“次世代”のデリヘル店が登場！相手・日時・場所を女性が自由に選択する、新しい風俗の働き方

関東を中心に多店舗展開している『ロイヤルビップサービス』。マッチングシステムと予約システムを導入した近未来のトーク型デリヘル店として、話題を集めているという。

新宿エリアにある『ロイヤルビップサービス新宿』の責任者でもある人事スタッフの吉井さんにお話を伺ったところ、同店が導入している「逢いトーク」というシステムを使えば、連絡先を交換せずに、自分の条件に合った理想の相手と出会うことができるのだとか。風俗店で遊び飽きた男性はもちろん、「お客様を待つ」という従来のデリヘルのシステムに疲れてしまった女性にも好評で、登録者数が増え続けているそうだ。

一体どれくらいの男女が登録し、どれくらいの数のマッチングが成立しているのか……？システムの詳細や客層、在籍女性の反応などを詳しく伺ってきた。

スマホ1台あればOK！風俗の新しい遊び方と働き方を提案

――これまでの経歴をお聞かせください。

前職はアパレルショップの店長。大学卒業後、ずっと洋服販売の仕事をしていました。半年前にこの会社に入社するまで、風俗業界とはまったく無縁の世界で働いていたんです。

――アパレル業界から風俗業界へ転職した理由は何だったのでしょう？

数年前から、店で試着をしてネットで服を買うお客様がどんどん増えてきて。店頭に立ちながら、「もう服が売れる時代じゃないな」って感じていたんです。それで、思いきって他の業界へ転職しようかな、と。風俗業界は小売業と違って、扱う商品は「人」。その時その時で価値が変わるし、一筋縄では行かないところが面白そうだと思ったんですよね。以前から、人を管理することにも興味がありましたし。

――モノと比べて、「女性」を扱うのは大変だと思いますが……。

もちろん大変な部分はありますが、それ以上に“面白み”があります。女性の状態を把握して、上手く誘導してあげると、確実に売上アップに繋がるんですよ。それに、僕たちスタッフが女性のことを知っていれば知っているだけ、その分価値を上乗せしてお客様にお届けできますから。女性をより素敵に見せて、より稼がせてあげるのがスタッフの役目。アパレル時代には無かったやりがいを感じています。

――その手腕を買われ、入社して半年も経たないうちに新宿店を任されるポジションに抜擢されたそうですね。

最初の2ヶ月は電話のオペレーター、その後、オペレーターの主任を2ヶ月ほど経験して。先月から人事スタッフとして働いています。現在は、実質的に新宿店を任される立場。アパレル業界とは比べ物にならないスピーディーな展開に、僕自身も驚いています。ショップ店員だったら、まだTシャツをたたんでいる時期ですよ（笑）。一生懸命やったことをきちんと評価してもらえるのは嬉しいですね。

――『ロイヤルビップサービス』は一般的なデリヘル店とは異なり、「逢いトーク」というチャット式のシステムを使って男女が出会うお店。まるで出会い系アプリのようですね。

「逢いトーク」は特許出願中のシステム。うちの店ではこのシステムを使って、風俗の新しい遊び方と働き方を提案しているんです。男性も女性もスマホ1台あればOK。店員を通さずに直接やり取りすることができる、今までになかった新しい風俗を楽しんでいただけると思いますよ。

女性が男性を選ぶ。マッチング数は月間5～6万件！

――本当に画期的なシステムで、私も「新しい！」って思いました。

男性は実際に逢う前から女性と直接やり取りができて仲良くなれますし、自分で女性を選ぶだけでなく、女性のほうからもアプローチが来るんです。

――女性のメリットは？

女性は自分のプライベートに合わせて時間も場所も自由に設定できるので、学生や主婦が空いた時間を活用したり、昼職との掛け持ちで働いたりするのに便利。実際に、就業後や土日に働いているごく普通のOLさんは多いですよ。それに、一般的な風俗では女性がお客様を選ぶことはできませんが、この「逢いトーク」を使えば、女性が男性を選ぶことができるんです。相手やコース、逢う日時、場所など、最終決定権はすべて女性にあるのが最大のメリットと言えるでしょうね。

――こちらのお店は多店舗展開していて、関東全域に拠点がいくつもありますよね。ここ新宿店の特徴を教えていただけますか。

東京23区を管轄しているのが新宿店。ほかの店舗に比べて、圧倒的に女性の在籍人数が多いのが特徴です。全エリアの中で広告に一番お金をかけていますし、『ロイヤルビップサービス』の核となる店舗と言っても過言ではありません。

――何人ぐらいの女性が在籍しているのでしょうか？

現在、「逢いトーク」の男性登録者数は約27,000名で、女性登録者数は約1,500名。そのうち、400～500名の女性がここ新宿店に在籍しています。

――何歳ぐらいの女性が登録しているのでしょう？

20代前半～49歳の女性が登録しています。一般的なデリヘルは無理だけど、出会い系っぽい要素があるこのシステムなら働けそう……と言って入店する未経験の女性もいますが、実は経験者の女性が多数在籍しているんですよ。

――それは意外でした。経験者の女性がこちらのお店を選ぶ理由は？

従来の風俗のシステムに疲れてしまったという声をよく聞きますね。ほかの店では、お客様が本当に来るか分からないのにずっと待機して、結局お茶を引いてしまうことも珍しくないみたいで。出勤しても稼げないという状況に嫌気が差し、うちの店に移籍してくる女性がかなり多いんです。自分が頑張った分はしっかり結果が出るのが、「逢いトーク」の魅力。そのうえ、自分の空いている時間に男性と逢って確実にお金を手に入れることができるので、他店よりも働きやすいと言っている女性は多いです。皆さん楽しんで働いていますよ。

――「逢いトーク」では、毎月どれくらいの男女がマッチングされているのでしょうか？

マッチング数は月間5～6万件。1日あたり2千組近い男女がマッチングされています。プロフィールを見て、気になった相手とトーク（チャット）。お互いに「逢いたい」と思えばマッチング成立です。

担当アドバイザーが、女性一人ひとりに合わせてしかりサポート

――客層について教えてください。

新宿店では3時間以上のコースが人気で、40代～50代の経済力のある方が多い印象ですね。逢ってすぐにエッチなことをするだけ、という状況は空しい……。だから、「逢いトーク」を使って、普通のデートのように逢う前から連絡を取り合い、食事をしてから、ホテルへ。男性のほうもヘルスサービスだけの従来のデリヘルのシステムに飽きているんだと思いますよ。

――プレイができる前提で逢えて、デートも楽しめる。このシステムなら、本物の恋人感、不倫感を味わえそう……。

お客様は皆さん、擬似恋愛を求めて利用しているんです。つい最近、超ロングコースでお客様と一緒に旅行に行った女性がいたんですけど、その二人の待ち合わせ方法がすごくロマンチックでしたね。男性は品川駅で乗車、女性は横浜駅で乗車する予定で。男性が「新幹線の何番座席に座っています」って女性に連絡していたんです。まるで、不倫ドラマみたいじゃないですか？（笑）こんな遊び方ができるのは、うちの店だけじゃないかな。

――ドキドキするシチュエーションですね（笑）。女性へのバック金額は決まっているのでしょうか？

はい。コースごとに女性へのバック金額が決まっています。うちの店には70分の短いコースからお泊りコース、1日独占コースまで、何種類ものコースがありますが、その中でも人気が高いのが3時間以上のコース。バック金額は3時間で2万円、4時間で3万円、6時間で4万5千円。独占コースは5万5千円です。1日3万～8万円ぐらい稼いでいる女性が多いですね。

――男性がどのコースを利用するのか。それを確かめてから逢うか逢わないかを決めていいんですよね？

もちろんです。働き方は女性次第。逢うのは○時間以上のコースの男性のみと決めて働いてもいいですし、1日1名と決めて働いてもいい。稼ぎたいときに、自分のペースで仕事をすればいいんです。風俗未経験者や「逢いトーク」のシステムに不安がある方も心配は要りません。女性一人ひとりに担当アドバイザーをつけて、しっかり稼げるようサポートしていていますから。

――担当アドバイザーがいるのは心強いです。女性は自由に待機していていいのでしょうか？

面接のときだけ事務所に来ていただければ、その後はどこで待機していても構いません。ほとんどの女性がご自宅など、事務所以外の場所で自由に待機しています。ただ、どの店舗も待機所は用意していますので、そこを使用してもOK。山手線内にいたほうが仕事がしやすいと言って、他店舗に在籍している女性がここ新宿店の待機所を使用するケースもありますよ。

――自由度が高くて、とても働きやすそうです。

ただ、従来のデリヘルとはシステムが異なる部分が多いので、分からないことも多いと思います。僕がしっかり説明しますから、興味がある方は話だけでも聞きに来て欲しいですね。

――分からないことは直接スタッフさんに聞くのが一番ですよね。最後に、吉井さんの目標をお聞かせください！

新宿店を動かしていける立場になったので、今後は僕の手でこの店をもっと大きくしていきたい。近い将来、「吉井がいないと回らない」「吉井がいるから新宿店は安定している」と言われるような存在になっていたいです！