
プロフィール

スピード日本橋店/スピードグループ
ぴんく
大阪府出身。保育の専門学校を卒業後、託児所に勤務。奨学金の返済と生活費のために風俗バイトを掛け持ちするが、その後はしっかり稼げる風俗専業の道へ。はじめて働いたお店が、ここ『スピード日本橋』。一度はデリヘル店に興味を持ち、働いてみたものの、自分には合わず半年で退店。かつての居心地の良さを想い出し、3ヶ月前にで同店へ出戻りをしてきたそう。趣味は愛犬のトイプードルを連れてドッグランに行くこと。少年漫画も好きで、遅ればせながら読み始めた「ONE PIECE」にハマっているのだとか。
このインタビューのポイント!
- 何といっても稼げるお店。スピードグループの集客力は業界屈指!
- プレイで差がつかないなら、内面を気に入ってもらう努力。
- 選べる個室待機と集団待機。あえて集団待機を選ぶ理由とは?
自宅派遣が多いデリヘルは、自分に不向きだった。

――ぴんくさんの経歴から聞かせていただけますか?
保育の専門学校を出て、託児所で働いていたんです。お給料があまりよくなかったのですが、1年ほど働いたところで、やはり生活に余裕が欲しくなり風俗バイト。しばらく掛け持ちをしていたのですが、去年本職を辞め、この仕事1本にしました。
――せっかく取った資格ですよね。掛け持ちを続けるという選択肢はなかったのですか?
奨学金の返済もあるんです。保育の仕事だけだと返すのにも時間がかかってしまいそうだったので。戻るチャンスがあればまた復職しようとは考えています。
――『スピード日本橋』へはいつ入店したのですか?
実は私、出戻りなんですよ。最初に働いたのがこのお店。1年くらい働いて、デリヘルにいったんです。でもそこが合わずに、再び3か月前にここに来ました。
――そうなんですね。戻ってきたということは、居心地が良いからだと思いますが、なぜ一度辞めてしまったのですか?
特に不満があったわけでなく「デリヘルもやってみようかな」と軽い気持ちで(笑)。そこもお店自体が悪かったわけでなかったのですが、どうしても「自宅派遣」が厳しくて。
――デリヘルって自宅派遣もありますけど、ほとんどのお店ではNGにできるのでは?
NGにもできますが、結構自宅希望の方って多いんです。お客様は嫌いなわけでもないのに、自宅というだけで断らなくてはならなくなっちゃって。
――確かに自宅は、セキュリティ面や衛生面で不安な子も多いかもしれませんね。
セキュリティ面はさほど気になりませんでしたが、衛生面が…。汚い布団が敷いてあって「え、ここで寝るの?」と。水回りもひどくて、目を開けてシャワーを浴びれなかったこともあります(苦笑)
――うわぁ。こればかりは自宅に行ってみないとわからないですし…。
本当にお客様はいい人なんですよ。だからこそ申し訳ない気持ちになっちゃいますよね。私は特に衛生面が気になってしまうタイプでもあるので、自宅は無理だ、と。受付をしてもらって、決められたホテルでお仕事をするほうがやっぱり安心ですね(笑)
ストレスなく働くためには、NOという勇気

――話が前後してしまいますが、『スピード日本橋』を最初に選んだ理由を教えてください。
求人サイトで一番上に掲載されていたんです。念のため、気になったいくつかのお店にLINEをしてみたのですが、最も対応が良くて、スピーディだったのがここだったんです。勢いって大事じゃないですか。あれこれ悩むより勢いですぐに面接に行きたいと思っていたんです。
――では、とんとん拍子で進んだ感じですか?
はい。「今から面接できます!」「大丈夫です、今行きます!」みたいな感じで。時間が空くと考えこんでしまうので、絶対勢いで早く行っちゃうほうがいいですね(笑)
――なるほど。確かにこういうお仕事ですから、考え込むより行動が大事ですね。実際に面接に来てどんな印象でしたか?
怖い人が出てきたらどうしよう、という不安はありましたが、そんなことはなく皆さんすごくフレンドリーで。すべて丁寧に説明してくれましたし、話も真剣に聞いてくれました。
――働いてみて、難しいと思う点はありますか?
特にないですね。お客様も皆さんいい人。不満はひとつもありません。しいていえば、プレイで興奮しすぎて力が強くなってしまう方とか。でも、注意をすれば「ごめんね」と謝ってくれます。
ごくごくまれにAVの見過ぎなのか「こうすれば気持ちがいいだろう」と勘違いしている人がいます。注意をしても直してくれない方には、私も怒りますね。二度と会わないので、気を遣う必要もないですし。
――潔い!きちんと言えるのは、素晴らしい。本番強要とかもしっかり断れるタイプなのでしょうね。
本番強要ってお約束みたいな感じなので「そこまで気持ちいいってことなんや~。嬉しいわぁ」って流します(笑)
――さらっと流してしまうわけですね。
本番したければそういうお店に行けばいいんですよ。こっちも割に合いませんから、絶対に断ります。
一度受け入れると毎回同じこと言われるのが目に見えているし、それが面倒ですよね。自分を守ることで、仕事もストレスなく続けられると思います。
プレイでの差別化は難しい。だから人間性で勝負!

――例えば無口な方はどのように接客されていますか?
ずっとしゃべってます(笑)。聞かれてもいないことまでしゃべります。「私漫画好きやねん。何か好きなものある?」とか(笑)。そのうち何かの話題にはひっかかるので(笑)
――口ベタな方にとっては、すごくラクでしょうね。ぴんくさんは、会話のテンポもいいし。
話しやすいとは、よく言ってもらえますね。ヘルスプレイって、全国に無数のお店があるなかで、差別化しにくいじゃないですか。だから人間性を好きになってもらうことが大事だと思っているんです。プレイそのものより、一緒にいて楽しいと思わせる雰囲気づくりや会話が、一番差別化できるところかなって。
――本当にその通りだと思います。プレイの面では何か工夫されていることはありますか?
ローションフェラをしています。普通ローションって手コキの時に使うだけなんですが、ほとんどの子がローションを拭いてからフェラをするって聞いたんです。お客様的にも使ったほうが気持ちよさそうだし試してみたら、大好評!
私としてもローションを使ったほうがラクでした。おススメです(笑)
――復帰してからまだ3か月のぴんくさんですが、現在の出勤ペースとお給料を教えていただけますか。
週5日ほど勤務して、時間は日中。11時~17時くらいです。だいたい1日2、3万は稼げていますね。集客力は本当にすごいんで、いつもお客様がひっきりなしに来店されていますよ。
――忙しいのはキャストさんにも伝わるのですね。
私は個室待機ではなく、あえて集団待機を選んでいるんです。理由はお店の動きがわかることと、女の子とお話ができるから。個室待機って、完全に隔離されているので、私は苦手。ずっと接客につけない時って「私だけが暇なんじゃないか」って思っちゃう。
でも、集団待機だと、受付の近くに待機室があるから客入りもわかるし、女の子の動きもわかるんです。だから、暇なときでも安心できるし、話し相手がいると心強い(笑)
――集団待機こそ苦手な子もいますよね。
本当にひとりがいいって子は別ですが、うちのお店は優しい女の子ばかり。前のデリヘル店は、シーンとして挨拶すらなかったんですよ。まずここは「お疲れ様です」とか「行ってらっしゃい」といった挨拶がある。それだけで雰囲気が明るくなるし、会話をしやすくなりますよね。私もすぐに溶け込めました。
どちらでも選べるので、両方試してみるのもいいと思いますよ♪

編集後記
関西大手「スピードグループ」の人気ホテヘル店『スピード日本橋』。今回インタビューをさせていただいた、ぴんくさんは「出戻り」の女の子。元々は保育関連の仕事に就いていましたが、給料が安かったため、掛け持ちで風俗バイトを始めます。しかし、本業の合間のアルバイトだけでは奨学金の返済もなかなか進まず、思い切って「稼げる風俗を専業に」したそう。かなり勇気が必要だったと思いきや、本人は楽観的。その理由は、大金を稼げるうえに、お仕事自体をとても楽しめていること。大手グループであれば、年齢を重ねても違うお店にスライドしていけるだけでなく、ホテヘル以外にエステのお店もあるというのは、長く働きたいぴんくさんにとって、大きな安心材料になっているようです。一度辞めて、同じお店に出戻ってきたのは、働きやすいという証。あえて個室待機でなく、集団待機を選び「お店の動きを感じる」というのも未経験の子にとってはいいアドバイスになったのではないでしょうか♪
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)