プロフィール
めい
関西出身。大学卒業後、夢だった空港職員として就職が決まり、上京。しかし勤務環境がとてもブラックで、退職を決意する。その後、今の店へ。空港職員をしていただけあって、趣味は旅行だという。特に温泉旅行が好きで、最近行ってよかった場所は有馬温泉。以前から憧れていた場所だそうで、念願が叶ってかなり嬉しかったのだとか。
このインタビューのポイント！
- ボディコン衣装で、服を脱がずに接客できるソフトヘルス店
- 風俗で遊び慣れたフェチのお客様が多いので、客層は紳士的
- やせ型、ぽっちゃり、どんな体型でも需要がある！
脱がなくてもいい風俗があるなんて知らなかった
――めいさんは、旅行好きが高じて空港職員をされていたのですね。
はい、チェックインされるお客様の手荷物検査などをしていました。でも丸一日以上の長時間勤務だったり、休みが全然なかったりと、とてもブラックな環境でしたね。憧れていた仕事でしたが、結局1年ちょっとで辞めてしまったんです。
――退職された後で、この業界に入られたということですか？
いえ、もともと大学生のときに関西のほうでソープに勤めていました。当時は周りから「初めからソープなんて、普通はあんまりやらないよ」と言わましたけど。
――初風俗がソープとは、度胸がいい！
あまり風俗のことが分かってなかったので（笑）。ソープ時代は体力的にもしんどかったので、今回はソフトサービスでできるお店がないかと探しました。入店してからは、2カ月くらいです。
――こちらのお店は「着エロ」がコンセプトなのですね。
はい、基本的には衣装を着たままヘルスサービスをします。サービス内容は通常のヘルスと同じ。でも、裸にならなくてもいいというのは私にとって、とても大きかったです。
――どんな衣装を着るのですか？
体にフィットしたボディコン衣装が特徴ですね。背中が大きく開いたドレスや、網タイツの水着みたいなもの、レザー素材等、セクシーランジェリーみたいな衣装とさまざまです。たくさんの種類から、自分の好きなものを選んで着ることができるんです。
――体にフィットする衣装だと、自分のスタイルは気になりませんか？
私も体型には自信がないですが、お客様の好みはさまざまなんですよ。ガリガリからムチムチまで全員に需要があります。着る衣装が一緒でも、体型によって印象が全然違うじゃないですか。それが逆にお客様にウケると、スタッフさんから聞いています。
コスチュームフェチのお客様は、プレイがとても紳士的
――お客様は、やっぱりフェチの人が多いのでしょうか？
すごくマニアックなお客様やフェチっぽい人というよりも、いろいろな風俗で遊んできたような落ち着いた男性がほとんどです。年齢層も幅広く、若いと20代～上は70代くらいの方までいらっしゃるんですよ。
――風俗遊び慣れしているお客様が多いと、客層もよさそうですね。
はい、皆さん紳士的な男性ばかりで驚きました。遊び方はちょっと変わっていたりもするんですけど。例えば、衣装の生地の質感を触って楽しんだりだとか……（笑）。でも、本当にお客様は優しい人ばかりです。
――プレイ内容も教えていただいて良いでしょうか。
内容的には、普通のヘルスと一緒です。ただ、衣装は自分からは脱いではいけないので、シャワー中も着たままなのが最初は驚きました。自宅などへの出張の場合は、洋服の下に衣装を着て行くんですよ。
――なるほど。衣装は絶対に脱がないのですか？
お客様からの要望で、脱ぐこともあります。でも基本的にはほぼ衣装を着ていますね。直に触られるようなことも少ないし、身体への負担もあまりなくて済むんです。
――ほかに、衣装を着ているメリットのようなものはありますか。
そうですね、普段は絶対に着られないような衣装を選んで着られるので、そこは新鮮で楽しいです。プライベートではそんなコスプレのようなこと、私はもちろんお客様もやらないと思うんです。非日常の世界が垣間見えるのも、面白い部分じゃないでしょうか。
――ぴったりした衣装を着ることが、恥ずかしかったりはしないのですね。
いえいえ、そりゃあ恥ずかしいですよ～！でもこっちが恥じらったり照れていたりする姿を見てお客様は喜ぶので、大丈夫なんです。だんだん衣装を着ていることにも慣れてくるのですが、そこは初心を忘れず（笑）。恥じらいがなくなったらいけないですよね。
――恥じらう姿を見て喜ぶなんて、Sなお客様も多そうですが。
どちらかというと痴女好きなM寄りで、受け身な男性がほとんどなんですよ。私は責められるよりも責めるほうが得意なので、そこもこのお店が気に入っているポイントですね。
将来に向けて、頑張って貯金しておきたい
――たくさんの衣装があると、写メ日記などの撮影にも使えたりして。
そうなんです。フィッティングルームがあるので、そこでいろんな衣装に着替えては写真を撮って、時間のあるときに撮りだめしています。だから、写メ日記の写真やネタに困ることもありません。
――じゃあ待機中も時間を有効に使えますね。こちらは、集団待機ですか？
はい、集団待機なんですが、部屋が広くてとてもキレイなんです。例えるならIT企業のオフィスのようなイメージの待機所で、女性が働く環境としては抜群だと思います。
――めいさんは、週にどのくらい出勤されているのでしょう。
週6日、12時間ほど出ています。1日平均は2万～3万円くらいで、もっと多く稼げる日もあります。スターグループの他のお店と掛け持ちで働いているのですが、今月は150万円を目標にしようと思って頑張っています。
――それはすごい金額ですね！将来の目標のためだったりするのですか？
うーん、まず私は新卒で就職したところを辞めてしまったので、奨学金などの返済に充てたいんです。そのあとは、貯金をしたいですね。やっぱり旅行が大好きなので、将来はまた旅行関係の仕事に就きたいと考えています。
――頑張って欲しいです。それでは最後に、このお店に応募しようという女性に向けてメッセージをお願いします。
ソフトサービスのヘルスで衣装があるので、体への負担も少ないですし、いろんなスタイルの女性が在籍しています。自分では自信がなかったり、貧乳やぽっちゃりなど、女性がコンプレックスに思うことでも、お客様からしたら魅力になることもあります。安心して来てくださいね。
編集後記
百花繚乱
@hyakkaryoran4ボディにフィットした衣装着用で接客する、”着エロ”がコンセプトのソフトヘルス店『Tokyo Bodyconscious 五反田店』。接客内容は一般的なヘルスですが、最大の特徴は衣装を脱がないこと。特別な技術を覚える必要もなく、お客様も”着エロ”を楽しむフェチ店だから、ハードなプレイもありません。取材しためいさんいわく、スタイルに自信がなくても大丈夫とのこと。衣装のバリエーションも多く、どんな体型でも武器になるんだとか。衣装も女性が選べ、ありのままで接客したい女性にはぴったりのお店ではないでしょうか。
- 取材＝藤原リョウコ
- 文＝百花繚乱（@hyakkaryoran4）
