のファンやリピーターさんが多いので、安心して接客できます。しっかりとマナーを守って利用してくださる方ばかり。お客様によっては「この店しか利用しない！」と言っている方もいらっしゃるんですよ。

――さすが、激戦区・池袋で20年以上営業している人気店ですね。

お客様から「スタッフの人柄が良い」と聞いたことがあります。それと「ここの女の子は安心できる」と。みなさん、ここなら間違いないと思って来店してくださるみたいですね。客層が良いので、キャストの定着率も高いんですよ。

――来店する男性は、どんなタイプの方が多いですか？

変にガツガツしていないというか、紳士的で遊び慣れている感じですね。30～40代の女性を目当てに来店するわけですから、若い子にはない落ち着きを求めているんだと思います。中には、リアルな不倫を体験したいという方も。内緒で女性と会ってエッチなことをするドキドキ感や背徳感を楽しんでいるのかもしれません（笑）。どちらかというと既婚者のお客様が多いですし、私も結婚指輪をしたまま接客していますから。

――えっ！？指輪をしたまま接客しているんですか？

私、年齢も結婚していることも子どもがいることも、全然隠していません。お互いに既婚者の場合、「不倫みたい～」って、あえて言って盛り上げることもありますよ。「ドキドキしますね～♡」って言って甘えてみたり、手をつないだりでみたり（笑）。不倫シチュエーションは、私自身も接客しやすいんです。

――男心をガッチリ掴んでいますね（笑）

私はいつも、お客様を味方につけることを意識して接客しています。子どもの年齢が近いお客様もいるので、保育園や子ども関係の行事なんかで会ってしまう可能性も無いとは言い切れないじゃないですか。実際に、お互いの子どもの話をしていると「じゃあ、この辺で会っちゃうかもね」って言われることもあるので。だからそんなときは、「会ったら無視してくださいね」って。

――他にも、何か意識して行っていることはありますか？

大人の女性ならではの立ち居振る舞いは大切ですね。丁寧なあいさつ、靴を揃える、タオルをたたむ、など。あたり前のことですけど、ちょっとした気遣いは大事。ホステス歴が長いので、そういう“キチンと感”は沁みついていると思います。それと、“恥じらい”や“素人感”を出すと喜ぶお客様は多いですね。

――そうした気遣いや演出ができるのも、大人の女性の魅力ですね。現在は、どれぐらいのペースで出勤して、いくらぐらいの収入があるのでしょうか？

基本は週に2日。10時半に出勤して、16時には絶対にあがります。子どものお迎えがありますから。それでも1日平均2人を接客して、2万円ぐらいは持って帰っていますね。忙しい日は3～4人を接客することもありますけど、私は2人が理想的。家事も育児もありますから、体力的に接客人数は2人がちょうどいいんです。3人を接客すると、ぐったりしちゃう（笑）

――今の働き方・ペースがほのかさんに合っているってことですね。最後に、今後の予定をお聞かせください！

当面のところ、自分のペースで続けていくつもりです。子ども優先の生活なので、短時間で効率よく稼げるこの仕事は私にぴったり。余った時間は全部子供たちのために使いたいですね。