完全個室待機もお気に入り。人見知り、会話が苦手な女の子こそ、イメクラへ！

昼職に影響がでない副業には、風俗バイトがぴったり♪

――れいさんが風俗を始めたきっかけを教えてください。

高校を卒業して、ずっと憧れていた東京で就職。仕事は一般事務だったんですが、給料は手取り20万円くらい。ひとり暮らしだと生活で精一杯になっちゃって。本業との掛け持ちがしやすい仕事を探して、風俗にたどり着きました。

――確かにひとり暮らしだと、なかなかお給料だけでは余裕がないですよね。風俗デビューは何歳の時ですか？

就職して結構すぐに始めたので19歳の時ですね。

――掛け持ちバイトでいきなり風俗を選ぶというのは勇気がいったのでは？

仕事が忙しかったので、短時間でもOKで、翌日の仕事に支障がない仕事を探していたんです。高校時代にコンビニや飲食店でバイトをしたことがあるんですけど、大変な部分を見てしまっているので（笑）。いろいろ探しているうちに「給料も高いし、自由出勤だし、風俗が一番いいのかも」と思ったんです。

――お酒が飲めるキャバクラなんかも、翌日の仕事に影響が出そうですしね。

お酒以外にも、あの場にいるのが無理っぽい（笑）。接客自体は嫌いじゃないんですけど、私はかなりの人見知りなので、大勢の人の中で話題を作るのって厳しいかなと。風俗のお仕事は「1対1」なのも魅力でした。

――風俗にもさまざまな業態があるので、迷いませんでしたか？どうやってお店を選んだのでしょう？

内容やジャンルなども全然わからなかったので、しっかり調べたうえで、ホテヘルを選びました。一番数が多かったのは、デリヘルだったのですが、仕事内容を見ると、いきなり知らない人の家に行くことがあると知り、それはちょっと怖いなぁと。

――なるほど。自宅に行くのをNGにも出来たりしますけど、風俗未経験だとそんなことは分からないですものね。

あと、ホテヘルは最初にお客様が受付をするので、変なお客様はシャットアウトしてもらえるし、お店の近くにホテルがあるから、気持ち的に安心かなと。

お客様と対面しないままプレイスタート！？

――最初のホテヘルはどれくらい続けたのですか？

そのホテヘルというのが、今の『新入社員』の系列店だったんです。ここはOLの制服ですが、以前のお店は学生服を着る学園系。半年くらい働いたのですが、お昼の仕事が忙しくなって一旦辞めることに。その後、また仕事が落ち着いてきたので、1年半くらい前に出戻りしてきました。

――学園系のお店には戻らず、OL系に移った理由は何だったのですか？

店長にもお客様にも『新入社員』がいいよ、って言われたんです。まだ自分は年齢的にも若いと思っていたので、一瞬「え？学園系はダメなの？そんな年？（怒）」って思いましたよ（笑）

――イラっときちゃったんですね（笑）。でも、なぜ『新入社員』をすすめられたんでしょうね？

直接は言われていないんですが、元々性格が落ち着いているので学園系のノリは少し無理があったのかも？あとは実際にOLを経験していたので、やりやすいのかなって。いざ移籍してみて、結果的にこっちのほうが向いていました（笑）

――れいさんは、年齢より大人っぽい雰囲気ですものね。今、着ているのはお店の制服ですか？

そうです。いろいろなOLの制服が何十着も用意されているんですよ。そこからお客様が女の子に着てもらいたいコスチュームを選びます。

――制服を着てプレイに入るわけですが、イメクラプレイについて、どんな流れなのか具体的に教えてください。

いくつかのコースがあって、人気は「痴漢コース」。つり革の小道具をホテルの部屋にかけて、スピーカーで電車に乗っているような音とアナウンスを流して、その中で痴漢されるというシチュエーションです。アナウンスは赤羽～とか、板橋～って言っているので、埼京線かと！（笑）

――あはは。埼京線は以前、痴漢が多いと有名でしたからね。でも、その役にいきなり入り込めるものなのですか？

『新入社員』のイメクラプレイは、お客様主導なのでそれに合わせていく感じですし、お客様と対面する前にプレイがスタートするので、自然とその役に合わせられますね。

――お客様と対面する前にプレイ？どういうことですか？

お客様が待っているホテルに行って、着いたらノック。ドアを少し開けてもらい、顔を見ずにドア越しにイソジンやグリンス（薬用せっけん）を渡すんです。で、お客様がシャワーを浴びている間にお部屋に入り、用意をして待機。

痴漢コースならつり革につかまって、アナウンスを流して、シャワーから出てくるお客様を待ちます。あ、アイマスクもするので余計ドキドキ感はありますね。とはいえ、一応小さな穴が開いているので見ようと思えば見えます（笑）

ありがとうの言葉に毎回感動。だからまた頑張れる

――さきほど、れいさんは「人見知り」とおっしゃっていたので、対面せずに始まるプレイスタイルは、やりやすいのかな？

はい。断然このほうがいいですね。特に最初の頃は、知らない人といきなり会って何を話せばいいのか分からなかったですし。仕事のことや趣味の話とかってみんなに聞かれるだろうし、無理に話を盛り上げようとしてもうまくできなくて。ちなみに、「恋人コース」は対面、一緒にシャワーという一般的な流れですが、最近は慣れてきたので、大丈夫です（笑）

――そういえば、イメクラで待ち姿勢でのシチュエーションは、未経験の子が働きやすいという話を他でも聞いたことがあります。

頑張って話そうとしなくていいし、プレイが終わった後なら自然に会話もできますし。お客様によく「落ち着く」と言っていただけるのは、接客に対して、決して無理をしてないからだろうな、って思いますね。

――現在の出勤ペースとだいたいのお給料を教えていただけますか？

最近、昼の仕事を辞めてしまい、今はここだけなんです。週に3～4日、時間は12時～20時。お給料は月に40万円くらいですかね。会社員の時より出勤日数は少なくても、給料は倍近くになりました。

――系列店含めて、もう2年ってことですよね。結構長いと思いますが、働きやすさのポイントって何でしょう？

やっぱりホテヘルは変なお客様がいないこと。客層がいいだけでなく、お店のファン（常連さん）が多いんです。最初に入店した学園系のお店と、『新入社員』両店舗を利用している方もたくさんいらっしゃるんですよ。「ここは女の子もいい子ばかりだし、スタッフの対応もいい」と、何度も言っていただいています。

――お客様からの高評価は嬉しいですね。

実際にスタッフさんはすごく優しいし、何でも話しやすいんです。お店に来ることが全然苦にならないから、当日欠勤もしたことないですね。写メ日記なんかも強要されませんし。マイペースに過ごせる個室待機もすごく気に入っています。

――そうそう、れいさんは、写メ日記も頑張っていますよね。

書かなくても特に何も言われませんが、書けば反応はあるし、指名も増えたので、毎日コツコツ書くようにしてます。自分らしい写真を上げられるし、自分をアピールするには写メ日記はやっぱり有効だなと思います。

――では最後に、れいさんが、今どんな想いで風俗の仕事をされているか教えてください。

風俗って偏見がありますけど、やってみたら全然悪いことじゃないな、って。まじめに取り組めば結果も出るし、お客様に感謝されることにやりがいを感じます。年齢も社会的地位も全然違う私に、時間を作って会いに来てくれるだけでも嬉しいのに、「ありがとう、また頑張れる」っていう言葉まで掛けてもらえるなんて。やっぱり感謝されると嬉しいですよね。私も同じように「また頑張ろう！」って思えます。