プロフィール
みほ
千葉県出身。服飾系専門学校を卒業後、アパレル会社に入社。現在は販売職として正社員で勤務中。本職だけでは給料が十分ではないため、2年前にメンエスへ。その後、デリヘル、ソープを経て、1年前に『Vitamin(ビタミン)』に入店した。趣味は筋トレ。元々ファンだった「なかやまきんに君」の影響で、身体づくりに励むように。今ではボディビルの大会を観戦するほどのめり込んでいて、将来は大会出場も目指してみたいとのこと。この仕事をするうえでも、キュッとあがったヒップをキープしたいそう。
このインタビューのポイント!
- デリヘル、ソープを経験後、安心を求め「粘膜接触なし」のお店へ
- ゆるい雰囲気と社会的な常識が共存するから、居心地抜群!
- 誰にも会わない!「日暮里」は身バレ対策にも穴場な街♪
本職はアパレル販売。心身ともにソフトな仕事を求め、1年前に入店。
――このお仕事は副業だそうですね。
そうなんです。服飾系の専門学校を出てから、ずっとアパレル関連の仕事に携わっています。今は、販売をしていて、ここの出勤は週1、多くても週2程度ですね。
――風俗のお仕事はこちらが初めてですか?
副業として最初に働いたのは非風俗のメンエスです。その後は、デリヘル。デリヘルに入店して、すぐにソープも始めたんです。アパレルの仕事をしながら、ふたつの風俗バイトを掛け持ちしていました。
――ずいぶんハードですね。副業をする理由は何だったのでしょう?
アパレルの仕事はお給料も高くないですし、なかなかやりたいこともできなくて。今後、将来のことを考え、語学や介護関連の資格取得もしたいんですよね。勉強するにもお金は必要。なので、空いてる時間を利用して働こうと思ったんです。
――デリヘルとソープの掛け持ちもなかなかすごいですが。
これに関しては単純に興味ですね。いろいろな世界を見てみたかったんですよ(笑)。本業に無理のない範囲でしか働いていなかったので、時間の面では大丈夫でした。
――こちらの『Vitamin(ビタミン)』には、いつ入店したのですか?
約1年前です。いろいろ経験して、ハードなサービスは疲れたなと(笑)。粘膜接触があるだけで、性病のリスクを常に考えてないといけないし。
――やはり性病に関しては不安ですよね。
検査をしていても、あくまでも、感染時の早期発見のためであって、予防ではありませんからね。心配な時は月に2回受けることもありました。
――ちなみにソープはスキンあり?
はい。スキンありですが、即尺もあったんですよ。お客様によっては、衛生的に心配になることも。性感染症は、見た目だけでは分からないこともありますしね。
短時間でも問題なし!1日2時間勤務の女の子も。
――風俗エステのなかでも、オプションで粘膜接触があるお店もありますが、こちらはいかがですか?
一切ないですね。キスもないです。風俗らしいサービスは、手コキによるヌキと、オプションのトップレスくらい。粘膜接触は稼げるし、それこそが一般的な風俗のお仕事だと思いますが、私は今くらい稼げれば十分満足です。
――ちなみに収入はどれくらいになりますか?出勤が週イチくらいだと、なかなかお客様を返すのも難しいかもしれませんが。
最近になって指名のお客様も多くなってきましたし、事前予約していただける方も増えてきましたね。
お給料は、休日に8時間くらい入った時で、最高5万円。一番少なくて4時間待機で1本、8000円でした。お茶を引いたのはだいぶ前に一度だけ。今は、短時間でも出勤すれば、最低1本は接客ができています。
――わずかな時間でも、きちんと稼げるのはいいですね!
『Vitamin(ビタミン)』で働いている女の子は、普通の学生さんや私と同じように本職を持っている方も多くて、1日2時間程度の出勤でもOK。仕事帰り、何もせずに帰宅すれば0円ですが、うまくいけばちょっとしたディナーが食べれるくらいのお給料がもらえます。
――忙しい女性でも働きやすそうですね。求められるマッサージ技術も、こちらは難しくないそうですが。
60分コースが多いのですが、まず15分シャワー。残りの45分でマッサージをして、手コキをして身支度を整えて…となると、そこまで本格的なマッサージをしている時間はないんですよね。こちらからお聞きして、「今日は肩が凝っている」とか「腰をやってほしい」とか、そんな感じです。
――ロングコースだといかがですか?
90分とか120分でも同じで、ガッツリマッサージを求める方はほぼいないですね。そこまで疲れている方は、街の治療院に行くのだと思います(笑)。ロングコースの場合は、ゆっくり時間を過ごしたり、おしゃべりをしたい方ですね。
――創業15年とのことなので、客層も常連さんが多そうですよね。
そうなんです。ご新規さんで若い方もいらっしゃいますが、常連の方の年齢層はわりと高めですね。だから、皆さんせかせかしていないのかもしれません。
――お客様からの本番強要などはないですか?
たま~にありますけど、普通にお断りすれば大丈夫です。お店の性質上、できないのは分かって言ってきているので(笑)。私はそこまで強引なお客様はいないので、一度もNGを出したことはないですが、もし、そういった方がいれば、お店側はすぐに出禁にしてくれるみたいです。
歓楽街でも風俗街でもない、穴場な街「日暮里」
――今までお話しいただいたもの以外で、このお店で気に入っている点を教えてください。
立地ですね。とにかく身バレのリスクを最小限にしたかったので、歓楽街はやめようと。渋谷や新宿、池袋、新橋、五反田あたりは、飲み屋も多いため、知り合いにバッタリ遭遇しそうですし。その点、日暮里は穴場だなと!
――確かに、駅に降り立っても、風俗街っぽさがないというか。
そうなんです。お隣の鶯谷駅は、風俗の街として有名ですよね。駅前は待ち合わせスポットになっているし。でも日暮里は、栄えているけれど、規模感もちょうどいい。わざわざ飲みに来る感じではないですし。
――なるほど。身バレ対策にこういう立地は良いですね。シフトも融通が利く感じですか?
はい。シフトの提出は1週間前でOK。決まった曜日でなくてもいいですし、短時間でもOKなので、本当に働きやすいですね。
あと、以前の店はローションなどの備品は有料だったのですが、ここは全て無料です。施術の際に使うキャミやTバックも無料で貸してくれるんですよ。さすがに下着は自分のものを身に着けたいですが、入店したてで用意できない場合などでも安心です。何の持ち出しもなく働けるんです。
――こちらは集団待機ですが、雰囲気はいかがでしょうか。店長さんもすごく優しそうです。
入店前は、集団待機ってどうかな、と思っていたのですが、面接に来てここなら全然問題ないなと。よくも悪くも、自分の家のような(笑)。だから居心地がいいんですよね。
お局っぽい人もいないし、みんな一般常識を心得ているから、会話がしっかり成り立ちます。
――そういった面でも、未経験の方や副業の方にもおススメできそうですね。
過去に風俗にどっぷり染まっている方をたくさん見てきましたが、ルーズだったり、自己中になる方も多くて。そういった面でも、ここは至って普通。違和感なく溶け込めました。風俗嬢にマイナスの先入観を持っている方も、まずは一度来てほしいですね。
編集後記
みなさんは「東京で風俗の街」と言ったら、どこを思い出しますか?おそらく「日暮里」と答える人は、ほとんどいないのではないでしょうか。今回お伺いした『Vitamin(ビタミン)』は、粘膜接触ゼロの風俗エステ店です。キャストのみほさんは、現在アパレルの販売員。過去にデリヘルやソープを経験し、ソフトサービスのお仕事を探していたそうですが、こちらを選んだ理由のひとつは、立地。副業で働くということもあり、絶対に身バレはしたくない。新宿や渋谷は人に会う可能性もあるし、お隣の鴬谷のように「いかにも」というの雰囲気も馴染めない。そんなみほさんにとって、ここ「日暮里」は穴場の街だったそう。創業15年というだけあって、常連さんも多く、年齢層も高め。だからこそ、本格的な回春マッサージや、お尻開発のような難しいテクニックは不要。サービス自体も本当にソフトで、しつこいお客様もほとんどいないのだとか。また、お店の雰囲気ものんびり。短時間勤務も大歓迎なので、マイペースに働きたい女性は要チェックです♪
- 取材・文=みやねぇ(@mikke_story_myn)