接客時間の半分はマッサージ!ヘルスだけより、精神的にラクで働きやすい

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五感の癒し さくら/上条

プロフィール

上条

上条(32歳)

東北地方出身。元保育士。自分名義のクレジットカードを無断で家族に使われ、多額の借金を背負うことに。その借金を返済するため、同店に入店した。趣味は買い物。最近はデパートコスメにハマっていて、特にジルスチュアートとイヴ・サンローランがお気に入りなのだとか。美容と健康のために、ウォーキングとストレッチを行っている。身体を見せる仕事のため、体型維持を心掛けているそう。

このインタビューのポイント!

  • 身内に裏切られ、借金を背負うことに。稼ぐには風俗しかないと決意
  • 本格エステとヘルスを融合したお店。東京・港区エリアは客層バツグン!
  • 接客するたびにマッサージ技術が上達!将来は、美容エステティシャンを目指す

妹が作った借金返済のために、風俗入りを決意

――こちらのお店で風俗デビューしたそうですね。風俗で働こうと思ったきっかけは何だったのでしょう?

借金を返済するため、ですね。実は、妹が勝手に私のクレジットカードを使ってしまって……。ほとんど強制的に100万円以上の借金を背負わされてしまったんです。

――えっ!身に覚えのないカードの請求が届いて、それを上条さんが返済することになったということですか?

そうなんです。まさか、妹の借金を返済するはめになるとは思いもしませんでした。「どういうことなの?」「どうして私が返済しなきゃならないの?」って妹を責めましたけど、母親が妹を庇うんですよ。身内に裏切られたショックは、かなり大きかったですね。結局、自分名義のカードだから、私が支払いを拒否するわけにもいかなくて。

――大変でしたね……。

当時、保育士として働いていましたが、お給料だけではとてもじゃないけど、100万円なんて金額は返済できません。「とにかく稼がなきゃ!」と思い、勤めていた保育園を辞めて、この店で働き始めたんです。もう、入店してから2年が経ちました。

――借金返済のためとはいえ、この仕事をすることに抵抗や不安はありませんでしたか?

好きな人以外とエッチなことをするなんて考えたこともなかったので、“抵抗感しかなかった”と言っても過言ではありません。最初は嫌で嫌で仕方なかったですね(苦笑)。偏見があったわけではないんですけど、「風俗は絶対にやらない」っていうプライドがありましたから。でも、今はもう慣れたので大丈夫。効率的に稼げる仕事だし、この店は居心地がいいし。借金を完済した後も、そのままここで働き続けています。

――それを聞いて、私も安心しました。完全未経験だった上条さんにとって、きっとお店を探すだけでも大変なことだったと思います。こちらのお店を選んだ“決め手”を教えてください。

風俗の知識がまったく無かったので、インターネットでいろいろと調べました。私が絶対に譲れなかったポイントは「客層の良さ」と「ハードなプレイが無いこと」。客層が良いエリアを検索して、「客層が一番良い」と書いてあった “港区”でお店を探したんです。それで見つけたのが、ここ『五感の癒し さくら』。富裕層が多く居住している赤坂がメインエリアだという点に惹かれましたね。

――実際に働いてみて、客層はいかがでしょう?

40~50代のビジネスマンが多い印象ですね。服装も言葉遣いもしっかりしていて、経済的に余裕がありそうな方ばかり。赤坂や品川周辺のビジネスホテルやシティホテルに呼ばれることが多いんですけど、上層階の料金が高いお部屋を利用されている方が結構いらっしゃるんですよ。「客層が良い店で働きたい!」と思ってこの店を選んだけど、大正解でした。

女性のスタッフと講習員で、不安が消えた!

――こちらのお店は本格的なアロマエステとヘルスを融合したお店ですが、サービス内容についてはどう思いましたか?

本格的なマッサージを“ウリ”にしている店だと知って、なんとなく応募しやすかった記憶があります。ヘルスプレイだけのお店よりも、サービス内容もソフトな印象を受けましたね。

――面接の印象について教えてください。

風俗店では怖い男性が働いていると思い込んでいたので、面接官が女性でビックリ。借金のことなど、私の話を親身になって聞いてくれて、本当に嬉しかった。その優しい人柄を感じて「ここなら大丈夫だ」と思い、入店を決めたんです。

――信頼できるスタッフさんがいるかどうかは、入店を決める際の大事なポイントですよね。入店後、講習は受けましたか?

はい。女性講習員さんから、ヘルスとマッサージの講習を受けました。 男性スタッフが講習する店もあると聞いていたので、ものすごく不安だったけど、ここは女性の講習員さんで安心しましたね。 動画を観て練習することもできるし、先輩のキャストさんも教えてくれるし。私のような未経験者でも、問題なく働き始めることができると思います。

――しっかり講習を受けて、いざ接客!初めての接客は緊張したでしょう?

ガチガチに緊張していたと思います。その緊張がお客様に伝わってしまい、「大丈夫?」って言われてしまいました。私って、この仕事をするようなタイプに見えないらしいんですよ。だから、お客様から「どうしてこの仕事をしているの?」「清純そうなのに、意外だね」とよく言われるし、心配もしてもらえるんですよね。“見た目”で得しているのかも(笑)。

――実は、私も「意外だな~」って思っていたんですよ(笑)。清楚で清純な見た目は、男性ウケがいいのでは?

プレイ中は“エロい女”を演じるようにしているんですけど、それがものすごく喜ばれるんです。いわゆる「ギャップ萌え」ですね(笑)。

「ありがとう」の言葉が嬉しい♪本格マッサージで心も身体も癒す

――現在、どれくらいのペースで出勤して、いくらぐらいのお給料を貰っているのでしょうか?

週に4~5日、19時~朝4時の時間帯に出勤。1~3人を接客して帰ることが多いかな。あまり無理をせずに、自分のペースで働くようにしているんです。それでも、月収は毎月30万円以上。「もっと稼ぎたい!」という方は、自分の目標額に合わせて稼ぐことができると思いますよ。

――接客で意識していることがあれば、ぜひ教えてください。

心掛けているのは「笑顔」「優しさ」「気遣い」。お仕事で疲れているビジネスマンの方が多いので、私と会うことで癒されたり、元気になっていただけたら嬉しい。どんなことをしたら喜ぶのか、何を求めているのか……。そういうことをしっかり考えて、できるだけお客様のニーズに応えたいと思っています。それと、業務的な接客を嫌がるお客様も多いので、自然な形でコミュニケーションを取ることも大事かな。私自身もお客様とお話しするのが楽しいし、会話が盛り上がると、それだけでお客様との距離がぐっと縮まるんですよ。

――上条さんと一緒に笑顔で楽しい時間を過ごしたら、お仕事の疲れも吹き飛んでしまいそう。

本格アロマエステの店でもあるので、もちろんマッサージにも力を入れています。身体の不調が改善して喜ぶお客様の顔を見ると、私も嬉しくなっちゃう。「ありがとう」「身体が軽くなった」という言葉をいただくことも多くて。素直に「次はもっと頑張ろう!」って思えるんですよね。ヘルスサービスで男性が気持ちよくなって、スッキリするのは当たり前。だから、ヘルスではなくてマッサージで喜んでもらえると本当に嬉しいんです。

――どのような時間配分でマッサージとヘルスサービスを行っているのでしょう?

マッサージ半分、ヘルス半分のバランスが取れた時間配分です。正直言って、本気でマッサージをすると身体は疲れるんですよ。でも、ヘルスだけのサービスより気がまぎれるから、精神的にはラク。それに、回数をこなせばこなすほどマッサージの技術が上達していくのが、自分でもよく分かるんです。

――今後、習得したマッサージ技術を活かして、何かやりたいことはありますか?

もっともっと勉強して、資格を取得したいと考えています。もともと美容関係の仕事に興味があったので、風俗ではない普通のエステで働いてみたいですね。

――ここで働いて資金を貯めたら、自分でサロンを開業することもできるのでは?

私にできるかな~(笑)。それを目標に頑張ってみますね。しばらくはこの店でいろいろと教えてもらいながら働いて、しっかり貯金していきたいと思います!

編集後記

松尾さと

松尾さと

本格的エステマッサージと濃厚ヘルスを融合した『五感の癒し さくら』。癒しと刺激が一度に味わえると評判で、ビジネスマンたちの間で話題になっています!マッサージの経験が無くてもOK。業界未経験で同店に入店した「上条さん」によると、いつでも女性講習員さんからマッサージの技術を教えてもらえるそうです。先輩キャストさんがコツを教えてくれたり、相談に乗ってくれたりと、とってもアットホームな待機所のようでした!

  • 取材・文=松尾さと
  • 撮影=伊藤メイ子

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