
プロフィール

はなこ
関西の某県出身。大阪の美容専門学校へ通い、美容師として就職。ご主人の職が安定せず、子ども3人を抱え、孤軍奮闘。昼の仕事を終えた後、夜もアルバイトをして家計を支えていたという苦労人。その後は離婚し、今後もひとり身でいるつもりでいるが、将来、年金だけでは生活ができないと、2018年に風俗の世界へ。最初に入店したお店は、そのあとに襲った新型コロナウイルスの影響で客足が途絶えていたため『熟女総本店』へ移籍し、人気キャストのひとりとして活躍中。
このインタビューのポイント!
- 経験の有無や年齢で諦めていた方に知ってほしい。
- 年金だけでは将来不安。50代で風俗の世界にチャレンジ!
- パネマジなし。等身大で接客ができるのでストレスもなし!
一家を支え、寝る間を惜しみ働いていた過去。

――はなこさんは、本当に普通の奥様という感じですね。実際にご結婚はされているのですか?
以前は「過去に」していました(笑)。子どもも成長し、今は自由気ままなひとり暮らしです。
――熟女店でも、30代、40代の方を取材したことはあるのですが、50代の女性は初めてです。簡単に、経歴を教えていただけますか?
地方の小さな町で育ち、美容師になるため大阪の専門学校に行きました。そのまま大阪で就職し、結婚、出産。当時結婚していた夫が職を転々とし、何せお金がない。子どもが3人いたので、家計は火の車でした。
――それは大変でしたね。
美容師の給料ではとても足りず、一般の事務職として再就職。子どもが寝た夜には、アルバイトを掛け持ちしていたんです。
ついに私は夫に愛想をつかし、離婚を決意。もちろん私が子どもを引き取りました。
子育ても落ち着き、やっと自分の将来のことを考えるじゃないですか。年齢も年齢なので、年金の額なんかも調べ始めて。そうしたら年金だけではとても足りないって気づいたんですよ。
――リアルな話ですね。子どものために働き、自分の貯金なんてする時間がなかったわけですものね。
若いうちは、子どもを守るため、寝る時間も削って働いていましたが、もう無理。キャリアがあるわけでもないし、これは風俗しかないのかな、と。そう決意したのが2018年の11月。ちょうどコロナが日本に入ってくる直前でした。
――当時でも50代ですよね。そこで風俗の仕事を思いつくのがすごいです。
検索をしてみたら、熟女店の多くて驚きました。これは流行っているのだろうなと。いろいろなお店のホームページを見てみましたが、結構な年齢の方も働いていたので、思い切って応募をしてみたんです。
――こちらとは別のお店ですか?
はい。個人店だったんです。でも、コロナが爆発的に感染を拡大。小さな店だったので、全くお客様が入らなくなりました。私はそのタイミングで、少しでも集客ができそうな『熟女総本店』に移籍。最初のお店は結局潰れてしまったんですよ。
月40~50万円。この年齢でもしっかり高収入!

――以前のお店は廃業してしまったとのことですが、なぜコロナ禍の中でも『熟女総本店』なら稼げそうと思ったのですか?
どのお店も経営は厳しかったと思うんですよ。でも、個人店と大手では資金力、集客力が違いますよね。飲食でもどこでも、小さなお店は体力が続かず、廃業していく中、やはり残っていたのは大手。
――確かにそうでしたね。大手ももちろん苦労をしているけれど、財政面での余力がまだ残っている、という感じでした。
個人店でも細々と経営ができていたお店もありますが、何せ私が勤めるのは熟女店。お客様のなかには、かなり年配の方も多くて。さすがに高齢の方は、風俗遊びを自粛しますよね。
――大手の熟女店もそれなりに数はあると思いますが、その中でこちらに決めた理由がありますか?
お店のホームページを頻繁にチェックしてリアルタイムで「動き」を見ていました。在籍も多かったし、出勤してからの動きがあったので、お客様が本当に来てるんだろうな、と。こっちも必死ですから、かなり真剣に探しましたよ(笑)
――リアルタイムで動きを見るなんて、目の付け所が違いますね。入店はいつですか?
2021年12月です。
――実際に以前のお店に比べて稼げていますか?
はい。11時~18時まで働いて1日2万円を超えるくらいです。月にすると40~50万ですね。前のお店は客入り悪かったので、それに比べて稼げるようになったのはもちろんなのですが、若いころ昼夜掛け持ちで働いていた頃より多いですよ(笑)
――普通の会社員でもなかなかここまでは稼げないですよね。でも、風俗のお仕事を50代から始めるということに抵抗などはなかったですか?
人前で裸になることなんて抵抗しかありませんでした。でも慣れるものなんですよ。今はもう割り切ってやっていますね。演技も当然。それが仕事ですから(笑)
――さすが説得力がありますね!でもこのお店に入ってもう2年。やはり居心地がいいのでしょうね。
いろいろ話を聞いてくださるので働きやすいです。家族のことで休みが欲しいな、という時も休みやすい。風俗のお仕事は、みなさんさまざまな事情を抱えて働くのでしょうから、そういう面でも理解者なのだと思います。
お客様にとって貴重な1万円。自分に価値を感じて欲しい。

――待ち合わせデリヘルというと、やはりドキドキ感を楽しみたいという方も多いのでしょうか。
熟女店だとさらに不倫の関係的なドキドキ感はあるかもしれませんね。ちなみに普通のデリヘル店はホテルの部屋で初対面になりますが、待ち合わせは遠くから相手を見て、知り合いじゃないかを確認できます。今まで知り合いに遭遇したことはありませんが、安心ポイントのひとつかなと思います。
――はなこさんがお仕事で、やりがいを感じる瞬間ってどんな時でしょう?
お客様の理解者になれるという喜びですかね。同年代のお客様が一番多いのですが、熟女店を選ぶ理由は「若い子とは話が合わない。同年代が落ち着くから」なんですって。ご夫婦間の問題や、性生活の話など、誰にも言えない愚痴や悩みを打ち明けてくれるんですよ。
――はなこさんなら、優しく聞いてくれそうだし、力づけてくれそうです。結構切実な悩みもあるのですか?
奥様に迫ったら断られた話とか、勃起力がなくなって悩んでいる話とか。性の話って、なかなかオープンに話せる相手っていませんよね。風俗で働いている女性なら、そういう面でも赤裸々に話せるみたいです。勃起力や持続力の問題なんかは、私が「その年代なら普通だよ」と言ってあげることで、自信を取り戻すこともできますしね。
――確かにその通りですね。逆に若い方もいらっしゃいますか?
20代の方もいらっしゃいますね。そういう方は、女性に慣れていない方が多いかな。お姉さんに甘えたい、という感じで。お姉さんというより、お母さん世代ですけれど(笑)
――はなこさんは、テクニックに自信はありますか?
いえいえ、全然です。でも、サービスはすべて丁寧にするようにしています。責めるのも舐めるのも優しく。時間がないなかでも、せかせかとした感じになってしまうとお客様も冷めてしまいますからね。
――お仕事をするうえで、どんな意識を持って取り組んでいますか?
熟女店って単価は他に比べてリーズナブルではあります。それでも1度くれば1万円は使ってもらうことになる。たかが1万円ではなく、お客様にとっては貴重な1万円。行ってよかった、価値のある1万円だったって思ってもらえたら幸せですね。

編集後記
今、熟女がアツイ!ここは「熟女総本店」グループの本店(十三)。そのほか、堺東店、2023年春には日本橋店のオープンを控えているという。取材をさせていただいたのは、57歳のはなこさん。決して派手なわけでもなく、風俗慣れしている感じもない。ごくごく一般的な家庭を築いている、幸せな奥様という印象。十三本店はエリアの熟女店ではトップクラスの集客力を誇っているのですが、その理由をスタッフさんに聞いたところ「パネマジ(パネルマジック)がほどんどない」「在籍数の多さ」を挙げてくれました。パネマジとは写真の加工で美化しすぎたり、年齢のサバを大幅に読み、集客をすること。風俗店ではよくあることなのですが、期待しすぎたお客様から直接会って非難されるのはやはり女性。その点、こちらは「ありのまま」で紹介しているため、とても働きやすいのです!私も数多くの取材をしてきましたが、50代後半の女性のインタビューは初めて。30代~60代まで幅広く活躍ができるのは、「癒されたい」という願望を持つ方々から、熟女のニーズがとても多いということ。同店では、未経験の方を対象に短時間のみの見学会も随時実施中。身分証も不要。見学後、店からの連絡は一切なし!年齢で諦めていた方も、まずは気軽に連絡をしていただきたいお店です。
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)