「大切なのは努力の継続」受け身プレイ無しの痴女サービス店で稼ぐための秘訣とは

公開日:
谷町ゴールデン倶楽部/みほ

プロフィール

みほ

谷町ゴールデン倶楽部/秘密倶楽部グループ

みほ(35歳)

中国地方出身。以前は医療系の仕事に従事していたが、貯金をしたいと考えて業界未経験から入店。「非日常のプレイを味わいたいが受け身が苦手」という理由で今のお店を選んだという。親しい友人と飲むお酒が大好きで、趣味と公言するほどアルコールには強い。飲む時は陽気に明るく酔うタイプだそう。

このインタビューのポイント!

  • 一般企業以上の丁寧な面接に感嘆
  • 高級店だからこその誇れる客層
  • 自分のウリを生かした写メ日記戦略

M性感、人妻などのコンセプトに沿った7店舗を、関西エリアで展開する『秘密倶楽部グループ』。その系列店で、大阪でもトップクラスで稼げる人妻店とも名高い高級ホテヘルが『谷町人妻ゴールデン倶楽部』だ。男性側は完全に受け身となり、女性側が責めるM性感要素のあるプレイが主軸となっている。

関西でも有名な歓楽街である日本橋の風俗ビル内に受付とプレイルームを有しているため、集客力も抜群。近隣エリアで見比べても圧倒的に富裕層の客層が多く訪れるため、人気キャストになると月230万円は稼ぐこともあるという。

今回お話を伺ったキャストのみほさんは、女性主導で進められるプレイ内容に惹かれて業界未経験で入店。人妻とは思えないほどスタイルの良い、キレイなボディラインがチャームポイントだ。M性感技術に関しては「店側からある程度のレベルを求められる」と正直に話してくれた。取材を通じて大手グループの人気店として接客に対しては厳しい一面もあるからこそ、未経験でも向上心さえあれば高収入を目指しやすい環境が浮かび上がってきた。

一般企業以上の丁寧な面接に感嘆

――みほさんは未経験でこちらのお店に入店されたそうですね。どういった経緯で働き始めたのでしょうか?

私は医療系の仕事をしていたのですが、いろいろとお金が入用になった際にやっぱり貯金は必要だなと思いまして。端的に言えば、お金を貯めるためにこの世界に飛び込んできました。

――それまでは、風俗とは全く縁遠い生活だったわけですよね?

そうですね。でも特に葛藤などは無かったですよ。むしろ、非日常のプレイを体験してみたいなんて考えて、この店を選んだくらいですから。

――ええっ、それは意外な。それじゃあ、もともと風俗対して興味があったんですね。

はい。ただ、お店選びの時に留意したのが「受け身でのプレイが無い」というところなんです。私は男性から責められる側になるのが昔から苦手で……。ここのお店が「女性の受け身がありません」と求人で謳っていたところが心に響いたのです。

――なるほど。では面接の際に感じたお店の印象を聞かせてもらえますか?

スタッフさんの対応が丁寧だなと思いました。もっと風俗店のスタッフさんに対してガサツなイメージを持っていたんですけど、すごくきっちりしているんだと感動したことを覚えています。

――面接の流れはどういう感じだったのでしょうか?

まずプロフィールや接客に関することなどのアンケート用紙を書いて、お給料、出勤体制、仕事内容の詳しい説明を受けました。それと、入店時に下着と衣装が無料でもらえるので、すぐにでも働き始めたい女性にはぴったりだなと思いました。

まずプロフィールや接客に関することなどのアンケート用紙を書いて、お給料、出勤体制、仕事内容の詳しい説明を受けました。それと、入店時に下着と衣装がお店側でご用意されているので、すぐにでも働き始めたい女性にはぴったりだなと思いました。

――仕事に関することをすべてまとめたマニュアルがあるとお聞きしましたが。

ああ、ありますね。ものすごく分厚い本で(笑)。仕事内容だけじゃなく、そこに店内の設備についてや、下着の洗濯の仕方まで書いてあって何だか安心しました。それに、面接自体がすごく長かったのも印象的でしたね。風俗店というのは、面接の段階でこんなに色々話をしてくれるものなのかと。

――その辺りはさすがは大手グループさんですね。しっかりされてらっしゃる。面接の時はどれくらいお話させていたんですか?

確か1時間30分くらいは経っていたような。一般企業の面接でも、こんなに丁寧には対応してくれませんよね。私は未経験だったのでまず「責めるって何?!」くらいのところからスタートしてますから、仕事に関してわからないことを一つひとつ聞いては答えてもらって。自分なりに不安を昇華させて、納得して仕事を始めることができました。

――こちらでは未経験者向けに講習もあるのでしょうか?

はい。1時間くらいの講習を何回かに分けて受けました。講習してくださるのは、必ず女性スタッフさんでした。もともとキャストとして働いていた方なので、教え方も実践的で頼もしかったです。ただ、最初はやっぱりビックリしましたよね。「肛門への指入れ」とか「言葉責め」のフレーズが会話の中で普通に出てくるってところが。非日常を求めていたとはいえ、これまでの自分の人生に無かったものなので(笑)。

――さすがにカルチャーショックでしたか(笑)。

でも、講習はすごくためになりましたよ。具体的なプレイについてはマネキンをお客様に見立てて練習しました。基本プレイにアナル責めが含まれているんです。そのため講習では、医師が研修で使用する直腸検査用の人形を使ってお尻の責め方を覚えました。あとは、ペニスバンドを使って前立腺について学んだり。覚えることがたくさんあって大変だと思う女性もいるかもしれませんが、完全な素人だった私としてはこの講習の手厚さは有難かったですね。何も知らないところから学んでちゃんと形になりましたから。

高級店だからこその誇れる客層

――現在の出勤スケジュールはどの様になっていますか?

生理のときはお休みしていて、1ヶ月で16~17日ほど出勤しています。1日9時間は出ているので、平均日給は4万円くらいになりますね。季節によって多少変動はありますけど。

――今は専業で働かれているのですか?

そうです。私は夜のシフトで出勤をしています。17時から翌3時までですね。

――敢えて夜の出勤にされているのですか? もしかして、夜の方が稼げるとか……?

いえ、単に私が夜型なのでそうしているだけです(笑)。お店としては、朝から夕方にかけてもかなり忙しいと聞いていますよ。どの時間でもちゃんと稼がせてくれるはずです。

――プレイをする場所はどういったところが多いのでしょう。

受付と同じビルの8階にプレイルームがあるので、そこが多いですね。あとは、歩いて3、4分のところにあるお店指定のラブホテルホテルはあまり人目につかない場所ですし、ビルも一見すると風俗店が入っているようには見えないので、知り合いにバレるリスクは低いと思います。

――お客様の客層についてはいかがでしょう?

平均で言えば30~40代の方たちでしょうか。年齢層はかなり幅広いと思います。お店のコンセプトは痴女性感なので、ヘルスとM性感プレイを楽しみたいと来られるお客様が多いです。

――そうなると、やはり受け身プレイがお好きな方が多いのですか?

そうですね。でも「普段はSだから、たまにはMっぽいプレイをしてみたい」なんて方もけっこういらっしゃいますよ。端的に言ってしまうと、ちょっとマゾっ気のある男性のお客様がメインです。ただ、うちは高級店なのでその分だけ客層はとても良いと思いますよ。嫌な思いはほとんどしたことないです。他のお店から移ってきた女の子から「あまりにも良い人ばかりでビックリした」と聞いたこともあります。

――客層の良さについては、スタッフさんも自信を持っているとお伺いしました。

だからこそ、それに見合ったキャストでいられるように心掛けています。お仕事用にシルクの高級下着を身に着けてみたり、接客での態度であったり、常にお客様の視線を意識するように。最初の頃はすごくぎこちなかったと思いますよ。でも入店してもう2年になりますし、人気によって指名ランクが上がっていくんですけど、今はプラチナになったので、それなりの所作ができるようにはなったかな、と。

新人から始めてプラチナ、ブラック、チタンとランクがあがっていくことで、1本あたりのお給料は変動したりするのでしょうか?

はい。ランクが上がると、1本あたりの単価は上がっていきます。なので、頑張れば頑張るほど稼げるようになるのは間違いないです。

――ランクを上げるためにみほさんはどういった努力をされましたか?

私は入ったばかりの頃は本当にダメダメで、接客をどうしたらいいのかが全然わからなくて、スタッフさんに相談ばかりしていたんですよ。

――どんな相談をされていたのですか?

何しろ素人だったので、お客様への接し方やプレイの内容まで本当に色んなことを聞いてましたよ。その度に「ここを変えた方がいい」とかハッキリと言ってくれるのも有難かったです。そのお陰で今は自分なりの接客が確立できていると思います。お客様から「(プレイが)ものすごく濃厚でいいね」と言われると凄く嬉しいです。

自分のウリを生かした写メ日記戦略

――では、今度はみほさんの方から稼ぐためのアドバイスを少し読者の方に教えてもらえますか? 独自の集客術などあればぜひ。

写メ日記の使い方を工夫しています。私の場合はスタイルをウリにしているので、自分の体がはっきりとわかるようなプライベートショットをたくさん載せてます。新規のお客様に少しでも興味を持ってもらえるよう、エロティックさを全面に出したものが多いですね。

――なるほど。ご自分の武器を存分に生かした宣伝ですね。

それは出来ていると自負してます。個人チャットでも「セクシーですね」なんて入り方でコミュニケーションを取ってくる方も多いですし。ただ、何より大事なのは継続することだと思うんですよ。写メ日記は出勤したら最低2回は必ずアップして、休みの日にもネタがあれば更新するようにしています。それに実は、写メ日記から予約が入るとボーナスが貰えるという特典もあるんです。

――そうなんですか! それなら余計にやりがいを感じますよね。

地道な努力ですけど、予約の本数にちゃんと現れてくると長く続けることの大事さを実感しますね。それに何より、更新を楽しみにしてくれているお客様の存在がモチベーションなんです。メールをくれたりお会いした時に感想を言ってくれたり、そういう反応があるとやって良かったと思います。

――お話を聞いていると、本当に真面目で一生懸命お仕事に取り組まれていることが伝わってきます。

高いお金を払って来てくださっているお客様に、相応の満足度の高いサービスをしなくてはと常に考えています。やっぱり「他のお店の方が良かった」「他の女の子の方が良かった」なんて言われたくはないんですよ。

――そう言い切れる姿勢が素晴らしいですよね。

いや、まだまだです。最近も仕事に対して慣れみたいなものが出てくることもあって、ダラダラしてしまうのが嫌なんですよ。だから、また新たに講習を受け直してみたりして、常に新しいものを吸収していかなきゃと考えています。

――本当に向上心をお持ちなんですね。

というか、負けず嫌いなんですよ。自分のランクが上がってきているからこそ、お客様に「こんな程度か」なんてがっかりされたくありませんから。グループ全体で言えば何十万人という会員の方々がいる中で、ある意味お店の看板を背負っている感覚を意識はしています。

――だとすると「このお店で良かった」とお客様に言われることこそ、今のみほさんにとっては何よりも嬉しい言葉なのでは?

もちろんですよ!でも私もそう思ってもらえるように一生懸命接客してますからね(笑)。

――非常にカッコいいキメ台詞になりました(笑)。

でもこれも、現状このお店でしっかり稼げているからこそ出た言葉です。痴女というコンセプトがしっかりしている分、どなたでも稼ぎやすい環境だと思いますよ。私ももっと稼げるよう上を目指して、これからも日々の努力を続けていきたいと思います。

  • 取材=藤原リョウコ
  • 文=もちづき千代子(@kyan__tama

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