プロフィール
神戸
千葉県出身。大学時代、ピンサロで働く友達の羽振りの良さをうらやましく思い、追うようにピンサロ店へ。その後、デリヘル店も数店経験。複数経験した中でも「ここは閑散期であってもお茶を引く日がない、ダントツの集客力」だと語る。高校時代は陸上部で投てきの選手。休みの日はゲーム三昧だそう。バストサイズはなんとMカップ!
このインタビューのポイント!
- 動機は単純。遊ぶお金がたくさん欲しいから!
- 知名度のあるフェチ店だから閑散期知らず
- 他の女の子のプレイを見てスキルアップ
100kg以上の女性大歓迎。店名の『BBW』はBig Beautifl Womenの略で、大きければ大きいほどいいのだそう。今回紹介する新大久保のほか、都内、埼玉、名古屋、札幌にも拠点がある。
今回お話をお聞きしたのは、入店3か月、Mカップのバストを持つ神戸さん。彼女は170cmと身長も高いため、大柄女性が好きなお客様からは早くもリピート指名が相次いでいる。客単価はリーズナブル。キャンペーンも打ちまくる。それだけに利用しやすく、常に電話が鳴り続けているという。
「うちは、大柄なほうが稼げますよ」とスタッフさん。
ぽっちゃりだからと風俗で働くことを諦める人も多いようだが、大柄な女性こそ、その魅力的なボディを武器に挑戦してほしい。
動機は単純。遊ぶお金がたくさん欲しいから!
――神戸さんが風俗業界に入ったきっかけを教えてください。
大学時代、友達がピンサロでアルバイトをしていたんですよ。あまりの羽振りの良さにびっくりして。私もそんな生活がしてみたいと興味を持ち、同じくピンサロで勤務したのが最初ですね。
――ひとり暮らしの生活費とか、学費なんかで必要だったとか?
いえ、実家暮らしですし、学費の心配もなかったです。ただ「私もたくさんお金が欲しい」って単純な理由です(笑)
――確かに普通のアルバイトの何倍もの収入になりますからね。ピンサロのあとは?
数か月ピンサロで働いたあとはお給料がもっと稼げそうなデリヘル店へ。その頃、大学生活もつまらなくなり大学を中退してしまいました。一度はきちんと昼職に就くために正社員として販売の仕事をしていたのですが、人間関係に疲れてしまい、またこの仕事に戻ってきたんです。
――店舗はいくつか経験されたんですか?
はい。もう4年くらい働いているので、いくつか店は経験しましたね。すべて巨乳、ぽっちゃり系の店です。このお店にきたのはまだ3か月前なんですよ。
――胸が大きいですもんね。ちなみにサイズは何カップなんですか?身長も高いし。何かスポーツをされていたんですか?
Mカップです。身長は170cmあります。高校まで陸上部で投てき(=砲丸投げや円盤投げの競技)をやっていました。その頃は今より25kgも痩せていて、この胸のサイズだったので、人生で一番のモテ期だったかもしれません(笑)
――M!?すごい!みなさんこのお店の方はこれくらい大きいのでしょうか?
私は大きいほうですかね。でもFくらいの子もいますよ。でもコンセプトも巨乳だし、お客様がフェチの方なので、応募する女の子は必然的にみんな胸が大きいんだと思いますよ。
知名度のあるフェチ店だから閑散期知らず
――他のお店を移った理由は何だったのでしょう?
面接時のときには言われなかった条件が入店後に発覚して、お店に不信感を持ったこともありました。あとは自分の問題でもあるんですが、やっぱり新人期間が終わったあとに稼げなくなってしまうことです。
――それは、努力次第っていうのもあるのでしょうが、お店の告知方法によるところもあるかもしれませんね。
集客力がありそうというのもこのお店を選んだ理由のひとつでした。ぽっちゃり巨乳系では知名度的には一番だと思っていたので。やはり個人店なんかはキャスト数も少ないからお客さんも少ないんですよ。ここは在籍も多いし、私から見ても、以前のお店に比べたらかわいい子が多いんですよ。
――集客力の差はたしかに女の子の収入に影響してきますからね。
お客さんにも「この店はコスパがいい」と褒められるんですよ。価格は安いのに、いい子がたくさんいる、って。あとはイベントが多いんですよ。本当にこれで店の経営大丈夫かな、ってくらいお得な価格設定のイベントをたくさん打っているんですよ(笑)
――常連さんも多そうですよね。実際に入店して、収入面では他店よりアップしましたか?
はい。以前のお店では出勤しても0で帰る日もあったんですが、ここは来れば必ず接客につけます。頑張れば頑張っただけ、稼ぎに直結することが初めてわかりました。
――さっきから、ずっと電話が鳴ってますもんね。
今までのお店って2月は閑散期だったんですよ。でも閑散期の感覚は全くないですね。
――スタッフさんも結構な人数がいるんじゃないですか。
シフトで出勤はわかれていますが、合計で10人くらいはいますよ。皆さん親切ですし、すぐに打ち解けることができると思います。
――ほかのキャストさんとは待機所で会うんですか?
はい。ここは集団待機です。前の店は個室待機だったので集団は抵抗があったのですが、全然大丈夫でした。私は初対面の人には「はじめまして」って挨拶しますし、3PのコースもOKにしているので、そこで女の子と裸の付き合いもしますし(笑)。おしゃべりできるほうが待機中も楽しく過ごせると思うようになりました。
他の女の子のプレイを見てスキルアップ
――3Pコースもあるんですね。それって抵抗ないんでしょうか?
最初は緊張しますけど、一度やってしまえば大丈夫です。自分のプレイがいいのか悪いのかってわからないじゃないですか。でも、人のプレイを見ると客観的に物事を見れるようになるので、すごく勉強になるんですよ。
――なるほど。たとえばどんな点を学びましたか?
お客さんって大きな女の子に圧迫されたいんですね。おっぱいで顔を埋めて、体重を乗せて、お肉で体を埋めてあげるんです。8割が圧迫フェチのM男さんなので、優しくではなくて、結構しっかり圧迫しないと喜んでくれないんです。そのあたりのさじ加減を他の子のプレイを見て研究しています。どうすれば快感で、どこに乗ると苦しいのか、痛いのか。
――あぁ、たしかに乗らないで欲しい場所ってありますね。でも圧迫されたいわけですから加減が難しそう。
逆に自分のプレイで「これはいらないかも」っていうのもわかりました。今までは丁寧な接客のつもりで、洋服を脱がせたり、シャワーのあとタオルで拭いてあげたりしていたのですが、普通は恋人にそんなことしないですよね。恋人のような接客を求められているのに、これでは親子だなと(笑)
――言われてみたらその通りですね。
高級店でもないし、短時間で気持ちよくなりたいお客さんが来るお店なので、丁寧すぎる接客は逆に満足度を下げてしまうと気づいたんですよ。
おしゃべりもそうです。私は、結構しゃべりすぎちゃうんですよね。もしかしたら、プレイ時間を減らすためにおしゃべりしてるのでは、と思う方もいるかもしれませんし。
――短い時間であればあるだけ、限られた時間で何を求めているかを見極めることが大事でしょうね。お店の価格設定はリーズナブルですが、バックはおいくらなのでしょう?
例えば60分で5千円、85分で8千円。これに指名料が千円プラスされます。
私は14時~20時半までの受けで時間も短いですが、毎日3万円くらいは持ち帰ることができています。
――将来のことって何か考えていますか?
そろそろ昼職復帰は考えています。具体的に何っていうのはないですが、今年中には。あと、普通に結婚はしたいです(笑)
――遅かれ早かれ風俗卒業も見えているようですが、神戸さんにとって、この先の風俗人生、どんなキャストとして働きたいですか?
やっぱり自分を必要としてくれる方がいることに喜びを感じます。本指名でもネット指名でも、私に興味をもってくれたということが一番嬉しいです。
いつか卒業するときには、おめでとうって祝福してもらえるような、気持ちのいい距離感・関係性を築いていきたいですね。
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)
- 撮影=伊藤メイ子